池田香代子のレビュー一覧

  • 夜と霧 新版

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    やっっと、読めた……

    「わたしたちが生きることからなにを期待するかではなく、生きることがわたしたちからなにを期待しているか」と問う必要がある。
    ↑読む前からこの部分は知っていたけど、やっぱりここが一番印象深かった…

    自分の生きる意味、苦しむこと、死ぬこと、幸せとは、、、いろいろ考えさせられた
    フランクルのように絶望の先にさらに失意があったとしても、自分を奮い立たせようとできることは簡単ではない、でもそれくらいの強靭な精神力を持って生きれたらと思う

    1周だけだとまだ噛み砕けてない部分もあるのでこれは何回でも読み返して深めていきたい

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    2026年06月08日
  • 夜と霧 新版

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    久しぶりの再読。
    何度読んでも胸を打たれる。静かに深く深く感動する。
    強制収容所での自身の体験やそこでの人間観察を元に、生きる意味や人間の在り方について書かれている。

    著者はフロイトやアドラーとも交流があり、精神科医として高名であった。
    そんなフランクルでさえも、ひとたび収容所に入れられてしまうとこれまでの功績はおろか、名前も家族も毛髪まで全てを奪い取られ、代わりに119104という被収容者番号が与えられ、無機的な存在として扱われた。

    飢餓や睡眠不足、過酷な労働の中で、暴力や侮辱を受け続け、死と隣り合わせ、運命を弄ばれる日々。身体的にも精神的にもえぐりとられていくなか、人間の尊厳を保った人

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    2026年06月06日
  • 夜と霧 新版

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    強制収容所に収容された方の心理学的視点から見た作品。どのような人が収容所という厳しい環境で生き延びたのかということについて書かれたもの。精神的自由を得た人が収容所において自己を深めながら現実との回避をしたそうだ。
    様々な作品で収容所の厳しい環境について述べているが、被収容者、監視者という異なる立場でも、優しさや正しさを貫くことができる点も驚いた。
    人生で一度は読みたい作品だった。

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    2026年06月02日
  • 夜と霧 新版

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    精神医学・心理学者の視点から被収容者の生活と心情が記録されたもの。過酷な運命に諦めず、絶望せず、希望や夢を持つことが生き抜く力になったことを、そうすることのできた一部の人間の底力を示している。

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    2026年05月30日
  • 夜と霧 新版

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    ある特殊な状況下においての人間心理について
    そんなふうにどこかで思っていた本。
    だけど読み終わって感じたのは
    特殊な状況下だからこそわかりやすくなった
    人が生きることについての本だった。

    私は三十代で不安症になり、外側に安寧を求めても、求めても、求めても、終わりはなかった。
    結局、本当の安寧は、外側ではなく内側にあるのだとわかった。まだまだもがく日々である。
    強制収容所という地獄のような状況下においても人間の尊厳を失わなかった人、幸せですとまさか言えた人がいたことを知れて本当に嬉しかった。
    また、カポーのような存在も。差別、被差別、被害者、加害者といったカテゴリーの線引きを超えた人間性につい

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    2026年05月27日
  • 飛ぶ教室

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    青木省三先生の著書で本書が紹介されていて手にした児童文学。

    子どもたちの心に寄り添う成熟した大人に見守られながら、様々な事情を抱えた個性あふれる思春期の子どもたちが青春を刻んでいく様子が活き活きと描かれていた。

    前半は登場人物の多さに誰がどんなキャラクターの子なのかいまいち掴めず話についていけてなかったけど、禁煙さんが登場したあたりから俄然面白くなりどんどん話に引き込まれた。
    禁煙さんと正義さんの再会やマルティンと正義さんとのやり取りには泣けた。

    この本が書かれたのがドイツがナチス政権の手に落ちた年だったようで、子どもたちや国民に対するケストナーの命懸けのエールを随所に感じ、胸が熱くなっ

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    2026年05月23日
  • 夜と霧 新版

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    とてもわかりやすい言葉で生きる意味について語られていて納得することができた。

    自由も尊厳も全て奪われた困難の中で、それでも決して奪われることがないのは自分の内面であり誇りである。
    苦しみも死も生きる意味のひとつであり、誇り高く苦しみ、誇り高く死ぬことが生きる意味なのだと思った。
    傍に置いて何度も読み返したい一冊。読むたびに新しいことが発見できそう。、

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    2026年05月08日
  • 夜と霧 新版

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    ずっと前から気になっていた。やっと読めた。
    もっと早く読めばよかった。でもきっと、今だから読めた。
    完璧じゃなくていい。自分に誠実に生きたい。
    心の中の宝石を、磨いていきたい。

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    2026年05月05日
  • 飛ぶ教室

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    小学生の頃、ケストナーの作品が大好きで、本作も学校の図書室から何度も繰り返し貸し出しては読んだ。30数年ぶりに読んでみると、これがほとんど覚えていない。正義さんと禁煙さん…うーん、記憶にない。それでも、乱闘騒ぎのシーンはうっすら覚えていたし、マルティンがお母さんの手紙を読むシーンに涙を流したことも思い出した。

    1933年、ナチスが権力を掌握した年に書かれた作品。「平和を乱すことがなされたら、それをした者だけでなく、止めなかった者にも責任はある」。この一節は今の時代にあって益々重たい。

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    2026年04月30日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    少し時間が経つとは思うが、気になるタイトルだったので、手に取った。車内でもさらさらと読めたが、下車時には目頭が熱くなっていた気がする。


    本書は、世界の人口を100人とした場合における
    その村に住む住民の構成や状況等を説明する。

    昨今の物価高高騰により、日々の暮らしにもどこか焦燥感等を滲ませざるを得ない状況であると思い詰めていた自分の視野の狭さに胸が苦しくなった。

    「巡り往くもの、また巡り還る」というフレーズが、脳裏から離れない。

    多様性を尊重する時代になってから久しいが、多様性を構成する個人自身が変われば、この村が直面する飢餓等の環境問題等を救えるであろうと主張する筆者に激しく同意し

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    2026年04月22日
  • 夜と霧 新版

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    「自分は何のために生まれてきたのか」と、深い思索に耽ったことがある。
    そのとき辿り着いた答えは、「生まれてきたことに、あらかじめ用意された理由などない」ということだった。大切なのは、自分がどのように生きたいかという、自らの意志による結論なのだ。

    名著『夜と霧』を読み、私は確信した。過酷な状況下であっても、生きることに意味を見出すのは自分自身である。肉体は拘束できても、精神の自由までは誰も奪うことはできない。しかし、思考を止め、自ら精神の手綱を放してしまえば、尊厳は容易に崩れ去る。あらゆる事象に意味を持たせるかどうかは、自分自身の選択であり、覚悟の問題なのだ。

    未来に目的を据え、目の前の状況

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    2026年04月18日
  • 夜と霧 新版

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    愛は実体を伴わずとも存在する。

    ・電車で移送されるなか、ザルツブルクの山並みが水彩画のようだったり、夕日を眺めるために疲弊し切っている仲間を叩き起こしてまで見せようとしたり。「世界はどうしてこんなに美しいんだ」という言葉に、打ちひしがれる。

    ・遺言の暗記のパートで収容所の仲間に伝えた妻へのメッセージ。「夫婦でいたのは短かい間だったが、その幸せはいまここで味合わねばならなかったことすべてを補ってあまりあるということ。」愛の大きさに、魂が震えた。
    ・環境が魂を規定する、というのは真理だと思った。

    ・がんじがらめの環境で、どんな覚悟をするか
    ・わたしの人生はわたしの苦悩に値するか ドストエフス

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    2026年04月12日
  • 夜と霧 新版

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    いつか必ず読もうと思いながらなかなか開くことができなかった1冊。

    この本を読むことができて、本当に本当によかった。
    想像を絶する暗闇の中でも、人間の心に最後まで残る、小さいけれど確かな光を見せて頂いた。

    第二次世界大戦中に強制収容所へ収監されたユダヤ人心理学者である著者が、その経験を軸とし、極限状態に置かれた人間の心理状態がどのように推移するかを示した文献。
    悲惨な事実も記されているが、あくまで主体はその結果として生じる心理的な反応であり、淡々とした文章で記されている。

    もちろんこの時代の被収容者の方とは比べることも烏滸がましいが、私のこれまでの人生にもほんの些細な苦しみは存在して、その

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    2026年04月09日
  • 夜と霧 新版

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    キャリアコンサルタントの勉強をしていて、「人生の意味を求めること」の重要性を言った著者に共感し、それが強制収容所からの生還を経てつくられていったものだと知り手に取りました。

    冒頭にある解説を5ページ読んだ時点で「こんな世界を2度と作ってはいけない」と感じられるほど、これまで見聞きしたどんなフィクションよりも凄惨な事態。淡々と事実を書いてあるからこそ感じる恐怖がありました。

    なぜそんなことが起き得たのか。体験記を読み進め、フランクルの日々を追体験してゆくと、理解できてしまうような気がするのもまた怖かった。

    極限の状況で私たちが頼るべきものは何なのか、私たちを救い得るものは何なのか、フラン

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    2026年04月04日
  • 夜と霧 新版

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    読むべき本。心理学の視点から冷静にアウシュヴィッツの体験を見詰めている。「あなたは人間になったのだ」は忘れられない。
    あとがきも読んだ方が良い。パレスチナの土地の話をしている。あとがきが書かれてからさらに時が過ぎた今の世界は、暴虐のシオニズムが湧き上がって、またパレスチナの土地が血に染まってる。

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    2026年03月28日
  • エーミールと探偵たち

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    60年以上も前に読んだはずであるが全く忘れていた。しかもエーミールをエミールと記憶していた。自分が預かった金を盗まれてベルリンの子どもが皆で助けて取り返すというところでは、子どもがエーミールを助けたというところしかかすかな記憶としては残っていない。
     列車で紳士からチョコレートをもらって食べて眠ったことははっきりとは書かれていないが、旅行者がよくだまされることとして、有名な話である。

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    2026年02月18日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    「有名な本」なのは知っていたけど…

    イメージに届かない具体的実数を挙げるよりも、百分率で表現することで訴える力が何倍にもなるのがすごい…。
    数値は単純化されているのかも知れないけど、実感の度合いは比較にならないな。
    この世界のバランスについて淡々と、それであって真正面から向き合わされました。
    個人的には、核兵器のエピソードは欲しかったなーと。

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    2026年02月14日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    表紙がボロボロになるぐらい読みました。
    2021年発行の本です。25年前の統計がもとになっています。現在はどうなっているかと考える必要があります。

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    2026年02月03日
  • 飛ぶ教室

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    この作品には、かけがえのない友情や家族愛が描かれています。
    時代背景を思い浮かべながら読むと、作者の強い覚悟を感じます。
    子どもにとっても大人にとっても、忘れてはならない大切なことがたくさん詰まった、心温まる感動を呼ぶ物語でした。
    この作品に出会えて本当に良かった。

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    2026年01月17日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    何度目かわからないけれど、再読。バングラディッシュのダッカに来て、ストリートチルドレンと交流した直後に読むと、この内容が、刺さる、刺さる。。世界が、もし100人の村だったら、私はたった1人の。大学を出た人間なんだ。私はたったひとりの、お金を持った人間なんだ
    世界がもし100人の村だったら、20人が栄養が充分ではなく、1人が死にそうで、15人が太っている。世界が、もし100人の村だったら、17人の人が綺麗な水を飲むことができない。
    その綺麗な水を飲むことができない女性たちと子供たちと私は会って話をして、彼女たちの屈託のない天使のような笑顔に、そして彼女たちからの無償の愛に、涙を流した。ものに囲ま

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    2026年01月12日