あらすじ
『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズが
キャリアを捨ててまで15年書きつづけた800のエッセイから、
「つながり」に気づき、「思い込み」に驚く、名編8作を収録。
「変化が当たり前」かつ「どういう変化がいつ起こるかも不確実」という時代に、
何をよりどころに、日々の暮らしや企業活動を進めていけばよいのだろう?
従来の経験や考え方が通用せず、新しい変化が次々と起きるなかで、
どうすればリスクやチャンスを捉えることができるだろう?
ハーバード、MIT、ダートマスほか名門大学に請われた優秀な研究者であり、
「世界がもし100人の村だったら」に代表される優れた伝え手でもあった
ドネラ・メドウズに学ぶ、現実を広く深く、ありのままに捉える「素直な見方」。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
『世界がもし100人の村だったら』のドネラ・メドウズの作品だとは知らず友人からオススメされて読み始めた。とても読みやすく世界や自分の中の偏見や思い込みを考え直すよいキッカケになった。
Posted by ブクログ
「風が吹けば桶屋が儲かる」を日々の行動に当てはめて考えると、自分の行動が世界の経済に繋がる。
本書冒頭の話が某エナジードリンクのCMにも起用されていて驚いた。
フィードバックが適時適切にされれば、個人も世界も変わる。
「見える化」は日々、関係者が目にすることができて初めて意味を為す。
同じ著者の他の書籍も読んでみようかな。
Posted by ブクログ
この世の中で1番変わらないことは、この世の中全ては変わり続けているということ。
そんな変化する世の中で1番の変化を拒むもので、拒んでいることすら意識していないものは自分の思い込みです。
原因まで解決策も全ては繋がっている。
そのつながりを考えていくのがシステム思考である。
つまり目に見えている背後にある構造を広く深くありのままにみること。
自分の思い込みに気づくこと= システム思考。
気づくためには他者からのフィードバックが必要です。
成功者はさらに成功するシステムそのものは公平でなく悪循環ですという下りは目から鱗でした。
努力しているものや結果を出しているものがさらに良くなることは全てからく善であるという個人的な思い込みがその一言で意識できました。
Posted by ブクログ
薄くて簡単に読める本だがためになった。
リンゴを食べるとき、リンゴを育てた土壌も食べることになり、水を飲むとき、地球の水が自分になる。こうして世界はつながっている。
Posted by ブクログ
自分たちの思い込みに気づき、従来の経験や考え方から自由になる。自分や他者、世界とのつながりを認識する。そのための要素として、優れたフィードバックが必要となる。
認識量が多くなる分の心的ストレスや抵抗などについても探究してみたい。
Posted by ブクログ
システムのように、あるいは社会そのものをシステムとして捉える視点を養うことの大切さを教えてくれるショートエッセイ。タイトルは硬そうですが、気軽に読めるのが良いところ。