上野千鶴子のレビュー一覧
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ネタバレ自分の最期について急に不安になった。結婚はしているが夫は8歳年上。子どもはいない。夫は一人っ子。実の妹も結婚はしているが子どもはいない。頼ることができる次世代の身内はいないということ。
不安がっていても仕方がないので対策をするための参考にと思い、この本を読むことにした。
今回は興味がある章の抜粋読み。読み終えて。
・迷いつつ生きる
『…なぜなら生き死にに正解はないと思うから。そして生まれるときや生まれ方を選べなかったように、死にどきや死に方も選べない、それを選べると思うのは、人間業を超えた傲慢、だと思うからです』
→私自身は最善を尽くして生きていくだけ、以上。
人生の先輩方がご自身の人生をかけていろいろな体験を残してくださっている。それらを元に現在の状況は自分たちで変えていくことができるし、社会や制度も変わっていく。だから、それほど悲観する必要はない気がした。 -
Posted by ブクログ
100分で名著で、面白いおばちゃんやな〜と思ったのがキッカケ。以下要点。
◆在宅ひとり死が良い!何より個人のために。それが結果的に家族や社会の負担軽減につながる。
◆感謝や別れ、葬式の仕方などは、相手が元気なうちに伝えておく。
◆人間の死亡率は100%。認知症は5人に1人がなる。認知症防止に力を注いでも効果が無いのであれば、認知症になっても楽しく暮らせる社会を実現しよう。
・生活満足度は1人世帯>4人世帯>3人世帯>2人世帯
子育て終われば、ペットでも買おう。
・終活など、死について公然と喋れるようになったのは良いことだ。死≠タブー。
・病院は「生かす」場所。死ぬための医療など存在しない。老後に延命治療を望んでなければ、在宅。
もし容態が急変したら、119の前に、訪問介護ステーションへ連絡!
家族で話し合っておく。
別れと感謝は機会ある毎に伝えておく。
・子供にはできる分の負担を。
子供の迷惑はかけたくない は幸福度を下げる。
「子供には媚びない。でも、老後の面倒は見てもらう。」
介護専門職やお医者さん、家族でできることの分担が重要。
・施設はもう要らない!
作れば、それを埋めるために、制度が導入される。
むりやり施設に入れる仕組みになってしまう。
看取りコストは 病院>施設>在宅
在宅の死の直前3ヶ月コスト 80代認知症 負担額20万円 ←でも、何やかんや30~300万円!?
病院は1日入院で2万〜4万。
それよりかは、在宅で、病院居住サービスにかかる費用を自費負担サービスに充てれば、もっと手厚いケアを受けられる。
・認知症になっても、在宅。
病院に行っても、身体的拘束or薬漬。
独居の認知症患者のほうが周辺症状が穏やかで、機嫌よく暮らしている。
・認知症になって、困るのは家族。「周囲の目」が彼らを責める。家ですっぽんぽんで何が悪い?うんちしちゃって何が悪い? これは理解できる半分、理解できない半分。 うんちはきつい。
・生きるとは、食べて、出して、清潔を保つ、ということ。これが、食事、排泄、入浴という3大介護。この三点セットが維持できる間は生きられる。専門職の方に感謝!介護保険ありがとう。
・死にゆく人は気持ちが動く、揺れ動く。その揺らぎにつきあって翻弄されるのが家族の役目。最期まで迷い抜けばよい。
事前指示書への懐疑的な目線。
・ボケをわざわざ認知症と読み替えるまでもありません。ボケは自然な加齢現象のひとつ。ボケても機嫌よく過ごしている年寄りはいくらでもいる。
生まれてきたことに自己決定はありませんでした。死ぬことに自己決定があると思うのは傲慢だ。もし、わたしがボケたら??食べられる間は生かしておいてほしいと願います。
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ネタバレだったら、女の子はどう生きるのか?
どうしてもこの日本で生きていく女の子には壁がある。その壁を、過去から現在に渡って説明し、未来への突破口を開こうとする本。そう、強くなりたいのではなく、そのままでも認められる社会を目指すのだ。
専業主婦を目指すのは、男女共に収入が下がっている現在、厳しい道だし、もちろん自分に収入がないのは離婚という選択肢がない危険性を伴う。けれど、その道だって理解した上で選ぶ人がいるだろう。必要なのはAの道に進んではいけないというアドバイスではなくて、Aの道とBの道についてのメリット・デメリットを知った上で選べる決定権。
何のための男女平等なのか、それは安心して生きるため。誰もが弱者であり(または弱者になる可能性があり)、弱者が安心して生きていける社会がほしいのだ。男女で考えると女性が弱者側だけど、視点はたくさんあり、視点の数だけ弱者側が生まれる。誰もが何かの視点では弱者になる。そこを忘れないようにしよう。 -
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人生という軸で、上野先生の各書から選びぬかれた言葉がまとめてある。
冒頭に「幸せな女性は私の本などとらない」と書いてあって確かに〜〜ってなったし、終わりにに、「女が女に贈ることばは、わたし自身にとってそうであったように、女にとって命綱の役割を果たすことになるでしょう」に関しても確かに〜〜ってなりました(笑)この本にまとめられてる言葉で救われる人もいるんだろうな。さくっと読める1冊。
あとは個人的に大学院生をやってる身として、学問に対する姿勢の言葉が、結構刺さりました、ぐさっとね。(その研究は誰かにやれって言われたの?そうじゃないでしょう、とか特に) -
ナショナリズムとジェンダー 新版
- カート
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試し読み
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ネタバレお勉強として。
恋をすると気になる「本気か遊びか」。「私のこと遊びだったの!?」とか「私のこと本気じゃないの!?」と苦しんでしまうのは、女性が「妻・母コース」「娼婦コース」に分けられてきた歴史ゆえなのかなと。
それで、私が「私は本気よ!」と思う時は、相手に自分の存在を全依存するような、ずっと死ぬまで一緒に居ようねという確約を求めるような、いわゆるシンデレラコンプレックス状態・ロマンティックラブイデオロギー洗脳になっていた気がする。
おそろしい。
もっと、軽やかに愛することができれば、女はもっとチャーミングなのにね。そんなことは47歳になったから言えることであって、30歳だったら言えなかっただろうな。。。
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〇従軍慰安婦、売春婦、娼婦
〇任意か強制か
〇女性が「正妻コース」でありたい時、同時に「娼婦コース」を否定する。がゆえに、売春婦を助けようとする発想にならない。
〇従軍慰安婦・・・韓国側男性にとっては、敵によって自国の女性を凌辱されたという最大の侮辱であるがゆえに、触れたくない話題。よって、救われてこなかった。
〇強姦、性犯罪、家庭内暴力、性的な幼児虐待・・・女性の性的自己決定権への侵害であるがゆえに、救われるべき。
〇恥の概念で締め付けて、本人からの告発を抑え込む
〇強姦:男性の権力支配の誇示のために行われる。弱者への攻撃を通じて、連帯を「確立」する儀式。(彦坂1991)戦時輪姦は時に”観客(敵兵?)”を伴う。