青柳碧人のレビュー一覧

  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    “if“の世界、同じ時代に生まれ、同じ土地の出身で、同じ大学の出身だったら、、、こんな繋がりがあったら、、、
    事実は小説よりも奇なのか、
    小説は事実を超えないのか。
    戦争の前と後、
    2人の視点から見る日本と世界。
    乱歩とセンポの素敵な奥さんたち、出会った人たちの応援。「何か役になる人になる」2人の人生を辿れて読み応えがあった。
    アタマの中で描きやすかったので、映像化されるといいなと思った。

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    2026年03月07日
  • 赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

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    シリーズ第4作だそうで、グリム童話の赤ずきんがイソップの物語世界で起こる事件を解決していくというもの。
    舞台仕立てが見事でオモシロい。何よりイソップの役割がいいよね。第1作も読んでみますか。

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    2026年03月07日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    ポップな表紙からは考えられない程の本格ミステリーで驚いた。
    個人的には浦島太郎の話がよくできてて好きだった。
    あと鶴の恩返しの永遠に誰も報われないところも好きだった。
    こういう誰しもが知ってる話にいきなり死体が現れて、誰も推理ができる人がいないため色々考えて読むのは楽しくていいなと思った。

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    2026年03月03日
  • 赤ずきん、アラビアンナイトで死体と出会う。

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    今回も読みやすい。
    赤ずきんパートとシェヘラザードパート。
    2つのパートを楽しみながら読み進めてけます!
    アラビアンナイトの世界は、色んな魔法が登場するのでそこを交えて謎解きする楽しみがあります。
    個人的には、二作目より好き。

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    2026年03月01日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

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    数学や理系よりも、文化的芸術的なことに国が動いた日本でで、
    数学を愛する大学教授が、テロを起こし、それに立ち向かう数学が苦手な刑事
    たちと、それに協力する数学が得意な中学生の浜村渚の物語の第3と2分の1巻。

    岡山県の島でテロリスト黒い三角定規が占拠しているということで、警視庁の
    黒い三角定規対策課が夏休みの浜村渚の協力のもと向かうのだが・・・
    今作は、連作短編ではない、長編として、ちょっとした番外編的作品。
    著者が著者への挑戦的作品でもあり、数学好きならかなり楽しめる作品
    と言っても過言じゃないでしょう。

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    2026年02月27日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    前作の日本昔話シリーズに続くお話。
    今回もうまいことなってる。
    みんなが知ってるお話にミステリーが重なってきているのはもちろん、ミステリーがどんどん深くなる。
    加えて今作は話が続いているのがよい。
    すごいなー、このシリーズ。
    気軽に読めて面白い。

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    2026年02月26日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    乱歩と千畝の不思議なバディもののライトミステリだと思い込んで読み始めたら、仄暗くも薄明るい歴史if小説でおもしろかった。表紙イラストは鳩山郁子さんで懐かしく感じた。

    2人の出会いのきっかけとなった最初のドミノをなぜ乱歩が倒したのか、その後に描かれる彼のキャラ設定と余りにも矛盾していてそこに引っかかりつつ読んでいたが、まさにそれが最後の大仕掛けの根幹をなしていたという構成が見事だった。

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    2026年02月25日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    千畝と乱歩の関係がどこまでが史実なのかは分からないが、自身の評価と世間の評価が半歩ズレてやってくるような悩み多きそれぞれの人生も、二人の後世の評価がどうなったのかはキレイに解かれた謎な訳で。両極端のランポとセンポの掛け合いだけで広がっていく物語には、巧妙な仕掛けが散りばめられていて、最後まで飽きなかった。

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    2026年02月24日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    とても良かった。穴八幡、三朝庵から始まるところは早稲田に馴染みのある人にはたまらない。江戸川乱歩も杉浦千畝も名前だけは知ってるレベルだったか、物語で描かれた姿でどんな事をした人なのかを知る事ができた。この時代の有名人がたくさん登場し、その度にWikipediaで調べながら読み、お話が広がった。

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    2026年02月24日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    杉原千畝、ユダヤ人を数千人救った日本が誇りに思うべき人です。当初この物語はこのユダヤ人救出のお話がメインでそこに江戸川乱歩が絡むのかな。ぐらいにしか思ってなく正直あまり期待しないで読みました。
    いい意味で裏切ってくれました。ユダヤ人救出は本当にさらっと、江戸川乱歩と千畝の友情に感動します。
    また、若い横溝正史の活躍が期待以上に良い。「本陣殺人事件」連載から「獄門島」新連載!横溝正史ファンとしては涙ものの感動です。
    江戸川乱歩は学生時代に乱歩全集で読んだが、最初の明智小五郎と途中から別人の探偵になるのが不可解だった。この本を読んで、”そうかなるほど”と納得できました。
    これは大河ドラマにすべき、

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    2026年02月19日
  • むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

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    表紙からトンデモ作品かと思いつつ、暇つぶしに‥と手に取りましたが、まさかのハラハラあり、ほろっとあり、驚きありの作品でした。まさかあの昔話からここまで別ストーリーができるとは。
    他にもシリーズあるようなので、読んでみたいと思います。

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    2026年02月18日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    愛知五中!五女子、大須!
    原田マハさんのアート小説のように、
    史実をもとに創作された小説は、
    ローカルな地名にほくそ笑みながら
    親しみを持って読み進めることができた。

    杉原千畝さんと江戸川乱歩さんは
    同じ愛知五中出身だが実際には接点はなかったそうだ。
    なのに、なのに!
    あたかも史実のように不思議な縁を創り出し、
    キャラクターを浮き上がらせ、読者を
    ひょいと戦中戦後の時代に連れて行く。
    推理小説を軸に当時の文化や社会を垣間見るのも楽しかった。

    後半、あ、これは
    松本清張だな、などと
    想像しながら読むのも楽しかった。

    表紙の装丁もすごく良くて、
    本全体の持つ世界観が素晴らしい!

    命のビザ発

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    2026年02月15日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    ネタバレ

    登場人物の名前が覚えられない私には助かる作品。童話で読んだことある子達が色んな形で登場してくれる。各章、読みやすい文量でそこも好き。字も大きくて読みやすい。

    決め台詞もあるし、アニメ化ありそう!って思ったら実写化してるのね。てか昔、CMみたことあったわ。
    主人公の赤ずきんは、絵柄もあってズケズケ言う関西のオバチャンみを感じました。探偵役はそうじゃないとね。続編も楽しみ。

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    2026年02月11日
  • カエルみたいな女 怪談青柳屋敷・新館

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    青柳碧人さんの作品を初めて読んだ、実話怪談集で。
    各章が屋敷の部屋(ジャンル)ごとに分けられており、テーマごとの怪談が楽しめる。(ところどころにテーマが不明瞭なクローゼットも存在する。)個人的に「第七章 パウダールーム〜女の怪」は興味深く、表題の「カエルみたいな女」もここに収録されている。作者の怪談愛も感じられる文章で、ぜひシリーズの他のものも読んでみたい。

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    2026年02月08日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    2人が出会っていたら?という設定が面白い。江戸川乱歩という方のパーソナリティに好感をもち、改めて作品を読みたいと思った。
    密に繋がっているわけでもなく、活躍する場が異なるのに、時折きっかけを与える人物。そんな出会いがイイ。完全フィクションか分からないが、これだけの有名人が繋がっているシーンに立ち会ってみたい。

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    2026年02月08日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    同じ時代を生きていたけど全く違う分野の人がもし出会っていたら…というワクワクする設定。
    しかも有名人がわんさか出てきて交差していくところがまた面白かった。
    自分に恥じない人生を生きぬいたんだなぁと思うと涙があふれてきました。
    「赤ずきんちゃん…」は、あんまり好みじゃなかったけど、これは面白かった、

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    2026年02月05日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    ネタバレ

    赤ずきんが探偵役。
    旅の目的地、ノシュペンハーゲンまでの道中で遭う事件を解決していく話。
    助手はいません。各章、シンデレラ、ヘンゼルとグレーテル、茨姫、マッチ売りの少女をベースにした話でした。
    私は、ヘンゼルとグレーテルのお話が好きでした。ヘンゼルの歪んだ愛が良かった。
    茨姫は登場人物が多くて誰が誰だか分からなくて牢屋の仕組みもいまいちピンときませんでした。図もあったのですが…
    想像力が足りなかったかな。
    マッチ売りの少女も良かったです。エレン嫌いじゃなかったです。
    続編もたくさんあるのでいつか読みたいな。

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    2026年01月30日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    ハウダニット、フーダニットに倒叙トリック。そして最後に「そして誰もいなくなった」

    ミステリー小説の魅力を令和に伝える素晴らしい完成度だと思う。
    でも今の小さい子たちってまだちゃんと昔ばなしとか童話とか読んでんのかね?読んでなかったら流石に各イメージが崩れる性格の悪さキャラがいっぱいです。

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    2026年01月26日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    名探偵赤ずきんちゃん。
    それぞれの童話の小道具を上手いこと使ってミステリーを完成させている。

    マッチ売りの少女の貪欲さにドン引きする。

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    2026年01月25日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    誰もが知る童話とミステリを掛け合わせた物語。
    子どもの頃に触れた世界のお話は理屈なしにスッと頭に馴染み、想像が膨らむ。

    そんな優しい世界に絡むミステリの要素は決して子供騙しのものではなく、整然とした論理によって固められ、伏線の回収も通常のミステリにはないヒロイックな要素を孕みながら鮮やかに行われる。

    物語の雰囲気を壊さずに上手く活かし、大人を楽しませてくれる作品。

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    2026年01月24日