枝廣淳子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
翻訳者・枝廣淳子の生涯とともに勉強法、思考法を学べる。
朝2時起きでってのは翻訳者にはぴったりの時間帯らしく、その時間に海外からのメールが届くそうだ。
22:00から2:00は成長ホルモンが出る時間帯なので
我々も真似するのもいいかもしれない。
ただその場合はやりたいことをもっていなければ無駄な時間となる。
【学び】
・対話ノート
ノートを媒体として、過去の自分や将来のなりたい自分と対話しながら進める。
過去から未来への連続線の上で、自分の現在地をとらえることができる。
・バックキャスティング
将来から現在を振り返る
すべてがうまく思い通りにいったら、と最大の理想像を描く
自己 -
Posted by ブクログ
システム思考とは、物事の見えている部分だけでなく、要素のつながりをたどって、全体構造を見ること。そのことによって、真の解決策を見つけるための考え方。
物事がうまくいかないのは、自分が悪い、あの人が悪いではなく、構造に問題がある。構造を見抜き、構造を変えることで、それぞれの役割が、よい影響をもたらし、価値連鎖で総合的により良い方向に向かうことができる。この考え方は、会社や、組織の運営や戦略だけでなく、個人の生き方や、社会のあり方にも取り入れることができる。
まずは、視点を変えるというのが第一歩であり、全てでもあるシステム思考。そのための、さまざまなケーススタディーが、わかりやすい例で挙げられ -
Posted by ブクログ
翻訳者として仕事をしているが、さらに稼ぎを安定させようと奮闘中の今、思わず手に取った本。
書いていることのいちいちが、納得のいく本です。
例えば、出版翻訳をしたいが、「経験がないとね~」といわれて、じゃあ最初の経験をどうやって作ったらいーねん!!ってとことかです。
ただ、作者が東京大学出身だからか、トライアルを受けさせてもらうまでの大変さが抜けています。
一般人は、翻訳会社のエージェントから名刺をいただいたり、登録したところで、美辞麗句を真に受けて連絡しても、トライアルを受けさせてもらうことさえできません。
ここでもまず、経験が要求されます。
私は、ボランティアでまずトライアルをうけさせてい -
Posted by ブクログ
【本からの抜粋】
・違いのわかる夫婦
① 無視する・・・・違っていてもべつにかまわないときは、気にしません。
② 自分に引き寄せる・・・・相手を自分の色に染めようとします。
③ 相手に溶ける・・・・自分を相手に色に染めようとします。
④ どちらかの色に合わせるのではなく、それぞれの色を保ちつつ、
いっしょにやっていこうとします。
(略)
夫婦に限りありませんが、人間関係は、お互いの相対的な距離や
違いが基本ですから(距離も違いもゼロだったら、どんなにつまらない
人間関係でしょう!)、自分で動かせる軸(自分の軸の方)を
動かすだけで、相手との関係がラクになりま -
-
Posted by ブクログ
枝廣淳子、小田理一郎著「システム思考教本」東洋経済新報社(2010)
*当然様々な人生経験をしている人、職場経験をしている人はたくさんの暗黙知を持っています。
*自分のメンタルモデルが生み出す思い込みや暗黙の了解を克服できなければ、状況を見誤っていることにすらきづかず、同じ過ちが繰り返されることになる
*悪循環にはまりやすい人は、あらゆる物事について、すべて既存の思考で進めようとする傾向があります。
*構造的な問題を見るとき、私たちは自分が原因に関連していることには気がつきにくく、ついほかの人を疑い勝ちです。その責任は主に他者にあると考える他責を行ってしまうのです。
*自分を責めず、他人を責め -
Posted by ブクログ
■システム
①システム思考は「繰り返し起こる問題は、人が悪いのではなく、構造に問題がある。自分や他人を責めるよりも、その状況を繰り返し引き起こしている現在の構造を見抜き、構造を変えることに注力したほうがよい。」と教えてくれる。
②Think globbay, act locally(大局で考え、足元で行動を)
③行動習慣を変化させるには、その行動をとろうとがんばって努力するよりも、いかにそういった行動を自然にとれるような環境に身を置くかを考えるの早道。
④人はやらされることに抵抗を感じるもの。「どうやってやらせるか」ではなく、「どうしたら自分からやりたくなるか」を考える。
⑤自分を責めず、他人