青柳碧人のレビュー一覧

  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    ネタバレ

    江戸川乱歩と、杉原千畝。名前と、大まかな業績ならわかるという人がほとんどだろう。私もそうだった。しかし、探偵・推理・怪奇・恐怖小説を多数執筆した乱歩と、数千人のユダヤ人を救うためにビザを発給した外交官の千畝。生きた時代はかぶるものの、まるで世界が違うこの2人が並び立つ物語とはなんだろう??という疑問と好奇心から、この本を手に取った。

    年は乱歩が6歳上で、2人とも早稲田大学の学生だった。これを起点に、2人が友人同士だったというフィクションを、ノンフィクションの中に上手く落とし込んである。主に描かれる大正、昭和初期といえば、日本が活発に躍動していたイメージ。早稲田大学周辺の学生街や、猥雑な浅草な

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    2026年06月05日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    ***━━━━━━━━━━━━
    早稲田にある蕎麦屋・三朝庵で江戸川乱歩が、杉原千畝と出会うところから物語は始まる。大正八年、二人はまだ何者でもない若者だった。
    ━━━━━━━━━━━***
    (紹介文より)


    江戸川乱歩と杉原千畝が出会っていたら…
    と言う〝もしも〟のお話



    とっても面白かった!
    激動の時代を生き抜き、それぞれの才能を存分に発揮した人生と、二人の友情に胸が熱くなる。


    そしてなんと言っても登場人物たちが魅力的!
    乱歩の変人っぷりは子供のようで、思わず笑っちゃう。
    何かあると押し入れに閉じこもったりするの。

    一方、千畝は真面目を絵に描いたような人だけど、胸の内は熱いのよ

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    2026年05月27日
  • スカイツリーの花嫁花婿

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    とんでもなく面白かった。
    どうなるのかと最初は思っていたけれど、
    読み終われば、あー!なるほど!!ここがー!
    の連発。すごい。

    花嫁花婿当てミステリー
    って最初はどういうこと?って思ってたけど
    もう、面白いこと面白いこと。

    色々な人に読んでもらいたい一冊。

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    2026年05月24日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    ホントの話⁇
    思わず検索して真偽を確かめる

    うまい具合に話が交錯し、それぞれの人となりがわかる作品

    このように偉大な人物の功績を紹介する作品というのが世にもっとあったらと期待してしまう

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    2026年05月17日
  • 赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

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    赤ずきんシリーズ本当に面白いー!
    前回のアラビアンナイトに引き続きおうちに戻るための旅をしている赤ずきん。なので前作から読んでみたほうがわかるかも。でもこれだけ読んでももちろん問題無しです!!
    イソップ童話の有名なお話からなるほどそうくるか!といったものが多くて、全部好きなタイプのミステリーだったのも良かったー!
    イソップさん自身がこんなキャラクターにされているなんて!とも驚き(笑)






    ネタバレちょっと





    上手いミスリードされてて、最後の章は唸りました!勘違いしてたわー!

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    2026年05月06日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    おもしろかった!!
    昔から知ってる日本昔話をもじったストーリーだけど、よーーーくできてた。
    竜宮城で密室殺人が起きたり、鶴の恩返しの裏ではあんなことが!というようなストーリーで読みやすいし、子どもの頃から知ってる話だからストーリーが頭に入りやすい!!
    これはいろんな人にお勧めしたい

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    2026年05月05日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    ストーリーを知ってる童話だからこそ、どういうミステリーが展開されるのか、気になってどんどん読み進められます!

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    2026年04月21日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    ネタバレ

    青柳碧人作品二つ目

    前作のむかしむかし〜 は短編集だったけど今作は連作短編だったので他の話とのつながり、伏線もありより楽しめた。

    個人的に面白かったのはヘンゼルとグレーテル
    サブタイトルが 兄弟が作ったお菓子の家の密室の破壊と グレーテルにとっての解放のダブルミーニングで終わったこの章の読後感が良かった。(途中の兄弟間の関係の匂わせが童話のオマージュということを加味してとんでもなくえぐかった)

    どの話も童話の設定をしっかり元にしているのにも関わらず、人間のドロドロした負の部分を持ったキャラクターになっていたのも面白かった。

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    2026年04月18日
  • ブラックボックス、誰が解く? 君に綴る4つの謎

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    めちゃくちゃに良かった。
    推理小説3つは面白いけど、まあこんなものかって感じだったけど
    似鳥鶏の「学生時代の母の原稿」が最高。
    いきなりファンタジーが始まったり、全然毛色が違うけどかなり好みの作品だった。

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    2026年04月10日
  • クワトロ・フォルマッジ

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    とあるピッツェリアで、客の不審死事件が起こる。
    クワトロ・フォルマッジ(4種類のチーズを使ったピザ)という題名の通り、4人の従業員の視点が順繰りに移りながら話が展開する。
    登場人物それぞれが、他人に明かしていない“秘密”を抱えており、同じ出来事でも、視点が変わると違った見え方になって、いろいろな視点を重ねていくことで、立体的というか、ホログラムみたいな感じで、真実が浮かび上がってくる感じ。
    構成がとても上手く、この先どういう展開になるのだろう?と気になって、手が止まらなくなった。
    ライトな導入やコミカルな要素わ良い意味で裏切る、しっかりとしたミステリー。

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    2026年03月31日
  • 乱歩と千畝―RAMPOとSEMPO―

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    ネタバレ

    この作品に出会えて、本当に幸せだった。
    ここまでリアルな伝記を、痛切に訴えかけてくる人々の熱い思いを…小説で体験できる日が来るなんて思いもしなかった。

    早稲田の蕎麦屋三朝庵で偶然出会った太郎(乱歩本名)と千畝。ふたりは同じ愛知五中の出身から意気投合する。当時太郎は職を転々として、千畝は金銭面が貧しく留学ができずお互い苦しんでいた。しかし食事を終え外に出ると太郎の顔に『官費留学生候補ヲ求ム』の公告が飛んでくる。そこから千畝の外交官としての道が開けたのだった…
    その出会いからふたりは親交をしていき、乱歩は執筆で紆余曲折あったが小説という道で、千畝は外交という道で生き続けた。途中戦争がふたりの分か

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    2026年03月09日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    西洋童話をベースとした連作短編の形で一貫して赤ずきんが解決していくが、各話の解決は論理展開にキレが感じられて良かった。連作短編としての最終的な終わり方もとても好み。童話の振り返りもできる良いシリーズです。

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    2026年02月24日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    昔話をベースにミステリ要素を取り込んでいてどの話も完成度が高くてかなり面白かった。つるの倒叙がえしが好みだったが、やっぱり絶海の鬼ヶ島が昔話版そして誰もいなくなったで超面白かった。

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    2026年02月18日
  • 浜村渚の計算ノート

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    数学が絡んだミステリ。
    歴史とか民俗学に絡んだミステリはあっても数学に絡めるのは珍しい。
    数学学者がテロ行為の首謀者になり、地図の四色問題やゼロの概念、フィボナッチ数列に関係した事件が起こる。ゼロの話は非常に面白く、知識として勉強になった。

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    2026年02月18日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    ネタバレ

    再読。有名な日本昔話の登場人物たちが殺人事件に巻き込まれていく様が愉快で面白い。この人が殺されるのか!と導入からもう興味ひかれる。誰が犯人なのか予想してもそれを上回る展開が待ち受けているから毎回驚かされる。
    好みは「つるの倒叙返し」。再度断片的に読み返すことで結末が明らかになる仕組み。
    1回目読んだあとと2回目読み返したあとで、異なった物語が成立しているのが鳥肌もの。
    ただ動物が残虐な目にあう場面がいくつかあってそこはしんどかった。

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    2026年02月13日
  • 赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

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    ミステリーとしても童話としても面白かった。

    ミステリー部分にも納得感があり、童話としても人間の汚さがうまく描かれていて素晴らしかった。
    個人的に、第三幕の後味が悪くてしんどくなってしまったけど。それでも読んでよかった。

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    2026年02月09日
  • 赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

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    誰もが知ってる童話をベースに進んでいく。短編ではあるが主人公は通して赤ずきん。それぞれ短い中にミステリーのいろんな要素が入りつつ、また童話ベースなのにしっかりとした事件が起こることに引き込まれました。

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    2026年02月08日
  • ナゾトキ・ジパング SAKURA

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    日本文化×ミステリー。

    日本大好きなLA出身の留学生が探偵役という設定や、コミカルな雰囲気の装丁、それに青柳碧人って、赤ずきんとか昔ばなしシリーズとか書いてる人だし、キャラクターで攻める、コメディ調のライトミステリーなのかな…

    …とか思っていたが、読み始めたら全然違った!
    日本文化を題材にした短編集で、割としっかりした(?)殺人事件が起きたり、随所に散りばめられた伏線がキレイに収斂されていったり、紛れもない本格ミステリーだった。
    青柳先生、ごめんなさい。。

    登場人物も皆それぞれ魅力があるし、ライトな感じのやり取りも楽しめる。
    大学生たちの青春を感じるところもあり、全てがバランスよく調和さ

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    2026年02月05日
  • むかしむかしあるところに、死体がありました。

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    グリム童話を元にしたお話は割と見かけるけど、日本昔話が元のお話は新鮮で面白かった。
    絶海の鬼ヶ島・視点が変わればどちらが鬼か分からない…

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    2026年01月31日
  • 赤ずきん、イソップ童話で死体と出会う。

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    赤ずきん、相変わらず大活躍。

    赤ずきんシリーズを読むたびに、
    早くお家に戻って欲しいと思いつつ、この冒険が面白すぎてまだ旅をし続けて欲しいとも思う矛盾と戦い続けている…。
    できればまだまだ続編が出て欲しい。

    考えつかないことばかりが起こって
    赤ずきんの推理力に驚かされるばかり。

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    2026年01月27日