朝倉かすみのレビュー一覧

  • 平場の月

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    大人のリアル?な恋愛物語。
    本を購入した後で映画で観て、ずっと積読だった。
    色々な経験をしたうえの大人の恋愛。若い時のようにはいかない。
    私も同世代。健康診断は会社のだけ。胃カメラは毎年しているけど大腸カメラは一度もしたことない。
    周りは須藤のように大腸がんなどの人もいる。
    私も検査の予約しよう。

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    2026年05月10日
  • 平場の月

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    大人、といっても人生の最盛期を一度経験し終えた大人が、昔の初恋相手と再会して、たまたまふたりとも独り身になっていて、この機会に緩やかに進んでいく大人の恋の話。キラキラした青春時代の恋愛小説とは違い、健康問題や親の介護、離婚理由などを互いに理解し受け入れて、じっくりと進む関係で、キュンキュンして飛び跳ねそう!な要素も無いけれど、控えめに灯された火が、ゆっくりとキャンドルを溶かしていくような、じんわりと心が和らいでいく温かさがあって良かった。人はやっぱり人と関わりながら生きていくんだよなと考えさせられる、味わい深い大人の恋愛。

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    2026年05月06日
  • 平場の月

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    なんか、切ない物語だなと感じた。
    昨年、同じ病気で父を亡くしたのでストーリーは全く違うが、須藤の気持ちなど想像しながら読めた。 
    とっても素敵なストーリーだった。

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    2026年04月12日
  • 平場の月

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    須藤と同じ立場なので興味があり入院中に読んでみたが、雰囲気のある素敵なお話だった。登場人物の会話や描写が丁寧なので、映画を観ているような感覚で読むことが出来た。ストーマのあれこれも細かく書いてあってオストメイト的にも嬉しかった。

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    2026年04月12日
  • 平場の月

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    同世代の恋愛小説だったので手に取ってみた。
    須藤の素直になれないところはなんとなくわかるような気もするし、もう力抜いて素直に気持ちを委ねてもいいのにと思うところもあったり。
    最後はもう少し須藤の本当の気持ちも描いてあったら、もっと楽しめたかな。

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    2026年04月08日
  • 平場の月

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    いきなり場面が飛ぶので、時間(日にち)がわからなくなる点が読みにくかった。

    冒頭からヒロインが亡くなった事が書かれているので結末は想像できるが、どのようにそうなったのか、を読んでいくかたち。
    最後にヒロインがとった行動は、なんとなく気持ちを推測する事はできるけど、私には理解できなかったなぁ。

    余談ですが、映画の役者さんが私の想像とはまるっきり違う雰囲気の2人でびっくり。
    でも機会があったら映画も観てみたいと思いました。

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    2026年04月04日
  • 平場の月

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    大人の純愛小説を久しぶりに読み、若い頃とは幸せの基準が大きく変わっていることに気づかされ、深く考えさせられた。

    お金や権力ではなく、健康であることこそが幸せの第一条件なのだと改めて実感。
    今回の病気は誰のせいでもないけれど、自分自身はもちろん、家族の健康にもこれまで以上に気を配っていきたいと思った。

    静かだけれど、心に残った一冊となった。

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    2026年03月31日
  • よむよむかたる

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    朝倉さんの作品を手に取るのは『平場の月』以来となりました。平均年齢85才の高齢の男女6人に、28才の若者“安田”が加わって、月に1度開かれる読書会の様子が時にユーモラスに時にシリアスに描かれていました。

    人は年齢を重ねていくにつれて、だんだんと自分のことばかり話したり、人の話を聞かなかったり、加えて認知が揺らいだりするので、読書会の方も混沌としてくる場面もあるのですが、この安田君が偉いのは、人生の大先輩の方々をリスペクトしつつ、温かく見守りながら支えているところではないかと思いました。

    だからでしょうか。老齢の6人もこと本の話をする時には、頭と心のピントがきっちり合って、実に味わい深いディ

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    2026年03月31日
  • 田村はまだか

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    面白かった。この作家さん、初めましてでした。好きな部類かも。
    同窓会の三次会、田村を待つ間の話だけど、淡々としているようで、妙に惹き付ける感じがあって、中盤からは読むスピードが上がりました。
    舞台とかで会話劇にしても面白そう。
    朝倉かすみさん、他の作品も読んでみたい。
    オススメあるかた、教えて下さい

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    2026年03月31日
  • 平場の月

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    舞台が地元であり、朝倉かすみさんも近隣に在住のようでサイン本が地元の書店に平積みされていた本書。
    友人からのオススメもあり、映画化もされたしということで、「大人の恋愛」にちょっと敬遠しつつも手に。

    「大人の恋愛」というテーマは確かにある。
    だけど、私には「闘病生活で支える者と支えられる者の関係」という課題について考えさせられる小説だった。

    私の亡き母も若くして須藤と同じ病と後遺症に苦しみながらの闘病生活を送ったことを思い出す。
    先日、海外在住の姉が帰国し滞在していた際に、母の闘病生活をいかに家族は捉えていたかについて思い出話をしたばかり。
    母の闘病生活をサポートできなかったことに、父も姉も

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    2026年03月28日
  • 田村はまだか

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    5人の同級生とバーのマスターの6人で田村の到着をただ待ってる話なんですが
    その間それぞれの人生を振り返り一話一話じわじわと考え深い話になり田村は結局来ないのかななどと思いながら最後まで読めました

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    2026年03月27日
  • 平場の月

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    2026/03/15

    読み始めた時は、なんとなく文章に読みづらさを感じて、なかなか進められなかった。
    でも、読み進めていくうちに青砥と須藤が心の中に住み着き始めた。
    須藤が迷惑をかけたくないと思う気持ちも、青砥がそれでも一緒にいたいと思う気持ちも、痛いほどわかって、苦しい。
    残された青砥の背中は、街なかの明るい夜に、ぽつんと頼りなく浮かぶ月のように所在なげに写った。
    映画のトレーラーをYouTubeで見て、星野源の歌に泣いた。笑
    映画絶対みます。

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    2026年03月17日
  • 平場の月

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    再会した中学の同級生である青砥と須藤。
    50歳にもなれば、それぞれにそれまでの人生経験があり背負ってきたものもある。
    けれど、残りの人生をただ側で寄り添い合っていたかった。
    それだけだと思うのに
    逃れられない黒い運命が憎い。

    中年期と呼ばれる二人だが、会話がなんだか可愛い。
    幸せになって欲しかったな。



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    2026年03月16日
  • 平場の月

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    50代の男女を描いた、静かな恋愛小説。
    大きな出来事が次々起こるわけではないが、淡々と、しかし確実に終わりへ向かって進んでいく。
    結婚や別れを経て、人生に諦めのようなものを抱えた二人。その中でふと生まれる感情や相手を思う気持ちの揺れが繊細に描かれていて、派手ではないが強く心を動かされた。
    特に、癌患者本人や、その周囲にいる人たちの戸惑いや痛みの描写がとてもリアル。きれいごとでは済まされない現実がある。この生々しさこそがこの作品の魅力だと思う。

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    2026年03月14日
  • 平場の月

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    きらきらしくない、お金持ちでない恋愛。極端に不幸でもない2人、でも50代になれば誰の身にも起こりうる病気のリアリティ。医療が人にもたらす影響を考えざるを得なかった。
    全体に青砥さん目線で書かれているので、女性読者が注意深く読むと、途中から『あ、これ、男女で意識ズレてきてるな。でも言うほどでなくて溜まっちゃうやつかも』と気づくかもしれない。女性が突然びっくりするようなことを言い出すと男の人は驚くけど、まぁでも、積み重ねです。青砥さんが特に悪いわけでもなく。

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    2026年03月05日
  • 平場の月

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    井川遥と堺雅人で映画になったと聞いて興味を持った。
    だから、読んでいても二人がちらついた。
    でも、ぴったりな感じ。
    あータイミング悪いなぁ
    これは青砥、一生後悔するパターンだよ。
    須藤は、強くて罪な女だよ。

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    2026年02月27日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    本作は、人生の“平場”に立ち尽くす人々の静かな息遣いを、驚くほど繊細にすくい上げた物語である。劇的な事件も、華やかな成功もない。ただ、歳月を重ねた男女が再会し、慎重に、ぎこちなく、しかし確かに心を近づけていく。その過程がこれほどまでに豊かで、これほどまでに胸を打つものになるとは思わなかった。

     若さゆえの衝動ではなく、経験を経たからこその逡巡。相手の人生を思い、自分の立場を思い、踏み出しかけては立ち止まる。そのためらいは弱さではない。むしろ、人生を真摯に生きてきた者だけが持つ誠実さの証であるように感じられる。本作は、その慎重さを否定せず、焦らせず、静かに肯定する。

     タイトルにある「平場」

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    2026年02月26日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    映画化ということで手にした山本周五郎賞受賞作。「恋愛ものはもういい」という敬遠を、鮮やかに裏切られた傑作。
    50代の男女が苗字で呼び合う距離感や、金銭・家庭環境の生々しさは、まさに私たちが生きる「平場(ひらば)」のリアリティ。金銭事情や家族関係、地方都市の閉塞感。50代という年齢の「若くはないが、老い切ってもいない」微妙な立ち位置の描写がリアルすぎて、ヒリヒリする。
    特筆すべきは、構成の見事さ。冒頭の須藤の死には最初何も感じなかったが、彼女の生い立ちや、中2の頃から「青砥」が初恋の人だったと知った後に読み返すと、光景が一変して涙が溢れた。
    病に蝕まれる過程もドラマチックすぎず、淡々と、けれど確

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    2026年02月25日
  • よむよむかたる

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    人が人を癒すことができる。その人なりに人生を生きてきたからこそできることもある。そんな優しい物語だった。
    読み終えて今はいないおばあちゃんを想った。おばあちゃんは優しくて賢くて、読書が好きな人だった。手帳に読書メモをとっていた。おばあちゃんと本の話をしたかった。きっと楽しくて、すごく癒されたはずだ。

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    2026年02月05日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    一人の女性が、自分の人生を自分の力でいきていこうとする力強い意志が伝わる小説だった。

    自分の今までの行動の結果の今を、受け入れようと、自分の人生に、きちんと向き合う生き方、誰かに頼ることを良しとしない行動は、痛いほど切なく感じた。

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    2026年02月04日