宇野利泰のレビュー一覧
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マザー・グースの歌に似せて連続殺人が行われる。
被害者は大会社の社長、その妻、メイド=ポケットにライムギを詰めた王様、紅茶を飲んでいた女王、洗濯を干していた侍女。
容疑者は家族もしくは雇い人。
ミス・マープルが殺されたメイドの敵をとるため、犯人探しをする。
マープル物の中では話の盛り上がりがあって...続きを読むPosted by ブクログ -
ホラー小説家ハワード・フィリップス・ラヴクラフトは73年前の1937年3月15日に死んだ。本来的には、恐怖というものは民族(俗)特有の原基に依存せざるを得ない訳ですが、つまりPosted by ブクログ
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『《思考機械》調査に乗り出す』
死に際の老人の役を個人的な仕事として引き受けたフランク。依頼人ホールマン氏の明らかな詐欺行為として思考機械に相談を持ち込む。
『謎の凶器』
楽屋で殺害された女優。被害者の肺からは全ての酸素が吸い出されていた。
『焔をあげる幽霊』
ハッチストン・ハッチが目撃した燃え...続きを読むPosted by ブクログ -
今までのラヴクラフト全集と違い、全ての話が繋がっているように思える一冊。
「未知なるカダスを夢に求めて」はかなり有名な一作ですが、他の「セレファイス」や「蕃神」なども面白いですよ。Posted by ブクログ -
不朽の名作「クトゥルフの呼び声」が収録されている。「チャールズ・ウォードの奇怪な事件」はハマんないと読めなさそう。Posted by ブクログ
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『クトゥルフの呼び声』『チャールズ・ウォードの奇怪な事件』収録。
初期作品が多いので、それほどクトゥルー神話は出てこないものの、チャールズ〜は必読!不気味でそして人間の恐ろしさが垣間見れるPosted by ブクログ -
ラスト!一本一本短くってさみしい!でもおなかいっぱい!このまだるっこしさに、いつの間にかグイグイやられてるのです。Posted by ブクログ
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クラスメイトが貸してくれた2冊目のラヴクラフトですが実はもう1冊ラブクラフトを読破しています。
全ての全集を読んだ訳ではありませんのでお詳しいファンの方に怒られるかもしれないですがお話のパターンが見えて来ました。
①海から異形の者がやって来て、それを見た人間の気がおかしくなってしまい周りも巻き込ん...続きを読むPosted by ブクログ -
色々な剣と魔法の冒険が書かれているが、いささか物足りない。
だけど、最後に収録されている「魔女誕生」は別。
この話が面白かったので、星を4とした。
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クラスメイトが読んで欲しいと貸してくれたので拝読。
小難しくて読めてない話があるから教えてくれとの事。お任せ下され!と読み始めたのですが、100年近く前の作品なので確かに文章がかたい。にも関わらず凄い世界観で引き込まれました。
クトゥルフ神話の元祖らしく、かなりダークな世界。
クラスメイト曰く「ダン...続きを読むPosted by ブクログ -
『思考機械(シンキング・マシーン)』は、本名を「オーガスタス・S・F・X・ヴァン・ドゥーゼン」といい、哲学博士(PH.D.)、法学博士(LL.D.)、王立学会会員(F.R.S.)、医学博士(M.D.)、そして歯科博士(M.D.S.)といった、肩書きと名前とでアルファベットの殆どを使ってしまうという...続きを読むPosted by ブクログ
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これまでの巻でも時折登場したが、今作では"ネクロノミコン"が頻繁に登場し、巻末に"ネクロノミコンの歴史"があるが、読みずらい笑
"死体蘇生者ハーバード・ウェスト"は珍しく連載だったようで、話が切り替わるごとに前回のあらすじが展開される。
やはり後半の、"魔女の家の夢"と"ダニッチの怪"は臨場感があ...続きを読むPosted by ブクログ -
"クトゥルフの呼び声"というタイトルは有名だが、話自体はさほど長くない割に読みずらかった。叔父の資料を中心とした情報収集の話が主で、退屈に感じた。悪魔的儀式のシーンや、終盤の石柱の台座の扉を開けてからの話は面白かった。他者が死んだり狂っていく中で、ヨハンソンの行動力が凄まじい。
"エーリッヒ・ツァ...続きを読むPosted by ブクログ -
クトゥルフ神話TRPGが好きで、手を出してみた。インスマウスの影から、あのクトゥルフの世界独特の不気味さと、好奇心が擽られる展開(TRPGの探索って感じ)で好き。
BADENDな落ちも好き。
"インスマウスの影"、"壁の中の鼠"、"闇に囁くもの"は名状しがたい生物が色々出てきて面白い。
"闇に囁く...続きを読むPosted by ブクログ