上野千鶴子のレビュー一覧

  • 報われない社会で、それでも生きる

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    「プレ金ナイト」上野千鶴子さんがゲスト回を聞いて購入。

    「社会に対して怒りを覚えるというのは意味のあることだと言いたいです。怒りをコントロールするおいうアンガー・マネジメントを学ぶくらいなら、正しい怒り方を学ぶ方がずっとよい。」(上野168p.)

    上野さんがアグネスさんに聞く、アグネスさんが答える、その答えに違和感があると上野さんがそこをついていく、それを受け止めてアグネスさんが話す。この繰り返しが、なんだかとてもきちんとした礼節?相手への敬意?の感じられるものだった。
    怒れる上野さん、穏やかなアグネスさん、という感じ。

    「アグネス論争」の頃は高校生でなんかそんなことでワーワーやってるな

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    2026年06月20日
  • 最後の講義 完全版 上野千鶴子 これからの時代を生きるあなたへ安心して弱者になれる社会をつくりたい

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    2019年東大の入学式での祝辞を見て、この人の本を読んでみたいと思った。女性男性関わらず、自由で生きやすい社会の実現に向かって努力していてかっこいい。

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    2026年05月09日
  • おひとりさまの老後

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    恥ずかしながら、上野千鶴子の本を読んだのは、これが初めてです。

    「言いたいことはわかる」しかも「読みやすい」、だけど「今ひとつ受け入れられない」。
    最初から最後まで、そんな感じでした。
    著者の近くにいる「おひとりさま」を絶賛し、そうでない人たちを批判している印象を受けたからかもしれません。
    著者自身を正当化することを目的としているようにも思えましたし。

    ただ、いろんなエピソードをうまく集めたな、とは思います。
    さすがは著名な社会学者です。

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    2026年04月23日
  • 報われない社会で、それでも生きる

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    楽天的で能力主義的なアグネス・チャンと、努力が報われる社会ではないという立場の上野千鶴子。
    2人が望んだ対談とは言え、最初からすれ違いも多く、ハラハラしながら読んだ。
    なんで読者が心配しなくちゃいけないんだろ笑

    というくらい、あっけらかんとしたアグネス・チャンの楽観主義。そして、中国の伝統的な家族主義への信頼。時には鈍感にも聞こえる勝者の弁。
    通じなさにイライラしてるような上野さん。
    上野千鶴子に、それ、違うと思う、なんてキッパリ反論できる人そうそういない笑

    でも、後半、少しずつ、なにかが通じ合ってくる感じがしてくる。互いに乳がんサバイバーという共通項があるからなのか。それとも、アグネス・

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    2026年04月19日
  • アンチ・アンチエイジングの思想――ボーヴォワール『老い』を読む

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    老いについて深く考察してある。
    誰もが経験するのに語られてこなかったあれこれを
    正面から書いてある。思ったより読みやすい。
    自分が出来ていたことが出来なくなっていく自信喪失。認知症。死について。それらをいろんな方面からみている。
    今までそれらに対して抱いていたぼんやりイメージするだけだったものがちょっと分かった気になる。実際に経験してみないと本当にはわからないだろうがいろいろ考えさせられた。

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    2026年04月18日
  • 男おひとりさま道

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    歯に絹着せぬ上野節で、いろんな例を挙げながら、年をとってもたのしく生きられる技を指南してくれる。男子はプライドが高いし、コミュ力が低く、友達がいない人が多い。この本、女が読んで面白いです。

    ◎こうなるとよい
    趣味の友達がいて、女を脅かさない「かわいげ」があること

    ◎具体的には
    文化資本 (遊びのスキル)を持とう

    生き物として生活する基本を大事にしよう
    ごはん、睡眠、きれいに

    打つ飲む買う が男を上げるという考えは大間違い

    過去の栄光語るな

    聞く人なれ

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    2026年04月02日
  • 在宅ひとり死のススメ

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    最後は介護保険への熱量がすごかった。
    在宅ひとり死のためのハウツーを知りたかったのだが、老後の厳しい状況を知り、げんなりした。
    とりあえず色々保証とかサービスとか確認する必要があるようですね。

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    2026年03月04日
  • フェミニズムがひらいた道

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    サラッと読めて面白かった!
    以下気になった箇所

    ◯経験の言語化・理論化
    自分の経験を再定義するための言語資源を手に入れる
    →これがしたくて社会学の本読んでる。モヤモヤを言語化して定義する。

    ◯個人的なことは政治的である
    →良い言葉。フェミだけでなく、社会を自分に引き寄せるための言葉。

    ◯男が中心の日本型雇用は一つの組織に長くいればいるほど後払いで得をするシステム。「女が早く辞めるのは自己責任だ」と言います。しかし、女が仕事を辞めるのは男が家事も育児もしないからです。長時間労働を当然視する構造的な条件が背後にあるために、家庭を顧みないからです。

    →ドラマ「小さい頃は神様がいて」で感じたモ

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    2025年12月31日
  • おひとりさまの老後

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    この本を読んで、「老後」という漠然とした不安が、きちんと準備すれば“具体的な課題”に変わることを深く実感しました。

    とくに印象的だったのは、**「死んだらすぐ発見されるように関係づくりをしておく」**という視点です。これは単なる連絡網の話ではなく、自分という存在を丁寧に扱うこと――つまり、生きている間の関係性を密にすることが、老後の安心につながるという本質的なメッセージだと思いました。

    また、「葬式や遺言を残す」という話も、単なる“手続き”ではなく、「自分の価値観・生き方を言語化する作業」だと思えました。
    これは死後だけでなく、今の生き方にも影響を与えます。
    私自身も、過去にお世話になった

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    2025年12月16日
  • 上野さん、主婦の私の当事者研究につきあってください

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    森田さちさんの当事者研究の聞き手として上野千鶴子さんが選ばれて対談するという形式で書かれたもの。
    2人の関係性が希薄なまま、森山さんの自己開示がなされていくので、最初は上野さんが突き放す感じでハラハラしながら読んだ。(最後はやはりとっても優しいのだけど)

    森田さんの自己開示を上野さんと共に読者も聞いていくことになるのだが、私には今ひとつ森田さんがどんな人か芯のところがわからなかった。希死念慮の出所や、第四第五子を欲するところや、夫との関係性など、どこか腑に落ちない感じがし続けたし、今もそれは変わらない。

    鈴木涼美との往復書簡のような腹の底から抉りあって、血が出るような自己開示は、残念ながら

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    2025年11月25日
  • こんな世の中に誰がした?~ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために~

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    ケンカの上達法で言い返せなくて「クソ!あのヤロー、あの時こう言い返せばよかった」と上野千鶴子でも思うんだぁ〜と親しみを覚えました。

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    2025年11月23日
  • 八ヶ岳南麓から

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    八ヶ岳山麓での生活の楽しいところ、大変なところをつづったエッセイ。
    大学教授という少し特殊な環境ではあるが、リモートが可能になり、どのように生活を移したのかが面白い。
    学術的ではまったくないが、社会学者としての視点もあり、単なる生活に関するエッセイという感じではない。おひとりさまがどう終活と向き合うのか、山でも都会でも同じ悩みもあり、まだまだ先だと思っているがある時目の前に問題がきているんだろうな、と考えさせられた。
    上野千鶴子の著作を読んだ人の方が、もしかしたら面白いのかも。

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    2025年11月16日
  • 情報生産者になる

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    大学院の論文研究計画のために読んだ本。
    タイトルよりも、研究計画書のテーマ設定や文献レビューへのアドバイスが多くあり、参考になった。

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    2025年11月08日
  • 上野千鶴子のサバイバル語録

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    ネタバレ

    自分の言葉を書き残しておくと、こうして並べて、語録というものを
    つくることもできるのだということに気づいた
    自分の考えを書き残すってよいことだな
    共感できたのは
    ・ガクモンは極道だ
    ・夫を人間として尊敬できるか
    ・子育てと介護は非暴力を実践する場
    ・親業の最終目標
    ・人生は壮大なヒマつぶしである

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    2025年09月05日
  • 在宅ひとり死のススメ

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    上野のヲバちゃまは、「在宅ひとり死」を目指して気を吐いておられる。無論、いろいろな言い分があるのはわかる気もする。しかし、結局、「在宅ひとり死」というものは、貧乏人の私はマネをしたくてもできない相談である。
    お金がない人、精神力がない人などは、上野のヲバちゃまのマネをしないほうがいいと思う。孤独死して腐乱死体で発見される可能性が大きいから。死んでしまったご本人はそれで幸せかもしれないが、周りの人たちにとっては、とんだ迷惑になる。

    今、日本は株価バブルの狂騒で浮かれている。実態は、アメリカの好景気に引きずられて日本企業の株価も上がっているだけのことらしい。故森永卓郎氏の説明によれば、「日本企業

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    2025年08月03日
  • 男おひとりさま道

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    「自分の弱さを認めること」と「女友達を増やすこと」の両立は、そう簡単にできそうではないと思ってしまうので、結局は、自分の弱さを認めることはできない。女友達を増やすことができる人や本書に登場する事例ができる人は一部の人に限った話かと思うが、こう書くと、あきらめていると言われるのかな。

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    2025年06月11日
  • こんな世の中に誰がした?~ごめんなさいと言わなくてもすむ社会を手渡すために~

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    著者の事は好きでは無いが、勉強にはなるのでふと読んでみようかなと。

    一部の状況を切り取って、「ほら、会社は社会はこんなに悪いんだ!」と言う論調には相変わらず閉口するが、著者も私も成長したのか、学びになる点も多かったかなと思った。

    仕事、結婚、教育、老後をテーマに著者の主張

    仕事の項目はモヤモヤしたが、それ以降結婚、夫婦は良かったな。
    最後の項目「こんな世の中に誰がした?」は私に刺さったし、著者自身の問題と捉えている事が分かって良かった。そうだよな、こんな世の中なのは我々大人の責任である。無力ではなく、微力だが改善をしてきたと続く。私はどうだろう。娘達により良い世界を作れる努力をしているだ

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    2025年06月06日
  • 家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)

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    実質的な中身は「おわりに」の4ページのみ。本編はやたらと多くの学者やジャーナリストの研究・コメントの引用をつなぎ合わせた「事例集」の連続でしかなく、平板感が強い。邦訳タイトルで付加されている「起源」という語が想像させるような学問的な深みは無い。

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    2025年04月28日
  • 家父長制の起源 男たちはいかにして支配者になったのか(集英社シリーズ・コモン)

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    この本を読んだだけで何かを得られる訳ではないが、日本の家父長性に触れている訳者の解説だけでも一読の価値はあると思う。

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    2025年03月20日
  • 「おひとりさまの老後」が危ない! 介護の転換期に立ち向かう

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    約20年の介護の歴史は施設入所ではなく、在宅ひとり死ができるほどに育ってきたというのが目から鱗。
    介護士さんたちの情熱の帰結。

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    2025年03月16日