朝倉かすみのレビュー一覧

  • 満潮

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    中小企業社長のトロフィーワイフとなった眉子。眉子もちょっと理解出来なくて怖いけれど、大学生茶谷が相当怖い。読後に心がざわつく。

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    2021年01月03日
  • 幸福な日々があります

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    ネタバレ

    これは離婚小説ではなく離活小説。
    冒頭の「あじさいのうた」だけ読むと、いい歳して男の前でわざと二回間違えることを「秘技」なんて言っちゃう森子を痛い…としか思えないのだけど。しかもどうやらなかなかの読書家という設定が浮いてるように感じられて余計に頭が悪く感じてしまうのだけど。(もちろん読書量と知性はイコールではないとはいえ)
    結婚当初の相思相愛ぷりを読むと、10年で冷め切ってしまった愛情にしみじみともの寂しさを感じる。
    モーちゃんは習慣を大切にする人だと強調されているだけに、果たして今でも森子を愛しているのか、単に今までの結婚生活を続けたいだけなのか分からないのがまたちょっと淋しい。おそらく後者

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    2020年12月13日
  • 少しだけ、おともだち

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    ネタバレ

    1人で友達の家に遊びに行った帰り道。
    わがままな友達、帰り道で出会った男の人。

    平凡な人生を送る自分と、
    意識高い変わり者の友人から送られてくるメッセージカード。

    会社のお金を少しずつ着服していること。
    仕事を教えて下に見ていた新人によって暴かれる時。

    商店街でバイトをしている3人の
    微妙に嘘をつきながらの仲良しな交流。

    お話を作るのが好きで、子供の頃はそれをうっかり口に出して嘘つきと呼ばれたこと。
    今でも頭の中で繰り広げられるお話に登場する幼馴染。

    マンションに引っ越してきた夫婦の奥さん。
    口が軽いけれど、彼女から生まれてくる予定の女の子を
    楽しみしていること。

    偏差値が低く期待

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    2020年11月25日
  • 満潮

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    独特な視点の文章だった。
    ある出来事に対して、前段についてのストーリーというのは新しい視点で面白かった。

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    2020年11月07日
  • 泥酔懺悔

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    総勢11名の情勢が、酒にまつわる、まあ総じてどうしようもない、どうかしている経験とその反省と言うか自らを省みて飲酒の鋼材と何故に人は記憶を失うまで泥酔しなければならないのかをシリアスに語るエッセイ集。非常に秀逸。

    なかでも山崎オナコーラさんの「ひとりでお酒を飲む理由」には身につまされてなるほどなるほどと、自分にとってのお酒の立ち位置、のみならず人との関わり方、一人でいることの楽しみ、みたいなものを的確に表現されていて膝を打つ思い。

    しかしまあ、みんな記憶をなくすんだね。ちょっと心配していたけれど、まあ、酒飲みなら普通だわな、うんうん。

    三浦しをんさん、角田光代さん、平松洋子さんといった大

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    2020年08月15日
  • 泥酔懺悔

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    泥酔の失態を開き直るんじゃねぇ、と下戸の私は常々。んでも、人の泥酔を楽しむってのは面白い視点かもしんない。そんな余裕があればなぁ。
    総じて若い年代の著者のほうが面白かったかな。

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    2020年05月01日
  • 満潮

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    切ない内容でした。
    ちょっと独特のキャラクターが描かれていて、おお、そういうオチがくるのか、って感じでしたが、好みでしたー。
    他の作品はどうなのかな?と思ったので、読んでみようと思います^^

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    2019年10月15日
  • 満潮

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    可哀相な眉子さん。
    眉子も変わった女だが、キモ男のこういう無駄な自信と思い込みがこのような事件を実際にも生むんだろうね。犯罪者の思考が妙にリアルだ。
    夫もなかなかキモかったな。

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    2019年07月29日
  • 泥酔懺悔

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    ネタバレ

     12人の女性作家などの酒に関するエッセイです。「泥酔懺悔」、2016.9発行(文庫)。面白かったです。①三浦しをんさん、30代から泥酔すると記憶を失う。朝起きると下半身裸で便器を抱いた形で寝ていたと。飲酒の習慣に並ぶのは読書ぐらいとか。②角田光代さん、飲み始めたら途中でやめられない。とことん飲んで記憶がなくなる。覚えていない泥酔時間、角田さんはどうなっているのか?w。③大道珠貴さん、女のひとのグラスについた口紅を指二本で拭うしぐさ、あれ。あの指をあとどこへなすりつけるんだろう、すごうく、気になる。
     12人の女性作家の酒にまつわるエッセイ集。「泥酔懺悔」、2012.11刊行、2016.9文庫

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    2023年08月10日
  • 泥酔懺悔

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    ニヤニヤしながら読んでしまった
    私の好きな作家さんと私の飲み方が似ていて嬉しかった
    下戸の人の感覚も知れて楽しい本

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    2018年02月12日
  • 泥酔懺悔

    購入済み

    素直に読めます

    女性のみなさんの「酒」に関するエッセイ集。
    大酒飲みあり、そうでない方あり。
    みなそれぞれいろいろな思い出があることに気づかされます

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    2017年07月31日
  • 恋に焦がれて吉田の上京

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    別れについて考える
    いつ別れるのが、いいんだろうねぇ
    相手の愛と自分の愛を比べてしまうのは、恋愛のどうしようもないところなのかねぇ
    大きな愛を貰う方はそんなこと、考えないもんなのかねぇ

    退屈だったけど意外と悪くなかった、終盤

    愛ってなんなのか
    どんな人と付き合うのがベストなのか
    話し合いたくなった、のに話せないなんてねぇ

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    2017年06月07日
  • 少しだけ、おともだち

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    星3つと迷った。んー、後味悪い。後味悪いのが嫌いな訳じゃないんだけど、リアリティーがあるものばかりで生々しい。

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    2017年01月19日
  • 静かにしなさい、でないと

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    どうしてこんなに朝倉かすみは…。

    解説が、この短編集に収録された作品の主人公たちをうまくまとめていた。

    “〈名前のイメージと自分の容姿とのずれなど承知していると表明したほうがらくになれる〉と考える内海さんをはじめ、かつては美少女だったのに〈一世を風靡した子役の成れの果て〉のような大人になってしまった「どう考えても火夫」の〈わたし〉、美人と言われた経験がないのは〈気がつくひとがいなかったからだ〉とずっと思ってきた「いつぞや、中華飯店で」の朔子、心延えがよくないと自分を叱ってきた両親から、あっさりした目鼻立ちと短い顎を受け継いだ「ちがいますか」の〈わたし〉。”

    とにかく、自分の思っている自分

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    2014年09月05日
  • 肝、焼ける

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    豊﨑由美の書評を読んで、何が心に引っ掛かったのかは忘れたけれど、名前だけは忘れずにずっと気にしていた本を、やっと読んだ。
    うん。やっぱり読みたかった本だ。

    主人公はどれも30~40代の独身女性で、結婚をするかしないか、職場の位置関係(お局さまとの関係)で悩んでいたりするのだけれど、そういう表面的な部分ではなく、内側の形がすごく私に似ていると思ったのだ。

    後ろ指を指されまいと善を身体じゅうに巻きつけて鎧にしているところ、こちらから頭を下げるなんてというプライド、誰かわかってくれる人がいるはずだという受け身で傲慢な自信。
    いや、これ、私だわ。

    特に、北海道新聞文学賞を受賞した「コマドリさんの

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    2014年08月03日
  • ともしびマーケット

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    ともしびスーパーマーケット鳥居前店を舞台背景にして、従業員や買い物客、またその家族たちの、ちょっぴり切なくてほんのり温かい連作短編集。
    私には朝倉作品は珍味である。大きな事件や感動的な出来事があるわけでもなく、登場人物もどちらかというと地味であり、はっきりいうと変わり者が多い。それでも、癖になる味わいと、ノスタルジーを感じさせる文体がたまらない。本作ではカバーイラストにも参りました。

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    2014年06月04日
  • 肝、焼ける

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    『田村はまだか』の朝倉かすみさんの、短編5作を含む処女単行本。表題作の「肝、焼ける」とは激しいじれったさを表す北海道方言。31歳の真穂子は、遠距離恋愛になってしまった24歳の彼・御堂くんのいる稚内の気持ちを確かめたくて、唐突に彼のいる稚内に訪ねてきてしまう。ところがいきなり行ってもすぐに会えるわけではなく、彼の部屋のポストに「電話下さい」とか突っ込んではうろうろ、また手紙いれてはうろうろを繰り返す。 「肝、焼ける」と言ったのは真穂子ではなく、彼女を轢いてしまいそうになったトラック運転手が言った言葉だが、もちろん彼女自身にもこの言葉が反芻されていくわけで。いろんな種類の「じれったさ」が錯綜してい

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    2014年03月29日
  • ロコモーション

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    頽廃的な雰囲気、これは良かった。あまり表には出ないが地方が舞台であるということが強い影響を及ぼしている。

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    2013年09月25日
  • 夏目家順路

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    「田村はまだか」で魅了され、以来、ずっと追いかけている、札幌在住の朝倉さんの近著。なんだか、抱きしめたくなるような小説です。
    朝倉さんは端正な文章を書く作家ではなく、どこか素人っぽさを残しているのが持ち味でしょう。肩の力がいい感じで抜けていて、読む方も構えずに、朝倉さんが拵えた物語の世界に没入できます。
    「抱きしめたくなるような」感慨を持ったのは、登場人物たちが、とても身近に感じられるから。主人公の清茂はもちろん、直、素子、光一郎、その他大勢。
    いずれも、どこにでもいるような普通の人々ですが、それぞれに秘密、というほど大げさではありませんが、心にやっかいなものを抱えています。
    その心の中のやっ

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    2013年06月15日
  • 感応連鎖

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    気持ち悪~い‼(けなしているわけじゃないよ)
    想いが身体に影響して異形のモノになっていく様は、おぞましいと同時に、不安をかきたてる。

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    2013年05月04日