池田香代子のレビュー一覧

  • 飛ぶ教室

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    勇気とかしこさについての物語

    寄宿学校で生活する個性豊かな少年たちのクリスマスのお話。悲しみを抱えながら一生懸命生きている少年たちや、彼らに寄り添う素敵な大人たちに出会えます。先生は「正義さん(ベク先生)」が好きで好きでたまりません。作家ケストナーの熱の込もった珠玉の言葉の数々も心の奥底を響かせます。何度読んでも味わい深い、先生の大好きな本です。

    「人生、なにを悲しむかではなく、どれくらい深く悲しむかが重要なのだ。誓ってもいいが、子どもの涙はおとなの涙よりちいさいなんてことはない。」

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    友達を救出するために「無断外出」した少年たちに正義さんが話をする場面、

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    2023年11月30日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    児童文学×哲学。
    哲学入門にはちょうど良い。
    ヘレニズムのストア哲学、エピクロス主義が好み。
    プラトンの考え方は斬新。
    時間を置いて再読したくなる本。

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    2023年11月26日
  • ぼくが子どもだったころ

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    読後感の重いものを読むのが好きなので、好みの本の中で、読み終わって幸せな気持ちになる本はあまりないのだが、児童文学の名作は、読むと幸せを感じることがある。それは単に明るく軽々とした気持ちではなく、不幸やアクシデントが人生には必ずあるが、幸せに生きることは不可能ではないという思いが満ちるといった感じ。そしてその中でも特に切ない幸福感を感じられるのがケストナーの作品である。
    そのケストナーのその人となりがどのように形成されていったかがわかるのがこの本である。
    ケストナー自身が、祖先から始まって、第一次世界大戦までの自分自身のことを書いた、前半生の自伝である。
    子どもにも読めるように書かれているが、

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    2023年11月25日
  • ぼくが子どもだったころ

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    存在は知っていたものの未読だった本で、新訳を機に初めて読みました。ケストナーらしい、優しく、たまに鋭く斬り込む文章で、まるで物語を読むのと変わりなく楽しみましたが、奥に秘められた故郷や家族親族への大きな想い、時代に対する深い慈しみと怒りのような、生身の感情が溢れていて、小説とはまた違ったケストナーの言葉を感じました。
    タイトル通り、少年時代の終わりと共に終わっていて、あくまでも子どもの目線で見たままの世界がそこにあり、苦しさよりも、生き生きとした少年の日常の印象が強く、戦争の気配はまだないですが、ケストナーが生きた時代をより深く知るなら、この後、終戦日記を読むと、理解が深まるのかなと思っていま

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    2023年11月02日
  • エーミールと三人のふたご

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    前作よりも好きだった。なんといってもエーミール達のキャラが一人一人濃くてお互いの掛け合いがリズミカルで面白い。みんな物事に対して自分なりに真面目に向き合っている姿が素敵だった。おばあさんがエーミールにイェシュケ警部との関係についてしたアドバイスがすごく大人で深いなぁと思った。風景の描写もとても生き生きとしていて、まるで目の前に広がっているように感じられた。

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    2023年09月18日
  • ぼくが子どもだったころ

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    ケストナーらしさがギュッと詰まったような自伝。まえがきにもあるように、子どもにも、子どもではない人にもおすすめ。第11章は、かつて子どもだった私と、いま母親である私の両方に深く刺さるものだった。

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    2023年09月18日
  • 飛ぶ教室

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    なんでもっと早く読んでいなかったのだろう。
    登場人物が素晴らしい。熱くてあたたかい。
    人は誰かのために生きることに喜びをもつ生き物だったから進化してきた。と思い出した。最後は涙が溢れた。本を閉じて拍手をしたい気持ちだった。

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    2023年09月07日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    ざっくり聞いたことがあるから、今まで読んで来なかったけど、もっと早く読んでおくべきでした。
    日々幸せに生きていることを改めて実感。そのうえで、自分に何ができるのか考えるきっかけになる。良書中の良書。

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    2023年08月10日
  • ふたりのロッテ

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    こっそりと生活を入れ
    替わる双子の少女。

    まんまと担がれる大人
    たち。

    見た目が一緒のロッテ
    とルイーゼをちゃんと
    区別できるのは、

    パグ犬のペペールだけ。

    ドキドキが止まらない
    展開と少しの切なさと
    ハッピーエンド♪

    とっても良かったです。

    子どもたちは時に大人
    より利口で勇気があり
    ますね。

    もちろんワンちゃんも

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    2024年05月12日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    世界規模で考えると想像がつかない。でも100人の村だと思って考えたら?世界の状況がわかってきて、私たちの当たり前が当たり前ではないことがわかります。

    あなたが愛してください。あたな自身と、人がこの村に生きてあるということを。

    今我々は小確幸の中で生きている

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    2023年07月31日
  • 点子ちゃんとアントン

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    物語は、大金持ちの娘「点子ちゃん」と、病気の母を支えながら学校に通う、今で言うヤングケアラーの「アントン」の素敵な友情に加えて、点子ちゃんの家族のあり方を、ユーモラスながら、とても真摯に描いているのが印象的で、これだけでも充分楽しめるところに、本書では、作者「エーリヒ・ケストナー」自身が、各章毎に書いた『立ち止まって考えたこと』が合わさることで、実はフィクションとして存在していた物語が、現実の世界を救うノンフィクションのような存在へと立ち替わる、この作り方には、最初、作者が物語に介入してくるような面白さを演出しているのかと思っていた自分が、思わず恥ずかしくなるくらい、直向きで切実な思いが宿って

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    2023年07月27日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    一番読書をしていた小学生の頃に読もうと思って2度も挫折した本書でしたが、それから何年も経ちふと大人になってから読んでみました。
    それがとっっても面白い!哲学の通史について分かりやすく説明されているし、小説の中で教えられた哲学の考えが小説全体の構造にまで練り込まれて作られているという、二重に楽しみのあるとても良い本でした。
    またふとしたときに読み返したいです。

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    2023年05月28日
  • ふたりのロッテ

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    すごい、少女の性質をよく理解して書いてる。
    決して子供扱いせず、女性であり、子供であり、一人間であるようにきちんと丁寧に描写されていた

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    2023年04月23日
  • ふたりのロッテ

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    地の文が独特で頭に入ってきやすい。
    登場人物のキャラ付けも面白かった。
    おてんばなルイーゼと小さな主婦のように落ち着いたロッテ。
    若く美しい母に指揮者で芸能肌の父。
    父との結婚を目論む女にちゃっかりした家政婦。
    離婚という子どもにとってはわりと重いテーマをさらりと、しかしわかりやすく描いている点は脱帽。

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    2023年04月16日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    小学生の頃に担任の先生がちらっと紹介してくださって、中学生くらいの頃に読んで、再読
    心をこめて生きてください
    いい言葉や

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    2023年04月15日
  • エーミールと探偵たち

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    面白かった!文章に多少クセがあるけど、この後どうなるのだろうと気になって最後まで読みました。「どうぶつ会議」の作者の方だったのですね。

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    2023年02月25日
  • 飛ぶ教室

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    毎年クリスマスの時期になると読みたくなります!

    子どもだろうが大人だろうが、抱える悩みや苦しみに小さいも大きいもない。というケストナーさんの考え方に読み返す度心が暖かくなります。

    生活を送る中で直面する様々な問題に、自分で考えたり周りと議論したり、皆で協力して乗り越えたり時には大人の力を借りたり…沢山頭を悩ませたりしながらも健全に成長していく様子が読んでいてとても眩しく素敵で思わず笑顔になる場面が多かったです。

    メインの5人も他の登場人物達も、きっとこれからも逞しく生きていくんだろうな。

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    2022年12月25日
  • 飛ぶ教室

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    不朽の名作
    小学生の冬休みの読書感想文で読んで以来、ずっと心に残ってる作品。

    ナチス政権下で出版を禁じられても子供達のために小説を書き続けたケストナー。

    子供達にどんなメッセージを伝えたくてこの物語を書いたのか、

    大人になってあらためて買って読んでみると、胸に込み上げてくるものがある。

    誰か映画化してください。
    (ケストナーの)

    クリスマスが近づくとまた今年も読みたくなる。

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    2022年11月20日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    さらに哲学を学びたいと思わせてくれる作品。今後、何度も読み直すと思う。子供が生まれたらぜひ読ませたい一冊。

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    2022年11月06日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    ノルウェーの少女と一緒に古代ギリシャからの西洋哲学の流れを学べる。一冊目としてはとっつきにくいかもわからないが、他の哲学入門書を読んだあとであれば、各哲学者の思想が整理されて理解が深まる。繰り返し読みたい本。

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    2022年10月27日