青柳碧人のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「恋は落ちずに、落とすもの?」に続いて読んでみた!
一緒に推理し一喜一憂しながら読み進められて、とても面白い読書体験だった。
青柳碧人「ヤンキー、ミステリと出会う ~俺とあいつと、さしすせそ」 ホワイダニット
⇒不良たちが溢れかえる町で次々と謎の傷害事件が発生。その事件はアガサ・クリスティの「ABC事件」と酷似しており、主人公の法蓮たちは犯人を突き止めるべく次の傷害事件のターゲットと思われる人物の家を警護するが…。なぜ犯人はこのような奇怪な事件を起こしたのだろうか?
秋木真 「将棋部、無実を証明せよ」 フーダニット
⇒将棋部の部室で将棋をしていた蒼真と司だったが、窓の外に写真の破片がばら -
Posted by ブクログ
誰もが知っている昔ばなしをミステリーに仕立てた1冊。
といっても、決してウケだけを狙ったパロディ作品ではなく、本格的なミステリー。
5つの短編から成り立っているが、ハウダニットあり、フーダニットあり、密室あり、とバラエティも豊か。
ファンタジー世界というか、特殊な設定のもとでの話だが、誰もが知っている昔ばなしという題材のおかげで、世界観や設定が、すっと入ってくる。
青柳碧人さんの作品は、「ナゾトキジパング」「クワトロフォルマッジ」に続いて3作目だが、どれも趣向が異なり、青柳碧人という作家の引き出しの多さを実感。
まだまだ未読の作品が残っていることにわくわくする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ読み応えのある一冊だった。
乱歩さんのことも千畝さんのことも詳しくないけれど、本当に2人がこうして関係を築いていたら素敵だな。
産みの苦しみ、できることに制約がある故の苦しみ、それぞれ抱いてる苦しみの種類は違うけれど、違うからこそなかよくなれたんじゃないかなと思う。千畝さんのシゴデキっぷりが格好いい。乱歩みたいに自由に生きられたらと思うけど、産みの苦しみも分かるが故にうーん…。そもそもその場しのぎで作品が書けるのがすごいよね…。
千畝が「この際助けてもらうことにしましょう。私たちの旧い友人にね」と乱歩を頼ったところ、胸が熱くなった。千畝さんが多くの人を助けたこと、最後には広まってくれてよかっ -
Posted by ブクログ
おもしろかった!このシリーズはファンタジーとミステリーのいいとこどりをしているから、ツッコミどころがないというか、全部「ファンタジーだからこういうこともあるかぁ〜」というノリで受け入れることができて、読むのが楽しい。今回は不実警察イソップさんが話をめちゃくちゃにしていて、そうきたか〜!と思いながら読んでいた。事件がいっぱいなのに、このシリーズは謎におだやかな感じが漂ってるんだよなあ...カタカナっぽい音の語をひらがなで書いてるから(めえめえ、ぐわわんぐわわん、など)、柔らかい印象を持ちやすいんだろうな。あとですます調の地の文が好き。このシリーズは永遠に続いてほしい...