池田香代子のレビュー一覧

  • 山上徹也と日本の「失われた30年」(集英社インターナショナル)

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    山上徹也のものとされるTwitterの投稿から、彼の犯行に至った背景や思想を読み解いていくという趣向の本。
    本当は助けが必要な宗教二世であったにもかかわらず、周りからの支援はなく、氷河期世代の身に染み付いた自己責任論で努力をしてもうまくいかず追い詰められ、映画『ジョーカー』に出てくるアーサーに共感しつつ、凶行に及んだという。
    そういう部分もあっただろうという反面、内容は極めて薄く(必要ないような簡単な用語にまで脚注が多用されている。)、事件から日が浅い今だからまだ読めるけど、わざわざ本にするまでもなかったように思う。
    山上徹也はネトウヨかというと外れるような投稿があり、インセルかというと自ら拒

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    2023年04月23日
  • 飛ぶ教室

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    先生が人間であるという事、生徒も人間であるという事。この時代にこういう先生や生徒が沢山いたとは思えませんが、だからこそ物語にして理想郷ともいえる世界観を作り出したことに意義があるのかなと。今は先生も生徒も人間である以前にルールを順守する事を厳重に求められる組織人としての素養を求められます。なので分かりやすいドロップアウト風味は今は流行らない。でもいじめやパワハラは形を変えて水面下へ。そのような世界に生きているとこの生き生きした物語が、胸にしみますね。

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    2022年10月08日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    15歳の少女ソフィーがある哲学者と出会い、自らの存在の謎を解いていく話。ファンタジーの物語と、初心者向けの哲学講座がミックスされた本である。少年少女に話しかけるようにヨーロッパの哲学史をわかりやすく説明してくれているため、どの世代でも楽しめる内容ではないだろうか。昔読んだ本だが、新装版が出たということで久しぶりに手に取ってみると、まったく内容を忘れていた。初めて読むように楽しませてもらった。

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    2022年10月06日
  • 世界がもし100人の村だったら

    購入済み

    世界がもし100人の村だったら

    読みやすかった

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    2022年08月28日
  • ふたりのロッテ

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    ネタバレ

    スイスの林間学校で出会ったルイーゼとロッテはそっくりな容姿にびっくり!父と母のことを知ったふたりはみんなで暮らせるように入れ替わって…という物語。入れ替わっている間にお互いにないものに気づき成長していくところがよかった。ラストでケルナーさんが仕事をどうしたのかが気になった。
    地の文がナレーションみたいな感じで特徴的だと思いながら読んでいたが、あとがきを読んで納得した。

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    2022年06月24日
  • ふたりのロッテ

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    ネタバレ


    はじめは仲が悪かったロッテとルイーゼが、二人が双子だと判明して仲良くなっていく過程や、双子であるとを利用して入れ替わる場面は楽しいしかわいかった。
    立場の変化によってそれぞれの苦手だったことができるようになってゆく場面もまた感動的だったが、終盤になるにつれて展開が読めてしまい飽きてしまった…。

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    2022年02月28日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    学生の時以来再読。概念の話ばかりで今回も自分には難解だった。ただ、哲学の歴史が古代ローマから始まり、中世ではあまり進展がなく推移し、ルネッサンス以降開花し科学の進歩と共に進んで行く過程が面白かった。下巻も読みたいが、少し経ってからにしたい。

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    2022年02月23日
  • 飛ぶ教室

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    SL 2022.1.14-2022.1.16
    読後のあとがきで時代背景を知るとまたズンと胸に響く。
    これも子ども向けながら大人こそ読んでほしい児童書の良書。

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    2022年01月26日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    物語形式で哲学の成り立ち、成熟の過程を歴史に沿って学びたい人に最適なのかな?
    僕は哲学の概念や歴史は、それのみにフォーカス(抽出)した本の方が読みやすい。物語的な部分がノイズというか、面倒くさいのだ。この本ではないけど、大河ドラマなどは時に史実より物語(ドラマ)性を重視してしまうことがあるので、知識として蓄積させるにはその部分を取り除く必要がある。それが面倒なのだ。

    この本はその物語性の中に「謎解き(ミステリー要素)」を仕込ませているので、最後まで読まずにいられないという意味で哲学の入り口として語られるのだろう。

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    2022年01月05日
  • 点子ちゃんとアントン

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    うーむ。
    人物の造形はおもしろく、点子ちゃんなんかとてつもなく可愛いんやけど、、、ちょっと好かんかな。なんか説教くさいっつうか。
    勧善懲悪とまで言うとおおげさやけど、でも、そう。ひねりがないって感じ?
    ほかのレビューを少し見ると、説教くさくない、と書いておられる方も多いけど。私には、しっかりと説教くさかったです‼️汗

    正しい人、、、アントンや点子ちゃんやお父さんによき結末があり、自分勝手な母親、ナニーを騙していた婚約者の泥棒は憂き目にあう。
    まあ、そうして終わってくれた方が、安心できるけどね。こどもにとって、ワクワク面白く読める教育的なストーリーかな。そこがきにくわない笑

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    2021年09月22日
  • ふたりのロッテ

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    親の離婚に振り回される双子の話。ルイーゼとロッテのわくわくドキドキする入れ替わり、2人だけの秘密の大冒険の背景にはこんなにも悲しい理由がある。

    こんなに重いテーマだと知らずに読み始めたから途中で驚いた。

    ルイーゼとロッテの願いはただひとつだけで、お母さんとお父さんと一緒に暮らすこと、子どもたちの願いは非常に殊勝で大人の身勝手さが浮き彫りになる。

    ルイーゼとロッテが小さいながらにも頑張って幸せを掴もうとする姿は見ていると勇気づけられるし大人も見習うべきだと思った。

    私は未婚だけど、子どもを持つ親の立場で見たらもっと色々なことを考えるんだろうと思う。

    ケストナー作品をもっと読みたいと思っ

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    2021年04月25日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    大学の授業で使用して上読み切りました。ソフィー、ヒルデ、この本を読んでいる自分など様々な視点から読むと面白いかも。難しく考えがちな哲学を分かりやすく丁寧に説明してくれます。
    ただヒルデの父親がうざい。(伝われ)

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    2021年01月21日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    哲学の話は興味深いものもあったり、眠くなったりとある。
    教科書で出てきた人物とか、聞いたことある名前の人とかの事が書かれてて興味はあった。だけどやっぱり難しい。。

    ソフィーの話は面白く続きが気になる。

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    2020年07月12日
  • 点子ちゃんとアントン

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    岩波少年文庫版ケストナーの最後は『点子ちゃんとアントン』。点子ちゃんという魅力的なキャラクターでソフィスティケートされてるけど、これはけっこう問題作なのでは。
    
    お金持ちのお嬢さんである点子ちゃんと、貧乏で病気のお母さんを支えるアントン少年。ふたりの格差を考えるとラストはハッピーエンドなのだろうか。
    点子ちゃんのお母さんの育児放棄ぶりとか、アンダハトさんが点子ちゃんにさせていたことだってよく考えるとけっこうひどい。
    
    説教くさいケストナー節が今回は炸裂してるのもこの物語自体が問題提起だからなのかと思ったり。1931年という出版年を考えると「かしこい大人になってほしい」というケストナー

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    2020年04月24日
  • エーミールと三人のふたご

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    『エーミールと探偵たち』続編。
    物語の設定では『探偵たち』から2年後だが、『探偵たち』が1929年出版で、『三人のふたご』が1935年出版だから6年後。その間、ケストナーは児童文学作家としての名声を確立し、『点子ちゃんとアントン』(1931年)、『飛ぶ教室』(1933年)などを発表している。
    
    『三人のふたご』ってまずタイトルがすばらしい。え、ふたごが三組なの? 三つ子なの? これ、子供の頃から気になってました。ネタがわかってしまうと、なんだ〜という感じなんだけど、それでもよいタイトル。
    
    『探偵たち』が名作すぎるのでよくできた続編の域はでないのですが、続編だけにキャラクターが確立さ

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    2020年04月01日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    100人の単位に落とし込んで様々な例えをしてくれるので、読みやすいと思いました。が、分母がページによって変わるので、混乱しました。
    あとがき対談がよかったです。

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    2019年09月27日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    思っていたよりもすごく薄い本でした。そのぶん情報は少ないですが、世界の人口を100人に縮小して見るといろんなことがわかりやすく見えます。自分がどこに属しているか考えながら読んでいましたが、他人と自分を比較するのではなく、多様性を尊重することが大切だと思いました。さらっと読めてまた手に取って読んでみたいと思わされました。

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    2019年07月12日
  • ふたりのロッテ

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    特装版30冊セットで買い、最初に読んだのがこれ。
    懐かしい。

    内容はかなりルイーゼ寄りなかんじもする。
    お母さんとのピクニックの場面、とてもいい。
    ああいう気質のお父さんだと、今後もまたトラブルがあるのでは、と思わなくもない。
    ラスト、大団円だけど、お母さんの仕事やミュンヘンでの人間関係はどうなるんだ?

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    2019年06月22日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    何でも100人を母数とした場合の構成比を解説してある。万、億、兆といった単位だと現実感がわかないが100分のいくつならわかる。一度読めばいいかな。

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    2018年01月10日
  • エーミールと探偵たち

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    ネタバレ

    小学生くらいが読めるもので、わたしでも面白く読めるのないかなと思って探してた時に、見つけた本です。

    まさか、こんなごちゃごちゃっとした上の大騒動になるとは思ってなかったので、面白かったです。探偵ものにありそうな物騒なこともないのもいい。エーミールの母親思いのところも好きです。

    でも、言い回しになじみがないので、読んでて引っ掛かりを感じました。違和感があってスムーズに読めない。わたしにはどうも、外国作品は宝の持ち腐れのようです。面白いところも、その背景がわからないので、楽しめないのが残念。

    これを読んで、他作品にも興味をもちましたが、今のわたしが読んでも、ちょっともったいないなーとも思いま

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    2015年10月11日