朝倉かすみのレビュー一覧

  • 好かれようとしない

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    各章のタイトルは秀逸。
    主人公の女性にはなかなか感情移入できず「拗らせてんなあ〜」という導入後からの、愛嬌チラリで「でも、可愛いのかも?」と思わされ、「ふーん、可愛いトコあるじゃん」と、少し歩み寄ったかと思うと女同士のマウント合戦を見せられて「うわ……地雷案件」と距離を取りたくなる。
    読み手によってかなり印象は変わる作品。


    主人公が一目惚れする鍵屋の男も最初はさっぱりとした爽やかさ、途中から狡猾な色気、そして「うへぇ」というなんとも落ち着きのない、実に人間臭い部分を見せつけられて、この「カッコいいじゃん」と「は? なんだ、コイツ」を行き来させられる。

    途中から「なるほど」と納得も行くし、

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    2022年03月02日
  • 満潮

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    読んでる時に一定してずっと楽しい小説でした。
    眉子さんほどではないにしろ、眉子さんのように生きていた方が楽と思う人は一定数いると思います。

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    2022年02月06日
  • 田村はまだか

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    40歳、っていい歳頃だと思います。
    ある程度生きて経験してきて、この先の自分の人生も知れている。
    小学校時代とかにその子自体が特に意識していないけど周りからは印象深い特別な子ってなんかいますよね。

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    2022年01月27日
  • 田村はまだか

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    小学校のクラス会に40過ぎて行くんだな~。
    やっぱ東京と地方は違うんだな。
    小中で一緒っだった連中とは地元で行き合った時に立ち話するくらいかな。
    までも、物語としては楽しめた。

    作品紹介・あらすじ------------------------------
    深夜のバー。小学校のクラス会三次会。男女五人が、大雪で列車が遅れてクラス会に間に合わなかった同級生「田村」を待つ。各人の脳裏に浮かぶのは、過去に触れ合った印象深き人物たちのこと。それにつけても田村はまだか。来いよ、田村。そしてラストには怒涛の感動が待ち受ける。'09年、第30回吉川英治文学新人賞受賞作。傑作短編「おまえ、井上鏡子

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    2022年01月09日
  • 泥酔懺悔

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    朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠、西加奈子、山崎ナオコーラ、三浦しをん、大道珠貴、角田光代、藤野可織らの泥酔物語。藤野可織がよかった。

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    2021年12月10日
  • ぼくは朝日

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    あー、私も昔は痛い子供だったなぁ、と郷愁を誘われる小学生のお話。

    でも、本当にしんみり感じるのは、直接語らずに回りくどく匂わせる姉の夕日やお父さんの心情の方でした。

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    2021年09月01日
  • 田村はまだか

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    発想が良い 状況設定が面白いし、多かれ少なかれみんなが思っていたり経験していそうなことをさりげない書きぶりで鋭く描いている。

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    2026年01月12日
  • 静かにしなさい、でないと

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    どのお話の登場人物も、うっ苦手…と思うのですが、どこか彼女たちの気持ちがわかるところもあるので同族嫌悪に似たモヤモヤなのかもしれません。
    歪んでるな、と思いました。わたしも思考が歪んでいるという自覚があるのでそこも落ち着かない要因かも。
    「いつぞや、中華飯店で」は、きっかけは外部からだったものの、自分の力でのし上がる!みたいなところが良くて好きでした。
    印象的だったのは最終話。育った環境で人はここまで歪むのか、っていうおぞましさがありました。「心延えのよさ」ってそんなに押し付ける事か…逆効果になって、病んだまま育ってますけど。。これコインランドリーで隣の女性がずーっと呟いてたら怖いと同時にすご

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    2021年07月08日
  • 少しだけ、おともだち

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    仲良くないけど、仲悪くもない、そんな距離感の他人との話。
    最初の話から結構ボディーブローきました。

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    2021年01月27日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    ネタバレ

    同年代の主人公達の短編集。

    『その日、その夜』
    孤独死した女性の心を描く。
    「尻を出して死ぬのはいやだな」って、私もよく思ってる事だw

    『末成り』
    愛し合っていたはずなのに、何も言わずに去っていった男のことが忘れられない主人公。
    別れを心の中で処理しきれず
    「あなたは、まだ、私に答えていません。私はやはり知っておきたいのです」と何年もメッセージを送り続けてしまう。

    たとえどんな言葉でも、きちんと終わらせたかったよね。

    朝倉かすみさんという作家さんは、私の頭の中を何処かで覗いでいるのかもしれない。

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    2020年10月24日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    朝日新聞の土曜日別刷りに朝倉かすみさんのコラムが載っているのだけど、満腹感が分からないとか空腹感も分からないとか、どうにもつかみどころがない話なんだな、これが。
    この本に載っている6つの短い話も、何となくそれと同じような感じ。
    50歳前後のおばさんたち(ひとりはおじさんだが、陰の主役は家出した妻)を描いた話だが、その年齢の女性の心理というのはこういうものなのか、興味深くないこともないが、今ひとつ、おじさんの私にはしっくりこない。
    あとがきにそれぞれの話を書くきっかけが書かれていたが、そのきっかけを頼りに書き始め、なかなか悪くない着想だったのに、なんか話が広がらずここで終わりにしました、という話

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    2020年07月21日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    平均年齢51歳を主人公にした短編集
    女性5人、男性1人のストーリー

    歳をとるとはこういうことかなあ

    切ないけど
    これが日常

    まあこんなもんですよ

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    2020年05月05日
  • 恋に焦がれて吉田の上京

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    2019.11.11
    会話も面白いし、文章も面白いし、性格も気持ち良いし。
    一気読みでした。最高の初恋だと思います。
    やってる事ははちゃめちゃだけど笑
    こんな子絶対気の合う男見つかるわー!
    朝倉かすみさんエッセイとかもあるなら読みたいなぁ

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    2019年11月11日
  • 田村はまだか

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    【いわた書店選書】

    2011年11月6日
    最初に、バーのマスター(花輪)視点で、登場人物に、あだ名がつけられる。

    そして1話、1話エピソードが現れるごとに、登場人物の本名が明らかになってくるというストーリー。

    そのエピソードは、なかなか上手い。と思った。
    映像化してもいい。

    ただ、40代にしてはどの人も精神年齢が若いような気はした。

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    2022年03月27日
  • 植物たち

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    最後の話は津村記久子っぽくて割と面白かったけど、全体的に終わりがぽやーっとしててあんまり印象に残らない。短編映画とかならまた少し違ったのかな。

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    2019年07月22日
  • ロコモーション

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    トヨザキ社長オススメから。”田村はまだか”でも良かったんだけど、こっちをチョイス。悪くないとは思うんだけど、自分の嗜好とはあまり合わず。なんでかな。登場人物の造形に、惹かれる部分が少なかったというのはあると思う。特に、主人公のヒモたる中年親父の良さが、自分にはさっぱり分からん。他の作品、読むかな~??

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    2018年07月20日
  • 好かれようとしない

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    なかなか読み進められなかったけど、
    読み終わったら「あーあっというまだったなー」となった。

    最初は麻里も大家も落合もヒロエも嫌な人ーとおもってたけど、
    読み終わるころには、なんか好きになっていた。

    最後がよかったなー
    最後の鍵屋の言葉がよかった

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    2018年04月12日
  • ロコモーション

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    「田村はまだか」に続く珠玉の一冊って書いてあったからあーそういう感じの話なんだろうなって勝手に思って読み始めたらなんだか思ってたのと全然違った。
    アカリの半生を淡々と綴っていくだけの物語で全体的にはなんとなく味のある世界観だけど物語的にはただ飄々と時間が流れていくだけ。
    終盤に来て「なんでそうなっちゃうの?」って思ったけど偏見かもしれないけど女の人生って多かれ少なかれこんな感じなのかなぁって思った。
    でもなんとなくハッピーエンド?でよかった。

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    2018年02月19日
  • 幸福な日々があります

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    森子の気持ちがよく理解できる私は
    やっぱり結婚に向かないんだろうなぁ〜。
    私も好きじゃないと思ったら
    安定した生活よりも
    一人になることを選ぶと思う。

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    2017年10月25日
  • てらさふ

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    うーん。あまりにも現実感がない。
    そして…気持ち悪い。

    ごめんなさい。嫌悪感が半端なくて
    強すぎる表現になってしまって。

    それでも読み終えたのは
    作者の筆運びから目が離せないという
    一面があったことは否めません。

    でもこんなことは現実であっては
    いけないと思います。

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    2016年08月16日