青柳碧人のレビュー一覧
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ネタバレこれは心温まる誘拐劇だった。
この作品は悪者という悪者が出てこない。必ずどこかしらに人を思う心があるように感じた。
「誰も傷つけない誘拐。」「傷つけないために誘拐を成立させる。」といった発想が好きだなと思った。
それに物語のメインである5人の学生講師。学生講師ならではの、大人になりきれない子供らしさを感じた。
大人ではない立場のキャラクターだったからこそ、この話は成り立っていたのだと思った。
また、想像してたよりも、小学校高学年から中学三年生までの学習問題が多く出てきた。問題として出てくる場面もあるが、普通の会話の中にはさまれる場合もあった。
正直、「なんだっけこれ?」「え、わからん」 -
Posted by ブクログ
日本政府における理数系教育、主に数学の教育の大幅削減に伴い、
ドクター・ピタゴラスが、数学を愛する人たちを従え、
テロを起こし、その事件を解決しようと奔走する警視庁の面々と、
数学に長けた、中学二年生の浜村渚の連作短編集の第2弾。
今作は、タイトルでわかっちゃう人も多いかと思いますが、
連作短編の最後の話が、ルイス・キャロルの不思議の国のアリスを
オマージュした作品となっていて、とある理由からテロリストに属する
数学を愛する、天才少女を追って、
不思議な世界に迷い込む刑事が数学の謎を解くことになる。
前作よりも、ガッツリ数学が出てくるので、数学好きは楽しめるし、
苦手な人も数学にもしかした -
Posted by ブクログ
数学に魅了された中学生、浜村渚 千葉県の中学二年生。
浜村渚の住む日本では、若者の問題は教育にあるとして、
数学を含む理系を学ばず、芸術や道徳などを重視するようになった。
そんななかで、数学をこよなく愛する高木源一郎は、テロを起こし、
動画サイトで声明を発表。
部下を操って殺人事件を起こすのであった。
2023年現在、青柳碧人さんといえば、昔ばなしと殺人事件を結び付けた、
むかしむかしあるところに、死体がありました。のシリーズが
有名かと思います。そんなこんなで、この浜村渚の計算ノートは、
表紙やタイトルからすると、ずいぶんと子供向け?児童文学?
って感じがにじみ出ているので、パッと見は大