池田香代子のレビュー一覧

  • ふたりのロッテ

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    10年ほど前に、ミュージカルで観た作品。小さいときから本には多く接してきたつもりどったけど、出会ったことのないお話だったので一度は読んでみたい作品でした。
    とっても理想的なラストが心をなごませます。大人は子供から学ぶことが多い。受け入れられる柔軟性を持つ大人だけが成長できるんだと改めて気づく。

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    2019年08月15日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    初版本を読んだ当時は高校生。
    全く意味不明だったが、それから20年経った今ならと思い再読。

    かつてよりも遥かによく理解することが出来た。それでも難しいところは難しい。
    デカルトあたりで振り落とされそうになった。

    物語パートにあまり興味は惹かれないが、教養あるいは歴史書として秀逸。

    なんにせよ、自分の確かな知識として体得するためには繰り返し読む必要があるというのはよく分かる。長い付き合いになりそう。

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    2020年05月07日
  • 点子ちゃんとアントン

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    むかし、むかし読んだんです
    新鮮でわくわくしたことは覚えているのに内容はすっかり忘れていました
    懐かしくて楽しくて、やはりワクワクして読みました
    戦前のドイツ
    この時代に生きて捜索したケスナー
    他の作品も愉快です
    子供たちも大きなものを背負わされて、でも明るく生きていく
    また他の作品も読み返してみようかな
    ≪ まっすぐで 人を愛して 点子ちゃん ≫

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    2015年08月30日
  • 点子ちゃんとアントン

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    重松清の作品を読んだときも、「こんなに子どもの気持ちを覚えている大人がいるんだな」と心から思ったものだが、ケストナーもそうだった。
    子どものころに読んだらもっと面白かったかもしれない。
    面倒見のいいアントン。
    子どもが生まれたら、ぜひ読ませたい本。
    ずーっと読み継がれていってほしい作品。

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    2015年03月23日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    2050年には子供は9人に減り、お年寄りは38人に増えます 10人が住む東京が村のお金の42%を稼いでいます 働いている100人のうち40人が年収300万円以下

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    2014年01月25日
  • 点子ちゃんとアントン

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    ネタバレ

    母親想いの心優しいアントンと、おてんばで奇想天外な点子ちゃんが繰り広げるものがたり。
    アントンみたいなやさしい男の子は素敵だなぁと思いました。

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    2013年09月08日
  • 点子ちゃんとアントン

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    やっぱり、ケストナーは好き。エーミールと飛ぶ教室が一番好きで、これはちょっと一章ごとについている説明がうっとうしい人もいるかもしれないが、これは、ケストナーが大人に言いたい事だと思って、とばしてもいいので、読むこと。

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    2012年12月06日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    ネタバレ

    最後まで小説としてはいまいちだったが、上巻より下巻のほうがスリリングだった。それにもっともわかりやすい哲学講座っていうのもまんざらではないだろうし、哲学者のカタログとしてはなかなかよかったと思う。

    カント
    ヘーゲル
    キルケゴール
    マルクス
    ダーウィン
    フロイト
    サルトル

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    2012年08月15日
  • 点子ちゃんとアントン

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    私がケストナーを知ったのは、大学生になってからのことであった。読んで猛烈に後悔した。なんで、なんでもっと早く私はケストナーに出会わなかったんだろう! と(ちなみに、後藤竜二さんも似たようなことを思った作家だった)。

    ケストナーは、決して、絶対に、子供をなめない。見くびらない。そして、甘やかさない。
    一人の思考する人間として、子供に対等に接する。真摯である。それでいて、愛情に溢れている。
    彼は彼の持てる全てのモラルと、誠実さと、愛情を持って、子供たちに語りかけてくれる。
    しかしそれは、子供にとって、自分の話を聞いてくれることに等しいのだと思う。ケストナーは語りかける、けれどそれと同じくらい、真

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    2012年07月22日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    後編にあたる本書、面白いのはこれから。
    哲学とは何ぞ?ということが理解出来るような仕掛けが圧巻。読み進めるうちに、この世の創造、宇宙の起源、存在とは、生と死について、等々が自らの頭で考えさせられるように物語が構成されている。哲学とはつまり、外部からのインプット情報による知識、ではなく自己による内部生成による思考では、と考えさせられる。この世がどのように作られ、またどこに向かっているのか、現代の科学では解明できないことを解明していくことが人類の進むべく道なのでは。。。 面白いです。

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    2012年05月06日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    日本か抱える複雑な問題を100人の村に例えることによってわかりやすく顕在化している。

    東京の食料自給率は1%で北海道は195%。

    凶悪犯罪が増える治安が悪化したと言われている世の中だが、良き時代とされる「ALWAYS3丁目の夕日」の時代のが殺人事件は二倍あったらしい。メディアの力。

    医療とか、教育とか諸問題を解決するにあたって、変えていくにあたって政治、国の治め方が大切なんだと実感した。

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    2012年01月15日
  • 新装版 ソフィーの世界(下) 哲学者からの不思議な手紙

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    ネタバレ

    哲学史をざっと学ぶのに確かに良かった。まあ、読んでいるうちに誰が何を言ったかやっぱりこんがらがってくるんだけど、それは僕の脳みその所為なのでしょうがないw

    全体としては、ディック的、イーガン的、はたまた「ループ」とか「アラビアの夜の種族」的なSF/ファンタジー風味のメタメタ構造で好きな人にはたまらん。

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    2011年08月18日
  • 点子ちゃんとアントン

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    ネタバレ

    点子ちゃんは、誰もが持っている子供心を集約したようなおもしろおかしい女の子。
    アントンは、勇敢でかしこく、正しいことをできる男の子。
    ふたりの友情がふたりを救いハッピーエンドへとむかう。
    お父さんのポッゲ氏も素敵。

    2020.7 再読。

    ユーモアのある少女点子ちゃんと、正義感の強い少年アントンのお話。面白く読み進むのだけど、それぞれのキャラクター通じて筆者が読者に考えて欲しいこと(人生で何を大事にするか、とか)がたくさんあるんだろうなあ、と感じた。小4娘も一気に読んでました。

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    2020年08月01日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    今年に入ってから、めっきり忙しくなり、それを言い訳に読書の冊数もめっきり落ち込んでしまいました。忙しいときにこそ、心もビタミンを取りたいですね。

    タイトルの書は池田香代子さんの「世界がもし100人の村だったら」に日本版を池田さんの協力を得て、池上さんが作成されたもの。世界で見ると「貧困」がクローズアップされていましたが、いざ日本になると「高齢化」がまずはピンときますね。一方で「貧富の格差」はいつの間にかアメリカにも負けないくらいの問題になっています。それは「勝ち組・負け組」「非正規雇用」に象徴される現在の若者の就職困難状況がまずは来るのではないでしょうか。

    また医者不足による医療危機につい

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    2011年04月23日
  • エーミールと三人のふたご

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    探偵たちの後日譚。エーミール好きにはたまらない。こういう少年たちの行動力っていつ読んでもいいもの。と同時にケストナーの作品は読んでいた頃に比べて随分自分が大人になったな~と実感させられるような本ばかり。

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    2011年04月03日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    世界が100人の村だったらでは、世界にはどれほど貧困
    の地域があるか分かりましたが、今作では日本と他国を
    比較して日本の特徴が分かります。
    一見驚くべき数字が書かれていても出典資料を確認すると
    納得できるものもあります。

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    2011年02月03日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    後ろの解説部分がよい てか、ここ読まなきゃ意味がない 数字だけじゃなくて大事なのはその数字をいかに読むかだの 池上彰なかなかやりおる テレビ出るのやめるってのもいい戦略

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    2011年02月02日
  • 点子ちゃんとアントン

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    エーリヒ・ケストナー
    「飛ぶ教室」がすきだったくせになんで読んだことなかったのかなぁ

    あんまり覚えてないけど「エーミール」は1冊くらい読んだことあるような

    点子ちゃんの名前の由来が、
    点みたいにちっちゃかったからってのが(笑)
    点みたいって!あはは

    アントンがかっこよくてよい子でかわいい
    点子ちゃんもかわいくて楽しい

    しあわせなハッピーエンドだし
    作者の「立ち止まって考えたこと」も、すごく正論で含蓄がある

    面白かったな〜
    ケストナーいいなぁ

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    2012年10月03日
  • エーミールと三人のふたご

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    はるか昔に読んだはず。

    エーミールとお母さんの再婚問題の本だったとは完全に失念。当時は思いにも止めてなかったのかも。
    エーミールのおばあさんが彼にかける言葉が重い。
    我慢しなさい、にこにこ笑って、心中の苦悩を気づかれないように、我慢しなさい。こういうことだったと思う。

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    2010年05月19日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    日本の現状をただ語るだけでなく、他国と比べたり、メッセージを送りながら進んでいく感じ。
    はっとさせられる数字がありました。
    写真・イラストが素敵◎

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    2010年01月06日