朝倉かすみのレビュー一覧

  • 田村はまだか

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    この、同窓会後のBAR。あるあるやな。
    で、遅れてくる誰かを待ってるって、私の中の同窓会ながれにもそんなシチュエーションあったような。雪も降り始めた時期だったなあとか。誰かが「夜空ノムコウ」歌ってたなあとか。その誰かから思い出が広がるんだな~とか(笑)
    まあ、このお話ほど凄い話はないけど。
    田村に昔の同窓生を重ねて読みました。
    私の中の田村くんとは違うけど(笑)
    愛されてるな田村。いや、話のネタがきれると「田村はまだか?」になるのか。。。
    田村は深い。「どうせ死ぬから生きてるんじゃないか」
    「どうせ小便になるから、水飲まないか?」の下りのセリフガ深い。
    田村ずっと元気でいろよ。
    また同窓会で合

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    2026年03月29日
  • よむよむかたる

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    世評の高い作品ですが、どうも合いませんでした。
    小樽の喫茶店で月に一回開かれる読書会。メンバーの平均年齢が85歳の超高齢読書サークル。そこに加わったのが伯母の跡を継いで喫茶店の雇われ店長になった主人公の若者やっくん。新人賞を得たものの次作が出せない小説家であるやっくんは、なかなか達者な老人たちに振り回されつつ・・・。
    朝倉さん、初読みだと思い込んでいたのですが、『田村はまだか』の作家さんでした。16年も前の感想には「なんだか不思議な魅力のある作品」とか「ちょっと独特の文体」と言った言葉が見えます。
    この作品も同じ感じです。ストーリー自身はなかなか魅力的(老人たちの生態も面白いし、途中参加するマ

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    2026年03月28日
  • よむよむかたる

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    後期高齢者による小樽の読書会に、小説を書けなくなった作家が参加し、支援したりされたりするお話。

    北海道弁の響きが面白い。会話はフランクで軽妙で、その分、深く考えずに口に出しているような印象を受ける。
    そして、登場する後期高齢者たちは実際に、思ったことをすぐに口に出してしまう。
    おまけに、皆わがままで辛抱が出来ない。

    要は老人なのだが、しぐさや表情の描写、そして、シルバニアやマンマ、蝶ネクタイなどキャラ付けが上手く、愛らしくさえ感じてしまう。

    老人たちの描き方が秀逸でした。

    一方で、もう一つの柱である、本が書けなくなった小説家の話は、少しおざなりな印象を受けましたので星3つとさせていただ

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    2026年03月26日
  • 田村はまだか

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    ネタバレ

    一言で言うなれば、「人生」

    個人的には、田村のひと言が良かった。
    「どうせ死ぬから、今生きてるんじゃないのか」
    結末や先のことを考え、今を無意味に感じるのではなく、
    今、この時に全力を尽くすのが人生だなと感じた。

    最初の登場人物がいいちこの人、腕白な人とかなのに、
    読み終える頃にはそれぞれ名前がつく。

    その人の人生を知ることで、
    ただの他人から一人の登場人物に変わる感覚。
    ただの三次会の一場面が、
    よりリアルなものへと変わる感覚。
    素敵な小説体験だと思う。


    ただ、物語の起伏が少なかったり、
    場面転換が急だったりと読みにくさはあるので、☆3。

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    2026年03月15日
  • ぼくは朝日

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    朝日くん、朴訥としてなんかかわいい。小さい時ってこんなにもちゃんと考えてたかな、考えてたんだろうな、ってのがいい感じ。お姉ちゃん、何があったんだろうなぁ。

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    2026年03月12日
  • 田村はまだか

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    田村を待つ同級生たち
    学生のころ一緒にいた仲間が仕事や結婚や家族などそれぞれの人生経験を経て再び集まる
    学生の頃の記憶は断片的にしか覚えていないけれど強烈に記憶に残る言葉もある
    それでも今を生きるんですよね

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    2026年02月26日
  • よむよむかたる

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    リアルさを求めて登場人物の口調を口語体にして描写したのかもしれないが、会話のテンポが生理的に受け付けず、前半〜中盤は読むのが苦痛だった。文章ではなく映像化されるとまた印象が変わるのだろうか。

    とある人物の通夜参列後の、登場人物のやりきれなさを表現したシーンは秀逸に感じた。このシーンを読めただけでも読んだ甲斐があったかも。

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    2026年02月20日
  • よむよむかたる

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    先日のお茶会で、「雨の日の心理学」と共におススメいただいたのがこちらの小説。
    ここ数年、心のホームグラウンドのように通う読書会のお話を契機に、「そう言えば読書会の素敵な小説がありますよ」と教えてもらったのが、
    朝倉かすみさん著「よむよむかたる」。

    朝倉かすみさんは、昔、タイトルに惹かれて読んだ「田村はまだか」以来の2作目。本当にずいぶんと昔に読んだきりなので、ちゃんと覚えていないんだが、思ってた感じと違った!という印象の残る作家さんだった。

    さて、今回の物語。
    小樽にある喫茶シトロン。
    再婚で小樽を離れるここのオーナーである叔母から、雇われ店長としてお店を任され、主人公の安田は埼玉から昔住

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    2026年02月04日
  • よむよむかたる

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    78歳から92歳の読書会に参加することになった、
    28歳・安田のやっくん。

    読書会の名まえは、坂の途中で本を読む会。

    朗読から始まるのが、なんかいいなーと。
    メンバーに聴かせるために練習してきて、
    メンバーはそれを味わうように傾聴する。
    みんなで受け止める雰囲気が生まれている感じ、ほっこりする。

    課題本の「だれも知らない小さな国」は、子どもたち向けのお話だけど、
    メンバーたちに語らせると、
    死が差し迫ったお話になる。
    人生経験豊かすぎる解釈だなーとこちらも興味深い。

    朝倉かすみさん、初読みでしたがワードセンスがツボにはまる。
    「リアルでピュアでトゥルーなフェイス」
    「わたしの怪しさをか

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    2026年01月25日
  • 棺桶も花もいらない

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    3.5 人生にはいろんなことが起こるが、幸せか不幸せが周りが判断するべきではないと伝える短編集。酷くブスと凄く美人以外はみんな普通と言う考え方は笑った。何が起きても生きていくしかないよというメッセージ。

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    2026年01月05日
  • よむよむかたる

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    本について語るのかと思ってたけど、まあそれがナイわけではないけど、これは読書会ではないね。
    そういうものだと知ってれば…読んだかな。
    井上紋の登場で物語が過去から一気に動きだす構成はよかった。

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    2025年12月25日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    3.7 50代は人生の終わりではないと言う短編集。黄昏は迫っているが、暗闇ではない物語。最後の居酒屋の話が何となく好き。今あるものを大切にしようと思う。

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    2025年12月19日
  • よむよむかたる

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    半分も読まずに途中リタイアしてしまった。疲れた。
    高齢者たちの読書会の話で、難しい内容ではない。
    難解な言葉や抽象的すぎる表現もない。
    ただただ、登場人物たちが何を言っているのか分からない。
    感受性が足りない自分のせいだと思う。

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    2025年12月17日
  • 棺桶も花もいらない

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    「平場の月」が評判?の著者のコロナ禍前後を描いた短編集。なんとも言えない不穏な空気とピリピリした緊張感が漂う中で、いろんな形の家族(親子)の生活が続いていく。
    今村夏子の初期短編小説に似た雰囲気を感じたな。
    3.4

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    2025年12月14日
  • よむよむかたる

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    初めての朝倉かすみさんの作品

    坂の途中で本を読む会ってなんだろうと思った。

    読書はひとりでするものだと思っていたが、そうとは限らないかもしれない。
    朗読と解釈、ふたつの読みに気づく

    いつか、読書会に参加したいと思う作品

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    2025年11月22日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    一気に秋になった。寒いから衣替えしながら、本の整理していて(笑)
    積ん読本。今読む本だなと手に取る。
    どの短編も普通の日常の中のちょっとした心のおりとか、虚勢とか、不安とか、愛する人への思いとか、楽しみとかが描かれていて。
    どの短編も終わりは少し悲しい。けど温かいじんわりが胸に残る。

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    2025年10月26日
  • 少しだけ、おともだち

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    ネタバレ

    『生方家の奥さん』
    『子猫の目』は朝倉さんらしいなぁのお話
    最初に『たからばこ』を持ってきたのには
    意味があるのだろうか
    辛く、次のお話を読み始めるまでに時間を
    要してしまった

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    2025年10月23日
  • よむよむかたる

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    高齢者の読書サークル。死と隣り合わせだけど、この会を生きがいに楽しく生きている。
    この会に新しく入った若い青年が視点なのが良かった。読みやすい。

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    2025年10月22日
  • 棺桶も花もいらない

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    U-NEXT。とちゅうから、オーディブル。著者らしい、独特の文体、視点の短篇集。コロナ禍で、人生が狂ってしまった人たちの話。とにかく『令和かれすすき』が衝撃すぎて。

    日雇いの派遣で働く、独り身の、まあまあのおばあさん。悲しみしかない細かい一人語りが続く。「つっとのおうち」のことを話すあの人との交流。あの人は誰なのか、なんなのか、よくわからず、しょっちゅう脱線して半生を語るおばあさんに、読むのつらいな、と、いらいらしていたら、ラストに戦慄が走った。ネタバレはやめときます。なんだかもう。こんなのって、ありかな。つらいな。

    『ドトールにて』介護をしてきた母、妻をそれぞれ最近亡くした中年のおっさん

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    2025年10月20日
  • 棺桶も花もいらない

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    それぞれの悩みを抱えた人の日常を描いた短編集
    貧困、離婚、孤独、病気、ありがちな設定だが、それぞれ面白かった
    特に4人家族の姉弟の関係性についての作品では、弟の進学のために中卒を前向きに受け止める姉の姿には幸せとは何かと考えさせられた
    弟は勉強が得意だから進学すれば良い、私は働くことが得意だから働けば良いという姉の考え方には、凄く納得させられた
    いつしか進学することが当たり前になり、その目的がうやむやになってきているこの世の中
    何が幸せか皆心に問うべきではないか

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    2025年10月02日