枝廣淳子のレビュー一覧

  • ブルーカーボンとは何か 温暖化を防ぐ「海の森」
    ブルーカーボンとは何か: 温暖化を防ぐ「海の森」。枝廣 淳子先生の著書。気候危機と海洋環境の危機。温暖化問題と環境破壊問題。気候危機と海洋環境の危機、温暖化問題と環境破壊問題を解決するにはブルーカーボンが必要。ブルーカーボンを通じて気候危機と海洋環境の危機、温暖化問題と環境破壊問題を解決することが人...続きを読む
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ
    何かとすぐ唯一無二の正解を求めがちな今日この頃。答えを出して自分の手を離れたらあとは自分の責任ではないと思いたい気持ちから性急な動きになっているのではないかという問いかけがされているのではと感じた。すごく胸に刺さる問いかけ。思い当たることがありすぎる。
    本文中に何度も出てくるネガティブケイパビリティ...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    これまためちゃめちゃ名著。自分の中では7つの習慣超えたかもというくらいのインパクト。何度も繰り返し読んで実践、試行錯誤するのみ。
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
    システム思考7か条
    1.人や状況を責めない、自分を責めない
    2.できごとでなく、パターンで見る
    3.このままのパターンと望むパターンのギャップを見る
    4.パターンを引き起こしている構造ループを見る
    5.目の前だけでなく、全体像とつながりを見る
    6.働きかけるポイントをいくつか考える
    7.システムの力...続きを読む
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵
    斎藤幸平の「脱成長」、そして「SDGs」という言葉なんてまだなかった2005年に、同じことを書いていた本が出ていたとは!

    15年以上積ん読していたものであるが、いま書店に並んでいてもおかしくない本。
    帯には先日逝去した坂本龍一が言葉を寄せている。
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    長い!やっと読み切った!
    システム思考、自己マスタリー、メンタル・モデル、共有ビジョン、チーム学習の5つの原則・ディシプリンについて丁寧に解説される。システム思考が本社の核のため、全く知らない人は先に予習しておくと読みやすいかもしれない。簡潔に書かれている「実践 システム・シンキング」を先に読んでお...続きを読む
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    心理的安全性、パーパスなど、2022年で注目されている言葉は、1990年に書かれたこの本に体系的に書かれている。
    この本が、最も整理された現代の組織論のようにも思う。
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    分厚い本ではあるけど、この思考を理解し、実践できてる組織は強いと思わされる。

    個人的に、この本の最も重要なポイントを3つ挙げるとするならば、

    ・リーダーは、自らが学習者、実践者であり、システムの設計者になること

    ・状態はシステムによってもたらされ、すべて、その一部としてつながっている

    ・共有...続きを読む
  • 「定常経済」は可能だ!
    2021.73
    非常にわかりやすかった。。。

    ・今は成長経済が逆機能となった。(空いてる社会からいっぱいの社会となったため)
    ・成長ではなく、発展へ
    ・持続可能性を担保するためキャップを設定する
  • アニマルウェルフェアとは何か 倫理的消費と食の安全
    まさに「アニマルウェルフェアとは何か」を知りたくて手に取った本。
    具体的事例や海外と日本の比較について紹介されており、本書一冊で十分にタイトルを果たす内容だと思う。
    時間はかかるだろうが、アニマルウェルフェアに配慮した畜産が当たり前になることを願ってやまない。
    微力ながら、卵は平飼いのものを買うよう...続きを読む
  • 好循環のまちづくり!
    特に目的がなくても、人々が集まったり、ただたむろしたりできる場所を作ること。そして、いろいろな人たちが「自分にも出番がある」と感じられるような場づくりをすること。これらはこれからのまちづくりにとって大きなポイントになると思っています。
    (引用)好循環のまちづくり!(岩波新書)、著者:枝廣淳子、発行所...続きを読む
  • アニマルウェルフェアとは何か 倫理的消費と食の安全
    アニマルウェルフェアについて端的にわかった。
    根拠がしっかり示されてて納得できる。

    私たちは命をいただかないと生きていけないから、いただく命のことを真剣に考えないといけないと思う。
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    時間をかけて唸りながら読みました。良書。

    いかに学習する組織の少ないことか。。。
    そして自分の組織は学習する組織でありたいと思う。

    以下、フレーズの抜粋。

    ・問題はどんなビジョンかではない。ビジョンで何をするかだ
    ・人は変化に抵抗するのではない。変化させられることに抵抗するのだ
    ・組織を設計す...続きを読む
  • アニマルウェルフェアとは何か 倫理的消費と食の安全
    なんとなく耳にはしているけど、よくはわかっていない「アニマルウェルフェア」。直訳では動物福祉となる。畜産が動物福祉に沿ったやり方で行われているか、屠殺も含めての法律が世界で整備されている中、日本では実に具体性のない文言の法的強制力のないガイドラインしかないということがわかった。
    また、海外からのお客...続きを読む
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方
    ビジネスにしても社会課題の解決にしても、大切なのは課題の本質を見極めること。社会や地域、国際関係など、様々な要因を考慮に入れて考えなければならない複雑な状況下、こういった思考のフレームワークはとても役に立つ。「個々の出来事はあるパターンのスナップショットであり、氷山モデルで構造を解析すること」「解で...続きを読む
  • プラスチック汚染とは何か
    最近レジ袋有料化で関心が高まっている(はず)のプラスチック問題。
    根強く反対する人たちへの反論も含みつつ、更なる問題解決策も提示。
    何がどのように問題なのかを丁寧に説明してあり、なんとなく問題だけど、反論されるとモヤモヤしてしまう人にマッチした本。
    レジ袋を減らすための声がけとして、デフォルトを「レ...続きを読む
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方
    世界を理解するためのバイブルと言っていい。
    その意味で、J.E.ラブロック のガイア論と
    並んで、私のおススメ図書の5本の指に入る。

    ガイア論は地球の恒常性を示したもので、
    提示的、啓発的だが、
    本書は自然に加え、社会やその設計を志向する点で
    より工学的、実践的。


    世界は、単純な要素が繋がって...続きを読む
  • アニマルウェルフェアとは何か 倫理的消費と食の安全
    アニマルウェルフェアという言葉を初めて知った。家畜動物にも意識はある。考えさせられる言葉。読んでいて胸が苦しくなった。
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方
    "目の前で起こっている事象を出来事としてとらえてはいけない。
    その事象は、何かとつながりがあり、その何かが起こした事象に影響されたもの。
    だとすれば、その全体像を俯瞰して見つめて、上流から河口に流れる川の水のように流れをつかむような考え方がシステム思考。
    もう一度読み、理解を深めたい。"
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する
    「最強組織の法則」の改訂版。ということで当然ながら、ヘビー級かつ難解である。しかし、それでも本書を読む意味は、大きく、広く、深い。個の能力の総和より、はるかに大きな能力をもつチームを持ちたいと願うマネージャは多いだろう。しかし、こんな組織がその辺に転がっているわけでもなく、自分が今持っている組織を作...続きを読む