枝廣淳子のレビュー一覧

  • 「定常経済」は可能だ!

    Posted by ブクログ

    我々の世界が「空いている世界」から「いっぱいの世界」にシフトした今、経済拡大に頼った問題解決は不可能。

    「効率を上げて総量を減らす」ではなく、「総量を減らし、効率改善する」というのがエネルギーや温暖化に関する政策の設計原則。

    限界費用と限界便益が等しくなる時点でGDPの成長を止めるべき。

    幸福度の自己評価は、一人あたりのGDPが年二万ドルまでは一人あたりGDPと共に上昇し、そこで止まる。幸福度にとって、実質所得の絶対額は充足ラインまでは重要だが、それを超えると自分自身のアイデンティティを構成する人間関係の質の影響が大きくなる。

    量的な増加ではなく、質的な向上へ。成長(Growth)から

    0
    2015年04月09日
  • レジリエンスとは何か―何があっても折れないこころ、暮らし、地域、社会をつくる

    Posted by ブクログ

    世界で高まる「レジニエンス」への取り組みの動向を紹介しながら、わが国における展開の必要性を訴える。企業経営においても軽視できないテーマである。

    0
    2015年03月22日
  • もっと使いこなす!「システム思考」教本

    Posted by ブクログ

    身近に見られるシステム思考の原型をたくさん示してくれています。それぞれの事例が、コンパクトにまとめられすぎている印象があり、個人的には「ドネラ・メドウズの世界はシステムで動く」などのどっしりとした物を読んでから、この事例集を読んだ方が頭の中のイメージの広がり方として良いのではと感じました。

    0
    2015年02月28日
  • 成長の限界 人類の選択

    Posted by ブクログ

    基本的に前二作と内容、主張は変わらない。
    図表は前よりも格段に見やすく量も多いので、
    前二作を飛ばして本書だけ読むのもありかなと思う。

    オゾン層の話が前作から続けて出ていたが、
    10年間でそれに匹敵するような大きさの問題の進展が無かったともとれる。

    この本の予測を悲観的にとらえる必要は無い。
    ただ、何事にも限界があるということを忘れずに、
    日々出来ることをやっていこうと思う。

    0
    2014年09月20日
  • 朝2時起きで、なんでもできる!

    Posted by ブクログ

    筆者のコツコツ努力に脱帽。まさに努力の天才。
    通訳になるからには、これくらい努力を続けられる人でないとならないのだと感じた。
    朝2時起きのライフスタイルは到底真似できそうにないが、自分への厳しさ、自己管理能力の高さはぜひ見習いたい。

    0
    2014年07月10日
  • 朝2時起きで、なんでもできる! 3

    Posted by ブクログ

    朝2時起きの読者がそれぞれの自己研鑽や自己実現の取組みを紹介し、それに枝廣さんがフィードバックする。精一杯生きる人々の姿が描かれた、前向きになれる本。

    0
    2014年01月05日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    システム思考の、ループ図の書き方が知りたいなら、これ。
    タイトルの付け方がイマイチ!?ですが、必要な人に届くといいなぁ。

    そして、これを使いこなすには、少し練習が必要なのと、少なからず勘=センスが必要そう。
    誰でも使えるかといったら、そうではなさそう。
    でも、知っていて損はないはず。

    0
    2013年04月26日
  • 成長の限界 人類の選択

    Posted by ブクログ

    ・破局に陥る理由やパターンが紹介されている。
    ・真実を語ろうと努力した様がにじみでている。
    ・すでに限界を越えているとの認識。
    ・限界を越えているが破局につながらない方策も残されているとの認識。
    ・技術の進歩と市場メカニズムだけでは対応が不十分だとの認識。

    0
    2012年09月27日
  • 朝2時起きで、なんでもできる!

    Posted by ブクログ

    早起きの本たくさん読んだけど、
    2時おき・・・
    家族との時間が取れないな
    でも、2時おきで文化的生活が送れるなら
    4時おきなんてちょろいなと思わせてくれた一冊

    0
    2012年05月27日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    難しい内容でした。持続不可能なものをいつまでも使い続けるわけにはいかない。それを止める術はあるが、実行を伴わないのは危機感の実感が沸かないせいだろうか。将来の子供たちのためにも、持続可能な社会を作って行かなければならない。

    0
    2012年04月16日
  • 地球のなおし方―――限界を超えた環境を危機から引き戻す知恵

    Posted by ブクログ

    ものごとを止められずにズルズルやってしまった場合の傷口の広がりがすごいということがシミュレーションで説明されている。エコがどうこうとかにかかわらず、普遍的に言える話だなーと。

    0
    2012年04月10日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    物事をこうやって捉えられたら、そりゃうまくいくわ、とちょっと羨望に似た気持ち。はたして、自分がここまで客観的な思考&できないときにあきらめないで何度も考え直すことができるのかどうか。疑問だけれど、うーん、精進せねば。

    0
    2012年11月20日
  • もっと使いこなす!「システム思考」教本

    Posted by ブクログ

    システム思考とは著者らが提唱している問題解決のための姿勢みたいなもの。「視点を変えることで、さまざまなレベルでものごととのつながりと全体像を見る」ことについて、本書では、実践編として事例と理論・モデルを交えながら解説している。
    いろいろな理論を引っ張り事例を紹介しているけど、ちょっと「おなかいっぱい」というか、心にじーんとくるものは少なかったような。実践編の前に理論編として「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」があるので、まずはそちらから読んだほうがよいのかと思った。
    社会人になりたての人や物事がうまくいかないといつも思っている人には役に立つのではないかと思います。

    0
    2012年01月29日
  • もっと使いこなす!「システム思考」教本

    Posted by ブクログ

    上手くいかないのはシステムに問題があるということを例をツールに当てはめて解説している。現実にも役立つことが多そうだけど、専門用語が連発で何回か読まないと使える理解にはならなさそう。

    0
    2012年01月15日
  • 朝2時起きで、なんでもできる!

    Posted by ブクログ

    時間の作り方、目標達成の方法を学びたくてこの本を読みました。

    この本で学んだことは、
    ・午前2時起きで時間を生み出す。2時から7時までの仕事により、1年で1825時間も生み出せる。
    ・2時起きのメリットは、まとまった時間を確保できる、おしりが決まっているから集中できる、頭がクリアである、邪魔が入らない。
    ・目標を、段階別に複数の小さな目標に分解し、その一つ一つをクリアする。それにより目標達成に近づくことができる。
    という点です。

    毎日2時起きを徹底できれば、著者が言うようにたくさんのことを達成できそうです。
    ただ、この本は2時起きの習慣についてより、同時通訳者になるための方法に重きを置いて

    0
    2012年01月15日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    枝廣淳子、小田理一郎著「なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか?」東洋経済新報社(2007)
    *とくに組織にとっては、システム思考は問題を発券し、関係者で認識を共有することによって、真に効果的な働きかけを造りだす力を与えます。
    *その領域だけが独立していれば良いのですが、どの企業も組織も事業も、様々な要因が複雑に絡み合っていますから、どこかが何かの手を打てば、それ以外の側面にも影響を及ぼします。
    *だれがその立場にいても構造が河原愛限り同じ問題がおきます。だからみんなで構造がどうなっているかを考え、構造を変えていく必要があります。
    *私たちは問題があるとすぐにどうやったら解決ができるか?とい

    0
    2011年09月16日
  • 朝2時起きで、なんでもできる!

    Posted by ブクログ

    本作中の、「新聞のコラム」のくだりで気付いた。著者と共通の知人がいた。
    前に少しだけ話を聞いていたが、やはり相当パワフルなおばちゃんの様子。
    確かになかなか真似出来ない暮らし。でもこれこそが、本人にとってはストレスのない、充実した暮らしとか。しかし、この暮らしが生む、周りへのストレスについての一切の考察はなく、更に、「周りにストレスを与えることがストレス」と感じる人には真似したくない暮らしとも言える。
    賛美両論は免れないが、本人がいいならいいか。前に進む気持ちは真似したい。

    0
    2011年08月28日
  • もっと使いこなす!「システム思考」教本

    Posted by ブクログ

    システム思考とは『繰り返し起こる問題は人の責任はなく、システム(構造)の問題』という考え方。

    視点を変える方法が具体的なケースをあげて説明してあるのでわかりやすそう。ちょっと読んだだけでも、自分にも思い当たるものがあった。

    0
    2011年05月26日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    ■システム思考
    ①重要なポイントを、どちらの方向へ押すか?が大事なのです。
    ②システム思考:まず構造を考えよう。つながりに着目しよう。同と逆で整理する。
    ③ループ図:変数(最低2つ)、矢印(原因と結果)、矢印の種類(同と逆)、ループ種類(自己強化型とバランス型)
    ④システム思考は人や状況を責めない、自分を責めないアプローチです。どのような構造が、この問題パターンを引き起こしているのだろうか?と自分との対話をしたり、グループや組織での話し合いをすることです。
    ⑤システム思考第一人者ジョン・スターマン:ビジネス・ダイナミックス

    0
    2010年11月23日
  • なぜあの人の解決策はいつもうまくいくのか? ―小さな力で大きく動かす!システム思考の上手な使い方

    Posted by ブクログ

    原題「systems thinking」なのに素直に「システム思考のすすめ」としないのが今の風潮。「なぜあの」シリーズは流行ってるらしい。
    PDCAを通常の問題解決法に生かすというか、フロー図をループにして考えるというか、割と単純だが、煮詰まったときには試してもいいんじゃないかと思うやり方のひとつくらいにはなりそう。
    これを読んで「これしかない!」と思うようでは経験が浅すぎるというか。
    あからさまにポータルなので類書を読んでもいいとは思った。

    0
    2010年11月09日