青柳碧人のレビュー一覧
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ネタバレ2冊目から読んじゃったから、正確な評価とは言えないかもしれないけど。
発想は面白かったです。
数学そのものによる推理小説的な構想自体も、義務教育から数学がなくなった後の世界、という思い切った発想も。
主人公のキャラも、まぁ愛すべきキャラ。
敵方キャラも独特な面白い人多いです。
で、元々がぶっ飛んだ構想で始まっているから、多少謎なところがあってもなんかそれはそれで通るし(笑)。
というとこなんだけど、そこまで響かなかったなー。
なんでだろう〜。知的カリスマの話とか好きな方なんだけど。
と考えてて、なんか、2冊目をいきなり読んでしまったせいか、僕(武藤さん)の立ち位置がよく分からなかったせいもあ -
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教科書やテレビなどで一度は目や耳にしたことがある、あのレジェンド達が勢揃い。
なんて豪華で贅沢なメンバーなんだ。
まさにオールスターの夢の饗宴。
しかもレジェンド達が探偵役となりちょっとした謎を解いていく。
本書は史実とフィクションを交えたifの世界。
なんだけど、読み進めると不思議とフィクションと史実の境界線が分からなくなってくるから面白い。
特に平井太郎こと江戸川乱歩の話なんか、「乱歩ならやりかねないな」と思わされたり、あのノーベル賞受賞者の野口英世が浪費家で酒好きという教科書のイメージを覆すちょっとだらしなくて人間臭い姿や、芥川の名作誕生秘話、与謝野晶子や女優の松井須磨子などなど、どの -
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面白かった。
江戸川乱歩と杉原千畝、探偵小説の大家とユダヤ人を救った外交官。
同じ時代を生きた2人には、同じ中学、同じ大学の先輩後輩という接点があった。
その2人が、もし出会っていたら.....
小説家が評価されるのは作品であり、その人となりを描いた伝記物など期待していない。
高明な外交官であっても、何をしましたなんて伝記には興味がない。
しかし、この2人が出会った頃の日本はダイナミックに動いていた。そして、2人はその波の先端で大きく躍動している。
静的な伝記ではない動的な2人の躍動感は、ひどく面白い。
ダイナミックな時代を一緒に生きたように思えた。
面白かった。
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乱歩先生と杉原千畝に交流があったなら、という設定での物語。
ミステリー仕立てなのかと思えば、それぞれの半生をなぞりながら、節目節目で二人が再会したり互いのことを考えたりする展開。
外交官らしからぬ優しさを持っている千畝と、何でも途中で投げて逃げ出す乱歩が、それぞれの道を突き進む姿が濃密なのにテンポ良く描かれている。
人付き合いが苦手な乱歩先生だが、彼の影響でたくさんのミステリー作家が生まれる様はワクワクしたし、千畝のビザを繋いだのに乱歩サイドのあの人が絡むというのも小説とはいえ嬉しかった。そのきっかけは犬神家だし。
それにしても二人が同じ中学、大学に通ったという共通点でここまでの物語にし -
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オーソドックスなミステリの短編集!
フー、ハウ、ホワイダニットと叙述トリックとは、こんな作品です!っと自己紹介してくるようなそれぞれのお話は、短いのにしっかりと要点が詰められていて、最後まで読むとちゃんとミステリとしての驚きが込められた内容でした!
ミステリ初心者でこれからどんなミステリを読もうかなと悩んでる方にはこの本を読んで、自分の好きな作品を見つける手がかりに出来るのではないか?と思える作品。
勿論、ミステリ好きの方にもココ最近の練りに練られたトリックとは真逆のスタンダードな直球トリックを久々に味わえる良い作品だと思います。
シンプルなのに充分にミステリを堪能出来る作品でした! -
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ネタバレ主人公の赤ずきんが、アレンジされた童話の中の事件を解決していく物語。
どうやら続編のようだったが、初めてでもスラスラと読めた。
そしてイソップが悪者っていう笑
イソップは過去の悲しい出来事により、「北風と太陽」の北風の能力を手に入れる。これは北風どころではなく、氷雪嵐[ブリザード]という何でも氷漬けにできる能力。
不実な者には相応の報いを!をモットーにどんどん氷漬けにしていく。
うさぎとカメ、アリとキリギリス、金の斧銀の斧、オオカミ少年、犬と肉、北風と太陽の物語が上手にサスペンスの中に取り込まれていて感心。
金の斧銀の斧システムをトリックに使うとは!赤ずきんもなかなかのキレのものだった。