上野千鶴子のレビュー一覧
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自分も仕事一辺倒の時期があったが、それは自分の場合は、家族や妻をを踏み台にしてきたんだよな今思うと。
暴走列車のごとく、それはなるべくして崩壊し、半分人生降りたみたいな諦観したみたいな状態に落ち着くんだけど、その後妻が、もっと自分もキャリアアップを目指したいと、昇格試験に挑戦し、一般職から総合職にステップアップし、忙しくも充実した人生を歩み始めるのをそばで見てきて、
いつか来た道とおもいながら、いままでワガママ放題迷惑かけてきた分、こんどは自分が支えてあげようとサポートに回ってきた。
それはいいのだが、妻たちのそういう上昇志向は、結局、ネオコンらのしかけた巧妙な罠で、国側に都合のいいように -
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社会学者、上野千鶴子が朝日新聞「悩みのるつぼ」に回答したコラム。タイトル通り、下の相談に関するQ&A集です。なかなか、回答がぶっ飛んでいて、面白かったです。ちょっと具体例を2つ紹介します。
【質問】性欲が強すぎて勉強出来ません(18歳女子)
【回答】むずむずしたら自分でほぐしましょう/セックスには2種類あって、マスターベーションは自分の身体とのエロス的な関係、性交は他人の身体とのエロス的な関係のことです/自分のエロスのツボをよおーく学んでおくと、相手とのセックスにおいてそのセックスのクオリティのよしあしがよくわかります。
【質問】性欲が強すぎて困ります。本物の女の子の体に触れてみたくてたま -
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結婚してもしなくても、最後はおひとりさまになる可能性が高いことが分かった。
将来が心配で結婚して子どもを生んだとしても、自分の思い通りになるとは限らないもんね。
ただ、この本に書かれている老後は、ちょっとお金持ちなおひとりさまに限られるのではないかという気が。
具体的な老後のサービスについては、自分の世代ではまだまだ先の話なので参考にはならないが、心構えや考え方などは参考になった。
東京都監察医務院のホームページはリニューアルされてしまったのか、載っていた講演録が見つけられなくて残念。
自分が老後を迎えるはずの約30年後に年金・介護・医療制度がどうなるのかは分からないので、せいぜい蓄え -
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著名な女性二人の対談。
どちらも社会の中で立派なお仕事をされてきた方。
日本の働く女性のパイオニア。
坂東さんが、一生苦手な家事だけをやっていくのは…って思っていたなんて〜。私と一緒〜。
でも、高校の同級生と結婚して、出産もして、勤めあげるだなんて、やっぱりさすがです。私には無理〜。
かと言って、上野さんみたいに、自分のテーマを追い続けてフリーでもずっと頑張る強さもない〜。
“手に職を”の今時の働く女性、なんだろうか。
今の若い子の“専業主婦願望”は、厳しい競争から降りるための手段であり、かつ「なってあげる」もの、というのには驚き。一体何様⁉ (笑) -
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介護のしくみが具体的で参考になった。
デイケアと呼ばれるサービスとホームヘルパーという生活支援は別であること。身体支援はビジネスとして成り立つけれど生活支援は成り立たないこと。
値段ではわからない個人差が激しいこと。ケアマネージャーという第三者が支援を設計すること。包括サービス(小規模多機能型)は一見良いようでも、ケアマネ不在で密室になりやすく、ビジネスとしても魅力に欠ける。
施設入居の意志決定者は家族であるという指摘も鋭い。在宅支援の意図で始まった介護保険が施設入居のハードルも下げているという。
寝たきり期間は平均で8.5ヶ月。
24時間体制の医療、歯科医療、介護、生活支援の総合サービスが -
- カート
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試し読み
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ネタバレ別の著者の本の中に、この人の名前を何度か目にしたことがあったので、一番簡単そうなやつを手にとって読んでみる。
わたし、その「別の著者」のスタンスに似ているなと思うんですが、「フェミニズムには賛同するが、フェミニストには賛同しない。」という考えの持ち主な気がします。
そもそもフェミニズムってなんだって聞かれても的確に答えられる言葉を持っていないのだけど、フェミニストの人の話を聞いていると、なんだかとんがっていて、ちょっと同意するに余裕が無い人を何人か見てきたからかもしれません。
で、この本を読んでみて、少し見方が変わったかも、と思った。フェミニストって、私が思うよりももっと寛容 -
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自分が社会的弱者だと認めるのは、決して弱さではない
「それどころか、自分に助けを求める権利があるという強さなのよ。その強さが、男にはない」と上野千鶴子先生は言います。本書では20代の社会学者、古市憲寿が両親に死なれるのが怖いと身も蓋もなく吐露していますが、実際、団塊ジュニアは女性化、あるいは老人化している?しかし親を介護する自分を想像できない、さらに当事者意識はゼロ、ゆえに孤立を恐れて群れはするが、連帯するというところまでいかない。上野先生の世代には運動癖があって、やたらとつるみ団結し政治的な声を上げていた。男女雇用機会均等法、介護保険の成立、被災者生活再建支援法等々、エゴイズムやルサンチマン