青柳碧人のレビュー一覧

  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

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    全面が白いルービックキューブの存在自体は知っていたが、その上目隠しキューブだなんてとてもじゃないが無理。
    そのままのルービックキューブもできないし……。
    ルービックキューブの中なんてなかなか入れるものでもないし、渚が興奮するのも分からなくはない。

    渚の発言は数学を殺しの道具にせず、真理を愛する人間に与えられた共有財産だと考えるからこそのものだと思う。
    敏腕企業家のルイ嬢も数学の魅力の前では虜になるし、渚の愛情はすごいと思う。

    プレーゲル川の橋の問題は頭をひねらせたことがある。懐かしい。

    柳田さんの解説も面白かった。

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    2017年03月26日
  • 浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

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    今回もまたおもしろい数学の定理たちが登場して、勉強にもなるし、楽しめるしでよかったです。
    鳩の巣定理はすごく綺麗な証明方法だと思いました。
    (2014/04/25)

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    2016年08月21日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

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    クローズドサークルって訳ではないですが、島に行って事件を解決っていうのがものすごくツボでした。雰囲気が最高でした。
    あの刑事さんがメインだったっていうのもよかったです。あるゲームを思い出しました。
    (2013/03/18)

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    2016年08月20日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

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    ネタバレ

    数学の説明がやっぱりすごいです。背理法の説明とか、ずっとにやにやしっぱなしでした(笑)。こんな風に説明されたら数学がもっと好きになるんだろうなあ、と。
    (2013/03/12)

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    2016年08月20日
  • 浜村渚の計算ノート 2さつめ ふしぎの国の期末テスト

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    数学の知識も身について、一石二鳥な作品の2さつめです。
    改めて数学って不思議だなあ、って思いました。
    早く次の話が読みたいです。
    (2013/02/23)

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    2016年08月20日
  • 国語、数学、理科、誘拐

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    なかなか面白い話でした。いろいろとあったけれど、内部に共犯者がいるという面白い設定で、何度も読みたくなりました。

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    2016年06月04日
  • 西川麻子は地理が好き。

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    地理の知識によって、事件が解決するというなかなか新発想な本だと思いました。例えば、キリバスはハワイより1日早い時間を過ごすているんだーとか思ったり、イギリスに世界一長い駅名があるんだーなどと思いました。

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    2016年06月04日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

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    青柳碧人の新シリーズの1作目。こちらがあとの掲載になったのは、この本が地元の本屋で手に入らなかったから。
    家庭の事情で、高校に入ってからアルバイト生活を送っていた池谷美咲は、友人のすすめで演劇部に入部する。生徒から「変人の巣窟」と言われるだけあって、一癖も二癖もある人間ばかり。しかも誘ってくれた幼なじみは、闘病生活を送ることになった。岬は彼女のかわりに「舞台監督」という重責を担うことになる。果たして彼女は、彼らをうまく御することができるのか?
    「幕が上がる」のヒットに触発されたのかも知れないが、専門用語もきちんと詳しく書いてくれているので、演劇を知らない人間も、すんなりと理解できる。作者も出版

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    2016年05月14日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

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    シリーズ4冊目。シリーズ初の長編。
    個人的に、ここまでのシリーズでベスト。
    この作品の魅力を説明するには、私の表現力は足りなすぎる。

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    2015年11月09日
  • 浜村渚の計算ノート 3さつめ 水色コンパスと恋する幾何学

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    ネタバレ

    途中の爆弾解除の問題(中学受験)がパッとわからず、かなり真剣に考えた。相変わらず受験では出てこなそうな数学者の名前がたくさん出てくる。
    そして、この本を読むまで彼らの名前しか知らなかったことに気がついた。

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    2015年06月26日
  • 浜村渚の計算ノート 4さつめ 方程式は歌声に乗って

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    ネタバレ

    青柳碧人による数学ミステリーシリーズ第5弾。
    本作ではモンティ・ホール問題というクイズ番組から生まれた数学の確率論や折り紙と数学の関連性、バーゼル問題や音楽と数学の関連性など、いろんなテーマで物語を構築している。最終章のようにミュージカル仕立ての章などもあり、バラエティーに富んでいて、かつ相変わらずの軽妙な文体で非常に読みやすい。
    数学にまつわる解説もたとえ話や図などをうまく使って非常にわかりやすくまとめてあり、数学が苦手な人でもきちんと理解できるように配慮されているあたりはシリーズ通しての特徴だろう。
    本作ではドクター・ピタゴラスがあまり登場しなくなり、キューティー・オイラーらシリーズ通して

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    2015年03月30日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

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    まさに青春って感じで、キラキラして本当に素敵だった。合宿の話が一番好きです。
    美咲ちゃんと錦野くんの恋の結末とか、ナナコは最後どうなったかみたいなところは気になりますが、それを差し引いてもすごく面白いと思います。続編とか出して欲しい。

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    2015年03月12日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

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    演劇部の青春のお話。
    結構専門用語が出てきたので、全然知らない人には情景を思い浮かべるのが難しいかもしれませんが説明もちゃんとされているので知らない人にもわかるとは思います。
    舞台の勉強を少しでもしているとかなり楽しめると思います。
    いいなー、楽しそうだなぁ…というのが感想ですねw

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    2015年02月15日
  • 西川麻子は地理が好き。

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    地理好きの女子出版社員麻子が彼氏の尾谷刑事とともに謎を解く。コテコテな知識がなくても、世界史とともにわかりやすい解説が豊富で読んでいて楽しい。

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    2015年01月29日
  • ブタカン!~池谷美咲の演劇部日誌~(新潮文庫nex)

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    演劇をやったことない人間も楽しめると思うし、演劇をやっていた人間ならば更に楽しめる作品となっていると思う。専門用語もきちんと解説されているし、高校演劇でこれだけ本格的にやるのかは分からないが割としっかりと演劇について描かれていた。
    日常ミステリ、というか青春:ミステリ=8:2というような印象。
    早乙女先輩が好きです。

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    2014年11月16日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

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    シリーズ初の長編。
    長編だけあってミステリー、人間ドラマ共にボリュームがあった。もちろん数学も!!笑

    そして最後に明かされる伏線、真実…
    数学の美しさ、ミステリーの面白さが本当に伝わる一冊だと思います!!

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    2014年10月08日
  • 雨乞い部っ!1

    購入済み

    ビジュアル

    雲や雨の降る光景がとてもいいですね。楽しめました。

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    2014年07月24日
  • 浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

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    ネタバレ

    俺内で妹にしたい子ナンバーワン、浜村渚ちゃん。
    計算ノートシリーズは6冊目です。

    このシリーズ楽しいなぁ面白いなぁで済ませてきたけど昨今の事件から科学は暴走しやすい、ということに今更ながら注目してみた。

    このシリーズの世界では、全てを正しいか正しくないかで科学分野は人間教育にふさわしくない、よって義務教育で科学分野を教えることを禁止する。
    禁止された数学復権のために数学テロを起こす集団、黒い三角定規と、それを解決する浜村渚の話が物語の主題である。

    さて、科学は暴走しやすい、と書いた。昨今の事件とはもちろんSTAP細胞の論文偽造の話である。

    この事件で科学分野全体の権威は地に落ちただろう

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    2014年05月24日
  • 浜村渚の計算ノート 5さつめ 鳴くよウグイス、平面上

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    数学を愛する中学二年生の少女、浜村渚が(警察と共に)数学テロリストに立ち向かう、シリーズ第六弾です。前の巻の終わりに、テロリスト集団「黒い三角定規」を率いていたドクター・ピタゴラスの死が知らされます。ドクター・ピタゴラス亡きあと、組織は新たな代表をたて、さらに数学テロを推し進めていくのですが、新たな代表となった人物は、なんと武藤刑事のかつての知り合いだった…。というところから始まり、浜村渚の数学愛があふれた内容となっています。
    数学は相変わらずまったく分からないし、数式を見てもちんぷんかんぷんなのですが(笑)、図や表に助けられ、各章での言いたいことは何となく分かりました。黒い三角定規と関係なく

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    2014年04月28日
  • 浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ ふえるま島の最終定理

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    長編。 でも、密度もユーモアも今までと負けず劣らずです!
    作者の青柳さんからの推理の挑戦状には驚きました。
    ちなみに私は負けた!(笑)
    とても面白かったです。推理もだけど、数学も。ストーリーも。


    「数学が人をダメにする」って方針を打ち出した国家に対して反発した組織「黒い三角定規」だけれど、今回は彼ら(彼女)が誰よりも人間らしい一面を見せた気がした。

    思い過ごしだといいのだけれど、作中に出てくるヤギは、青柳さんと掛かっているのだろうか・・・? ちがうか!(笑)

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    2014年04月22日