朝倉かすみのレビュー一覧

  • 好かれようとしない

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    主人公と同い年。わたしも頭で考えることが多いなーと感じながら読んだ。
    深く考えるのも大事やけど、ふっと思ったことも大事にしたい。
    恋愛だけじゃなくって、それ以外のときも。
    頭で考えがちな私が、もうちょっと自分の好きなようにしてみようかなぁと思えた一冊。

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    2012年02月11日
  • 好かれようとしない

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    タイトルの「好かれようとしない」とは主人公・風吹の大家による恋の格言で、要するに惚れるより惚れられろってことかな?
    顔がすぐ赤くなる風吹は、男から見るととてもかわいい。きっと国友くんとはいい恋愛が出来ると思う。
    「あれこれ思うはひとの心、ふっと思うは神の心」大家さんの言葉は、いちいち深い。

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    2012年01月24日
  • 好かれようとしない

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    タイトルに惹かれて買った。
    途中から面白くなったけど感情移入は出来なかった。
    『好かれようとしない』理由を自分なりに見付けたかったんだけど
    なるほどねぇ。にはならなかった。

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    2012年01月17日
  • そんなはずない

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    タイトルを裏切る結末。話はまあまあだけど、表現の仕方がうまいなあって文章がところどころにあって、面白かった。

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    2011年11月05日
  • 好かれようとしない

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    この作者独特の行間を読ませる描写に慣れなくて前半難しい小説だなと思ったけど、後半はテンポよく話が進んで面白かった。

    「好かれようとしない」

    今の自分に突き刺さるような言葉でした。

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    2011年08月10日
  • そんなはずない

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    計算高い女の計算間違い。姉妹ってこんな風にお互いを思っているかと思うと怖い。
    朝倉さんは、男を描くと「田村」のようにかっこいい!のに、同性に対しては非常に厳しく容赦ない。

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    2011年06月22日
  • そんなはずない

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    2011/6/1ぐらい。
    ずいぶんほったらかしていた。
    「田村はまだか」を読みたかったのになかったから
    同じ作者の違う作品を読んでみた。
    危なっかしくてハラハラしたけど悪くない着地で満足。
    ただ登場人物がそれほど好きになれないタイプだったので☆3ぐらいかと。
    不幸になってまえ!って程嫌いではないけどさ。

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    2011年06月17日
  • 好かれようとしない

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    タイトルがセンスなさすぎる!
    奥手で赤面症の主人公の行動にはわりと共感できた。
    相手が鍵屋っていう設定をもっとうまく活かせるんじゃないかなー
    なんかもったいない感じ。
    最後の山本ふみえとにこぽんのエピソードは蛇足な気がする。
    全体的になんとなく先が読めちゃうというか、
    気になってぐいぐい読ませるパワーがもうちょっと欲しい。
    映像化するなら風吹は蒼井優

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    2011年06月01日
  • 好かれようとしない

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    p.278「好かれようとしないこと、と、嫌われるようなことをする、のとは全然違う。」
    『813』のメモが、おまじないだったのか。←そういうのは嫌いじゃない。

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    2011年02月25日
  • 好かれようとしない

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    文章は非常にいい。
    すごくリズムがいいと思う。

    ストーリーはおいといて、文章のよさだけで読める小説ではある。

    けど、面白いかどうかは別で、主人公に共感もできないし、展開もなんだかなあっていう感じ。

    共感は出来ないけれど、そういうものかもなあっていう納得はできる。

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    2011年03月05日
  • 肝、焼ける

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     タイトル買い。
     帯には三十代独身女性のじれったさを軽妙、鮮烈に描いた小説現代新人受賞作を含む、全五編・・・ということでここも気になり購入。

     解説の豊崎由美という書評家がこの小説家、朝倉かすみを大絶賛しているのであるが、それほど・・・というわけではないが、中年の入り口に立つ女性をなかなかに良く表現していると思う。というのも著者が40代ということもあるかもしれないが、それをうまく読者に伝えることができているのではないか。なかでも「コマドリさんのこと」は、何だか痛い痛いぐらいに伝わってくるものがあった。

     ただ他の作品も絶対読みたいというような気にはさせられなかった。

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    2010年11月17日
  • そんなはずない

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    女の幸せ、みたいな本を立て続けに3冊読んだんだけど、
    これがいちばんよくわからない。

    妹とか出てくるだけになお好きじゃない。

    そしてこの人の文章は、私は読みにくくて苦手。

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    2010年08月15日
  • 満潮

    購入済み

    田村で期待した…

    『田村はまだか』が良かったので、同じ作者で読んでみたけれど、読後感が全然違って好きじゃなかったです。

    登場人物たちの心理描写とか、とくに勘違いヤローの切ない感じとかは、同作者って感じだったけど。最後が救われずというか、ハッピーエンドが好きなので、後味が悪かったです。

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    2020年10月08日
  • 感応連鎖

    Posted by 読むコレ

    女は怖い、と男はよく言うけど、女だって女である自分が怖い。
    そんな恐怖と、そして「美」という観念の不毛であやふやな感覚を、改めて思い知らされる。
    下手なホラーよりよっぽど怖い、絡み合う女たちの裏の顔を淡々と丁寧に描く。
    さすが遅咲きの作家、朝倉かすみ!お見事!

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    2013年08月12日