枝廣淳子のレビュー一覧

  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    ある組織、仕組み、事業、人間通しのやり取り、自然などなど、系やシステムと呼ばれるものがどのように成り立ち、バランスを取るのか、強化されていくのかについて書かれている本。
    非常に面白く、自身の視座を上げるのに適した本。
    しかし、読みづらく、ウィットな高学歴な著者の言い回しが少し辛い。
    最後の付録ページに用語集が載っているのでそれがないと色んなものが記憶から消える。

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    2025年02月16日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

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    システム思考を世に広めたといっても過言ではない『学習する組織』。前半の在庫の話が白眉でシステム思考というか、システム全体を視野に入れて考えることの重要性が小売、卸、工場での発注と増産のメカニズムを通じて示される。ある意味誰も悪くはないのだけれど、合成の誤謬でシステム全体がダメになる。そのとき、変化するのに時間がかかる部分に最大の負荷がかかる。ここではそれは増産のためにラインを増やす必要のある生産者ということになる。このそれぞれのプレーヤーごとの変化にかかる時間の違いが問題を引き起こす。この点を解消しようとした思考がシステム思考という話。全体を見渡す視点を持っていれば防ぐことができるというわけだ

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    2025年02月13日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    ネガティブケイパビリティが自分の具体的な行動などと簡単に結びつけることはできないが、こうした考えを持っておくことだけでも大切
    良質な問い、聴くことをもっと大切にしていこう

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    2024年11月14日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    ネタバレ

    今までポジティブケイパビリティ全開で生きてきた中でネガティブケイパビリティが両輪の片割れだという話が斬新だった。合意する必要はなく、「受け容れる」という考えは、最近マイブームの共感と相まって実践に移していきたい。しかし直ぐに答えを出さずに留まるのはかなり勇気がいることで、なんにも拘らずそのままでいることができるのだろうか。フットサルでディフェンスしている時、どっちに行かれても対応できるような状態に近い?

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    2024年10月17日
  • 農業が温暖化を解決する! 農業だからできること

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    トラクター使用等による二酸化炭素、家畜からのメタンや窒素肥料からの一酸化二窒素など、農業活動は大量の温室効果ガスを排出している。
    この本は、農業がどれだけ温暖化の原因になっているのか、対策としてどのような農業の方法が実践されているのかを簡潔にまとめている。
    バイオ炭を初めて知ったが良い方法だと感じた。人工で石炭ほどではないが似たような炭を作り、炭素を固定するものである。

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    2024年10月02日
  • 農業が温暖化を解決する! 農業だからできること

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    岩波ブックレット1094です

    いやーヤバいよね、絶対ヤバいよね地球
    だって暑いもん
    暑すぎるもん
    異常!どう考えても異常!
    わいには聞こえる!地球の悲鳴が!

    で、温室効果ガスですよ
    温室効果ガスを何とかせなあかんのですよ!
    でね、各分野で温室効果ガスを削減しよう!って取り組みがされてるのはみなさんご存知だと思うんですが、これって今地球上にウニョウニョある温室効果ガスを「増やさない」ようにすることしかできないんです
    もちろんそれはそれで大切なことなんですが、農業には温室効果ガスを「減らす」ポテンシャルがあるんですな
    植物ですからね、もう光合成しちゃいますから

    でまあ、実際どういう取り組みが

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    2024年08月02日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    システム思考の一端に触れるのに適している。
    ビジネスにあてはめてみると、何かしらの問題が生じた時に、それを人のせいにするのではなく、仕組み(システム)がそれを引き起こしている、と考えることは、非常に大事。

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    2024年07月13日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    年末に友人たちと泊まりがけの忘年会に出かけました。温泉入って食事してコタツに入ってごろごろして、なんとなく今年面白かった本談義になった時に、たまたま読んでいた中公新書「ウクライナ動乱」の中で提示されていた「錯綜した亀裂」「オーバーラップした亀裂」の対比図が目鱗だったという話をしました。いくつかある亀裂がバラバラな時は大丈夫なんだけれど、その線が重なり合うといきなり戦争になる、という指摘です。それって「ネガティブ・ケイパビリティ」に通じるものがあると教えてもらったキーワードです。これほど正解の見えない時代に必要とされている能力のこと、とのこと。全く知りませんでした。で、この本です。いくつか薦めら

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    2024年02月12日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    「答えを行動を急がされる」「分からないが言えない」学校で特に感じること。
    子どもの「ネガティブ・ケイパビリティ」を奪っているのではないか。

    私自身、特にこの2年、「聴く」ことができるようになりたいと思い、いろいろと考え動いてきた。
    今感じているのは、「“ただ”一緒にいる」その重要さと難しさ。
    今の私の中にあるものはなんだろう。
    それをゆっくり見るために春から余白の時間を持ちたいんだな、私は。




    ・脳は不確実性を嫌うように進化してきたため、物事が予測・コントロールしにくくなると、私たちは私たちは強い脅威を感じる。脅威を感じると、脳は「闘うか、凍りつくか、逃げるか」というモードになり、モチ

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    2023年12月22日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    ネガティブケイパビリティを見出したキーツやビオンの生涯を丁寧に記述していた箒木さんの本に対して枝廣さんのこちらの本はより実践的。個人あるいは組織としてネガティブケイパビリティ的な態度を育ててたり鍛えたりしたいと考えている方にはこちらの方がわかりやすく、使いやすいかと。安易にわかりやすさに飛びつくことを諫める態度であるネガティブケイパビリティを解説する本もわかりやすさだけで選ばれるとしたら皮肉なことですが、この本は立ち止まって考えること

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    2023年09月05日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    世界はシステムでつながっていることを筆者の目線で論じている本だが、意見に偏りがないため、理解しやすく腹に落ちやすい。訳が読みやすいのもその理由かと思う。

    以下、覚えておきたい二文。
    ・目的とは、美辞麗句や掲げられた目標からではなく、行動から推測されるものです。
    ・システム思考が私に教えてくれたのは、自分の直感を信じること、理解するための自分の合理性を信じるのは控えめにすること、できるだけその両方に頼ること、しかしそれでもなお、びっくりさせられることに備えることでした。

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    2023年08月04日
  • ブルーカーボンとは何か 温暖化を防ぐ「海の森」

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    ブルーカーボンとは「海洋生物によって隔離あるいは貯留された炭素」と一般的には定義されている。ブルーカーボン生態系の1ヘクタール(10000㎡)当たりの土壌炭素貯留量は、陸上生態系の最大10倍と言われる。しかも100年、1000年といった長期の単位で貯留でき、山火事や土砂崩れ、不適切な伐採にあうといったリスクがほとんどない。周囲を海に囲まれた日本ではあるが、いまだブルーカーボンに関する認識はあまりにも低いと言わざるを得ない。そうしたブルーカーボンがさらに有効な環境政策として広がっていくことを願ってこの書は生れたといえる。

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    2023年08月01日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    長いこと積読してた本。積読してる間に他の本でシステム思考については読んできたけどやはりこの本は外せないかなと。訳文も非常に読みやすいしシステム思考について最初に学ぶならやはりこの本が良い。物事を眺める視座を一段高めて考える方法として一度は学んでおきたい。

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    2023年06月07日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    本書の読者は、読後に感想を書くことを躊躇うかもしれない。とりあえずはネガティブケイパビリティとは不確実な状況で、判断を保留し、オープンでいる状態を継続する力と認識し、今後ふとした時にネガティブケイパビリティを思い出してみたいと思う。個人的には「育てる」ではなく「育つ」のを待つ感覚という例が腹落ちした。「全力を傾注した、何もしないこと」と表現された「無為」に関してユングが歩けるようになった孫の後をつかず離れず倒れたらすぐに起こせるよう、全神経を孫の後ろに集めて一緒に歩く中で理解できるようになったというエピソードにも象徴されているように感じた。

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    2023年04月09日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    すぐには答えが出ないことってたくさんあって、でもどうしても時間がかかること、はっきりしないことは避けられがち。そこにネガティブ・ケイパビリティという言葉、スキルというラベルがつけられることによってコスパ、タイパを意識せざるを得ない今の時代に釘を刺してくれているような、そんな考え方だなと思う。

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    2023年03月26日
  • 答えを急がない勇気 ネガティブ・ケイパビリティのススメ

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    素早く問題を処理することが求められ、賞賛される現代において、あえて「不確実な状態に耐え、素早く問題を処理しない」必要性を説く本。
    個人的には、とても学びの多い本だった。

    冒頭の説明だけだと時代に逆行した内容のように思われるが、著者は素早く解くべき問題とそうでない問題を峻別し、前者に対しては問題解決力(=ポジティブ・ケイパビリティ)、後者に対しては不確実性に耐える能力(=ネガティブ・ケイパビリティ)を発揮すべきと主張する。

    不確実な状態に置かれると強い不安に襲われ、逃げてしまう自分にとっては、色々と学びの多い内容だった。

    正直、ネガティブ・ケイパビリティをどのように鍛える具体的な方法につい

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    2023年03月25日
  • 世界はシステムで動く ― いま起きていることの本質をつかむ考え方

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    ネタバレ

    システムを理解する。これは政治家、行政の職員、経営者だけでなくあらゆる人が理解するべきだ。
    国や地方自治体では何もしない。もしくは何か新しいことをするが思惑が外れて失敗する。これが延々と続けられている。それは何故か。システムへの無理解である。
    システムを理解しようとしないから変化を恐れる。何かを変えると思わぬ副作用が出る。それを避けるために何もしない。逆に良いと思って新しいことを始めたがそれが限定合理性であることに気が付かなかった。システム的に考えないとこれらの不合理が生じる。
    我々有権者、大衆も愚かである。サービスや商品、税金の値上げは反対などはその象徴である。日本のGDPはすでにジリ貧であ

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    2023年01月09日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

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    世間に溢れているビジネス書とは一線を画す本
    経営ノウハウというよりは、システム思考という新しい思考法を重心として、経営課題のみならず世界中のありとあらゆる課題へ対処するための根源的な思考法を提供してくれる。
    実戦には時間がかかるし、会社でトライした時にも難しさを痛感したものではあるが、今求められるスキルの一つであると確信

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    2022年08月28日
  • 地元経済を創りなおす 分析・診断・対策

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    ・人口3万人未満自治体954で総人口の8%、面積は48%
    ・年間10万人が東京に移住
    ・どのように地域経済の好循環を作り出すか
    ・RESAS:地域経済循環マップ
    ・地消地産
    ・小水力発電
    ・合同会社あば村
    ・学習する地域:客観的な報告書が共通基盤、継続新プロ・起業支援の場、アイデア発射台

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    2022年05月14日
  • プラスチック汚染とは何か

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    「レジ袋をやめれば大丈夫と思っていませんか?」という表紙の言葉に強く惹かれて読んだ。

    ブックレットだからページ数は少ないが、中身はとても濃い!
    今やプラスチックは、環境問題の「元凶」と言われてしまっているけれど、プラスチックが登場して多用されるようになったきっかけは「環境保護のため」だったという冒頭のお話にびっくり!

    プラスチックのすべてを「悪」にしてはいけない。何に必要で、何はプラスチックでなくてもいいのかということをよくよく吟味していく必要があるのだろう。

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    2022年01月31日