朝倉かすみのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは面白かった。40歳くらい大人たちが集まる、小学校の同窓会の3次会。最後まで残った5人が遠方から来る田村くんを待つ。待つ間、一人一人の物語が短編小説のように語られるのだが、その内容が「それを言ってしまうのか」という身も蓋もないもの。ある元保健教員は、「30過ぎて未婚。身の程を弁えて悟った態度を取る反面、まだまだ捨てたものではないという気持ちもあるが、それを生徒たちに見透かされ、気安く、あるいは見下されたような態度を取られているが、もしかすると、生徒たちと何かあるかもという希望にも似た気持ちを最後まで捨てきれない」と独白する。こういう個別の物語が、全体のテーマ?である「田村は、まだか」とうま
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ネタバレ 購入済み
続きを読みたい!!
一目惚れしてしまったヒロインと、その相手の進展にドキドキしながら読んでいました。鍵屋が不倫しているという場面を読んだ時は、思わず「えっ」と声が出てしまいました。そして、もっと鍵屋とヒロインの会話やデートの様子を読みたい!続きを読みたい!と思う本でした。
私が本に興味を持つ機会を作ってくれた本なので、これから先も大事な作品になると思います。 -
Posted by ブクログ
読んでいて、河をわたったような気分になった。
気付いたら服の裾が濡れていて、
つぎに気付いたらすっかり腰まで浸かっていて、進むしかないという心地がする。
そして物語が進むと、もうすっかり足のつかない深い部分にひきずりこまれていて、どうしようと途方に暮れて、もがいていると、
突然ぐいっと向こう岸に引き上げられる。
そして、その先にはまた河があることを知る。
読んでいるときの感覚を表現すると、
上記のような感じになる。
朝倉かすみは、女性を描くのがうまい。
おそらくどんな女性も感じたことのあるであろう自意識、それを強調して描く。
そこに皮肉なタッチがないので、ついついこちらも
「ああ、こうい -
Posted by ブクログ
ネタバレすごく好きでした。
朝倉かすみランキング暫定1位です。
「おなかの中に食べ物しか入っていない」
赤面症の、25歳のオクテでマイペースな主人公が、
鍵屋さんに一目惚れする話。
朝倉さんのことだから鍵屋にストーカーするホラーな作品かと思いきや、
かなりピュアなラブストーリーでした。
いいな、と思ったのは、
鍵屋の行動に傷ついた主人公がたまねぎを切るところ。
たまねぎによる生理反応でも絶対泣きたくないと、
水泳用のゴーグルをしてティッシュを鼻につめてまな板に向かう。
なんだかもうこのシーンだけで充分感じ入るものがあった。
そして家庭教師先の女子中学生が言う、
両思い