【感想・ネタバレ】ぼくは朝日のレビュー

あらすじ

小学4年生の朝日は、父と10歳離れた姉・夕日の3人で暮らしている。母は朝日を産んだときに天国にとられてしまった。同級生の富樫くんや近所のカズ坊さん、町の人との交流によって少しずつ大人を理解していく朝日は、ある日、心を痛めた夕日の前で場違いな発言をし、事態が急変する――。
昭和の温もり溢れる家族の感動小説。

「解説文や書評や文芸賞の選考などなど、仕事で小説を読む時には、いつもペンを片手に持つ。気になったところ、面白かったところをチェックするためだ。
『ぼくは朝日』の文庫版ゲラもそうして読んでいたのだが、途中でペンを放り出した。素敵なフレーズ、面白ポイントにアンダーラインを引いていたら、どのページも線だらけになってしまったからだ」(荻原 弘 解説より)

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Posted by ブクログ

あー、私も昔は痛い子供だったなぁ、と郷愁を誘われる小学生のお話。

でも、本当にしんみり感じるのは、直接語らずに回りくどく匂わせる姉の夕日やお父さんの心情の方でした。

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2021年09月01日

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