枝廣淳子のレビュー一覧

  • 社会の価値の測り方 「見える化」で地域を豊かにする

    Posted by ブクログ

    枝廣さんの本なので読みました。

    特に新たに感激したところはありません。
    地方創生と地域内資金循環の重要性は普遍ですね

    0
    2026年04月21日
  • 社会の価値の測り方 「見える化」で地域を豊かにする

    Posted by ブクログ

    地域をよくする、環境をよくする、そして最終的に人々が幸せになるためにはどうするべきなのかを考えるための方法論の本である。
    LCAやSROI(Social Return On Investment)、産業連関表、変化の理論、幸福度調査など様々な方法論が記載されている。最初から中盤に至るまでは環境と経済の両立を図るための方法論、つまりLCAや産業連関表の方法が記載され、終盤に変化の理論、SROI、幸福度調査というように、実際に物事を進めるために必要な方法が記述されている。専ら方法についての紹介と事例が記述されており、方法論を学ぶためには貴重な一冊となる。ただ、環境問題や実際のところどのような問題が社会で起きているのかということを知るためには別に全く記載がないわけではないが、そっちを知りたければ他の本を読んだほうがよい。自分の考えや気持ちを実際に行動や政策にするという人は読むべき本である。

    0
    2026年04月21日
  • 社会の価値の測り方 「見える化」で地域を豊かにする

    Posted by ブクログ

     何か変化を創り出したい!と思ったら、「変化の理論」を使ってみましょう。「変化の理論」 とは、関係する人々(ステークホルダー)に積極的に参加してもらいながら、社会課題に取り組むプログラムを計画したり、評価したりするための方法論です。
     わかりやすく言うと、特定の文脈の中で、「どのようにして望ましい変化が起きるのか」を、 包括的かつわかりやすく描くものです。ここで言う「理論」とは、学術的な理論や一般的な法則ではなく、特定の目標を実現するためのプロセスを現場で共有し、実践するための実用的な枠組みを指します。
    「変化の理論」の起源は、1950年代に遡るとも言われ、1990年代には貧困地域の活性化を目指すリーダーたちを集めたアスペン研究所による「地域変革のための円卓会議」で使われました。その後、世界に広がり、UNEP(国連環境計画)やGCF(緑の気候基金)がブロジェクトの実施の際に提出を求めるなど、大事な枠組みとなっています。 ます。また、この後紹介するSROI評価を行う際にもよく使われています。


    「SROIって何ですか?」
    「Social Return On Investment の頭文字で、社会的投資収益率と言います。通常はROI(投資収益率)で、いくら投資したら、いくら収益が上がったかを計算しますよね。SROIは、 単なるリターン(経済的な収益)ではなく、社会的価値としてのリターンを計算し、 しかも金額換算することで、収益率を計算できる、というものです。
     例えば、100万円投資したら、150万円のリターンがあればROIは15ですよね? 同じように、100万円投資したら、150万円分の社会的価値を生み出しているということがわかれば、SRO1は1.5、となるのです。こうすれば、投資に対してどのくらいの価値を生み出したかを見える化することができます」


    まず、SROI分析を行う際には、次の8つの原理を遵守することが求められます。
    ①ステークホルダーに関与してもらう (Involve stakeholders)
    ②変化を理解する (Understand what changes)
    ③重要な物事を評価する (Value the things that matter)
    ④重大な影響を及ぼす物事のみを評価の対象とする(Only include what is material)
    ⑤過剰な主張をしない (Do not over-claim)
    ⑥透明性を担保する (Be transparent)
    ⑦結果を検証する (Verify the result)
    ⑧対応する (Be responsive) ※2021年に追加された原則
     この原理の多くは会計原則を援用したものですが、「ステークホルダーの関与」はSROI ならではの原理だといえるでしょう。どれも当たり前だと思われる原理ですが、SROI分析のプロセスを通して、これらの原理を遵守しているか、きちんと意識しながら進めていくことが重要です。そうでないと、信頼性のない、身勝手な計算になってしまいかねないからです。
     これらの原理を遵守しながら、SROI分析は次の6つのステージで進めていきます。
    ステージ①分析の範囲の決定とステークホルダーの特定
    ステージ② 活動のアウトカムのマッピング(インパクトマップ作成)
    ステージ③ アウトカムの実証と評価
    ステージ④ 活動のインパクトの確認
    ステージ⑤ SROIの算出
    ステージ⑥ 結果の報告と組織への定着

    0
    2026年04月19日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

    Posted by ブクログ

    nwiizoさんのシステム思考のブログ記事に感動し、手にした本書。自分のSEの仕事にかなり役に立つだろうと期待が大きかったが、あまりピンとこなかった。。。フィードバックループやレバレッジポイントのこととか、一つ一つの内容は興味ぶかいのだが、全体的にまとまりに欠けると言うか、読んだ後するっと自分の頭を通り過ぎてあまり残るものがなかった。。。nwiizoさんのブログの内容を補完しだけというか。世界は複雑である、という出発点は完全に同意するけど、その複雑さをきれいに解体する訳でもなく。まぁ、きれいに解体できないのが世界なんでしょうが。複雑な世界は、複雑にしか語れないと言うことか。なので本書もまとまりのない複雑な構成になっているのか。。もちろん、本書の素晴らしさを自分が読み取れなかっただけかもしれないが。システム思考については今の自分にはかなりホットな関心ごとなので、関連本はこれからも読んでいくけれと。

    0
    2026年04月07日
  • システム思考をはじめてみよう

    Posted by ブクログ

    目に見えるものの背後にある構造を、広く深く、ありものママに見るということがシステム思考。システム理工学専攻出身として、システム思考の最も腑に落ちる言語化であった。
    内容は思ったよりも個人的な意見が多く、表紙のカッコよさに負けていた。

    0
    2026年03月27日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    会社で十分にシステム思考について教えられて来ていたと思っていたが、中盤以降には改めての気づきも多かった。
    学習する組織とは何か、変化には時間を要することへの留意、反省意識が強い人のフィードバックの仕方、等。これらはどの組織にも通ずるし、も個人の人間関係、生き方にまで共通している興味深さを毎度感じる。
    一方で、それが出来たら苦労しないよ、とも毎回思うが、意識し続けることが大切なんだろう。

    0
    2026年03月21日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

    Posted by ブクログ

    佐々木俊尚さんvoicy(2025/11/28)で紹介されて読んだ
    世界で起きているあらゆる事象(経済、環境、企業組織、社会インフラなど)を、個別の出来事の連続ではなく、「要素」「つながり」「目的(または機能)」という3つで構成される「システム」として捉え直すための入門書です。

    Aが起きたからBが起きた、という直線的な「原因と結果(思考の罠)」から抜け出し、全体がどのように影響し合い、自己強化やバランス調整を行っているのかを俯瞰する「システム思考」の基礎を分かりやすく解説しています。

    0
    2026年03月12日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    システム思考と組織論

    組織においては、
    内部環境と外部環境とステークホルダーたちが散在している環境において、フィードバックサイクルが常に走ってる。
    それらは無数の要素が影響し合っていて複雑性そのものであるが、それらを方向づけたり、システムの型を幾つか把握して、客観視して、負のサイクルにはまるのを回避することや、ポジティブサイクルをつくる努力をすることはできるのかもしれない。

    海外の本にありがちな冗長な感はあるが、
    実践の脇で参照するくらいがちょうどいいと思う。

    0
    2026年02月23日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    よかった。
    自分もこのような考え方が好きで、なんとなくだけどやっていたと思う。(もちろん精度は壊滅的ではあるが。)
    この思考法が、確立されており世界的にも認められているのであれば、もっと実践していきたいと思った。
    しかし、協力者がいないと中々実践って難しいよなと思った。
    とりあえず出来ることとしたら、会議室のホワイトボードを必ず使って、議題を図解してみることかな。
    それもしゃしゃってると思われるから難しいところだけど、使うというルールメイクをしたいな。

    ということで、システム思考の概略を掴むのにはいい本だと思った。意外にサクッと読めた。

    0
    2026年01月20日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

    Posted by ブクログ

    世界の様々な出来事は、個別の現象ではなく、すべてが複雑に絡み合った"システム"の構造とダイナミクスの結果。
    この全体を俯瞰しようとするのがシステム思考。
    課題の根本解決のためには、レバレッジポイントを見極めて、有効なところに介入する。

    難しい。

    0
    2025年11月29日
  • 人生のピークを90代にもっていく!

    Posted by ブクログ

    人生100年時代、とするとピークは90代かな。
    年代も同じくらいの著者
    最近友人との話題はもっぱら介護のこと。
    この本を買った日は友人のお母さんに
    お線香をあげに行ったあと。
    今年は自分の父も88歳で亡くなったばかりだし。
    年代的には85-90の間が多いかな。
    人に介護されず迷惑かけず自分の足で
    歩きたいものだねぇ、なんて話もする。
    PPKがいいと思ったらHHKハッピーハッピーコロリ
    だそう。なるほど。
    このハッピーの要素はたくさんあるなぁ。
    この本にも買いてあるけれど友人の存在は大きい。
    ありがたいことに、学生の頃から気の合う友人に
    めぐまれ、人生の午後になってからコミュニティで
    出会った友人もとても素敵な人ばかり。
    よく年をとると友人ができにくくなるというが
    そうでもなく、若い頃より本当に気の合う人
    深いことを話せる人とも友人になれると思うな。

    また自分のやりたい事があるのもHHKのために
    大切なことだ。
    そして自分の思い込みを外すこと、
    「べき」とはさよならだなぁ。
    ここでは「メンタルモデルを外す」と書いてあるが
    これが参考になる。
    結婚したら添い遂げないと、とか
    時間を無駄にしたらだめ、ダラダラ時間はもったいない
    有意義に効率的に、誰とでも仲良く
    なーんてことはない。

    自分とはこう言う人間だというのもいらない、
    まぁほんとに何でもありでゆるゆると、がいい。

    歳を取ったら「こたつでみかん」という旦那と
    「一生現役」という著書の卒婚の話も興味深い。
    うちの場合も多分同じ、真逆の夫婦だと思ってる
    けれどなんだかんだ40年。
    離婚も卒婚もめんどくさい。
    家庭内別居とも居候とも同居人とも違う
    なんか新しい名前でも考えてみるか。
    これも一つ夫婦はこうあるべきを外すことだなぁ。
    チャーミーグリーンを諦めた自分、笑。

    この本を読んで、あ、多分このままいったら
    HHKになりそう、なんて思った。
    友人にも貸してあげよっと!!

    0
    2025年11月24日
  • 農業が温暖化を解決する! 農業だからできること

    Posted by ブクログ

    オーディブルにて。
    農業の切り口から見る温暖化対策は初めての知見だったので興味深く読んだ。
    聞いたことのない技術がたくさん紹介されていて、夢のような農法や肥料が出てきているのに、なぜ温暖化対策は進んでいないのだろう?導入は本当に進んでいるの?と疑問になった。良い面ばかり書かれており、導入にあたっての障壁や運用面でのデメリットなどがわかりにくい。

    0
    2025年08月14日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    前半は良かったが、真ん中くらいから理解が追いつかず、集中力切れ。正直ちょっと訳のせいか、読みづらさも感じた。
    そんな感じなので、内容はちょっと語るに及ばない。

    0
    2025年07月27日
  • 人生のピークを90代にもっていく!

    Posted by ブクログ

    90歳まで生きるつもりはないけど、読んでみました。
    紹介されていたバックキャスティングってのをやってみようと思います。

    0
    2025年05月03日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

    Posted by ブクログ

    周囲の人の話を聞かず、自分の浅くて狭い経験から物事を断定的に判断する自分の癖を批判されることがあり、このあたりの本を読んでみた。

    ネガティブ・ケイパビリティとは、
    ・すぐに結論を出したり、判断を下したり、わからないとイライラしたり、決めつけたり、諦めたり、逃げたり、思考停止したり、というようなことをしないでおく能力。
    ・曖昧さやパラドックスと共存しそれを許容する能力。
    ・不確実で曖昧な状態のなかに留まる能力。
    ・知的寛容さ。
    ・その都度、相手や状況によって揺れ動き、不安定で、再現性も予測可能性もない状況の中に居続ける能力。

    ・わからなさや不安を器に容れて受けとめる
    ・場をホールドする
    ・自分の意見を保留して相手の意見を聴くことは相手の意見に同意することとは違う
    というのは、なるほどと納得はした。

    精神分析、組織経営論、東洋哲学の観点からネガティブ・ケイパビリティを身に着ける方法が割と具体的に書かれていて、できるできないは別として、勉強になる。

    即座に反応することに抵抗する
    今この瞬間の自分の思考、感情、身体の反応を観察し始める
    変化に対して「素直な心」で柔軟に順応する

    そうは言っても決断は必要でしょう?に対しては「タイレノール危機」が例になるわけだけど。

    唐の諫議大夫や黒田長政の腹立てずの異見会の例からは、自分の判断が絶対唯一の正解と思い込まない・自分以外の誰かから見たその他の可能性も知っておくために、人の話を聞けるようになる必要がある、と理解した。

    0
    2025年03月23日
  • システム思考をはじめてみよう

    Posted by ブクログ

    すぐ読めて
    「自分の行動をちょっと変えてみよう
    それが世界を1ミリでも変えれるかも」
    と思えた
    システム思考を本格的に勉強したい

    0
    2024年12月21日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

    Posted by ブクログ

    本書の提唱する「ネガティブ・ケイパビリティ」とは、何かを「しないでおく」能力だという(p28)。

    逆に言えば、何かを「即解決」できそうな時代に合って、そんな時代だから苦しむ人々にとって、目からうろこの逆転の発想といえる。

    ただしこれは「諦める」「現実甘受」「思考停止」ではない。(p32)

    観察、傾聴、辛抱。まさにAIにはできない、人間と人間(複数の)にしかできないことだ。ポストモダンの動物化に抗する一つのヒントになりうる。本書の指摘は、きっとどこかで「ケアの倫理」につながっている。そんな気がする。

    0
    2024年10月07日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    『システム思考』の解説書。とある問題に対して、さまざまな事象のつながりを考えるためのツールを紹介している。
    今の自分にすぐ必要なものではなかったので、ひとまず『システム思考』というものの存在を知識として知っておく。
    「レバレッジ・ポイント」を探すというのは、「仕掛学」に通じる考えだと思った。仕掛けの事例を知るのは面白いけど、じゃそ仕掛けを思いつくためにはどうすれば?というところを抽象化してトレーニングができるのがこの本だと思った。

    0
    2024年04月05日
  • 地元経済を創りなおす 分析・診断・対策

    Posted by ブクログ

    人は生活をする上で安くて便利なものを選択したがる、世の中もテクノロジーの発展によりどんどん便利になってくる中で、人も合理的にその流れに則って流動していく。そもそもこのままの将来を辿った時にどんな問題が生じていくかの問題認識や危機感を持つことが大事であると感じる。そういう意味では国策としての対応が必要。一方で地域に貢献したい、地元を助けたい、活性化させていきたいと考える人も少なからずいる、そういった人達の地道な地域貢献が影響を及ぼし、地方分散型の地域経済モデルを復興させていくことに繋がる。
    地域経済の課題とそれに対する解決策の事例が紹介されており、参考になった。

    ・人口減少→消費力低下→地域経済の縮小→人工現象の悪循環
    ・人口減少を止めるためには地域経済を土台として強くすること、流入ではなく流出をどう食い止めるかが重要。
    ・地域の外に出てしまっている消費やお金の流れに注目する、どこが問題になっているか原因を特定する、分析がまず必要。
    ・ローカルインベストメント

    0
    2023年09月27日
  • ブルーカーボンとは何か 温暖化を防ぐ「海の森」

    Posted by ブクログ

    気候変動。脱炭素、のことが全くわからない人には少し難しいけど、環境について学んでいる、仕事で関わっている人が最初に読むにはとても良い本です。官公庁の資料と学術誌くらいしかない中で最低限の前提を理解するのにとても適しています。

    0
    2023年08月18日