池田香代子のレビュー一覧

  • 日本がもし100人の村だったら

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    67%が森林です。先進国で2番目の森林率です。
    海は陸の10倍以上。海岸線の長さは中国の2倍です。

    64人は大人。13人は子ども。23人はお年寄りです。
    2050年には子どもは9人に減り、お年寄りは38人に増えます。

    100人のうち2人は外国籍の人です。
    そのうち1人は中国や韓国・北朝鮮の人。
    あとは、ブラジル、フィリピン、ペルー、アメリカなどの人です。

    100人のうち50人は東京や大阪や名古屋の大都市圏に住んでいます。
    10人が住む東京が、村のお金の42%を稼いでいます。
    故郷を離れる人100人のうち68人は故郷には帰りません。

    この村で働く人は減っています。
    100人のうち50人で

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    2011年12月24日
  • エーミールと三人のふたご

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    この頃ハマっているケストナーです(笑)
    それにしても何で子供のころに読まなかったんだろう…?
    二人のロッテは読んでいて好きな作品だったのに。

    子供だって楽しいことばっかりじゃない。色々乗り越えなくてはならない問題だってある。それにしてもケストナーの書く子供は本当に良い子だなあ。
    今回のエーミールはなかなか厳しい問題を突き付けられますが愛と優しさで何とか現実と向き合っていくことに。頼もしい仲間もおりますからね。

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    2010年12月22日
  • 日本がもし100人の村だったら

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    もし、世界が100人の村だったら、というのがありますが、それの日本版かと思いました。しかし、内容はちょっと違っていました。
    自分がこんなにも日本の現状を知らないのかと言うことに気づかされました。
    30分で読めます。校長室の会議テーブルの上にあります。是非読んでください。あの池上さんと池田さんの対談が意味深いです。

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    2010年07月21日
  • エーミールと三人のふたご

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    「エーミールと探偵たち」の続編。
    あれから2年たったエーミール達が、再度集まって夏休みを楽しむも
    またもや事件がおきます。
    以前の事件で、制服を貸してくれたボーイの少年との出会いや
    エーミールの母親に再婚話が持ち上がるなど
    前回と違い、今回は大人にも焦点が当てられているのがポイントです。
    同時進行で、各キャラクターの背後にあるストーリーが進んでいます。
    新しい登場人物が増えても、根幹にある友情と冒険と自立は揺るがずに
    エーミール達は少しずつ成長しているんだなとしみじみ感じました。
    前作の「エーミールと探偵たち」は今作で作中内でも映画化されていて
    その事にも触れているのが、現実とリンクしていて面

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    2010年01月18日
  • エーミールと三人のふたご

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    あれから、2年。少しだけ成長したエーミールたちのお話。少年たちが智慧だしあって行動する話が好きなのでヨシ。エーミールとママの決断は、ちょいといかがなもんかと思わんでもないけれど、ま、いいか。それにしても、書かれた時代が第二次大戦直前とは思えん…。

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    2009年10月07日
  • エーミールと三人のふたご

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    エミール続編!!

    今度は、自分のことではなく友達を救うための冒険譚。
    前回に引き続き、教授・グスタフ・火曜日・ピッコロくんたちも登場し続編だけど前作を見なくても楽しめるという二度美味しい作品。

    前作の2年後と言う設定なので、エミールも大人になっていて、お母さん大好き・お母さんは僕が救う!!という発想からもう一歩踏み出していることからくるお話がすごく沁みました。
    (お母さんが再婚することに関してのエピソードね。)
    そこで、おばあさんがエミールに言う「自分は進んで大きな犠牲を払っているのに、それはおくびにも出さないで、人の犠牲をありがたく受け入れるのは、簡単なことではない。そんなこと、誰も知ら

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    2009年10月07日
  • エーミールと三人のふたご

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    「エーミールと探偵たち」の続編。あれから2年の月日がたち、お話の中でも「エーミールと探偵たち」が映画化になっています(相変わらずケストナーさん素敵!)。前回出てきたメンバーの一人、教授というあだ名の子から招待を受け海の傍の家に遊びに行きます。そこでまたなんやかんやあるんですが、前回よりもぐっと皆成長してきます。そしてまたゾクッときます。
    初めて海をみたおばあさんの言葉が、ものすごいイイです。口を開いたら毒ばっかり吐くわけでもないじゃないですか。なんて。

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    2009年10月04日
  • 夜と霧 新版

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    「自分がどうあるか?」が人間の尊厳であるという結論。このフランクルの意見は、フロイトとの比較で腑に落ちた。

    フロイト医学では、人間の欲を「仕事」と「愛」に昇華することで、健康的に生きられるとした。

    認められたい、やりたいことしたい、愛されたい、といった負の方向にも行きかねないエネルギーが、人間には満ち溢れてる。

    これを社会の枠にハメて、「仕事」と「愛」に注ぎ込むことで、欲が満たされて健康になる。つまり、全力で仕事して、全力で愛せ、と。

    これは、「価値と評価」が交換される世界でのみ通用する考え方である。

    一方で、フランクルは強制収容所という、「価値と評価」が交換されるといった通常の世界

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    2025年12月21日
  • 夜と霧 新版

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    著者の経験は壮絶であり、それを擬似的に追体験することは精神的に負荷を伴うものではあったが、この書籍は、(本人達の経験に比べれば何でもないであろうが)確かに著者の世界に参加し追体験ができる高度なレベルの体験記であった。
    著者は、番号とリストだけが意味を持ち、被収容者側の意思や事情などは何の価値も持たない極限の状況下で、現実から逃避し、感情すらもなくしながら、それでも人間であることを失わない少数の人達がいたことを語る。苦しみにも意味があると人生を真っ正面から受け止める人達である。目の前の苦しみや死すらも意味を持つと直視し、人生の意味を噛みしめながら、未来を見つめて生きる者達である。

    解放後にすぐ

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    2025年11月22日
  • 夜と霧 新版

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    アウシュヴィッツについては色々YouTubeや映画などで見てきました。

    そこには地獄が広がり、今の私たちがどれだけ恵まれているか実感させりるものばかりでした。

    しかし、この作品には小さな無数の苦しみが書かれています。

    私たちが経験したことのある心理状態に近い物があり、それが命に関わるとしたら壮絶だと、よりリアルに感じ重たい息を吐いてしまう程でした。

    人は生きる上で必ず小さな希望を得ようとしてしまう。
    優しくて情深い人ほど弱くて脆いのかもれない。
    それがいい事なのか悪いことなのかは極悪な環境では全く意味をなさないのかもしれないと思うと切なくなりました。

    物語ではない現実の話だからこそ、

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    2025年11月18日
  • 新装版 ソフィーの世界(上) 哲学者からの不思議な手紙

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    語り部と聞き役によって哲学の流れをわかりやすく説明している。
    哲学が歴史や政治、宗教や芸術と無縁には存在できないということを知ることができる。
    出てくるAIプログラム「ライラ」は、かなり旧式。
    そして、唐突な上巻の終わり。

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    2025年11月17日
  • 夜と霧 新版

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    アウシュビッツ絡みで気になってた本
    読める限り多くの人に読んで欲しいなと思った、特に平和時代を生きる若者へ

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    2025年11月16日
  • 夜と霧 新版

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    強制収容所に収監された精神科医の記録
    人間の精神にスポットを当てた1冊
    収監された初期、中盤から終盤、解放後などの心理状態や変化
    どうやって耐えどう生き延び何を支えに生きてゆくか
    色々考えさせられる作品

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    2025年11月15日
  • 夜と霧 新版

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    この本は、レビューを書かれている人にもいますが、いつか読みたいとは思いつつも、強制収容所のお話なので、どうしても気が重く読めずにいた本でした。

    しかし、読んでみると自分の人生であったり、今指導している人たちのそれぞれの人生がどうなのか?考えさせられる示唆に富んだ良い本でした。

    あのような過酷な生活の中であっても多様な生き様があり、そのような過酷な生活だからこそ、人の考えや行動の素の部分が現れ、それでも非常に大きな差、広がりが実際にあるのだなと思った。

    非常に良い本なのだけど、訳者の余計な考えが不要というか不快なので★-1にしました。

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    2025年11月15日
  • 飛ぶ教室

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    ナチスドイツ時代に描かれた小説。筆者の理想を描くとともに時代への警鐘を鳴らした作品。

    平和を乱すことがなされたなら、それをしたものだけでなく、止めなかった者にも責任がある。
    世界の歴史には、賢くない人々が勇気を持ち、賢い人々が臆病だった時代がいくらでもあった。これは正しいことではなかった。

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    2025年11月03日
  • 夜と霧 新版

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    強制収容所というあまりにも過酷な環境で、人がどのように考え、動き、そして生きていたかを記した本。

    すごく描写が緻密で、本当にこんなことが現実に起きていたということを信じざるを得なくなる。
    和訳なので読みづらくはあるけれど、旧版新版2人の訳者の方のあとがきも相まって、より当時の時代背景や著者の人となりが入ってくる、まさに後世に残す必要のある作品。

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    2025年11月01日
  • ふたりのロッテ

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    河合隼雄さんの『子どもの宇宙』にて紹介されていた一冊。
    子どもって親が考えているより何倍も大人のことよく見ていて、色んなことを考えている。
    正反対の性格のロッテとルイーゼ。
    入れ替わり期間に今まで一緒に暮らしいた父母と離れ、異国の地で暮らすのは、9歳の女の子達にとってどれほど勇気のある行動だろう。
    初めての環境に弱音を吐くこともなく、ピンチにも機転をきかせて立ち回る姿は読者をワクワクさせてくれる。
    大人目線で読むと、一度別れた夫婦が元サヤに戻ることの難しさを感じる部分はあるが、父親に近づくヒール役の女性の存在が物語のスパイスとなり、リアリティを演出してくれる。
    個人的には、入れ替わったロッテが

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    2025年10月31日
  • 夜と霧 新版

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    精神科医兼心理学者である本人が直々に記録した内容なので、さすがの読み応え。
    冷静な診断と解説による心情の変化が重くのしかかる。

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    2025年10月21日
  • 夜と霧 新版

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    すべてを奪われた強制収容所の極限状態においても、人は『態度を選ぶ自由』と『生きる意味』だけは最後まで誰にも奪われない

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    2025年10月10日
  • エーミールと三人のふたご

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    良い大人が沢山出ている。
    そして、それ以上に良い子どもが沢山出ている。

    こんなに気持ちの良い子どもが溢れてくれたら…と思いながら、子どもを育てているのは大人たちだとハタと気がつく。

    子どもたち。
    大人に負けず、上も下も右も左も見て、ぐんぐんと伸びていってほしい。
    大人たち。
    そんな時があったのだと、後ろからしっかり見て、のびのびと広がってほしい。

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    2025年08月13日