池田香代子のレビュー一覧

  • エーミールと三人のふたご

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    実に素敵な物語です。子どもの頃に出逢っておきたかった。そう思わされます。少年たちの友情と冒険をたっぷりのユーモアをもって描かれています。そして出てくる大人たちが素敵なんです。子どもたちを信頼し少し離れたところから温かく見守り、必要な時には必要な分だけ助言を与える。特にエーミールのおばあさんが粋で素敵です。そんな大人たちに囲まれて、少年たちは大人になります。
    前書きに作者自身が登場して登場人物と会話したり、実際に行なわれた前作の映画化を作品に取り入れるなどメタな構造も面白いです。こうすれば面白くなるという要素を惜しげもなく放り込んだ感じでしょうか。

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    2013年08月30日
  • 点子ちゃんとアントン

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    お母さん思いのアントンに胸を打たれたり、点子ちゃんの天真爛漫さに微笑んだり。こんなに素敵な二人はいないと思う。

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    2012年11月17日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    個人的に、世界中の人たちに一度は読んでもらいたい本。多様な人種、いろいろな価値観、基本的人権の尊重、富やエネルギーの偏在・・・これらの事実を知り・理解することが、たやすくでき、自分自身がする「次の行動」について考えるきっかけになりました。

    「世界の人口を100人とすることで、色々なことが見えてきます。」といった本です。

    例えば、以下のようです。
    世界がもし100人の村だったら、アジア人が何人で、アフリカ人が何人…。
    世界がもし100人の村だったら、キリスト教徒が何人で、イスラム教徒が何人…。
    世界がもし100人の村だったら、中国語を話す人が何人で、英語を話す人が何人…。
    世界がもし100人

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    2023年05月15日
  • エーミールと三人のふたご

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    またエーミールたちに会えるなんて!!
    お母さんの再婚のことは予想外の結果だった
    ほんとに、ケストナーさんの児童書はすばらしいと思う

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    2012年09月08日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    67%が森林です。先進国で2番目の森林率です。
    海は陸の10倍以上。海岸線の長さは中国の2倍です。

    64人は大人。13人は子ども。23人はお年寄りです。
    2050年には子どもは9人に減り、お年寄りは38人に増えます。

    100人のうち2人は外国籍の人です。
    そのうち1人は中国や韓国・北朝鮮の人。
    あとは、ブラジル、フィリピン、ペルー、アメリカなどの人です。

    100人のうち50人は東京や大阪や名古屋の大都市圏に住んでいます。
    10人が住む東京が、村のお金の42%を稼いでいます。
    故郷を離れる人100人のうち68人は故郷には帰りません。

    この村で働く人は減っています。
    100人のうち50人で

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    2011年12月24日
  • エーミールと三人のふたご

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    この頃ハマっているケストナーです(笑)
    それにしても何で子供のころに読まなかったんだろう…?
    二人のロッテは読んでいて好きな作品だったのに。

    子供だって楽しいことばっかりじゃない。色々乗り越えなくてはならない問題だってある。それにしてもケストナーの書く子供は本当に良い子だなあ。
    今回のエーミールはなかなか厳しい問題を突き付けられますが愛と優しさで何とか現実と向き合っていくことに。頼もしい仲間もおりますからね。

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    2010年12月22日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    もし、世界が100人の村だったら、というのがありますが、それの日本版かと思いました。しかし、内容はちょっと違っていました。
    自分がこんなにも日本の現状を知らないのかと言うことに気づかされました。
    30分で読めます。校長室の会議テーブルの上にあります。是非読んでください。あの池上さんと池田さんの対談が意味深いです。

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    2010年07月21日
  • エーミールと三人のふたご

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    「エーミールと探偵たち」の続編。
    あれから2年たったエーミール達が、再度集まって夏休みを楽しむも
    またもや事件がおきます。
    以前の事件で、制服を貸してくれたボーイの少年との出会いや
    エーミールの母親に再婚話が持ち上がるなど
    前回と違い、今回は大人にも焦点が当てられているのがポイントです。
    同時進行で、各キャラクターの背後にあるストーリーが進んでいます。
    新しい登場人物が増えても、根幹にある友情と冒険と自立は揺るがずに
    エーミール達は少しずつ成長しているんだなとしみじみ感じました。
    前作の「エーミールと探偵たち」は今作で作中内でも映画化されていて
    その事にも触れているのが、現実とリンクしていて面

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    2010年01月18日
  • エーミールと三人のふたご

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    あれから、2年。少しだけ成長したエーミールたちのお話。少年たちが智慧だしあって行動する話が好きなのでヨシ。エーミールとママの決断は、ちょいといかがなもんかと思わんでもないけれど、ま、いいか。それにしても、書かれた時代が第二次大戦直前とは思えん…。

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    2009年10月07日
  • エーミールと三人のふたご

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    エミール続編!!

    今度は、自分のことではなく友達を救うための冒険譚。
    前回に引き続き、教授・グスタフ・火曜日・ピッコロくんたちも登場し続編だけど前作を見なくても楽しめるという二度美味しい作品。

    前作の2年後と言う設定なので、エミールも大人になっていて、お母さん大好き・お母さんは僕が救う!!という発想からもう一歩踏み出していることからくるお話がすごく沁みました。
    (お母さんが再婚することに関してのエピソードね。)
    そこで、おばあさんがエミールに言う「自分は進んで大きな犠牲を払っているのに、それはおくびにも出さないで、人の犠牲をありがたく受け入れるのは、簡単なことではない。そんなこと、誰も知ら

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    2009年10月07日
  • エーミールと三人のふたご

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    「エーミールと探偵たち」の続編。あれから2年の月日がたち、お話の中でも「エーミールと探偵たち」が映画化になっています(相変わらずケストナーさん素敵!)。前回出てきたメンバーの一人、教授というあだ名の子から招待を受け海の傍の家に遊びに行きます。そこでまたなんやかんやあるんですが、前回よりもぐっと皆成長してきます。そしてまたゾクッときます。
    初めて海をみたおばあさんの言葉が、ものすごいイイです。口を開いたら毒ばっかり吐くわけでもないじゃないですか。なんて。

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    2009年10月04日
  • 夜と霧 新版

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    ヴィクトール・フランクルによる不朽の名著「夜と霧」の新版を読みました。単なる悲劇の告発でなく、精神科医という知性の持ち主が、自ら実験台となって「人間は極限状態においてどう変化するのか」を解き明かしたドキュメントでした。

    現代社会のストレスや行き詰まりを感じる中で、この本を手に取る人は少なくありません。世間の多くの読者が求めているのは、過酷な状況でも失われない「希望」の種です。

    本書の核心は「人生から何を期待するかではなく、人生から何を期待されているかが重要である」という逆転の発想にあります。私たちが人生の意味を問うのではなく、人生の側から常に問われており、それに答えていく責任がある。この哲

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    2026年01月20日
  • 夜と霧 新版

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    強制収容所映画をよく見るので前半は想像しやすく聞いたことある話も多く、衝撃などはあまりなかったが後半に連れて心理学者である筆者の1歩引いた見方に引き込まれた。

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    2026年01月18日
  • エーミールと探偵たち

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    エーリヒ・ケストナーの児童文学1作目。エーミール少年がとある休暇に叔母や祖母のいるベルリンまで一人旅をする。道中の列車で、母親から持たされたお金を盗まれてしまい、それを取り戻すまでの勇気と冒険の物語。

    またもやわくわくがいっぱい詰まっている話だった。友情、知恵、勇気が子供たちの中で育まれ、本当に微笑ましい。また、ケストナーの母親に対する愛情も多分に物語に反映されているようで、心が温かくなる。

    『飛ぶ教室』も同じような少年たちの物語だが、田舎と都会をどちらも魅力的に描いているのもまたこの作品とも共通している。訳者の池田さんのあとがきを読むと、ケストナーは新しいもの好きなようである。挿絵のセン

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    2026年01月17日
  • 夜と霧 新版

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    ネタバレ

    読む必要がある本だと以前から認識していたが、今回ようやく読むことができた。
    分量自体は多くなく、案外すぐ読み終えることができたが、なかなかどのような本だったかを説明することが難しい。作者の強制収容所における体験談という意味ではドキュメンタリー的でありながら、作者は精神科医であるため、被収容者の極限の精神状態を精神的に分析する学術的側面もある。また、当然自らが一被収容者として体験したことであるから、私小説的でもある。そして、この本では、このような極限状況に置かれた人間がどのように生きるべきかという観点も論じられており、多分に哲学的でもある。
    この本が今でも読み続けられているのは、おそらく最後の哲

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    2026年01月16日
  • 世界がもし100人の村だったら

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    この本を読むと、世界の全体像が見えてくる。
    何不自由なく、何気なく暮らしている自分が
    幸せなんだなぁと、つくづく思う。

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    2026年01月08日
  • 夜と霧 新版

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    ネタバレ

    アウシュビッツの映画を観てきたので、
    意外性は少なかったが心理を分析されている内容なので面白い。

    特に目標を持っている間の勇気と希望がある間は肉体の免疫性の状態も優れ、かたや目標が失敗した場合は免疫性の急速低下が起こる点が印象的。
    生きる目的を見出せず、生きるなき実を失い、生きていても何もならないと考え、自分が存在する意味をなくすと共にがんばり抜く意味も見失う、、、
    ークリスマスに家に帰れるという話を多くが信じていたが帰れず、クリスマスを過ぎて次々と亡くなるー

    これは仕事にも通ずることだと感じた。
    「目標を持たない仕事」は免疫力が低下し活力を保つ事ができず、鬱病となる。と。

    他には、妻が

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    2026年01月05日
  • 夜と霧 新版

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    生きる力とは精神と運なのかもしれない。
    人間が体験する世界だとは信じ難い内容に、自身の体験談と比較して感想を述べることが憚られる。
    私の人生にそれほどの苦悩があるのだろうか。

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    2026年01月03日
  • 夜と霧 新版

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    耐え難い苦痛の中で愛する存在を強く思う

    あくまでフラットな視点で描かれていて余計な感傷がない

    迫る言葉ばかりだけどまだ消化しきれない。想像すらできない

    なぜ生きるかを知っている者は、どのように生きることにも耐える

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    2025年12月31日
  • 夜と霧 新版

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    世界的名著が、最新に新訳されたということで、ついに読んでみた。

    なんとなく事前に想像はすれど、読んでみると本当に想像を絶するような事実体験が見えてくる。
    そして、客観的にも思える冷静な状況分析や精神分析がされていることが、よけいに苦しさを想像させる。

    メンタルスキルの話題できいたことのある、「どんなに悪い状況にあっても、どう反応するかは自分で決められる」は、このフランクリンの言葉から来ていたのだと知る。これは、とんでもなく重くて大切な言葉だ。

    日常に起こる多少の理不尽なんて、フランクリンが体験してきたことに比べたら糸くずのようなものだ。
    事実は変えられなくても、何を感じてどう行動するかは

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    2025年12月29日