青柳碧人のレビュー一覧

  • 浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ

    Posted by ブクログ

    マイナスにマイナスをかけると何故プラスになるのかの解説は面白かった。
    4話めの「数学手本忠臣蔵」の大石ペアノ助は、このシリーズらしいキャラでよかったですね。

    0
    2021年04月16日
  • 晴れ時々、食品サンプル

    Posted by ブクログ

    ほしがり探偵の2冊目。
    ユリオにはかなり早い段階で全貌が見えているようなので、周りのキャラや読者はなんとかそこに追い付こうとしていく感じになりますね。
    ちょっとした雑学や蘊蓄も面白いです。

    0
    2021年02月07日
  • 猫河原家の人びと―花嫁は名探偵―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    一作目に比べるとだいぶ友紀ちゃんが探偵稼業に馴染んでいる様子と、まさかの第一容疑者体質の男性とかおり姉の結婚と、猫河原家と同等の濃い家族の出現で、あっという間に終わってしまいました。
    推理する人たちが増えているので、謎解きそのものよりも掛け合いが面白いです。

    最後の忌み言葉の数の多さに笑えました。

    0
    2020年12月06日
  • 彩菊あやかし算法帖 からくり寺の怪

    Posted by ブクログ

    2巻は水戸編という感じ。虚ろ船まで出てくるあたり、もうなんでもありですね。時代的にそれほど高度な数学も出せないんだろうけど、ちゃんと解けるレベルの問題が提示されるのもいい。次は江戸編ですかね。

    0
    2020年11月03日
  • 浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族

    Posted by ブクログ

    「1/2さつめ」なので、今回は番外編!
    私は普段ミステリはあまり読まないので、長編でしっかりミステリをやられてしまうと、簡単に引っかかってしまう・・・(笑)。
    タネが明かされてしまえば「そんなことか」と思ってしまうような仕掛けが多いため、ミステリ慣れしている人には物足りないかもしれないが、私は結構楽しめた。

    でも、列太郎が遺産目当てというのは、納得できないというか、不可解に思った。
    彼は遺産を受け取る権利がそもそもないのでは?
    まあ、こじつけはできるから破綻はしていないが。

    それと、黒い三角定規がほとんど関係していないことと、物語における数学の存在感が薄いこと、それによって渚の出番が少ない

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ

    Posted by ブクログ

    「6さつめ」からずいぶん時間が空いた気がする「7さつめ」。
    マイナス、幾何学の三大難問、ケプラー予想、ペアノの公理のお話。
    いつも通り、難しい数学も浜村渚が話せばとても分かりやすくなる。

    ミステリなのに雰囲気が明るいのもいいところ。
    テロリストとボーリング対決までしてしまう。

    今作ではキューティー・オイラーとの決着を見せるわけだが、なんだか少しさみしく感じてしまった。
    渚の次に好きなキャラクターだな。

    あとがきと解説では、少年の頃のエジソンの「1+1はなぜ2になるのか」という疑問について述べられている。
    普段当たり前と思っていることについて、立ち止まって考えることが必要なのではないか?

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

    Posted by ブクログ

    「魔方陣」、「鳩の巣原理」、「回転体」、「二次関数」などが登場。
    やはり今作でも、渚の数学好きならではのセリフや、「これでだめならこうしてしまえ!」という発想の転換の面白さが光る。

    数学の美しさにこだわった短編が並んでいる。

    『京都、別れの二次関数』は渚の修学旅行先が舞台。
    修学旅行の定番、渚の「恋バナ」なんかも聞けちゃったりします。

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

    Posted by ブクログ

    今回扱われるテーマは、「確率」、「図形(折り紙)」、「方程式」などの小学生でもわかるもの。
    しかし、使い方を変えたり、深く追及していくと…?というおもしろさがある。

    モンティ・ホール問題が一番興味深かった。
    そういえば、高校生の時も確率問題が一番好きだった。

    シリーズ通しての謎も明らかになっていくので注目。

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

    Posted by ブクログ

    シリーズ初の長編で、これまでで最も数学的要素が多い。
    しかし、第3巻までを読んだ人であれば、数学の楽しさがわかっていて(もしくはわかってきて)、のめり込める作品になるはずだ。

    最大のテーマはタイトルの通り「フェルマーの最終定理」だ。
    それにまつわる理論やら逸話やらをまとめて味わえる。

    ミステリ作品としても傑作だと思う。
    なにしろ途中で著者が「読者への挑戦」をやってのけているくらいだ。

    これまでのシリーズで一番の出来だと思う。

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

    Posted by ブクログ

    今作はミステリ要素も数学的要素も強まっている。
    少しややこしいかもしれない。

    ただ、図で説明していて説明は易しいし、数学的視点から見た函館の五稜郭なんていうテーマも興味深い。
    『クレタ島・嘘つき迷宮』では「嘘つき村と正直村」のような、子供の頃に流行った遊びが出て来る。
    自己言及のパラドクスやら、論理学やら証明やら、難しく考えることもできるし、子供のなぞなぞのように楽しむこともできる。

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

    Posted by ブクログ

    第2巻では、ルービックキューブという親しみやすいテーマや、秀吉などの数学的逸話が出て来る。

    しかし、『不思議の国のなぎさ』が一番すごかった。
    SF×ファンタジー×ミステリ×数学。
    タイトルの通り、ルイス・キャロルの「不思議の国のアリス」のオマージュだが、そもそも「アリス」に数学的要素があったということに驚き。

    この話では「進法」が扱われるが、説明はわかりやすい。
    私も初めて理解したくらいだ。

    0
    2020年10月07日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

    Posted by ブクログ

    『2さつめ』で期待していたトポロジーが、「クレタ島・嘘つき迷宮」で見事な形で表現された。「アイシテルの正弦」での三角関数の説明も楽しかった。角度の単位は中学生が読むことを前提に度数で表現したものか? 函館を舞台にした「武田斐三郎の街で」では、五稜郭の築城が数学的にも美しいものであることが理解できた。斐三郎の設計と施工技術が素晴らしい。ドクター・ピタゴラスの反撃が始まった。次はどんな数学で楽しめるだろう?

    0
    2020年09月09日
  • 国語、数学、理科、誘拐

    Posted by ブクログ

    作者さんの「浜村渚の計算ノート」のファンで、その流れで読み始めました。

    色んな立場の人がいて、色んな勉強との向き合い方があるよなぁと改めて感じました。小説の面白さと勉強の向き合い方といろいろとためになりました。

    学生の頃に読みたい小説だった!
    勉強が好きになる。やってみようかな?って思える。そんな作品でした。

    0
    2020年08月18日
  • 浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

    Posted by ブクログ

    今回からイラスト付き登場人物紹介がついてイメージ湧きやすくなったシリーズ5冊目。猿にテレビ局がジャックされた中で起きるクイズ対決や特殊な折り紙での殺人事件や病院での連続毒殺事件の解決に数学が貢献する。渚ちゃんの説明がとても判りやすくて数学愛に溢れていて楽しい。ルートや方程式、モンティ·ホール問題とか比較的取っ付きやすい物が多かったからかな。愛を示す事で周りがどんどん数学の魅力に気付いていく(大山さんの進化ぶり!)渚ちゃん方式は黒い三角定規達も取り込むのか?と一瞬思ったけど最後にどんでん返しが来た。どう布陣が変わっていくのか。次も楽しみ。

    0
    2020年06月20日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

    Posted by ブクログ

    ドクターピタゴラスって、小説を成り立たせるための無理矢理な設定だけど、日本に実在するとしたら、志村けんなのかなぁ、とふと思ったり。

    0
    2020年04月02日
  • 猫河原家の人びと―一家全員、名探偵―(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    謎と推理大好き一家猫河原家の夕食のお供は実際に起きた事件。推理を披露して皆を納得させられないとご飯にありつけない。家族は喜々として自分の得意分野で推理するけど4人兄姉末っ子の友紀はこれが嫌で仕方がない。なのに事件に遭遇してピンときてしまうと真相に向かって推理してしまう。始めは間抜けな迷推理だけどちょっとした齟齬を土台にしてきちんとした推理が組み上がっていくのは楽しい。スマホカツ事件とBBQ事件が綺麗にまとまっていると思う。占い師事件はちょっと散漫かなー。家族の濃いキャラが合うか合わないかが楽しめるかの分かれ目の気がする。

    0
    2020年01月20日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

    Posted by ブクログ

    本書は数学の本質的な楽しみ方をポップに教えてくれます。ストーリー構成がハラハラドキドキであり、キャラクターの個性も豊かなので、数学の要素を抜きにしても十分面白いです。
    そこに思わず人に話したくなるような数学の知識も盛り込まれており、楽しいの相乗効果が生まれているような気分になりました。

    0
    2020年01月13日
  • 西川麻子は地理が好き。

    Posted by ブクログ

    完全犯罪に果敢に挑むのは、『地理』をこよなく愛する地理ガール探偵『西川 麻子(にしかわ まこ)』。

    真っ赤に塗られた密室の殺人現場や、遺言状に隠された地図記号の謎、アフリカ タンザニアにある赤い死の湖、などなど。

    短編が6編収められており、それぞれ世界地理の知識無くては、解けない難問揃い。

    ストーリーは、あまりシリアスにならず、軽い文体でスラスラ読め、豆知識も付きます。

    最初に犯行シーンが描かれる『倒叙ミステリー』の書き方は、古畑任三郎や福家警部補などと同様、個人的には大好きです。

    なお、警察官が民間人に捜査内容を漏らすのは、ご愛嬌でしょうか?(笑)

    0
    2019年10月01日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

    Posted by ブクログ

    数学者テロリストと対決する渚ちゃん達の活躍を描く三冊目。パソコンのウイルスを解除するために数学的論理パズルを解いたり、解決編が不明の館もの!の推理小説を数学で証明したり、函館でテロリストと直接対決したりとどれも溢れ過ぎる数学愛にまみれていて楽しい。新登場の函館の名物刑事達が濃くて今から再登場が楽しみだし、キューティー・オイラーが外連味たっぷりな敵役でこれも先が楽しみ。テロリスト側の信念が武藤刑事達に伝わったけどこれが先の展開に影響しそう。数学要素が難しくなっているけど説明が判りやすくてありがたい。三角関数を恋愛で例えるの秀逸!

    0
    2019年09月28日
  • 新鮮 THE どんでん返し

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    旅のお共として借りたけど家にいるときに読んでしまった。こういうアンソロジーは旅にぴったりだよね。面白かった。若手作家さん、ってことで『新鮮』になったそうだけど、はずれなかったな。まぁ強いていえば岡崎琢磨「夜半のちぎり」は先が読めて全然どんでん返しじゃなかった。似鳥鶏はトリッキーで面白かった。筒井康隆っぽい。解説でそれぞれの作家さんの過去の作品が紹介されてて、どれも面白そうだった。みんなまた読んでみよう。

    0
    2019年09月03日