【感想・ネタバレ】てらさふのレビュー

あらすじ

自分がまがいものであることは承知の上で、スーパースターになって2010年代を疾走することを夢想する堂上弥子(どうのうえやこ)。
耳の中で鳴る音に連れられ、どこかに行きたいというきもちがつねにうねっていた鈴木笑顔瑠(すずきにこる=ニコ)。
北海道の小さな町で運命的に出会ったふたりの中学生は、それぞれ「ここではないどこか」に行くため、一緒に「仕事」で有名になることを決める。その方法は弥子が後ろに回り、ニコが前面に出るというもの。最初の仕事は読書感想文コンクールでの入選。弥子が書いてニコの名前で応募した感想文は見事文部科学大臣奨励賞を受賞、授賞式にはニコが出席した。
ふたつめの仕事は、史上最年少で芥川賞を受賞すること。ニコの曽祖父の遺品の中にあった小説を弥子がアレンジして応募した小説「あかるいよなか」は、芥川賞の登竜門となる文芸誌の新人賞を受賞する。作品はその後順当に芥川賞にノミネートされるが、それは「てらさふ」仕事を続けてきた、ふたりの終わりのはじまりだった――。
てらさふ――とは「自慢する」「みせびらかす」こと。「てらさふ」弥子とニコがたどり着いた場所とは? 女の子の夢と自意識を描きつくした、朝倉かすみの野心作。
解説・千野帽子

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

賢いというか、小賢しい?でも自己肯定感は低い女子の脳内描写が鋭く鮮明で、少し共感する部分もあり。
設定も面白かった

0
2026年08月30日

Posted by ブクログ

十代の少女二人が描いた、叶うはずも無い夢はある物の偶然な発見により、現実化へと突き進む

嘘を重ねることへの罪悪感も無く、互いの自己表現出来る場を見つけたことで、自信や知恵を身に着けて行く様は、サクセスストーリーのようにも思えるが、現実は甘くない

大金を得ることで二人の計画に綻びが出始める
小賢しいようでいて、やはり子供、一人は恋人に助けを求め、一人は飲酒に逃げる

この子達どうなるの?と、ハラハラしながらも一気に読み進めた

現実にはもっと大事になるだろうが、お話しはそれぞれの着地点を見つけ前に進もうとしていた

ミステリーでも無く、青春小説でもない不思議な物語だった

0
2026年09月11日

Posted by ブクログ

うーん。あまりにも現実感がない。
そして…気持ち悪い。

ごめんなさい。嫌悪感が半端なくて
強すぎる表現になってしまって。

それでも読み終えたのは
作者の筆運びから目が離せないという
一面があったことは否めません。

でもこんなことは現実であっては
いけないと思います。

0
2016年08月16日

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