朝倉かすみのレビュー一覧

  • 平場の月

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    50代でこの悲恋はきつい。きっとずっと心残りなんだろうなー。
    2人の日常的な会話や行動に、本当に50代か?と疑問に思うことがたびたびあった。もっと若そうな会話の仕方をしてる。
    かと思えば須藤の科白は小難しいことばかり言うから、チグハグ感が拭えなかった。
    ウミちゃんは人間関係のめんどくささを表してくれていて、とてもよかった。

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    2026年09月06日
  • けんぐゎい

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    擬音をうまく使った生々しい表現に嫌悪感を感じつつも引き込まれていきました。
    生まれや性別の違いによる格差は現代の比ではない時代。抑圧された感情はどれほどだろうかと、想像するだけで苦しかった分、後半で救われました。

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    2026年09月05日
  • けんぐゎい

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    まずは面白かったです!
    前半戦の胸糞悪い展開、江戸言葉の難しさ。
    私のレベルだとなかなかサクサクは読めませんでした。ただ中盤からすごい展開が気になって、そこからは一気に読めました。
    これを機に時代小説も読んでいこうかな。

    読書レベルを上げて、数年後にもう一回読みたい作品です。

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    2026年09月01日
  • けんぐゎい

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    うむむー、あっという間に読めましたが、暗くてグロくて面白いとはあまり思えなかったです…。
    登場人物がみんな程度の差はあれどこか狂ってました。

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    2026年08月29日
  • がんばれ、おめでとう、ありがとう

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    7つの短編。
    表題のように単純に前向きな内容ではなく、一癖も二癖もある大人のおとぎ話のような。

    「ニオイスミレ」SFぽっくもあり近未来にありそう。
    「地元裁判」子どものころ、確かにあったぞそんなこと!?

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    2026年08月28日
  • 平場の月

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    勝手に大人の恋のハッピーエンドかなって思って読み始めたんだけど。
    全然違くって、さまざまな葛藤が入り組むラブストーリーだった。

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    2026年08月26日
  • けんぐゎい

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    何というか、「濃い」小説だった。
    中盤までは、とにかくしんどい。とんでもないサイコパス、テラトフィリア、モラハラ、DV男に、好き放題虐げられ、頼みのシスターフッドも弱すぎる展開に、さすがの直木賞でも読むのをやめようか、との思いがチラと胸を過る。
    後半、主人公が生きる道を見つけて邁進していく段になって、やっと何か明るくひらけていく感覚があった。が、やはり生と死そのものをあつかうテーマだからか、重苦しさは変わらなかったけれど……。
    前半頼りなく感じられたシスターフッドが復活したのは良かった。昔読んだ桐野夏生の『OUT』をちょっと思い出した。

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    2026年08月26日
  • けんぐゎい

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    女性としての生き方の話。

    生まれ持っての地位に翻弄されたり、子供を産むことの考え方の違いだったりと様々な価値観が出てくる。特に江戸時代が舞台なので、女性の扱いが酷い場面描写も多い。

    正直言葉も難しく、前半は辛い描写も多いからか理解するのも難しかった。でも後半の展開は見事。

    女性として強く生きる姿は、時代は違えど今と通じる部分もある。
     
    人間誰しも心に天使と悪魔がいる。そんな事を思いながら、もう一度読み返したくなる作品。

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    2026年08月22日
  • けんぐゎい

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    直木賞ということで前知識なく読んでみた。最初の方はどういう方向に進むのかよくわからなかったけど、最後には行く先に明かりが見えたような気持ちになった。

    けんぐゎい
    ウニコール
    ガストホイス

    言葉遣いも心地よい。最初は何を指しているのかよくわからなかったけど、読み進めるうちにその意味することがわかる。
    そのほか、
    ・のいち 夜 のちぇ 夜 なぐと 夜
    ・おまえは善しだよ
    ・あの子らはほんとうにきれいなんだ。縹緻よしっていうよりも、清らかだったり潔かったり凛々しかったりといったような、この世のいろんないいものが寄り集まってできている。

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    2026年08月18日
  • 少女奇譚 あたしたちは無敵

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    直木賞作家となった朝倉さんの 少女をめぐる謎めいた短編集

    「留守番」
    雑誌Mei(冥)2014 掲載 初めて名前を聞いた雑誌です。 女のコのためのこわ~い文芸誌としてKADOKAWAで少しでてたみたい。
    始まりから終わりまで 謎めいた短編。
    主人公は少女っぽいんだけど それさえも定かではなくなる。でも結局なんだかんだかわからないm(_ _)m

    「カワラケ」

    ウェブサイト ダヴィンチニュース 2015
    歴史ある女系の家系の小学生の少女。
    謎めいた「カワラケ」という事象を体質的に受け継ぐ。そのための忌み屋への籠り。
    どこかにありそうでいて、ラストの冷ややかさが斬新。

    「あたしたちは無敵」

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    2026年08月17日
  • 田村はまだか

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    再読。札幌、ススキノのスナックで、同窓会帰り、四十歳、五人の男女が田村を待っている。田村は、男をとっかえひっかえするろくでなしの母親のもとに生まれ、いつもお下がりのジャージを来、遠足のとき、お弁当のおかずを持たせてもらえないような貧しい暮らしをしていたが、頭はよく、かけっこも早く、しかし目立たず、性格は潔癖というか、ざっくりいうと「ロンリー」というのが、五人の評。「小六でロンリーをやられたら、近づきにくいよ」そんな田村だったが、ある時、クラスの問題児だった女子を、声を荒げて叱咤する。「どうせ死ぬから、今、生きてるんじゃないのか」その女子と田村は結婚し、子供をもうけている。その田村を、待っている

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    2026年08月04日
  • 田村はまだか

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    同窓会に遅れる田村を待ちながら、昔話をしたり回想したり。
    おじさん(女性もいるけど)の独りよがりで勝手な妄想俺物語を多分に含みつつ、気づけばもう40歳みたいな。

    心のうちに留めておきたい下衆な話しとか、いろいろ。

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    2026年07月19日
  • よむよむかたる

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    小樽の古民家カフェ「喫茶シロトン」で開かれる読書会の話。平均85歳の高齢サークルと28歳の雇われ店主のやり取りが軽快でこういう読書サークルも味があって良いなと。私もこれくらい長生きしたらこういう張り合いがほしいな、楽しく歳を取りたい。

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    2026年07月14日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    ネタバレ

    6つの短編からなる小説。
    表題のとおり、熟年を過ぎて老いを感じてきた頃の男女の日常を描いたまさに『たそがれどき』の話だ。

    表題の『たそがれどきに見つけたもの』は、高校の同級生同士で結婚した女性が、フェイスブックで久しぶりに会った女友達に会い、自分の結婚相手を教えたらすごくびっくりされたという話。
    またこの短編で印象に残るのが、「人生を80年とし、4で割る。 20歳までが春、40歳までが夏、60歳までが秋、それ以降は冬…』という一節だ。物語の女性は50歳なので『私は、ちょうど秋の真ん中にいる。』と書いてあるが、読者の自分は冬なんだなぁ…とあらためて思った。

    『王子と温泉』という話では、真面目

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    2026年07月14日
  • 平場の月

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    初めて読んだ作家さんだった
    須藤が亡くなるまでの青砥の話なので
    読みづらいところもあった。
    青砥と須藤の大人の
    平場の話
    歳をとると固執した考えと自分へのプライド素直になれないところ相手への思いやり
    いろいろなことが多くなる
    合わせる顔がないって大人なんだよな

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    2026年07月04日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    3点台前半
    ・学生時代、恋心を抱き合いながら結ばれなかった青砥健奨と須藤葉子が、50歳になり偶然再会。互いに紆余曲折の人生を経て独り身、金銭的にも裕福ではないながらも、少しずつ友情の枠をはみ出して心近づいていく2人。
    ・そんな中で須藤は大腸癌を患い、人工肛門装着を余儀なくされるなど生活が大きく変わる。目一杯支えたいと願う青砥に対し、須藤は全てを頼ることをよしとせず、ゆっくりと手探りするような2人の闘病生活は続いていく。
    ・手術、抗がん剤治療を終えた最初の検診を終えた日、青砥は須藤に「一緒にならないか」と思いを伝える。しかし須藤はそれを受けず、さらにはもう会わないと伝える。青砥はなんとか1年後に

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    2026年06月28日
  • がんばれ、おめでとう、ありがとう

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    ネタバレ

    『平場の月』を上梓した朝倉かすみさんの短編。
    表紙絵が懐かしい…小学校の作文とかに、先生がこんなスタンプ押したりしていたなあ…

    何かしらに頑張っている人を応援するような話かな…タイトルから想像したこんな内容とはちょっと違う。
    7編の短編集なのだが、それぞれ登場人物は何の関連性もない。

    『森のような大きな生き物』では、オリンピックに登場した前髪をカラーゴムでゆわえた小柄の女の子選手…これは誰のことか想像つくだろうが、さまざまなスポーツに登場する人気のある女子選手を応援する普通人の話。この話だけが、タイトルに合っている。

    「地元裁判」…その小さな町だけのルールがあり、それを守れない家族が排除

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    2026年06月24日
  • がんばれ、おめでとう、ありがとう

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    びっくりした。想像してた短編集と全然違った。
    全然違って、想像より面白かった。
    「頑張るあなたに届けたい、勝手に応援短編集」と帯にあったので、例えば友人だったり子どもだったり、アイドルだったりを応援する人達が主役の、爽やかな物語たちなんだろうなと思っていた。
    物語の幕開け『森のような、大きな生き物』でまず、「誰かを応援すること」で元気を貰えることは確かだし、自分の心の支えにもなるし、自分も頑張ろうと思える、尊い行為であると同時に、他人の人生を消費する行為であることや、垣間見える暴力性、身勝手さをも暴いている。私たちは誰かを応援するとき、往々にしてその誰かに勝手に期待をして、そこから外れた言動を

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    2026年06月12日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    映画を先に見て書籍を後に買うという、個人的にはやや少ないパターン。
    だいたい書籍の方が良い印象が多いのですが、どちらかというと映画の方が良かったかな?

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    2026年05月25日
  • 平場の月

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    いわゆる恋愛小説にグルーピングされると思うが、主人公の年齢が高めなのでこれまで読んできたものとはテイストが違っていた点が良かった。

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    2026年05月02日