朝倉かすみのレビュー一覧

  • よむよむかたる

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    リアルさを求めて登場人物の口調を口語体にして描写したのかもしれないが、会話のテンポが生理的に受け付けず、前半〜中盤は読むのが苦痛だった。文章ではなく映像化されるとまた印象が変わるのだろうか。

    とある人物の通夜参列後の、登場人物のやりきれなさを表現したシーンは秀逸に感じた。このシーンを読めただけでも読んだ甲斐があったかも。

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    2026年02月20日
  • よむよむかたる

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    先日のお茶会で、「雨の日の心理学」と共におススメいただいたのがこちらの小説。
    ここ数年、心のホームグラウンドのように通う読書会のお話を契機に、「そう言えば読書会の素敵な小説がありますよ」と教えてもらったのが、
    朝倉かすみさん著「よむよむかたる」。

    朝倉かすみさんは、昔、タイトルに惹かれて読んだ「田村はまだか」以来の2作目。本当にずいぶんと昔に読んだきりなので、ちゃんと覚えていないんだが、思ってた感じと違った!という印象の残る作家さんだった。

    さて、今回の物語。
    小樽にある喫茶シトロン。
    再婚で小樽を離れるここのオーナーである叔母から、雇われ店長としてお店を任され、主人公の安田は埼玉から昔住

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    2026年02月04日
  • よむよむかたる

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    78歳から92歳の読書会に参加することになった、
    28歳・安田のやっくん。

    読書会の名まえは、坂の途中で本を読む会。

    朗読から始まるのが、なんかいいなーと。
    メンバーに聴かせるために練習してきて、
    メンバーはそれを味わうように傾聴する。
    みんなで受け止める雰囲気が生まれている感じ、ほっこりする。

    課題本の「だれも知らない小さな国」は、子どもたち向けのお話だけど、
    メンバーたちに語らせると、
    死が差し迫ったお話になる。
    人生経験豊かすぎる解釈だなーとこちらも興味深い。

    朝倉かすみさん、初読みでしたがワードセンスがツボにはまる。
    「リアルでピュアでトゥルーなフェイス」
    「わたしの怪しさをか

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    2026年01月25日
  • 棺桶も花もいらない

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    3.5 人生にはいろんなことが起こるが、幸せか不幸せが周りが判断するべきではないと伝える短編集。酷くブスと凄く美人以外はみんな普通と言う考え方は笑った。何が起きても生きていくしかないよというメッセージ。

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    2026年01月05日
  • よむよむかたる

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    本について語るのかと思ってたけど、まあそれがナイわけではないけど、これは読書会ではないね。
    そういうものだと知ってれば…読んだかな。
    井上紋の登場で物語が過去から一気に動きだす構成はよかった。

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    2025年12月25日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    3.7 50代は人生の終わりではないと言う短編集。黄昏は迫っているが、暗闇ではない物語。最後の居酒屋の話が何となく好き。今あるものを大切にしようと思う。

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    2025年12月19日
  • よむよむかたる

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    半分も読まずに途中リタイアしてしまった。疲れた。
    高齢者たちの読書会の話で、難しい内容ではない。
    難解な言葉や抽象的すぎる表現もない。
    ただただ、登場人物たちが何を言っているのか分からない。
    感受性が足りない自分のせいだと思う。

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    2025年12月17日
  • 棺桶も花もいらない

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    「平場の月」が評判?の著者のコロナ禍前後を描いた短編集。なんとも言えない不穏な空気とピリピリした緊張感が漂う中で、いろんな形の家族(親子)の生活が続いていく。
    今村夏子の初期短編小説に似た雰囲気を感じたな。
    3.4

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    2025年12月14日
  • よむよむかたる

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    初めての朝倉かすみさんの作品

    坂の途中で本を読む会ってなんだろうと思った。

    読書はひとりでするものだと思っていたが、そうとは限らないかもしれない。
    朗読と解釈、ふたつの読みに気づく

    いつか、読書会に参加したいと思う作品

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    2025年11月22日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    一気に秋になった。寒いから衣替えしながら、本の整理していて(笑)
    積ん読本。今読む本だなと手に取る。
    どの短編も普通の日常の中のちょっとした心のおりとか、虚勢とか、不安とか、愛する人への思いとか、楽しみとかが描かれていて。
    どの短編も終わりは少し悲しい。けど温かいじんわりが胸に残る。

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    2025年10月26日
  • 少しだけ、おともだち

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    ネタバレ

    『生方家の奥さん』
    『子猫の目』は朝倉さんらしいなぁのお話
    最初に『たからばこ』を持ってきたのには
    意味があるのだろうか
    辛く、次のお話を読み始めるまでに時間を
    要してしまった

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    2025年10月23日
  • よむよむかたる

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    高齢者の読書サークル。死と隣り合わせだけど、この会を生きがいに楽しく生きている。
    この会に新しく入った若い青年が視点なのが良かった。読みやすい。

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    2025年10月22日
  • よむよむかたる

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    高齢者の読書会のお話。本との付き合い方と余生との付き合い方が垣間見られた。とても微笑ましいが、物語の起伏は少ない。

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    2025年10月21日
  • 棺桶も花もいらない

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    U-NEXT。とちゅうから、オーディブル。著者らしい、独特の文体、視点の短篇集。コロナ禍で、人生が狂ってしまった人たちの話。とにかく『令和かれすすき』が衝撃すぎて。

    日雇いの派遣で働く、独り身の、まあまあのおばあさん。悲しみしかない細かい一人語りが続く。「つっとのおうち」のことを話すあの人との交流。あの人は誰なのか、なんなのか、よくわからず、しょっちゅう脱線して半生を語るおばあさんに、読むのつらいな、と、いらいらしていたら、ラストに戦慄が走った。ネタバレはやめときます。なんだかもう。こんなのって、ありかな。つらいな。

    『ドトールにて』介護をしてきた母、妻をそれぞれ最近亡くした中年のおっさん

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    2025年10月20日
  • よむよむかたる

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    ネタバレ

    【収録作品】
    1 老人たちの読書会
    2 いつかの手紙
    3 ご返事ご無用
    4 恋はいいぞ
    5 冷麦の赤いの
    6 一瞬、微かに
    7 おぅい、おぅい

    小樽の古民家カフェを叔母から引き継いだ、書けない小説家の安田。そこでは「坂の途中で本を読む会」という、超高齢読書サークルが月に1回の活動をしていた。

    朗読と20周年記念事業を柱にしつつ、とっちらかる会話の様が目に浮かぶ。まだ20代後半の安田がよくそれに付き合うなと感心した。

    個性的な面々ではあるが、この会ではみな善性が前面に出ているようで、キレやすいのは会長だけ。それもすぐに機嫌が直る。
    高齢者とそれに付き合う若者のいいとこ取りのような話ではある

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    2025年10月12日
  • 棺桶も花もいらない

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    それぞれの悩みを抱えた人の日常を描いた短編集
    貧困、離婚、孤独、病気、ありがちな設定だが、それぞれ面白かった
    特に4人家族の姉弟の関係性についての作品では、弟の進学のために中卒を前向きに受け止める姉の姿には幸せとは何かと考えさせられた
    弟は勉強が得意だから進学すれば良い、私は働くことが得意だから働けば良いという姉の考え方には、凄く納得させられた
    いつしか進学することが当たり前になり、その目的がうやむやになってきているこの世の中
    何が幸せか皆心に問うべきではないか

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    2025年10月02日
  • 棺桶も花もいらない

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    湿って、大人っぽい短編集
    コロナ禍に影響を一番受けたであろう弱者階級の静かな叫びが聞こえるようだ
    初めの章「令和枯れすすき」
    『ずっとのおうち』の後継者に、
    怖いけれども、なってみるのもいいかも…
    なんて思ってしまった

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    2025年09月24日
  • 棺桶も花もいらない

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    今の社会の生活水準の平均値がどの辺りにあるのかはよく分からないけれど・・・
    この本の登場人物たちは多分、平均値より上ではない。
    それぞれ違う主人公の短編集だけれど、一作目の印象が強かったせいか、「駅の南口を降り、蕎麦屋を右に曲がり、線路沿いに直進したら薄茶色のマンションを左折、細道を歩くと丁字路に出て、突き当たりのクリーニング屋さんの並びの一軒家」
    という描写がほとんどの作品に共通して出てくることから、ホラー的な結末を考えてしまった。

    どのお話でも、人生の選択に迷っている人が主役。コロナ禍という特殊な状況にも翻弄されて、生活設計が狂ったり、一変してしまった人も多い。コロナ禍の前に戻れたとした

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    2025年09月09日
  • 遊佐家の四週間

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    家族の話だよね。と 読み始めて みえこが登場してから 家族の話が ちょっとづつ変わっていく、やっぱり家族の話 だよね。思っていたのと 違う展開に ちょっとちょっと となったけど。結局 この家族 どうしたかったんだろ〜?というモヤモヤで 終わってしまった。朝倉かすみさんってこういう話も書いていたんだと 新しい発見。なんとなく 消化不良な感じがするのは ホント 個人の感想です(笑)

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    2025年08月11日
  • 田村はまだか

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    ネタバレ

    田村を待ち続けながらそれぞれの人物の人生が短編で読める。
    人生っていろんなことがあるよね、いつ誰が田村のようになってもおかしくないよね。
    人生何があるか分からないよ、そんな印象でした。

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    2025年07月07日