池田香代子のレビュー一覧

  • エーミールと三人のふたご

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    エーミール第2弾。第1弾を知らなくても読んで大丈夫だよ!という作者の親切な前書きにより、安心して読むことが出来ました。

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    2009年10月04日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    ネタバレ

    世界がもし100人の村だった場合、自分は最も恵まれた環境にあるのだと気付かされました。命の危険を感じずに安全な家で充分な食事が摂れることは、当たり前のことではなく、恵まれていることだと…。この数値は2008年のものですが、現在の数値は当時より良くなっていることを願います。

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    2025年12月21日
  • エーミールと探偵たち

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    昔のドイツベルリンを舞台に、うっかり者でやんちゃなエーミールが同年代の男の子たちと活躍する。少年たちのエネルギーと当時の町の活気が感じられた。行動力のある少年たちのワクワク感が伝わってくる。

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    2025年12月18日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    オーディブルで視聴
    ソフィーとヒルデの謎解きが気になって聴き続けられたけれど、哲学講座の内容をもう少しわかりやすく出来ないか、もしくは網羅的であることを諦めてもう少し項目を減らせないかなと思いながら聞いた。結局は哲学講座の内容については聞き流してしまって頭に入っているとは言えない。でも一緒に聞いていた娘は関心を持って聞いていたので十分成功しているとも言えるかもしれない。
     

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    2025年12月15日
  • 飛ぶ教室

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    「ぼくが願っているのは、なにがたいせつかということに思いをめぐらす時間をもつ人間が、もっとふえるといいということだ」

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    2025年12月14日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    ネタバレ

    上でソフィー主体で書かれており、これってファンタジー?と思いきや
    下で一気に思わぬ事態になり、そゆことねー!と

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    2025年12月11日
  • 夜と霧 新版

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    美や芸術や自然をたっぷりと味わう機会に恵まれた生にだけ意味があるのではない。
    強制収容所での生のような、仕事に真価を発揮する機会も、体験に値すべきことを体験する機会も皆無の生にも、意味はあるのだ。

    人間の内面は外的な運命よりも強靭なのだ


    生きる意味のコペルニクス的転回


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    わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、むしろひたすら、生きることがわたしたちからなにを期待しているかが問題なのだ、ということを学び、絶望している人間に伝えねばならない

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    2025年12月05日
  • 点子ちゃんとアントン

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    めっちゃ良かった。点子ちゃん、好き!
    子どもの目を通して貧富の差を書いていてよい。みんな不完全なのもよい。
    『飛ぶ教室』も読みたいなあ。

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    2025年12月05日
  • 完訳グリム童話集1

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    ヨーロッパに伝わる古い童話なのに、語り口が完全に日本昔話なので違和感が凄い。

    訳者は原語の砕けた口語体や、童話ならではの言い回しを表現するために日本の昔話的に訳したのだろうが、「昔話らしさ」以上に「日本」を感じてしまってダメだった。

    内容は大分面白い。「悪魔の三本の黄金の毛」や「テーブルごはんだ」「漁師とかみさん」「手なし娘」「死神の名付け親」「杜松の木」「ツグミ髭の王様」など、物語としてかなり没入できる。

    その一方で、なんだこりゃと思わされるものもいくつか。「コルベス様」「トゥルーデ婆さん」なんかは、物語というにはシンプル過ぎて面白さは半減だが、逆にインパクトはある。

    本書一冊で56

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    2025年11月12日
  • 夜と霧 新版

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    戦争を知らずに生きてきて、それでも世界で起きている悲惨なニュースには心が痛くなる。
    この本は、強制収容所に入れられた心理学者が生きのびながら、その中での出来事や心理的変化が書かれてあり、より悲惨さが伝わる。
    人間とは、生きることとは何か。

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    2025年11月12日
  • 夜と霧 新版

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    精神科医であり心理学者であるフランクルがホロコーストから生還したときの記録。前置きにあるように、この作品はホロコーストの残虐性にスポットを当てたものではなく、極限状態における人間の精神と、生きる意味を見つけることの重要性を指し示してくれていた。
    ニヒリズムから抜け出し、未来に希望を抱くこと。それこそが人間的な取り組みなのではないかと示唆を与えてくれる作品だった。
    未来は未定だけど、過去は決定している。
    「あなたが経験したことは、この世のどんな力も奪えない」というメッセージは胸にくるものがあった。
    どんな過去であれ、外圧によって奪われることはない。これは自分の内部で清算することとは別軸の話。不可

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    2025年11月10日
  • エーミールと探偵たち

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    ちょいちょい挟まれる笑えるシーン、粋な表現、しんみりする会話など、どこをとっても素敵。ケストナーが子ども心分かりすぎてた。
    あと挿絵が良い。いちばん好きなのは列車を牽引する馬の大群のイラスト。グッズ欲しい

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    2025年11月09日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    哲学ファンタジー。
    哲学の歴史を、先生と生徒のやり取りの形で紐解いていく。

    どうしても小難しい内容になりがちな哲学系の書籍。
    その中では読みやすい部類かと思うが、それでもやっぱり難しい。
    終盤、対話形式になってからは幾分読み進めやすくなった。

    少々ミステリーちっくな要素があり、それがよい緩衝材になっている。

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    2025年08月23日
  • 点子ちゃんとアントン

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    天真爛漫な点子ちゃんと、心優しいアントン。
    そして、点子ちゃんの飼い犬ピーフケ。
    ダメな大人もちゃんと描かれているし、子供だって、危なっかしいところもある。そう、皆正しいことばかりで生きてない。でもそういうの含めて愛くるしい。

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    2025年04月18日
  • ふたりのロッテ

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    P143からの、ロッテがゲルラッハさんに父との結婚を止めさせにいくところ、
    ラストのパルフィー(父)とケルナー(母)が再婚するところ、
    が好きなシーン。

    全ては水面下で進めなければならない計画を、子供なりに精一杯考えて取り組む律儀さ、そして念願叶った瞬間の子供らしい感情を顕にする場面が印象的だった。

    大人になって時間が経ち、子供の頃のみずみずしい感情が忘れてしまい、臨場感を持って感情移入できないのが悔しい。。。

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    2025年03月06日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    あさイチで紹介されていて、気になって近くの本屋に行ったけどなくて、ネットで購入!

    上巻と下巻で哲学難易度が変わっていて、下巻の方が難しくは感じた。

    自分自体が存在するのか、実は夢の世界で、誰かから客観的にみられながらすすんでいるのが現実世界なのか、みたいな壮大なスケールで読み進めていった。

    今の自分が抱えてる悩みなんか、ちっぽけだなって思えるくらい壮大さを感じるが、共感や実感が伴わない部分もあるけどストーリー展開はおもしろかった!

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    2025年02月27日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    哲学の歴史を題材にしたフィクション小説。
    情景を想像しながら、感情の動きも想像しながら、哲学の考え方も想像しながら、っていう感じ。

    話のストーリーに吸い込まれるように読み進めていくと、哲学の歴史、流れを少しずつ理解していくことができるけど、どれが正解ということもなく、実態がないという世界観。

    そもそも存在するのか存在しないかということも考えさせられるような話で引き込まれるストーリーは面白かった。

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    2025年02月11日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    買った当初はまだ10代で、かなり難しかった…
    また挑戦したいかどうか?
    他に読むものが無くなったらという感じで優先順位は低いです。 読み解けたら面白いんだろなとは思うんだけど。

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    2024年11月27日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    以前読んだけれど、内容を思い出せなくなっていたので再読。
    哲学という分野がどう発展してきたのかを、ざらーっとさらえる。入り口でパンフレットを読む感覚で、全てを理解はできない。
    哲学は宗教と密接に関わってきたと感じて、途中少し疲れて嫌気がさす感覚がある。
    でも、読み進めたくなるから不思議。

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    2024年11月01日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    オーディブル 30年ほど前、父が読んでいたこの本を興味なく眺めていたのを覚えている。
    最近、哲学の本が好きという人に会い、私も何か読んでみたいと比較的やさしそうなこの本に手をつけた。
    哲学には縁がなさそうに見えた父が、なぜこの本を読んでいたのだろうと読みながら考えたが、きっと今の私と同じだろうと思い当たった。それまで興味がなかったし、流行っていたから入門書を読んだだけなのだろう。今度父に会ったら、実のところを聞いてみたい

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    2024年10月21日