岩井志麻子のレビュー一覧

  • 夜啼きの森

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    悲しいような、なんとも言えない気持ちになる。
    志麻子の文章はなんと自然に私のなかに流れ込んでくるんだろう。

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    2015年09月19日
  • あの女(オンナ)

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    「怪談実話系」で読んでた。ていうかこれを読みたいが為に最近ちょっと私の好みから外れてきた「怪談実話系」を購入していた。
    それがなんと1冊にまとまってくれて、なおかつ書き下ろしがたっぷり!
    これは買わないといけない本だと即断即決で購入しました。
    虚言癖というか虚言症。
    病レベルになると最強で最恐ですね…。

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    2013年10月12日
  • あの女(オンナ)

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    例の騒動があって、出版の運びとなったようです。
    「怪談実話系」でおなじみのシリーズ。まとまって読めて嬉しい。
    が、「怪談実話系7」は未読なのだ…!先読んでもたやん。
    「あの女」はそこらじゅうにおるわけで、岩井さんの語る「あの女」がOのNさんの自称なんてらと同一人物とは限らない…そっちの方がよっぽど怖いわ。

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    2012年07月09日
  • 現代百物語 嘘実

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    著者が耳にした現代で起こる、日常のホラー
    「電話の後ろにいるのは?」 「R子さんとV美さん」ほか、霊感、狂人、風俗、それぞれに関係するホラーの話が百篇、かなりよかったです

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    2012年03月01日
  • オバサンだってセックスしたい

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    痛快。

    なんと美しい日本語であることよ。

    それとは別に、
    【オバサンは「商人」「職人」「芸術家」に分けられる】(158ページ)は、
    慧眼。

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    2011年11月25日
  • 嘘つき王国の豚姫

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    凄い。もうタイトルからして凄い。ジャンルが何かは分からないけれど、独断でホラーとします。いやもうこれはホラー以外の何ものでもないでしょ!
    表面的には、よくあるかもしれない一人の女性の転落人生。劣等感を隠して見栄を張って、自分に都合のいいことだけを味方につける。それ自体は誰でも多少はやっていることなのだけれど。
    どんどん膨らむ、常識外れの嘘。嘘に飲み込まれて狂っていく自分と周りの温度差。こんな人が身近にもしいたら、あまりに怖すぎます。
    だけど一番気になったのは。果たして彼女は不幸なのか幸せなのか。おそらく客観的には不幸。おそらく主観的には幸せ。どちらが正しいのか、その答えはないのかもしれません。

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    2010年10月01日
  • 堕ちてゆく

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    どこにでもいる、普通だったはずの女性たち。そんな彼女たちがタイトルどおりに「堕ちてゆく」連作小説。情念どろどろですが、物悲しさも感じます。自業自得が多いとはいえ、誰だってこうなってしまう可能性は秘めているのかも?
    だけど一番怖いのは。次々に起こる殺人事件が、まるで真相も犯人も不明のまま放置されている点ですね。それまで物語の「主役」だった人物が殺されてしまったのに、何事もなかったかのように次の「主役」にシフトしていく物語。現実も同じようなものじゃないのかな。自分が主役だなんて思い込んでいると、恐ろしいことになりそうです。

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    2010年02月02日
  • 東京のオカヤマ人

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    エッセイ集……なのだけれど、半ば恐怖小説と化してるぞこれっ! さすがは岩井さん。可笑しくて笑える部分がほとんどのはずなのだけど、やっぱり怖い。あっけらかんとしているはずなのに、なぜかどんよりじめじめ。正直「ぼっけえ、きょうてえ」よりもこの本のほうがきょうてえと思ってしまったのは、はたして私だけなのでしょうか?
    というわけで、岩井志麻子さんファン度がアップ……はっ、まさか私も「ヤバイ人誘蛾灯」に引き寄せられてるんじゃっ!?

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    2009年12月29日
  • 夜啼きの森

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    岩井志麻子の作品が好きだというと「えっ」って顔されますけど、「えっ」って言っちゃう人はメディアに露出してる岩井女史のイメージが先行してそう言ってしまうんだと思います。
    『ぼっけえ、きょうてえ』以降、色々読んでみましたが、とても面白いです。
    先入観で撥ね退けるのは良くないな。実に良くない。

    自分の生地の方言を活かして書いてるという点がまず好き。
    音にしても違和感がないほど自然な文体と、岡山(おそらく、備前?)の方言が心地いいです。
    舞台にする明治〜大正〜昭和初期という時代も、これは個人的な意味でとても好き。
    あとは淫靡な雰囲気をまとう設定や、感情の揺れ動く様などが文体にとても合ってる。

    私も

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    2009年10月04日
  • タルドンネ 月の町

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    韓国、月の町と呼ばれる貧しい町で生まれた男が繰り返した凶行、彼の行く末に心を奪われ夢中になって読んでしまいました。
    描写が細やかで血肉の色の鮮やかさが目に焼き付くようでした。

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    2009年10月04日
  • 魔羅節

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    言わずもがな岩井志麻子。
    あえて文庫版を選んだのは、あとがき(?)が久世光彦による「志麻子の行方」があるからです。
    岩井志麻子と久世光彦。この二人の文章が一気に読めるなんてなんて豪華。

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    2009年10月04日
  • 夜啼きの森

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    これは私の一番大好きな本です。
    っていうのもどうかと思うんですけど、も。
    犯罪を犯してしまう者は、育ちとか生き方のうちにそうなってしまうのかなぁと。誰も悪くないし誰もが悪いんだろうと。

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    2009年10月04日
  • 夜啼きの森

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    岡山の「津山事件」を基にした小説。これが真実じゃないかと思わせるリアリティがあります。『ぼっけえ、きょうてえ』より面白いと思いました。

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    2009年10月04日
  • べっぴんぢごく

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    深い…深すぎるぞ!その業!(°∀°)ヒィィィィ
    絶世のべっぴん!シヲの百年に及ぶ壮大なクロニクル

    舞台はもちろん岡山!もはや岡山と言えば桃太郎ではなく岩井志麻子先生でよいかもしれない。笑
    そんな岡山の北の果てにある寒村の名家に養子として迎え入れらたシヲ、しかし彼女はある途方無いほどの因果を背負っていた。
    その美貌ゆえに男どもを虜にし、狂気の世界へと誘う。終始、重苦しい雰囲気であるが、何とも言えないクセのある物語で、まさに、ぢごくの様な世界感だったと思います。ぼっけぇ…

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    2025年12月18日
  • ぼっけえ、きょうてえ

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    岡山地方の方言で“とても怖い“というのが「ぼっけえ、きょうてえ」だそう。岡山地方を舞台にした4編。どれも背筋がすっと寒くなるようなお話でした。

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    2025年12月17日
  • 堕ちてゆく

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     面白かったが、読み返したいとは思わない。登場人物を上手くオーバーラップさせ、ストーリーにぐんぐん引き込まれた。中盤から少し読みづらかった

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    2025年10月17日
  • ぼっけえ、きょうてえ

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    表題作は読んだことがあった。え?いつどこで?
    でも、他の作品は読んだ事がなかったので、途中で放り出したのかな?記憶がない。きょうてえなぁ。

    どの話にも性が絡んでくる。そして暗い。

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    2025年09月11日
  • ぼっけえ、きょうてえ

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    ネタバレ

    明治の岡山の田舎が舞台の4話。どの話も怪異と人怖の合わせ技という感じですが、怪異は後ろめたさから来る妄想のような印象も受けてどちらかというと人怖よりに感じました。
    怖さ的にはそれ程でもないですが、排他的な田舎、貧しさ、村八分、因習、村社会のしがらみ、禁忌、と陰鬱とした雰囲気や匂いまで伝わってきそうな表現で物語に入り込み、じんわりとした嫌な空気とどこか悲しさが後を引きます。
    物語を岡山弁で読むのも新鮮でした。
    密告函の避病院の悪い噂が広まり、正しい知識のある弘三まで行動を起こせず被害が広がるのがやるせ無い。

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    2025年08月26日
  • ぼっけえ、きょうてえ

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    ネタバレ

    4篇の短編集

    どうしょうもない貧しさや排他的な村や環境。自分ではどうすることもできない立場や環境をただ生きる、沼のようなあきらめ感。
    そんな中で、あぁ〜結局、人が一番恐ろしいと思ってしまう。

    「ぼっけえきょうてえ」での、女郎の寝物語を聞いた客。
    「密告函」での、コレラ感染者を確認する役人。
    「あまぞわい」での、漁村に嫁いだ女。
    「依って件の如し」での妹。

    私は、それぞれのその後を思うと、、、

    ぼっけえきょうてえ

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    2025年08月11日
  • ぼっけえ、きょうてえ

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    怖い、というよりグロくやるせない気持ちになった。それぞれの話での男と女のドロドロとしたもつれあいの果てにはハッピーエンドなんてものはなくて、ただひたすら薄暗い地獄、という感じ。生き地獄ってこういうことを言うのかなって思った。幽霊よりも人間が怖い。

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    2025年08月05日