青柳碧人のレビュー一覧

  • 浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

    Posted by ブクログ

    数学大好きな中学2年生 浜村渚がテロ組織『黒い三角定規』に立ち向かう物語4さつめ(実は5巻目なのだが)です。

    今回も、それぞれの章は常用対数を用いて表され、各章の小節番号は√で表されるという凝った部分は相変らずですが、第log10000章(つまり第4章)『オペラ座の未知数』の小節番号には驚かされました。
    はじめから順に
     440.000,493.883,523.251,587.330,659.255,698.456,783.991,880.000
    となっています。

    この数列を見ただけで瞬時に「ハハァ~ン あれだな」と察しが付く人は相当鋭いか、病的なマニアでしょう。私はこの目次を5分間ほど見

    0
    2017年08月16日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

    Posted by ブクログ

    「浜村渚の計算ノート」シリーズ3と1/2さつめです。
    今回は「フェルマーの最終定理」をテーマに、シリーズ初の長編になっています。「4さつめ」になっていない理由は、今回の事件が数学テロ集団「黒い三角定規」によって直接引き起こされたものではないため、本筋からやや離れているからだそうです。

    瀬戸内海の小島「増留間(ふえるま)島」にあるホテル・ド・フェルマーを舞台にした密室殺人事件に挑む浜村渚&「黒い三角定規」特別対策本部(主には武藤刑事と大山刑事)の活躍が描かれるのですが、今回のこだわりはフランスの数学者です。

    ホテルの支配人はパスカル、副支配人はルネ、女性バーテンダーはソフィ、シェフはガロア、

    0
    2017年08月16日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

    Posted by ブクログ

    昨夜、一人の少女が――

    「はじめまして。千葉市立麻砂第二中学校二年の浜村渚といいます」
    「あれ、キミは……。どうしてこんなところに?」
    「最近あるネットのサイトで、『tenkiya友の会』という数学サークルができたという情報が入りまして、ひょっとしたら数学テロ組織『黒い三角定規』と関連があるのでは……と武藤さんが言っていたもので。あ、武藤さんというのは警視庁の『黒い三角定規・特別対策本部』の方です。武藤さんはまだ来ていませんか?」
    「来ていませんが」
    「困ったなあ。ちょっと待たせてもらっていいですか?あなたがtenkiyaさんですよね?」
    「ええ、ボクがtenkiyaです。待ってもらうのは構

    0
    2017年08月16日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

    Posted by ブクログ

    天才数学者・高木源一郎(通称:ドクター・ピタゴラス)率いる数学テロ集団「黒い三角定規」と闘う中学2年生浜村渚&特別対策本部の活躍を描くシリーズ第2弾。今回も各章は常用対数で表されています。
    そのタイトルと数学的内容は
     第log10章「その処刑台、カラフル」……ルービック・キューブの話
     第log100章「麗しのルイ様」……指数の話
     第log1000章「割り切れなかった男」……剰余の話
     第log10000章「不思議の国のなぎさ」……n進法の話
    となっており、エピローグとして「ケーニヒスベルクの夢」という章があります。

    「黒い三角定規」のメンバとして登場するキャラクタは、第1弾より洗練され

    0
    2017年08月16日
  • 浜村渚の計算ノート 7さつめ 悪魔とポタージュスープ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルに7冊目とあるが、シリーズ8作目
    元々は、娘が中学の頃に一緒に読んでた本なのですが、今は私だけ読んでる(^^;)

    数学の話はつきないですね。とっくにチンプンカンプンで筋だけ追ってますが
    そろそろ物語が佳境に入っていた感じです。

    当初から中学生に学校休ませすぎのがとても気になっていて
    ようやくそういう注意を周りが払うようになったけれど、
    結局警察の手に追えなくて駆り出されてますね(^^;)

    0
    2017年06月11日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

    Posted by ブクログ

    黒の三角定規の出る幕のない数学休暇ともいえる話。

    面白そうなホテルだと思うが、自分はとてもじゃないがその話題について行けない。
    数学雀も複雑すぎてよく分からない。

    黒の三角定規に属さなくても数学を愛する人はいることを実感できた。

    今回の事件がすれ違いによって巻き起こされた悲劇だと思うと悲しい。
    最後のお年玉のくだりで、渚の数学以外は普通の中学生の女の子なところがかわいらしい。

    青柳さんの超低姿勢な挑戦状に思わず笑ってしまった。

    キューティー・オイラーも楽しい夏休みを過ごしたようで何より。マダム・エミーが徹子の部屋にしか見えない。

    0
    2017年03月26日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

    Posted by ブクログ

    全面が白いルービックキューブの存在自体は知っていたが、その上目隠しキューブだなんてとてもじゃないが無理。
    そのままのルービックキューブもできないし……。
    ルービックキューブの中なんてなかなか入れるものでもないし、渚が興奮するのも分からなくはない。

    渚の発言は数学を殺しの道具にせず、真理を愛する人間に与えられた共有財産だと考えるからこそのものだと思う。
    敏腕企業家のルイ嬢も数学の魅力の前では虜になるし、渚の愛情はすごいと思う。

    プレーゲル川の橋の問題は頭をひねらせたことがある。懐かしい。

    柳田さんの解説も面白かった。

    0
    2017年03月26日
  • 浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

    Posted by ブクログ

    今回もまたおもしろい数学の定理たちが登場して、勉強にもなるし、楽しめるしでよかったです。
    鳩の巣定理はすごく綺麗な証明方法だと思いました。
    (2014/04/25)

    0
    2016年08月21日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

    Posted by ブクログ

    クローズドサークルって訳ではないですが、島に行って事件を解決っていうのがものすごくツボでした。雰囲気が最高でした。
    あの刑事さんがメインだったっていうのもよかったです。あるゲームを思い出しました。
    (2013/03/18)

    0
    2016年08月20日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    数学の説明がやっぱりすごいです。背理法の説明とか、ずっとにやにやしっぱなしでした(笑)。こんな風に説明されたら数学がもっと好きになるんだろうなあ、と。
    (2013/03/12)

    0
    2016年08月20日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

    Posted by ブクログ

    数学の知識も身について、一石二鳥な作品の2さつめです。
    改めて数学って不思議だなあ、って思いました。
    早く次の話が読みたいです。
    (2013/02/23)

    0
    2016年08月20日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    青柳碧人の新シリーズの1作目。こちらがあとの掲載になったのは、この本が地元の本屋で手に入らなかったから。
    家庭の事情で、高校に入ってからアルバイト生活を送っていた池谷美咲は、友人のすすめで演劇部に入部する。生徒から「変人の巣窟」と言われるだけあって、一癖も二癖もある人間ばかり。しかも誘ってくれた幼なじみは、闘病生活を送ることになった。岬は彼女のかわりに「舞台監督」という重責を担うことになる。果たして彼女は、彼らをうまく御することができるのか?
    「幕が上がる」のヒットに触発されたのかも知れないが、専門用語もきちんと詳しく書いてくれているので、演劇を知らない人間も、すんなりと理解できる。作者も出版

    0
    2016年05月14日
  • 判決はCMのあとで ストロベリー・マーキュリー殺人事件

    Posted by ブクログ

    文句なしに面白かったです!法廷ものとしても十分楽しめるのですが、裁判が完全にエンターテイメント化して、テレビ中継されている世界なので、3人の裁判官と6人の裁判員が3ヶ月(1クール)にわたって一つの事件を担当し、法廷からの生中継で高視聴率をかせぎだします。
    テレビ中継に至る経緯にはなるほどと思わせる説得力があり、読んでいて引き込まれました。もしもテレビ中継されることになれば、書かれているような展開になるのかもしれません。よい面もわるい面も含めて、人が人を裁くということを、改めて考えさせられました。

    0
    2016年01月22日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

    Posted by ブクログ

    シリーズ4冊目。シリーズ初の長編。
    個人的に、ここまでのシリーズでベスト。
    この作品の魅力を説明するには、私の表現力は足りなすぎる。

    0
    2015年11月09日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    途中の爆弾解除の問題(中学受験)がパッとわからず、かなり真剣に考えた。相変わらず受験では出てこなそうな数学者の名前がたくさん出てくる。
    そして、この本を読むまで彼らの名前しか知らなかったことに気がついた。

    0
    2015年06月26日
  • 浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    青柳碧人による数学ミステリーシリーズ第5弾。
    本作ではモンティ・ホール問題というクイズ番組から生まれた数学の確率論や折り紙と数学の関連性、バーゼル問題や音楽と数学の関連性など、いろんなテーマで物語を構築している。最終章のようにミュージカル仕立ての章などもあり、バラエティーに富んでいて、かつ相変わらずの軽妙な文体で非常に読みやすい。
    数学にまつわる解説もたとえ話や図などをうまく使って非常にわかりやすくまとめてあり、数学が苦手な人でもきちんと理解できるように配慮されているあたりはシリーズ通しての特徴だろう。
    本作ではドクター・ピタゴラスがあまり登場しなくなり、キューティー・オイラーらシリーズ通して

    0
    2015年03月30日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    まさに青春って感じで、キラキラして本当に素敵だった。合宿の話が一番好きです。
    美咲ちゃんと錦野くんの恋の結末とか、ナナコは最後どうなったかみたいなところは気になりますが、それを差し引いてもすごく面白いと思います。続編とか出して欲しい。

    0
    2015年03月12日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    演劇部の青春のお話。
    結構専門用語が出てきたので、全然知らない人には情景を思い浮かべるのが難しいかもしれませんが説明もちゃんとされているので知らない人にもわかるとは思います。
    舞台の勉強を少しでもしているとかなり楽しめると思います。
    いいなー、楽しそうだなぁ…というのが感想ですねw

    0
    2015年02月15日
  • 西川麻子は地理が好き。

    Posted by ブクログ

    地理好きの女子出版社員麻子が彼氏の尾谷刑事とともに謎を解く。コテコテな知識がなくても、世界史とともにわかりやすい解説が豊富で読んでいて楽しい。

    0
    2015年01月29日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

    Posted by ブクログ

    演劇をやったことない人間も楽しめると思うし、演劇をやっていた人間ならば更に楽しめる作品となっていると思う。専門用語もきちんと解説されているし、高校演劇でこれだけ本格的にやるのかは分からないが割としっかりと演劇について描かれていた。
    日常ミステリ、というか青春:ミステリ=8:2というような印象。
    早乙女先輩が好きです。

    0
    2014年11月16日