青柳碧人のレビュー一覧
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ネタバレ赤ずきんシリーズ第4弾⟡.·
今回はイソップ童話の世界のお話です( ˙˘˙ )ノ
やっぱり赤ずきんは死体と出会いまた事件を解決していきます。さすがの名探偵。いつもの決めゼリフも健在です⟡.·
とりあえずイソップさんが怖すぎるのよ。。
真面目に生きていただけに北風の力を手に入れてしまったんだよね…。
アリとキリギリスのお話で、会話が詩になってて歌いながら喋ってるもんだから面白い(笑)でも毎度それで返事されたらうっとおしくなるかもww
そして不実はあった、、。
イソップ童話なので教訓をしみじみ感じる。
オオカミ少年や金の斧も出てきたり。
真面目なイソップさん最後苦しんでたけど赤ずきんやみんなに救われたね(;;)復讐したって何も変わらないもの。過去に縛られてるのではなく未来を生きられるように。
厳しさだけでなく寛容さも大事。
今回の教訓ですね!!!
登場人物に動物とかの名前が使われていたからてっきり動物かと思ったけど人間だったのか、、。
そして赤ずきんは無事にお家に帰れたかな( ᴗˬᴗ)
また続編があれば見たい.ᐟ.ᐟ -
Posted by ブクログ
こぶとりじいさん、太ってるわけじゃない、なんていうダジャレをつい思い出すもののどんな話だったかすっかり記憶が上書きされて思い出せない。コブは取ってつけられるんだっけ?と真面目に悩んでしまった。
今時は鬼といえば人を食うのが定番だけど、むかしむかしの鬼たちは人にも情が厚かったと思う。それどころか非力な人の方が情け容赦なく退治するとか。鬼も人もときと共に変化している。
舌切り雀のつづらとおばあさんの性格は読んでみて原作を思い出した。安楽椅子に三年も石の代わりに椅子なのを理解するのに少し時間がかかってしまった。
鬼滅の刃でもインディジョーンズシリーズでも限りなく生き続けられる欲望はよく聞く動機だ。この幾つかの話には若返って延命が果たせるものが登場する。当然ながら自らが生きながらえるために使うと思いきや、そう使いますか・・と推定を裏切られた。
このシリーズはひとまず終結のようでしたので淋しさがありますが、また再開して欲しいです。日本昔ばなしシリーズとか・・ -
Posted by ブクログ
私の好きな作家さん4人の短編集。初めて本格的な大人のミステリーに触れるのにぴったりです。怪盗レッドの秋木真さんがこのメンバーに入ってるの、児童文学読みにはニヤリとさせられます。4人(4作品)なのは、作品順にホワイダニット、フーダニット、ハウダニット、そして叙述トリックをテーマにそれぞれ書かれているから。作品の表紙に気をつけて読むべきポイントなども示唆してあり、本当にミステリー入門書を意識したつくりになってます。内容は小学生でも大丈夫だけど、やはり殺人など出てくるし、装丁が大人向けなので、中学校以上向け。
「ヤンキー、ミステリと出会う」青柳碧人
WIND BREAKER な感じのヤンキー高校(明るいケンカ)集合地帯で、1人の不良くん、法蓮虎矢が、個性的なミステリ好き女子高生三田村かなでと知り合う。そして町で裕福な反谷ソース社長が狙われる事件へ挑む。なぜ法則性を持って人を襲うのか?
「将棋部、無実を証明せよ」秋木真
将棋部の2人が犯人だと思われるような状況で油絵紛失事件が起こる。その直前に起きた写真ばらまき事件と、極少ない関係者たち。果たして犯人は誰か。
「屋上の雪融け」相沢沙呼
これは、めちゃくちゃ続きっぽいキャラクター達の話で、いや?でもこんな話なかったよな、と思って調べたら、劇のキャラクターなんですね。豪華声優陣による口上劇みたいなヤツ。本じゃなかったからスルーしちゃったけど、見に行けば良かった~……はおいといて。屋上から飛び下りた人は状況から明らかに自殺。でも、絶対に自殺じゃないと言う親友のために、藍莉はその職業に納得していない、名探偵の助手なんかをやってる兄、斗真摂理や探偵の暁玄十朗に相談するのだが、芳しい返事はない。しかし、兄が現場検証に同行してくれる。やはり、犯人の影がない現場なのだ。どうやって殺せるのか?
「学生時代の母の原稿」似鳥鶏
いきなりファンタジー小説が始まり、いつまでこれ続くんだろう?と思って読んでいたらいつの間にか話に引き込まれてと思ったら、謎解き始まります。 -
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ネタバレ「雨月物語」‥タイトルは聞いた事ある、コワイ話なんだろうな、ぐらいの認識で、読んだことはない。
でも、これを元にしてるのだったら読んだ方がいいでしょう、と思い、「雨月物語を一編」→それを元にした本書の一編」という感じで読むことにした。
「雨月物語」の話をベースに、時代は現代に置き換え、アレンジして、電化製品を必ず物語にからませる。アレンジはいいとして、何故電化製品を?このキテレツな設定は、普通は考えつかない。発想の勝利だと思う。
元々の話が、うすら怖い感じの怪談で、オール電化でも雰囲気はそのまま、うまく現代風にしてある。電化製品のからませ方も違和感なく、なるほど〜という感じ。だいたい、後味悪く終わる。
私がいいなと思ったのは、「菊花の約(ちぎり)」→「キッカの契り」。元は、友人との約束を守る為に自死を選ぶという、現代人からしたら「そこまでしなくても!」という話なのだが、これを、高校生が主役の甘酸っぱい話に仕上げてある。せつないラストなのは変わらないけど、いい話だった。
後は、「青頭巾」→「アオズキン」と、「貧福論」→「ヒンプク論」が、後味悪くない。
本書だけでも十分面白いのだけど、余裕があれば、「雨月物語」から読むことをお勧めしたい。この話が、こう来るかー、と、楽しめる。 -
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江戸川乱歩と杉原千畝。言うまでもなくどちらも著名な歴史的人物であるものの、二人の組み合わせが新鮮で読んでみたところ、一気読みしてしまう面白さだった。
まだ何者でもなかった若かりし二人が、早稲田の三朝庵という蕎麦屋で出会う。
どこまでが史実に基づいているのだろうと思いつつ、戦前・戦時下・戦後と時代を駆け抜けるように進んでいくストーリーにすっかり夢中にさせられた。
数えるほどしか顔をあわさなかったにもかかわらず、RAMPOとSEMPOとして(放蕩癖作家とエリート外交官、半ば対照的な生活を送りつつ)それぞれの道で活躍し、国を超えて育まれる友情に胸が熱くなった。世界を股にかける偉大な二人だ。
私も大好きな乱歩の言葉——うつし世は夢、夜の夢こそまこと——になぞらえるような、幻想的で感動的なラストまで見事だった。
また、乱歩の妻である隆子、千畝の先妻であるクラウディア、後妻となった幸子、夫を支える三人の女性たちは皆したたかで寛容で、とても魅力的だった。
本作において、一番の読者である隆子のアドバイスで『D坂の殺人事件』という題が決まるシーンや、「優しいと思う選択肢を取るのよ」というクラウディアの最後の言葉、〈命のビザ〉発給のため夫の背中を押す幸子の肝の据わりっぷりなど、妻たちとのやり取りがとりわけ印象に残る。
終戦を告げる玉音放送をきいて「アメリカの探偵小説が日本で売り飛ばされるかも」「これでようやくまた、好きな小説が書けますね」と密やかに喜び合う乱歩と隆子の、似たもの夫婦な関係性は素敵だった。
横溝正史、松本清張、山田風太郎、鮎川哲也、仁木悦子、三島由紀夫、小関裕二……ほかにも実在する人物がたくさん登場して現代へとつづいていく様子に、読みながらワクワクした。
ちなみに本作は、"受賞作なし"という驚きの結果で終わった第173回直木賞の候補作でもありました。こんなに面白いのに……!直木賞って難しいんだな。
とはいえ逆にこの結果だったからこそ候補作に興味を持ち、半ば期待しないで読むぶん余計に面白く、そして誰かに薦めたくなる、ということもあるのかもしれないと思う。逆販促というか。
皆さんもぜひ読んでみてください。間違いなく面白いです。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大体1話が2、3ページぐらいのサクサク読める著者が集めた実話怪談が、日本の話から海外の怪談まで49編収録されたシリーズ第3巻(実話怪談集なので、どの巻から読んでも問題なし)。実話怪談なので、スッキリしない話も多々あるが、個人的に印象に残ったのは、黒魔術で犯罪者に罰を与える「黒魔術師」、ミャンマーのお坊さんの幽霊「ダベ」、奇妙な近隣住民達の話「絶望ストリートの人々」、惚れられた女性に付きまとわれる心霊とも人怖ともとれる「ユリエ」。怪談好きからしたら、すっごく怖かったという話はなかったけど、表紙のイラストがいちばん不気味に思ってしまった(笑)。