池田香代子のレビュー一覧

  • 飛ぶ教室

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    なんでもっと早く読んでいなかったのだろう。
    登場人物が素晴らしい。熱くてあたたかい。
    人は誰かのために生きることに喜びをもつ生き物だったから進化してきた。と思い出した。最後は涙が溢れた。本を閉じて拍手をしたい気持ちだった。

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    2023年09月07日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    ざっくり聞いたことがあるから、今まで読んで来なかったけど、もっと早く読んでおくべきでした。
    日々幸せに生きていることを改めて実感。そのうえで、自分に何ができるのか考えるきっかけになる。良書中の良書。

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    2023年08月10日
  • ふたりのロッテ

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    こっそりと生活を入れ
    替わる双子の少女。

    まんまと担がれる大人
    たち。

    見た目が一緒のロッテ
    とルイーゼをちゃんと
    区別できるのは、

    パグ犬のペペールだけ。

    ドキドキが止まらない
    展開と少しの切なさと
    ハッピーエンド♪

    とっても良かったです。

    子どもたちは時に大人
    より利口で勇気があり
    ますね。

    もちろんワンちゃんも

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    2024年05月12日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    世界規模で考えると想像がつかない。でも100人の村だと思って考えたら?世界の状況がわかってきて、私たちの当たり前が当たり前ではないことがわかります。

    あなたが愛してください。あたな自身と、人がこの村に生きてあるということを。

    今我々は小確幸の中で生きている

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    2023年07月31日
  • 点子ちゃんとアントン

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    物語は、大金持ちの娘「点子ちゃん」と、病気の母を支えながら学校に通う、今で言うヤングケアラーの「アントン」の素敵な友情に加えて、点子ちゃんの家族のあり方を、ユーモラスながら、とても真摯に描いているのが印象的で、これだけでも充分楽しめるところに、本書では、作者「エーリヒ・ケストナー」自身が、各章毎に書いた『立ち止まって考えたこと』が合わさることで、実はフィクションとして存在していた物語が、現実の世界を救うノンフィクションのような存在へと立ち替わる、この作り方には、最初、作者が物語に介入してくるような面白さを演出しているのかと思っていた自分が、思わず恥ずかしくなるくらい、直向きで切実な思いが宿って

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    2023年07月27日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    一番読書をしていた小学生の頃に読もうと思って2度も挫折した本書でしたが、それから何年も経ちふと大人になってから読んでみました。
    それがとっっても面白い!哲学の通史について分かりやすく説明されているし、小説の中で教えられた哲学の考えが小説全体の構造にまで練り込まれて作られているという、二重に楽しみのあるとても良い本でした。
    またふとしたときに読み返したいです。

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    2023年05月28日
  • ふたりのロッテ

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    すごい、少女の性質をよく理解して書いてる。
    決して子供扱いせず、女性であり、子供であり、一人間であるようにきちんと丁寧に描写されていた

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    2023年04月23日
  • ふたりのロッテ

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    地の文が独特で頭に入ってきやすい。
    登場人物のキャラ付けも面白かった。
    おてんばなルイーゼと小さな主婦のように落ち着いたロッテ。
    若く美しい母に指揮者で芸能肌の父。
    父との結婚を目論む女にちゃっかりした家政婦。
    離婚という子どもにとってはわりと重いテーマをさらりと、しかしわかりやすく描いている点は脱帽。

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    2023年04月16日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    小学生の頃に担任の先生がちらっと紹介してくださって、中学生くらいの頃に読んで、再読
    心をこめて生きてください
    いい言葉や

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    2023年04月15日
  • エーミールと探偵たち

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    面白かった!文章に多少クセがあるけど、この後どうなるのだろうと気になって最後まで読みました。「どうぶつ会議」の作者の方だったのですね。

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    2023年02月25日
  • 飛ぶ教室

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    毎年クリスマスの時期になると読みたくなります!

    子どもだろうが大人だろうが、抱える悩みや苦しみに小さいも大きいもない。というケストナーさんの考え方に読み返す度心が暖かくなります。

    生活を送る中で直面する様々な問題に、自分で考えたり周りと議論したり、皆で協力して乗り越えたり時には大人の力を借りたり…沢山頭を悩ませたりしながらも健全に成長していく様子が読んでいてとても眩しく素敵で思わず笑顔になる場面が多かったです。

    メインの5人も他の登場人物達も、きっとこれからも逞しく生きていくんだろうな。

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    2022年12月25日
  • 飛ぶ教室

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    不朽の名作
    小学生の冬休みの読書感想文で読んで以来、ずっと心に残ってる作品。

    ナチス政権下で出版を禁じられても子供達のために小説を書き続けたケストナー。

    子供達にどんなメッセージを伝えたくてこの物語を書いたのか、

    大人になってあらためて買って読んでみると、胸に込み上げてくるものがある。

    誰か映画化してください。
    (ケストナーの)

    クリスマスが近づくとまた今年も読みたくなる。

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    2022年11月20日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    さらに哲学を学びたいと思わせてくれる作品。今後、何度も読み直すと思う。子供が生まれたらぜひ読ませたい一冊。

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    2022年11月06日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    ノルウェーの少女と一緒に古代ギリシャからの西洋哲学の流れを学べる。一冊目としてはとっつきにくいかもわからないが、他の哲学入門書を読んだあとであれば、各哲学者の思想が整理されて理解が深まる。繰り返し読みたい本。

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    2022年10月27日
  • 点子ちゃんとアントン

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    点子ちゃんとアントン 
    エーリヒケストナー 岩波少年文庫

    この童話は少し古い倫理観の時代に
    描かれたモノなので
    違和感があるかもしれない

    思いっきり頭の良い子達は
    俯瞰した視野を持ち
    心も澄んでいるらしい
    ところで
    本名をルイーゼというのに
    点子って名前はどこから来たのだろうか?

    作者が各章毎に
    「立ち止まって考えたこと」
    と言う項を設けて
    「僕は〜」と文中に顔を出すのを良しとするか?
    これが
    この小説の評価を二分するかもしれない

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    2022年08月10日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    かなり前に読んだのだけれど、世界の現状が分かりやすく示されていて衝撃すら覚えた本。今、気候危機やパンデミック、戦争・核戦争に危険性まで近づいてきているこの時期に読み直したいと思った。

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    2022年07月02日
  • 夜と霧 新版

    購入済み

    名著

    著者の実際の体験から得られた言葉には計り知れないほどの説得力があった。凄惨な場面についての表現も多く含むため読むのが辛くなることもあるが、読了して多くのことが学べたと思う。現代に生きるすべての人に読んでほしい一冊。

    #タメになる #深い #感動する

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    2022年05月31日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    ネタバレ

    戦慄のミステリーでしょうか、哲学史の指南書としても秀逸ですし物語としてもぐいぐい引き込まれていきます。ヒルデとソフィーの交錯がなんとももどかしい。

    キェルケゴールあたりの実存主義は全くノータッチだったので、大前提としてそこにあるのであって、生きる意味といった根本的な真理は存在しない、個々人がそれぞれに見出さなければならないのだといった思想の到達点だと知れただけでも有意義。そこに暗澹たる雰囲気とシュールレアリズムが内包されているけど、どうも自由を付与されたことでがんじがらめになって指針を無くした個人主義たる現代に通ずる空気をびしびし感じます。

    占いや霊媒師やらなんやらのオカルト物に関する痛烈

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    2022年04月23日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    サスペンスミステリー調のストーリーにも引き込まれることはもちろん、ソフィーに対する哲学講義が非常に筋道だってて哲学の系譜があらあらっと理解増しました。

    序章で哲学者とは白兎の毛の先っぽで踏ん張り奮闘する知的好奇心オバケなんていう、哲学者の心得みたいなところから始まり、まだ手をつけていなかった自然哲学者から古代ギリシャ三代哲学者なんかをさらってくれて(プラトンのイデアとアリストテレスの経験主義的な対比なんかも)、18世紀イギリス経験主義まで駆け抜けてくれてます。個々の哲学者の思想と、前時代とのつながりを拾ってくれてるので、体系だった学習としても最適ではないでしょうか。

    ソフィーの気だるいツッ

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    2022年04月16日
  • 飛ぶ教室

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    この本に登場する先生に自分も教えてもらいたいと思いました。
    自分に自信をもって生きていくことの大切さに気付かされました。
    また子どもがときに不幸になることを忘れずに生きていきたいと思いました。

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    2022年03月04日