宇野利泰のレビュー一覧

  • オランダ靴の秘密

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    ネタバレ

    エラリー・クイーン・シリーズ

     百万長者アビゲール・ドルーン夫人殺害事件。手術前に絞殺された被害者。容疑者であるジャニーはアリバイを主張するが証人の正体を明かさない。ジャニーのアリバイ証人スワンソンの登場。同時刻に起こったジャニー殺害事件。靴紐の修理に使われた絆創膏の謎。ジャニーに化けた犯人が残した手術着に隠された秘密。

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    2011年11月18日
  • ギリシャ棺の秘密

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    超長かった記憶。でも読むのはしんどくなかった。エラリイの推理手法の成り立ちについての記述が有って個人的にはかなり好き。

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    2011年11月02日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

    映像作品を先に見たので、ポケットにライ麦をが、マザーグースだということが想像できました。
    映像作品では、マープルがわりとはやめに登場していました。
    文庫を読み進んで、どこで登場するかが楽しみでした。

    ミス マープルものは、イギリス文化を知るために読んでいるので、マザーグースねたは、とてもうれしいです。

    これまでは、マザーグースの歌だけを聞いても、いま一歩ピンとこないことが多かった。
    サスペンスで利用してもらえると、すごく親しみがもてるようになります。

    映像作品で、曲がついているので楽しく聴いてから、文字で読むと音楽がよみがえってきます。

    とはいうものの、最初に見たときは、なんとなく不思議な世界だっでした。1週間の間に3回DVDを見て、ようやく意味が分かりました。

    それから小説を読んだので、とても楽しく読めました。
    小説で映像作品と異なるところがあるのも楽しみの1つです。

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    2011年08月14日
  • ラヴクラフト全集2

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    古書購入。

     ホラー。暗黒神話。
     クトゥルー(ここではクトゥルフ)神話の創設者、ラヴクラフト。その短編集。
     最後の短編は、短編って言うには、長い。
     全編通しておどろおどろしい。ここではないどこかの絶望的な話。気が狂いかねない恐怖と隣り合わせにされた人々。
     精密な絵を見るような描写が特徴の作者。勉強になります。
     長め、最後の「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」は終わりはまだ救いがあります。他のは、解決してなかったり、裏でざわざわしてたりして、落ち着かないままなんです。ゾンビ、蘇りもの。
     呪文が綺麗です。
    「死せるクトゥフが、ル・リエ―の家で、夢見ながら待っている」
     とかはかなり有名ですけど、邪神への呪文とは思えませんね。(うっとり)
     さて、内容紹介。
     最初はそのものずばり「クトゥルフの呼び声」。
     大伯父が死んで、その遺品を片付けていた主人公は、ある資料を見つける。
     そして、その資料の真偽を確かめていくうちに、邪神が復活しかけていたのだということを知る……。
    「エーリッヒ・ツァンの音楽」では知らぬまに異世界。
     老音楽家エーリッヒ・ツァンは陰鬱なヴィオル(ヴィオラ?)を奏でる。すると外は得体のしれない世界に。外で様子を伺う化け物から、エーリッヒは自分を守るために、楽曲をかなで続ける……。

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    2011年05月28日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

    この翻訳者さんはとても読みやすかったです。
    古典作品なのにすらすら読めるのは、本当に翻訳者さんの工夫の賜だと思います。

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    2011年04月05日
  • Yの悲劇

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    日本では古典ミステリーの最高傑作と呼び声の高い本作。

    かの江戸川乱歩も褒め称えたとか。

    内容は確かにすごい!
    全ての文章が犯人当ての布石となっていて無駄がない。

    ラストは、意外な犯人が。
    奇妙な凶器の理由も、本来なら有り得ない動機も全て丹念に読めば見えてきます。

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    2011年03月08日
  • Zの悲劇

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    多分受けるイメージはこうでしょう。
    「地味」「面白くない」「期待はずれ」
    私もそう思いました。
    しかもずーーーっとある男の無実追及だし。
    退屈するな、と。

    でも本当の楽しみは
    最後、レーンの話にあるわけで。
    そう、ワクワクさせる要素があるんです。
    そこがお楽しみ。

    そして、26人が消去され、
    最後の一人になったとき…
    はっとさせられることでしょう。

    短気な人には向かない作品。
    でも通な人にはとても面白い作品。

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    2010年07月06日
  • 犯罪カレンダー(7月~12月)

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    前半部はなんだかなーと思っていたけど
    後半月はよかったなぁ。
    何よりもちょっと謎解きの興味をそそられて、
    なおかつ殺人事件も起こるという
    2コンボの作品もあるのでなおよし。

    そして一番面白いのは
    なんと、ドッキリミステリーがあること。
    そう、エラリイ氏はだまされたわけで…
    そういう使い方もミステリーはできますな。
    確かに。

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    2010年06月29日
  • オランダ靴の秘密

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    おなじみ「読者への挑戦」シリーズ。
    病院内、手術前に殺人が露見する
    特殊中の特殊な設定です。

    たぶん犯人は容易に推測できるでしょう。
    広義での犯人は。
    ただし、そこで油断すると著者の思う壺です。
    してやられますよ。

    しかしながら「金」というものは結局
    人を変えてしまうものですな。

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    2010年06月21日
  • フランス白粉の秘密

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    事件が錯綜して
    一部読みづらい部分はありますが
    非常に読み手の推理意欲を書きたててくれる良書です。
    もちろん国名シリーズのため読者の挑戦つき。

    真犯人はなかなかでないことでしょう。
    何しろ別に出てくる事件が邪魔をし
    その真犯人が出てくることを
    かたくなに拒みますからね…

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    2010年06月11日
  • ギリシャ棺の秘密

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    エラリイがはじめて関わった事件。
    まだ若造のエラリイ君は
    様々な推理の誤りをおかしつつも
    やがて真相へと近づいていきます。

    エラリイの作品ではかなり長く
    眺めが苦手な人にはお勧めはあえてしません。
    しかしながら読者をあきさせないので
    そんなに苦にはならないのは確かで…

    この作品は
    あの読者への挑戦つきであります。

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    2010年06月04日
  • Xの悲劇

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    シェイクスピア俳優・ドルリーレーンの最初の事件簿です。
    ドルリーレーンが生き生きしています。舞台を降りた名優が犯罪を解き明かしていくストーリーなのですが、話の各所にちりばめられた、シェイクスピア作品からの台詞の引用がすごく好きです。シェイクスピアを読みたくなります。
    ドルリーレーンの持って回ったような言い方とか仕草が微笑ましいです。

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    2010年06月03日
  • Yの悲劇

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    ハッター家連続殺人事件。
    自殺した当主の夫。卵酒による毒殺未遂、なしに注射された毒。
    夜中に殺害された当主ハッター夫人、凶器に使われたマンドリンの謎。
    爆発した薬品庫。

    2009年1月30日購入

    2009年1月31日初読

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    2009年10月07日
  • 思考機械の事件簿1

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    ネタバレ

    『《思考機械》調査に乗り出す』
    死に際の老人の役を個人的な仕事として引き受けたフランク。依頼人ホールマン氏の明らかな詐欺行為として思考機械に相談を持ち込む。

    『謎の凶器』
    楽屋で殺害された女優。被害者の肺からは全ての酸素が吸い出されていた。

    『焔をあげる幽霊』
    ハッチストン・ハッチが目撃した燃える幽霊の謎。失われた宝石の謎。

    『情報洩れ』
    ライバルに情報が漏れている。しかし秘密を漏らせる人間がいない。タイプライターを使った暗号。
    『余分の指』
    問題のない指を切り落として欲しいと頼む婦人。そして指が無い死体が発見される

    『ルーベンス盗難事件』
    盗まれたルーベンスの油絵、容疑者は別の絵を模写した水彩画を所持。

    『水晶占い師』
    インドの水晶占い師に自分が殺害されるシーンを見せられた大富豪。大がかりな詐欺のトリック。

    『茶色の上着』
    銀行強盗が隠した被害金の行方は?妻に頼んだ茶色の綻びの直し。

    『消えた首飾り』
    窃盗犯としてマークされていたレントン。パーティーで転倒したレディ・ヴァロンからネックレスを盗んだと思われたレントン。レントンを追って船に乗り込み捜査に当たったコンウェイ警部。見つからないネックレスの真珠。伝書鳩の秘密。

    『完全なアリバイ』
    被害者はダイイングメッセージを残すが、容疑者はその時間歯医者で抜歯をしていた。思考機械の罠。

    『赤い糸』
    ガスにより4回も狙われた男。同じアパートに住む女性がガスで死亡。

    2007年3月17日購入

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    2013年12月31日
  • ラヴクラフト全集2

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    不朽の名作「クトゥルフの呼び声」が収録されている。「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」はハマんないと読めなさそう。

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    2009年10月04日
  • Yの悲劇

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    エラリークインは赤○次郎のように突拍子も無い人間が犯人だったりしない。
    まさに正統派。
    その作品の中でも最高に出来のいい作品。
    だって絶対犯人わからないけど、(犯人がわかった時の衝撃度はすごかった)絶対納得しますよ。
    X,Yとクオリティが高いのだが、Zがダメダメなのが残念。

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    2009年10月04日
  • 寒い国から帰ってきたスパイ

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    きみはおれたちをなんだと考えている。スパイだぜ。牧師とはちがう。聖徒や殉教者ではないのだ。愚かでいやしい男たちの一群だ。

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    2026年09月24日
  • スミルノ博士の日記

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    ネタバレ

    本屋さんで気になるカバーがかかっていたので気になって購入。この本のことは知らなかったが、かなり昔のミステリーで、こんな昔からミステリー小説が書かれていて(時代背景はあれど)、現代のものとさほど変わらないようなテイストなんだと思った。

    いわゆる信頼できない語り手のようなもので、終盤にどんでん返しがある。少々ご都合主義な印象を受けるが、総じてまあ面白かったかなと思う。

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    2026年09月20日
  • 華氏451度

    購入済み

    世は大ドパガキ時代

    書籍が持つ魅力や、その存在意義について、本を読む人ならきっと理解しているであろうことを、改めて再認識させられる内容でした。

    一方で、本当にこのメッセージを必要としている人ほど、この本を手に取ることはないのではないか。
    そんな皮肉なジレンマも抱えているように感じました。

    #深い

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    2026年08月21日
  • スミルノ博士の日記

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    トリックや真相の意外性よりも、真犯人の心理や精神性の邪悪さが何より鮮烈だった。
    最後の「レオ・カリングの付記」で語られる、具体的に説明された事件の全容の話よりも、カリングから見た犯人の精神状態の方が強く脳みそに刻み付けられるほど。

    真相を知った上で改めて読み直すと、全く違う色味、具体的にいえばゾワゾワする恐ろしさが新たに感じられるのが面白い。
    また、最初に読んでいて不自然に感じた部分も「そういうことだったのか」と理解できるのが気持ち良い。その上で、理解できる気持ち良さよりも、理解できた事で判明する怖さの方が勝ってくる。

    物語としてはミステリーの読み応えだけど、最後まで読むとまるでサイコスリラーを読んだ後のような読後感。
    読み直して一番ぞわっとしたのは、スミルノ博士が警察に絡んでいる一連の場面でした。

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    2026年08月17日