青柳碧人のレビュー一覧

  • 怪談刑事

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    55歳になった警視庁のベテラン刑事が警察庁へ転属になった。「第二種未解決事件整理係」通称「呪われ係」。怪談とか怪奇現象とか信じない刑事と「怪談師」を生業とする娘の恋人の織り成す本格ミステリ!? 本格ドタバタミステリ!! 不可解すぎる事象の為、未解決となった事件を掘り起こし真実を追求してゆくが、事件の最後はいつも微妙にホラー。表紙の絵も何故か昭和テイスト漂う微妙な感じ、大好きです。これは絶対、続きあるよねというかあってほしい。とにかく面白かった。

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    2024年04月25日
  • ウサギの天使が呼んでいる

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    ガラクタばかり欲しがるユリオが謎を解いていく物語。

    短編になっているのでとても読みやすい作品でした。
    現場のイラストもあるのでイメージしやすいです。

    内容も引き込まれるものが多く、一気に読み上げてしまいました。

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    2024年04月20日
  • 浜村渚の計算ノート

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    一つ一つのお話が短く読みやすい。数学と言っても難しい計算ばかりではなく、歴史やどのような人物が法則を見つけたのか、身近にある数学に関するもの等惹かれる部分は多くある。

    中高生で読むと数学に対する苦手意識が変わるかも。

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    2024年04月03日
  • あかがみんは脱出できない(1)

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    あの有名なゲーム実況者さん「赤髪のとも」と仲間たちの漫画
    ホラー強めの内容
    メンバーの特徴を活かした内容で面白い
    ともさんを知らなくても面白いと思う

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    2024年03月14日
  • 名探偵の生まれる夜 大正謎百景

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    えっ、この人と知り合いだったの!?と驚きがあったり 史実とフィクションを織り交ぜたお話で大変面白かったです
    「遠野」と言ったらあの人だろうと思って読んでたら意外な人が出て来て、初めて繋がりを知りました

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    2024年01月24日
  • むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

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    ネタバレ

    今作も昔話をベースにいろんなミステリーが詰め込まれています。個人的には、『七回目のおむすびころりん』『真相・猿蟹合戦』『猿六とぶんぶく交換犯罪』はこう来たか…とニヤニヤしてしまうほど面白かったです…。
    それぞれのお話にちょっとした繋がりも見えてきて、何度も驚かせてくれる。
    このシリーズ、好きだな~と心から満足できて良い読書時間でした。

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    2024年01月21日
  • 名探偵の生まれる夜 大正謎百景

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    いやぁ、おもしろかった!
    楽しかった!!
    短編集なんだけど引き込まれて
    あっという間に読んでしまった。
    この人があの人?!
    とか、フィクションって分かってるのに
    えぇー!と驚く。笑
    まったく別のお話かと思いきや
    繋がっていたり、ひっそりでてきたり。
    前情報なにもなしで
    ただ表紙に惹かれて手に取った本だったから
    そこまで期待もなかったからか
    読後の満足感がめちゃくちゃあった。
    与謝野晶子のお話が好き。

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    2024年01月10日
  • 浜村渚の計算ノート

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    数学ってこんなに面白かったんだ!って思わされましたーいいですねーすうがく
    ちょいミステリーようそ?が入っている感じでいいと思います

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    2023年12月24日
  • 浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン

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    いつものことながら、このシリーズの作品を読むと、数学って凄いと思う。学生時代は数学が苦手だったが、当時読んでいれば多少は違っていたのだろうか。

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    2023年12月22日
  • 怪談青柳屋敷

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    怪談好きの作家青柳碧人が体験または他者から聞いた実話から選んだ49話。細々としたちょい話がリアル怖さを感じさせ、なかなか面白く読んだ。
    見える人、感じる人がこの世の中には結構居るのだなぁーと思った。青柳屋敷というネーミングと表紙カバーのセンスがよき。[購入本]

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    2023年12月11日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

    匿名

    購入済み

    昔話のの中で事件が起きるというのが斬新で、
    作中の設定やアイテムがトリックに組み込まれているのが面白かったです。
    個人的に好きだったのが花さかじいさんと鬼ヶ島の話

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    2023年12月05日
  • むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

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    ネタバレ

    昔話×ミステリーの第二弾。
    竹取物語、おむすびころりん、わらしべ長者、猿蟹合戦、文福茶釜をベースにしたミステリーを収録。
    全ての話が実は繋がっていたり作中に伏線があったりとミステリーとしてしっかり成立している。
    子どもの頃に読んだり読んでもらったりする昔話が多く、懐かしい気持ちもする。

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    2023年12月02日
  • 浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン

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     11冊目だけど「10さつめ」故基本構造は割愛。
     あまりに長いブランクがあったので、今作の数学少女が渚ちゃんの娘という叙述トリックもあるかと警戒しながら読んでしまった程。
     電脳世界を舞台にしたり、数字メインでありながら数学とは別のアプローチの話もあったりと幅の広い展開。
     数学系YouTubeなんかも実在し、読者も手軽に難しい数学を解りやすく学べる環境になってきつつあり、作品の環境も変わりつつあるようにも思う。
     最近勉強したあの数学が何かの事件になって読める日が来るのかなという期待とかもしてしまう。

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    2023年11月17日
  • 双月高校、クイズ日和

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    青春を通り過ぎた人間に青春小説は刺さりすぎる。
    ましてや私は、同士を集められず高校生クイズを断念した人間だから、双月高校の彼らが羨ましくて仕方ない。いいなぁ、クイズで青春出来て。自分の青春も悪くなかったと思っているけれど、本の中に閉じ込められた青春は余りにも魅力的だ。

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    2023年11月13日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

    匿名

    購入済み

    とっても面白かったです。

    本屋さんでタイトルと表紙を見て気になっていたところ、Netflixで実写化がされていてそこでハマってしまいこちらを購入させていただきました。
    全て繋がっていないようで繋がっていて、考えさせられました。とても面白く飽きずに最後まで読めました。
    他の死体シリーズも購入して読みたいです^ ^

    #スカッとする #深い

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    2023年10月27日
  • 晴れ時々、食品サンプル

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    ガラクタを買ってはコレクションするユリオのシリーズ2作目。短編5話。今回もユリオの蘊蓄とガラクタ愛が炸裂。事件解決のプロセスも楽しい。殺人事件だけどポップな作風で読めるこのシリーズ、もっと続けてほしかった。『馬のない落馬』が1番面白かった。

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    2023年10月14日
  • 浜村渚の計算ノート 10さつめ ラ・ラ・ラ・ラマヌジャン

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    ネタバレ

    九章めの真実
     これだけで特大長編一本書いてほしいレベルの内容。さすが古代中国、スケールが違う。数学というより九章算術の説明のようなエピソードだけど、最後に心を動かす行動をとったのが浜村渚ではなく武藤さんだってところがポイントが高い。瀬島の円周率といい、浜村渚以外の人物の数学力が明確に上がっている………?

    矢印を抱いて眠れ
     これぞ浜村渚!って話が来たな。平面も空間もどっちもベクトルでひとまとめにして出してきたか。なかなかやるな。今思い返すと俺もベクトルを完璧に理解できてないんだよな。何となくパズル感覚ではわかるがしっかりした意味まではわからない。もう一回勉強しなおしてみてもいいかもしれない

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    2023年09月21日
  • 浜村渚の計算ノート 9さつめ 恋人たちの必勝法

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    ネタバレ

     浜村渚も遂に11作目。つるかめ一族から少し間が空いてしまった。浜村渚シリーズは話によって数学色の濃い話と薄い話がある。今回は半分の話は濃く、もう半分は薄かった。1冊で二度美味しい。へへへ。

    1を並べよ1を
     レピュニテッド数がテーマの話。レピュニテッド数がレピュニテッド数で構成されるという不思議さもあるが僕はそれよりも魔方陣の謎の方が面白かった。タネがあるのはわかってるけどそれがどんなタネかわからない。素晴らしい謎解きやと思う。

    私と彼の不等式
     数学色薄めの話。不等式をおおらかな記号って言える浜村渚は十分文系の素質もあると思う。というより、理系文系って区別がそもそも不要だと俺は思ってる

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    2023年08月29日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。(コミック) 分冊版 : 1

    無料版購入済み

    切り口おもろい

    赤ずきん×シンデレラがどのように死体と出会うのかと思っていたら…。ネトフリで映像化されると知り試し読み。面白いかも。

    #切ない #シュール

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    2023年08月09日
  • 浜村渚の計算ノート 8と1/2さつめ つるかめ家の一族

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    ネタバレ

     犯人はわかった。そんなガチンコで推理をしたわけではないが、凡作が数学を教えた相手が波可梨であることは予想がついた。浜村渚が上手いこと脱出していることも予想がついた。愛憎劇云々はそこまで興味がなかったけれど、おおよそのトリックは解けたと思った。が、ところがびっくり。まさか時間がずれていたとは。まさか叙述トリックが来るとは思ってもみなかった。犬神家、悪魔の手毬歌ときて、まさか時計館の要素まで入っていたとは!伏線らしい伏線はなかったと思いきや、渚のいう「亀と鶴のスピード」が伏線になっていたとは!つくづく思うけど青柳さんは本当にミステリーも好きなんだなぁと思わせてくる。数学要素が少ないと思いきや最後

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    2023年06月23日