朝倉かすみのレビュー一覧

  • 平場の月

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    ネタバレ

    最初の方の息巻くような地の文が少し読みずらいかもと、思いながらも後からその伏線も回収されており2回目に戻ってみるとわかった。

    成熟してからの再会。今読めてよかった。

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    2026年05月11日
  • 平場の月

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    大人のリアル?な恋愛物語。
    本を購入した後で映画で観て、ずっと積読だった。
    色々な経験をしたうえの大人の恋愛。若い時のようにはいかない。
    私も同世代。健康診断は会社のだけ。胃カメラは毎年しているけど大腸カメラは一度もしたことない。
    周りは須藤のように大腸がんなどの人もいる。
    私も検査の予約しよう。

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    2026年05月10日
  • 平場の月

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    大人、といっても人生の最盛期を一度経験し終えた大人が、昔の初恋相手と再会して、たまたまふたりとも独り身になっていて、この機会に緩やかに進んでいく大人の恋の話。キラキラした青春時代の恋愛小説とは違い、健康問題や親の介護、離婚理由などを互いに理解し受け入れて、じっくりと進む関係で、キュンキュンして飛び跳ねそう!な要素も無いけれど、控えめに灯された火が、ゆっくりとキャンドルを溶かしていくような、じんわりと心が和らいでいく温かさがあって良かった。人はやっぱり人と関わりながら生きていくんだよなと考えさせられる、味わい深い大人の恋愛。

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    2026年05月06日
  • 平場の月

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    なんか、切ない物語だなと感じた。
    昨年、同じ病気で父を亡くしたのでストーリーは全く違うが、須藤の気持ちなど想像しながら読めた。 
    とっても素敵なストーリーだった。

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    2026年04月12日
  • 平場の月

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    いきなり場面が飛ぶので、時間(日にち)がわからなくなる点が読みにくかった。

    冒頭からヒロインが亡くなった事が書かれているので結末は想像できるが、どのようにそうなったのか、を読んでいくかたち。
    最後にヒロインがとった行動は、なんとなく気持ちを推測する事はできるけど、私には理解できなかったなぁ。

    余談ですが、映画の役者さんが私の想像とはまるっきり違う雰囲気の2人でびっくり。
    でも機会があったら映画も観てみたいと思いました。

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    2026年04月04日
  • よむよむかたる

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    朝倉さんの作品を手に取るのは『平場の月』以来となりました。平均年齢85才の高齢の男女6人に、28才の若者“安田”が加わって、月に1度開かれる読書会の様子が時にユーモラスに時にシリアスに描かれていました。

    人は年齢を重ねていくにつれて、だんだんと自分のことばかり話したり、人の話を聞かなかったり、加えて認知が揺らいだりするので、読書会の方も混沌としてくる場面もあるのですが、この安田君が偉いのは、人生の大先輩の方々をリスペクトしつつ、温かく見守りながら支えているところではないかと思いました。

    だからでしょうか。老齢の6人もこと本の話をする時には、頭と心のピントがきっちり合って、実に味わい深いディ

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    2026年03月31日
  • 田村はまだか

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    面白かった。この作家さん、初めましてでした。好きな部類かも。
    同窓会の三次会、田村を待つ間の話だけど、淡々としているようで、妙に惹き付ける感じがあって、中盤からは読むスピードが上がりました。
    舞台とかで会話劇にしても面白そう。
    朝倉かすみさん、他の作品も読んでみたい。
    オススメあるかた、教えて下さい

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    2026年03月31日
  • 田村はまだか

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    5人の同級生とバーのマスターの6人で田村の到着をただ待ってる話なんですが
    その間それぞれの人生を振り返り一話一話じわじわと考え深い話になり田村は結局来ないのかななどと思いながら最後まで読めました

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    2026年03月27日
  • よむよむかたる

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    人が人を癒すことができる。その人なりに人生を生きてきたからこそできることもある。そんな優しい物語だった。
    読み終えて今はいないおばあちゃんを想った。おばあちゃんは優しくて賢くて、読書が好きな人だった。手帳に読書メモをとっていた。おばあちゃんと本の話をしたかった。きっと楽しくて、すごく癒されたはずだ。

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    2026年02月05日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    人生を折り返した中年たちの危うさやら寂しさ、不格好な欲望が静かに描かれていて面白かった。

    主人公たちは明確な夢や目標も持たず、流されるように年を重ねた人たちだ。基準になるような理想像はなかったのに、なぜかこの人生は望んだものと違うという淡い失望感を抱えている。
    こんなはずじゃなかったと思いながら、じゃあどんなはずだったのかと問われても答えられないのだ。
    重松清作品の主人公のような人生の岐路で己の過去の棚卸をするほどの差し迫った感覚もなく、ただただ匂いのように違和感にまとわりつかれているだけ。

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    2026年01月21日
  • 泥酔懺悔

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    下戸の人の感覚を知ることができた一冊。
    私は飲める方だから、酔って泥酔までしても懺悔するほどの失態は今のところない。
    強いて言えば、二次会で食べきれなかったおつまみのベイクドガーリックをアルミホイルに包んでバッグに突っ込み、お持ち帰りしてきたことかなあ。
    バッグの中から出したときの母の顔は忘れられないし、次の日焼き直して食べたときの意外なおいしさも記憶に濃い。
    お酒は楽しいな。私、やっぱり好きだな。

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    2025年12月28日
  • よむよむかたる

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    ネタバレ

    2025/12/20
    お年寄りの話はヒヤヒヤするのね。
    だっていつ死んじゃうかわからない。
    なので薄眼で見ます。
    自分もここに足突っ込み始めたぐらいかと思うけど、老いを感じること増えたもんね。
    年がいけばいくほど、頑張って探さないと楽しいこと減っていく気がする。
    心しとかないとなと。
    『坂の途中で本を読む会』というネーミングがかっこいい。

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    2025年12月26日
  • よむよむかたる

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    私は1人で読むのが好きだケドこうやって皆んなで読むのもいいな 年をとるともっとそう思うのかも
    朝倉さんの初めて読みました 例えが方良すぎてすっかり好きになりました 他作も読んでみたい

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    2025年12月25日
  • よむよむかたる

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    読書会へ憧れがある私。どんな雰囲気なんだろうと読んでみたかった本書。
    のほほん系かと思ったら人情物語なミステリー!?登場人物が個性的かつなんとも溢れる躍動感。
    読書会って自由な心を持っていける場所なんだなとわくわくしながら読めました♪

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    2025年12月22日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    とても面白く読めちゃった。それはわたしがたそがれどきにだからなんだな
    裏表紙に切なく優しいって書いてあるけど、決して優しくないからね

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    2025年12月18日
  • 平場の月

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    映画を観たのちにしみじみとした余韻が続き、原作にも手を伸ばしました。
    自分の親ほどの年齢の二人のやりとりがリアルで、もどかしくて、少しキュンとしてしまう。当事者にとっては一大事でも世間的にはよくあることで片付けられてしまうような出来事。自分と地続きの人たちの話でした。

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    2026年06月28日
  • よむよむかたる

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     できごとがぐる〜っと回って作品の最後のページできれいに繋ぎあわされる、まとまった小ぶりのお話でした。
     ガ〜っとはみ出したり、キュキュッと縮こまんだりすることのない安心感は確かにあります。でも、この先どうなっちゃうんだとか、飛び出してしまいそうでちょっと心配とか、そういう楽しみのない、でもまあまあ面白い作品でした。

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    2025年12月09日
  • よむよむかたる

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    読み進めにくい本だなあと思っていた。お年寄りが集まった読書会のお話。お年寄り特有のすぐに昔話になったり、話が脱線して収拾がつかなくなる様子が繰り返されて、最後まで読み終えられるかなあと思っていた。
    『井上さん』が出てきたあたりから急に色々なことが展開し始めた。もやもやとしていたことが急にはっきりとしてきておもしろくなった。まちゃえさんとシンちゃんが生きているうちに少しでも早くこのことを知らせてあげてほしいという気持ちでいっぱいだった。
    高齢のまちゃえさんか、入院を繰り返す会長が先にお空に旅立つのかと思ったら意外な会員がお空へ召され、予想はしていたけれどみんなの落ち込みようといったら…。でもやっ

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    2025年11月30日
  • よむよむかたる

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    アサバマリエさんの装画
    読書
    北海道小樽市
    だれも知らない小さな国
    さとうさとる

    実家に帰った時、道新の記事でこの本を知ってからずっと読みたいと思っていた。私の好きなものが詰まった物語。本にも書いてあるけれど、私の記憶、匂いや手触りと作中の言葉がつながり新たな気づきに出会う。そんなひとときだった。

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    2025年11月22日
  • 棺桶も花もいらない

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    しょっちゅう小説を読んでいると、こうなればこう感じてこう行動する、みたいな定型、クリシェによく出会う。少しずつ表現を工夫して変化をつけても、どっかで読んだな〜と思うときがある。でもこの短編集には、予想に裏切られどう展開するのか全く見えない新奇さがある(特に『もう十分マジで』)。だから時間を費やして消費した以上の果実を手にした感じがある。結局コロナ禍って前代未聞の経験を私たちみんなに与えたのだなと実感する。細部がとってもリアルで、どうやって資料集めしているのだろうか。軽いトーンで書かれていても、内容はずっしり重たかったりして、不穏な時代の空気を反映しているようだ。

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    2025年10月31日