青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
◾️サマリー
・めっちゃ頭がキレる赤ずきんちゃん
・世界の童話がミステリー小説に進化
・箸休めの一冊にもってこい
◾️所感
赤ずきん、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、眠れる森の美女、マッチ売りの少女といった誰もが一度は幼い頃に読んだ童話が、ミステリー小説で生まれ変わった本書は、本が苦手な人でもグイグイ読めそうなくらいおもしろい。
頭がめちゃくちゃキレる赤ずきんちゃんが、名探偵となり事件を解決する。
キレキレ故に、他人の発言の矛盾に気付きやすく、揚げ足取りを母親から戒められる少女が、本作の主役である。そんな名探偵は、ある目的を持って旅に出かけるが、ゆく先々で死神の如く死体に出会う。
4つの短 -
Posted by ブクログ
江戸川乱歩と杉原千畝。言うまでもなくどちらも著名な歴史的人物であるものの、二人の組み合わせが新鮮で読んでみたところ、一気読みしてしまう面白さだった。
まだ何者でもなかった若かりし二人が、早稲田の三朝庵という蕎麦屋で出会う。
どこまでが史実に基づいているのだろうと思いつつ、戦前・戦時下・戦後と時代を駆け抜けるように進んでいくストーリーにすっかり夢中にさせられた。
数えるほどしか顔をあわさなかったにもかかわらず、RAMPOとSEMPOとして(放蕩癖作家とエリート外交官、半ば対照的な生活を送りつつ)それぞれの道で活躍し、国を超えて育まれる友情に胸が熱くなった。世界を股にかける偉大な二人だ。
私も大好 -
Posted by ブクログ
ネタバレ大体1話が2、3ページぐらいのサクサク読める著者が集めた実話怪談が、日本の話から海外の怪談まで49編収録されたシリーズ第3巻(実話怪談集なので、どの巻から読んでも問題なし)。実話怪談なので、スッキリしない話も多々あるが、個人的に印象に残ったのは、黒魔術で犯罪者に罰を与える「黒魔術師」、ミャンマーのお坊さんの幽霊「ダベ」、奇妙な近隣住民達の話「絶望ストリートの人々」、惚れられた女性に付きまとわれる心霊とも人怖ともとれる「ユリエ」。怪談好きからしたら、すっごく怖かったという話はなかったけど、表紙のイラストがいちばん不気味に思ってしまった(笑)。
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Posted by ブクログ
ネタバレ赤ずきんシリーズ第3弾♩¨̮
今回はアラビアンナイトの世界で赤ずきんが大活躍!魔法とか大好きなので読んでて楽しい∩•ω•∩
またいつもの決めゼリフも言っています(笑)
そして前回相棒になったはずのピノキオは今回はお留守のようです( ˊᵕˋ ;)魔人が相棒になったりしてた!
シェヘラザードが赤ずきんのお話を語っているけど何で知ってるんだろ?そんな疑問を感じながらも気付くと読み終わっていて!なるほど!!私もすっかり物語に入り込んでしまいました(*^^*)
今後2人は幸せに暮らせてたらいいな。
アラジン、アリババ、シンドバッドのお話があるけど確かに今回は3巻目から読んでも大丈夫なお話でした☆どう