宇野利泰のレビュー一覧

  • Xの悲劇

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    古典中の古典だけど、よく考えてみたら子供の頃読んだきりだったのであらためて。

    古い作品は今だと色々アウトな表現がいっぱいあってそこでも時代を感じる。昔読んだ時は気にならなかったのにね。

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    2025年06月10日
  • Yの悲劇

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    さずがは不朽の名作。全てが緻密で、これぞミステリ小説。名作には、名作といわれる理由がしっかりありました。

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    2025年05月08日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

    クリスティ作品に女たらしのイケメンが出てきたら犯人じゃないか?と疑う癖が付きつつあるが、正に犯人だった。パットのことは本気で好きになったんだろうなと思うと同時に、グラディスへの血も涙もない所業を思い出してやるせない。最後のマープルへの手紙のシーンが好き。ただの被害者で終わらなくて良かったと思う。

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    2024年02月03日
  • ポケットにライ麦を

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    ネタバレ

     クリスティの長編ミステリー。マープルシリーズ。マープルが積極的に事件に乗り出す作品は珍しいが、今作では彼女が以前育てたメイドが鼻を洗濯バサミでつままれて殺害されるという事に義憤を持ち、事件が起きたフォレスキュー一族の住む屋敷に乗り込んでいく。初めに殺害された人物のポケットにはライ麦が入れられており、第二、第三の殺人と立て続けに事件が起きるが第三の事件までの異様性により、全く脈絡のない様な事件に見え、警察も手を焼いている所、マープルがマザーグースの見たてでである事を見抜き、捜査が進展していく。
     マープルは安楽椅子探偵のイメージなのだが、今回は自身の知り合いの若いお手伝いへの余りにも惨い殺人の

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    2023年08月23日
  • 愛蔵版 英雄コナン全集3 降魔篇

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    頑張れバルトゥスくん

    大抵のエピソードは美女と一緒に魔法使いや魔物を相手にてんやわんやするパターンですが、『黒河を越えて』はコナンとバルトゥスの男同士のコンビという珍しいパターン。
    バルトゥスの視点を通して、コナンの超人ぶりが改めて実感出来ると共に、そんなコナンに必死でついていくバルトゥスを応援したくなります

    #アツい #ドキドキハラハラ #カッコいい

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    2023年07月27日
  • 愛蔵版 英雄コナン全集2 征服篇

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    コナンの初登場作品を収録

    『闇の種族』は輪廻転生をテーマにした作品であると共に、コナンが初めて登場した作品でもあります

    怪物に追い詰められた時のコナンと恋敵との会話には、同じ女を愛した者同士の男の友情が感じられてとても印象深いです

    #アツい #カッコいい #ドキドキハラハラ

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    2023年07月27日
  • ポケットにライ麦を

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    155ページで主役のミス・マープルが登場したところで事件はほぼ解決です。新聞の報道から犯人がマザーグースの詩を引用していることを見抜くところがこの小説の一番おもしろい箇所であると思います。

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    2023年02月26日
  • 思考機械の事件簿1

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    ネタバレ

    「海神の晩餐」に出てきたので。

    シャーロック・ホームズのライヴァルの一人とされる、
    「思考機械」ことヴァン・ドゥーセン教授のミステリーで面白かった。
    シャーロックよりさらに頭脳派というか非肉体派で、
    小柄で瘦せていて蒼白い顔という外観はちょっと典型的だが、
    常に切手を持ち歩いているとか、
    不可能ということばにいらいらするとか、
    女性については何も知らないと断言するとか、
    面白かった。

    電話交換手とか、ガス燈とか、
    夜間の12時間労働とかいろいろ小道具も面白かったが、
    動機や容疑者を足止めしたメモの内容が
    明かされない事件があったのが少々不満。
    解説によると、このシリーズは
    Howdniet

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    2022年09月22日
  • マルタの鷹

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    ネタバレ 購入済み

    映画化されてます。

    主演はハンフリー、ボガード、映画は最後の最後でぶち壊しにされます。
    本編の一番美味しいところが綺麗にカットされている。
    途中までの出来が非常に良いために、最後で、バカヤロ金返せとなります。
    こちらは紙版なので楽しんでいただければと思います。
    翻訳の悲しいところで、カタカナでワンダリーと言われても
    ピンと来ませんが、原文ではwonderlyのスペルで、
    wonderにlyつけた名前って、
    名前からして怪しそうな美女が登場します。
    ハメット曰くモデルはいるそうで、モデルはただの美人らしいですが。
    映画ではカットされた最後のスペード、ハメット節が秀逸。虞美人草のエンディングの漱石節

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    2022年09月28日
  • 華氏451度

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    「世の中に本がなくても困らない」「本を読まなくても平気」な人がいる(このサイトにはいないだろうけど)。そういう人だって情報はないと困るし、ネットニュースやSNSやTVなどで収集しているだろう。この小説で書かれる「書物」と「TV」は情報を得る媒体として何が違うのだろうか? 一つは読書という行為は受け身の人には敷居が高いということにあるのかも。ネットやTVは受け身でも何とかなるが、読書は受け手が何らかの「問い」を持たない限り、行為が発動しないという不親切さがあるのだと思う。この作品で燃やされる書物は、人間の「問い」の直喩であり、その背景にある「知性」のことだと締めくくられている。読む前はもっとシニ

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    2021年07月05日
  • 華氏451度

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    昔のSF小説を読むと、人間社会の行く末を的確に予見した知性の働きに驚く。

    本が禁止された世界で、焚書官モンターグの仕事は、本を焼き払うこと。人々は本を読み、物事の本質を捉えることをやめてしまい、物事を考えるいとまを持つこともなく、「幸せ」に暮らしている。
    しかし、その世界には戦争が迫っている。テレビやラジオは戦争のことを語らず、のんきな人々は「戦争は誰か他の人が死ぬもの」と思い込んでいる。
    実は、この世界では、初めに焚書官がいたのではなく、初めには本を読まなくなった人々がいた。
    それから、本を忌み嫌う政権が生まれ、人々が惑わされないようにと本を選び禁止していった。

    これは2000年代からの

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    2021年06月24日
  • 華氏451度

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    ネタバレ

    「ご存知かな?書物はすべて、ナツメグのように、異国から招来される香料のにおいがします。わしは子供のとき、書籍のにおいを嗅ぐのが大好きだった....」(p.165) ※この一文、自分がナツメグ好きなこともあって、ドンピシャに刺さった。

    ディストピア小説で名高いだけあって、文句なしに面白かった!唯々諾々と受動的に生きてきた主人公が、ある少女との何気ない出会いで認識が一変し、自分の正気を保つために行動し...という話。自分が正気=世界が正気ではない、世界が正気=自分は狂気、という0か100かというとんでもない緊張を突きつけられ、人と出会い、一歩を踏み出していく、希望はあるエンディングだった。自分は

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    2020年12月30日
  • 華氏451度

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    素直に面白かった。物事を考えるのに必要な知識と閑暇(ヒマ)を人間に与えるのは本ではなく、自分以外の人間である他者との関係性なのだろう。

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    2020年06月20日
  • ポケットにライ麦を

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    ポアロよりもマープルの方が人間味が強い印象をこの作品で持った。愚かで悲しいお話。
    最後までアイリーンに期待してたんだけど回収がなかったから少し残念。

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    2020年05月17日
  • 華氏451度

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    集中力がいる作品だが、今年一ワクワクして面白かった。

    思想の統一 が焚書という非現実的な設定でまとめられているが、遠い未来こうしたことが起こらなくもないかもと思えた。
    ネットで情報が拡散される今の世の中を舞台とした物語も読んでみたい。
    映画版も観ようと思う。

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    2019年07月18日
  • 華氏451度

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    全ての教育者は読むべし!!「本を読まないとバカになる」のは本当なんだな、と思わせる1冊。(3-5-2010)

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    2018年10月08日
  • 華氏451度

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    本が禁止となった世界で本を燃やす仕事をしている主人公が自らの仕事に疑問を抱き始める。
    現代のスマートフォンのようなものに人々は夢中であり娯楽はあるが空虚なディストピア的世界観。

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    2018年08月09日
  • ラヴクラフト全集2

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    元となった「ラヴクラフト傑作集2」は、
    ボロボロになるまで読み込んでいました。
    なのでこの本は再読の再読。
    ・クトゥルフの呼び声
    大伯父の残したものを調べることで、
    知ってしまった宇宙からきた恐怖の神々の存在。
    未知なる名状しがたきものから追われる恐怖!
    ・エーリッヒ・ツァンの音楽
    禁断の曲を奏でたことの悲劇か?
    それとも、その演奏を未知なるものに愛でられたのか?
    ・チャールズ・ウォードの奇怪な事件
    不可思議なる先祖を調べることにより、
    後戻りできない運命となる青年と、救おうとする医師。
    クライマックスの対決は息をのむ!

    作者の創造力が毒々しく花開く作品集です。
    風景や人物の描写の素晴らしさ

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    2017年12月04日
  • 寒い国から帰ってきたスパイ

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    ネタバレ

    ル・カレ初のベストセラーで,古典的名作との触れ込みだが,その評判に違わないおもしろさで,むさぼるように読んでしまった.
    派手さの全く無い地味な諜報戦をメインに据え,騙す,騙し返すの応酬で攻守は二転三転し,驚きの背景が明らかになったあとに,後味の悪い結末を迎える.
    やはりスマイリー三部作も読まざるをえないな,これは.

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    2017年11月05日
  • Yの悲劇

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    個人的にはすごく面白かった。
    おかしな一族とか、古典的なのが好みなので笑

    病気の扱いとか、時代遅れな感じはした。
    というか、一族で老婦人だけ陽性で、他はみんな陰性なのが不可解だった。
    病気は持っているのに、陰性なのか?

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    2016年02月14日