池田香代子のレビュー一覧

  • 夜と霧 新版

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    キャリアコンサルタントの勉強をしていて、「人生の意味を求めること」の重要性を言った著者に共感し、それが強制収容所からの生還を経てつくられていったものだと知り手に取りました。

    冒頭にある解説を5ページ読んだ時点で「こんな世界を2度と作ってはいけない」と感じられるほど、これまで見聞きしたどんなフィクションよりも凄惨な事態。淡々と事実を書いてあるからこそ感じる恐怖がありました。

    なぜそんなことが起き得たのか。体験記を読み進め、フランクルの日々を追体験してゆくと、理解できてしまうような気がするのもまた怖かった。

    極限の状況で私たちが頼るべきものは何なのか、私たちを救い得るものは何なのか、フラン

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    2026年04月04日
  • 夜と霧 新版

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    読むべき本。心理学の視点から冷静にアウシュヴィッツの体験を見詰めている。「あなたは人間になったのだ」は忘れられない。
    あとがきも読んだ方が良い。パレスチナの土地の話をしている。あとがきが書かれてからさらに時が過ぎた今の世界は、暴虐のシオニズムが湧き上がって、またパレスチナの土地が血に染まってる。

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    2026年03月28日
  • 夜と霧 新版

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    10年ぶりに読んだ。
    収容所という死と隣り合わせの極限の中で状況は支配されても、内面の在り方は選べるというフランクルの姿に学ぶことが多かった。
    困難な立場に立っても、その困難に意味を見い出してこそ乗り越えられるという姿勢も見習いたい。
    収容所の中でも、将来心理学の論文を書くために、ひたすら速記文字を使ってメモを取り続けたその姿勢は、目的を持つことの大切さを知らされた。

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    2026年03月28日
  • 夜と霧 新版

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    ブッダの教えにも似ている?
    「どのような状況でも自分の態度を選択できる」
    このような過酷な環境で妻や子供を殺されたとしたら、反応反射的に憎しみから相手への報復、復讐心に湧くことだろう。ただ人間はその状況下でも俯瞰したものの見方が大切だと思い知らされた。「許すこと」は、単なる相手の行為の肯定ではなく、憎しみの連鎖の中でいかに自分の「生」の意味を見出し、人間としての尊厳を守り抜くかという、内面的な精神の強さに焦点を当てたもの

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    2026年03月28日
  • 夜と霧 新版

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    出会えて良かった本。
    人生は私に何を問うているのか?
    その問いに、私たちは具体的な行動で答えなければいけない。

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    2026年03月18日
  • 夜と霧 新版

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    いかなる状況下でも人間としての尊厳は持てる、という強いメッセージがある。
    タイトルの意味と表紙の119104の数字が胸にくる。

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    2026年03月18日
  • 夜と霧 新版

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    この本はおもしろいとかそういう杓子で測れない。。だから星5で記録しておく。

    この本に書いてあることは、貴重。もう二度とこの本を書けるような人が出ないことを祈る。

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    2026年03月17日
  • 夜と霧 新版

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    ホロコーストの記録、実際に収容された心理学者による記録
    イスラエルのガザ地区を殲滅するかのような攻撃、イランへの過剰防御と思うような攻撃。新たな戦争の根源たる思想の片鱗を見た
    戦争、ナチスが起こした人類史上残酷かつ理不尽な人種差別
    その内実と心理的動きを知ることは知的好奇心からみて大変充実した内容だった
    家畜以下の扱いを受ける人、それを行うSSの監視員またはカポー地獄のような状態のなか、どのように生きるのかそして生きてきたのか
    生きる"意味"を探すのではなく"意味"によって生かされているまたは生きることに問われているという文章が深く印象的で、正しく理解し

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    2026年03月14日
  • 夜と霧 新版

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    知らないままではいたくなくて、いつか読もうと思い続けていた。残忍で劣悪な時間が永遠に続くかと思われていた中、愛を感じた、生を諦めなかった、希望をなくさなかった。そんな人がいたなんて信じられない。私の想像では計り知れない絶望も希望もこの本のなかにあった。

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    2026年03月13日
  • 夜と霧 新版

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    今も尚続く戦争、決して過去の話ではないことが著書から読み取れた。
    日々の生活の中においても、自分の人生を肯定すること、これからの人生を決定することが大事だと思った。
    私は果たして戦争下でも自分の信念を曲げずにいられるか、より深く自分と対話したいと思った。

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    2026年03月07日
  • 夜と霧 新版

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    想像を絶する非人道的な暮らし、しかも終わりがいつになるかわからない、そんな生活の1部を知ることができた。きっと、この本には書ききれないほどの辛さがあったのではないか。しかし、その中でも愛する人の眼差しが精神を守ってくれていたという文面には少し救いがあった。人は絶望の中でもなんとか救いをみつけて生きていく、それが失われると心身ともに死に近づいていくものなのだろう。
    終戦により開放されたあとの暮らしも興味深かった。もとの暮らし、考え方、性格に戻ることはもう出来ないレベルで尊厳を破壊された人が多いのだろうなと思う。二度とこのようなことは繰り返してはいけないなと感じた

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    2026年03月03日
  • 夜と霧 新版

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    生々しい描写に何度も本を閉じたくなった。けれど読み終えて、この本で作者が本当に伝えたかったことは、自身が体験した熾烈な出来事ではなく、どれほどひどい状況でも耐えうる心の在り方なのだと気づいた。

    私たちが生きる意味を問いかけるのではなく、人生のほうが私たちに問いを投げかけてくる。苦しみも、生も死もすべては運命であり、その中で自分を待ってくれる存在を意識することが生きる力になる。

    人生に絶望しかけたとき、きっと思い出したい一冊だと思う。



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    2026年03月03日
  • 夜と霧 新版

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    戦争の恐ろしさ・人間の恐ろしさがひしひしと伝わってきた。過酷な想像も絶する日常においての人間の心理的・身体的状況や変化を文面で想像するだけでも異常な状況で生きていたなんて惨すぎると思った。
    その中での人間のあり方心の持ち方を読めて今の私たちは本当にすごくありがたいと思う。
    生きる意味を教えてくれる素晴らしい一冊だ。
    人生において生きるとは何かという漠然とした問いではなく、今現在の苦悩や問題や問いに向き合って答えを出して進んでいくのが生きると言うことなんだと本当に思えた。コペルニクス的転回という言葉の意味を知れて、自分の中に生かせることが出来て嬉しい。
    後世に読み継がれる必要のある一冊だと本当に

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    2026年03月01日
  • 夜と霧 新版

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    著者フランクルは、ウィーン生まれのユダヤ人で、大学時代にアドラー、フロイトに師事した精神医学者。著者自身の強制収容所生活を通して、被収容者の精神変容について、精神医学の見地から考察、解説している。
    壮絶な体験をしているはずなのに、とても静かなトーンで淡々と書かれている。別の著者が書いた「アウシュビッツは終わらない、これが人間か」を読んでアウシュビッツの強制収容所生活について前知識があったので、過酷な体験の詳細について最小限に抑えられているのが対照的だと感じた。
    壮絶な体験自体ではなく、その体験が人間の内面にどのような影響を与えたのかに焦点を当て、精神医学の観点から静かに語っているのが印象的だっ

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    2026年02月28日
  • 夜と霧 新版

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    この本と20代のうちに出会えてよかったと
    心から思いました。

    フランクルが経験した強制収容所での生活、
    その悲惨さはテレビのドキュメンタリーや
    たまに流れてくるYouTubeで見聞きしたことは
    ありましたが、もっとリアルな、
    人間らしい生活、考え、他者との関わりに触れた話は他にないのではと思います。

    そして、心理学者のフランクルだからこそ、
    自身の感情、他者の感情をまっすぐに伝え、
    我々読者の胸を打ってくれたと思っています。

    この話はユダヤ人の強制収容所が前提にあるものの、今を平和にのほほんと生きる私に、生きるとは何かをダイレクトに問う(もしくは人生にどう問われているのかを考える)作品で

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    2026年02月23日
  • エーミールと探偵たち

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    60年以上も前に読んだはずであるが全く忘れていた。しかもエーミールをエミールと記憶していた。自分が預かった金を盗まれてベルリンの子どもが皆で助けて取り返すというところでは、子どもがエーミールを助けたというところしかかすかな記憶としては残っていない。
     列車で紳士からチョコレートをもらって食べて眠ったことははっきりとは書かれていないが、旅行者がよくだまされることとして、有名な話である。

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    2026年02月18日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    「有名な本」なのは知っていたけど…

    イメージに届かない具体的実数を挙げるよりも、百分率で表現することで訴える力が何倍にもなるのがすごい…。
    数値は単純化されているのかも知れないけど、実感の度合いは比較にならないな。
    この世界のバランスについて淡々と、それであって真正面から向き合わされました。
    個人的には、核兵器のエピソードは欲しかったなーと。

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    2026年02月14日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    表紙がボロボロになるぐらい読みました。
    2021年発行の本です。25年前の統計がもとになっています。現在はどうなっているかと考える必要があります。

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    2026年02月03日
  • 飛ぶ教室

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    この作品には、かけがえのない友情や家族愛が描かれています。
    時代背景を思い浮かべながら読むと、作者の強い覚悟を感じます。
    子どもにとっても大人にとっても、忘れてはならない大切なことがたくさん詰まった、心温まる感動を呼ぶ物語でした。
    この作品に出会えて本当に良かった。

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    2026年01月17日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    何度目かわからないけれど、再読。バングラディッシュのダッカに来て、ストリートチルドレンと交流した直後に読むと、この内容が、刺さる、刺さる。。世界が、もし100人の村だったら、私はたった1人の。大学を出た人間なんだ。私はたったひとりの、お金を持った人間なんだ
    世界がもし100人の村だったら、20人が栄養が充分ではなく、1人が死にそうで、15人が太っている。世界が、もし100人の村だったら、17人の人が綺麗な水を飲むことができない。
    その綺麗な水を飲むことができない女性たちと子供たちと私は会って話をして、彼女たちの屈託のない天使のような笑顔に、そして彼女たちからの無償の愛に、涙を流した。ものに囲ま

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    2026年01月12日