朝倉かすみのレビュー一覧

  • よむよむかたる

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    78歳から92歳の読書会に参加することになった、
    28歳・安田のやっくん。

    読書会の名まえは、坂の途中で本を読む会。

    朗読から始まるのが、なんかいいなーと。
    メンバーに聴かせるために練習してきて、
    メンバーはそれを味わうように傾聴する。
    みんなで受け止める雰囲気が生まれている感じ、ほっこりする。

    課題本の「だれも知らない小さな国」は、子どもたち向けのお話だけど、
    メンバーたちに語らせると、
    死が差し迫ったお話になる。
    人生経験豊かすぎる解釈だなーとこちらも興味深い。

    朝倉かすみさん、初読みでしたがワードセンスがツボにはまる。
    「リアルでピュアでトゥルーなフェイス」
    「わたしの怪しさをか

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    2026年01月25日
  • 平場の月

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    後半、青砥が、あの時どうしたら良かったのか、相手がどういうふうに思っていたのか、とぐるぐると考えながら時を過ごす描写がリアルだった。
    悩んでいる間に現実は着々とすすんでいる。そういうことって、よくある事だけど人は悩んでしまう。

    青砥の目線から描かれているが、須藤はもっと切なかったのではないかと思う。本当は青砥の申し出を受け入れたい、生きたいと。でも叶わないことがわかっている。自分がいままでの人生であんな悪いことをした、だからこういう辛いことになった、と他人から見ればそんなわけないと思える発言も、無理やりにでもそう思わなければ「なんで私がこんな事に?」って、もう崩れてしまうような絶望感だったん

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    2026年01月21日
  • 平場の月

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    大人の恋愛とあるが、まさしくそうだと思う。
    ただ、ヒロインが亡くなるのは切ない。
    色々と思うことはあるが、ゆっくりと静かに読む作品である。


    須藤が死んだと聞かされたのは、小学校中学校と同窓の安西からだ。須藤と同じパート先だったウミちゃんから聞いたのだという。青砥は離婚して戻った地元で、再会したときのことを思い出す。検査で行った病院の売店に彼女はいた。中学時代、「太い」感じのする女子だった。50年生き、二人は再会し、これからの人生にお互いが存在することを感じていた。第32回山本周五郎賞受賞の大人のリアルな恋愛小説。

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    2026年01月18日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    大人の穏やかに静かに描かれている恋愛小説。

    親の介護や病気、40〜50代が直面するシビアな内容も描かれていて劇的な展開はないけれど、青砥と須藤がお互いを一途に思う描写に心が灯される感覚があった。
    青砥が須藤の死を知ったあと、菜園を掘り返しているシーンが印象的。どんな須藤の姿や声もしっかり頭に焼き付いている青砥。自分の死の訪れの予兆を全く青砥に伝えない須藤のある意味強がりでもある優しさを、噛み締めてるようにかんじた

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    2026年01月18日
  • 平場の月

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    もやもやして気持ちが晴れない読後感でした。
    重たい内容な上に最初に結末がわかるので、あきらめの気持ちで読み進めました。相手の気持ちを全て理解するのは難しいけど、3分の2くらいはわかっていたいし、伝えたいです。独りぼっちになるかもしれない相手に悲しい思いは多くない方がいいけど、難しいですね。

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    2026年01月18日
  • 平場の月

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    映画の予告を観て、是非原作を読みたくなった。2人の会話はテンポよいが、須藤さんが病気してからは重い。寝る前に読むのがキツくなった。50歳の恋愛って明るい未来がないんだなと思い知らされるけど、外国映画なら高齢の恋愛めちゃくちゃハッピーなの多いから、50歳を暗く受け止めたくないな。あとがきでは「50歳は死の始まり」と書いてあって、ずしんときた。自分も今年50歳。なんか始めたいと思った。

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    2026年01月10日
  • 平場の月

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    映画を見た直後に読み始めた。結末は分かっているものの、何とか変わらないかなと思ってた。大人の等身大の恋が切ない。

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    2026年01月08日
  • 平場の月

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    素直になれてたなら、自分の人生も違ったものになったのかなと思わずにはいられなかった。
    甘えたい相手がいるうちは、甘えきってしまってもいいのかもしれない。

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    2026年01月04日
  • 平場の月

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    映画を見に行きたかったけれど、残念ながら見に行けず、先に本を読む。
    50代の恋。青砥目線で語られる物語は須藤への愛情深さが、いたるところにちりばめられていて、須藤幸せじゃないか、と何度も感じる。
    須藤は過去の苦い経験や病気の患いから青砥への遠慮?により身を引いてしまう。年齢も経験も恋愛には臆病に働いてしまうことが多いと感じる。
    最後の呆気ない別れが悲しかった。須藤は最後何を思い、どんな気持ちだったのだろう?知りたかったな。

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    2026年01月03日
  • 平場の月

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    ネタバレ

    50歳の男女の話。
    中学の同級生の青砥と須東。どちらも過去結婚してたり、それなりのひどい人生を送ってたり、認知症の母親を介護してたりまあ一般的な50代。

    偶然再開してひかれていき、須東はストーマになり、ガンが派生して死んだりする。青砥を引き離したり、なんだか寂しくなる晩年感。

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    2026年01月02日
  • よむよむかたる

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    本について語るのかと思ってたけど、まあそれがナイわけではないけど、これは読書会ではないね。
    そういうものだと知ってれば…読んだかな。
    井上紋の登場で物語が過去から一気に動きだす構成はよかった。

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    2025年12月25日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    3.7 50代は人生の終わりではないと言う短編集。黄昏は迫っているが、暗闇ではない物語。最後の居酒屋の話が何となく好き。今あるものを大切にしようと思う。

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    2025年12月19日
  • よむよむかたる

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    半分も読まずに途中リタイアしてしまった。疲れた。
    高齢者たちの読書会の話で、難しい内容ではない。
    難解な言葉や抽象的すぎる表現もない。
    ただただ、登場人物たちが何を言っているのか分からない。
    感受性が足りない自分のせいだと思う。

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    2025年12月17日
  • よむよむかたる

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    初めての朝倉かすみさんの作品

    坂の途中で本を読む会ってなんだろうと思った。

    読書はひとりでするものだと思っていたが、そうとは限らないかもしれない。
    朗読と解釈、ふたつの読みに気づく

    いつか、読書会に参加したいと思う作品

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    2025年11月22日
  • 平場の月

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    あの頃は若かったなぁ、痛かったなぁ、馬鹿だったなぁ、って振り返って言い合える相手がいること。あの頃の延長線を、あの頃より老いて弱くなった身体ですること。ぜんぶいとしいと思いたいなあ。
    淡々と現実的な感じがよかった。変に読者の感情を煽ってこないところが、個人的には特によかった。きっと特別ドラマチックじゃない、ありふれているかもしれない、でもかけがえのないものをひとつ見たような気がする。

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    2025年12月30日
  • たそがれどきに見つけたもの

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    一気に秋になった。寒いから衣替えしながら、本の整理していて(笑)
    積ん読本。今読む本だなと手に取る。
    どの短編も普通の日常の中のちょっとした心のおりとか、虚勢とか、不安とか、愛する人への思いとか、楽しみとかが描かれていて。
    どの短編も終わりは少し悲しい。けど温かいじんわりが胸に残る。

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    2025年10月26日
  • 少しだけ、おともだち

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    ネタバレ

    『生方家の奥さん』
    『子猫の目』は朝倉さんらしいなぁのお話
    最初に『たからばこ』を持ってきたのには
    意味があるのだろうか
    辛く、次のお話を読み始めるまでに時間を
    要してしまった

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    2025年10月23日
  • よむよむかたる

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    高齢者の読書サークル。死と隣り合わせだけど、この会を生きがいに楽しく生きている。
    この会に新しく入った若い青年が視点なのが良かった。読みやすい。

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    2025年10月22日
  • よむよむかたる

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    高齢者の読書会のお話。本との付き合い方と余生との付き合い方が垣間見られた。とても微笑ましいが、物語の起伏は少ない。

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    2025年10月21日
  • よむよむかたる

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    ネタバレ

    【収録作品】
    1 老人たちの読書会
    2 いつかの手紙
    3 ご返事ご無用
    4 恋はいいぞ
    5 冷麦の赤いの
    6 一瞬、微かに
    7 おぅい、おぅい

    小樽の古民家カフェを叔母から引き継いだ、書けない小説家の安田。そこでは「坂の途中で本を読む会」という、超高齢読書サークルが月に1回の活動をしていた。

    朗読と20周年記念事業を柱にしつつ、とっちらかる会話の様が目に浮かぶ。まだ20代後半の安田がよくそれに付き合うなと感心した。

    個性的な面々ではあるが、この会ではみな善性が前面に出ているようで、キレやすいのは会長だけ。それもすぐに機嫌が直る。
    高齢者とそれに付き合う若者のいいとこ取りのような話ではある

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    2025年10月12日