岩井志麻子のレビュー一覧

  • 黒焦げ美人

    Posted by ブクログ

    突出したところが見当たらない、何となく読み終えられる作品。後半の自白(手紙)の感じが乱歩っぽいかなという程度。

    0
    2012年09月25日
  • 痴情小説

    Posted by ブクログ

    ねっとりとした湿った空気に寒気を感じる。

    岡山弁と性風俗
    官能と恐怖は表裏一体
    気味が悪く醜い女

    そんな短編小説・・・

    0
    2012年05月16日
  • 夜啼きの森

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     集団殺傷事件をモチーフにしたホラー。
     貧しい田舎の歪んだ人間関係や閉塞感が、見事なまでに気持ち悪い。

    0
    2012年05月15日
  • あの女(オンナ)

    Posted by ブクログ

    あの女。
    志麻子さんの本ではおなじみ。
    人はいかに騙されるか・・・
    大人がこんな嘘をつくはずない。と思ってしまう。
    あるある!!

    0
    2012年04月27日
  • 現代百物語 嘘実

    Posted by ブクログ

    怖い話が好きだ。
    ぞっとする話も好物。
    そして常々思うのが、幽霊よりも、生身の人間のほうがオカルトでホラーだったりする。
    この本は、あらためてそう実感させてくれた。
    お風呂で汗をかきながら読み切った。見開きのページで1話となっており、ちょびちょび読むにはちょうど良い。

    さて内容。さまざまな人物が顔を出す。正直、奇天烈・奇怪てんこもりの迷惑系な輩ばかりだが、まったくの他人事だから「へえ」と楽しめた。とはいえ、わたしの身の回りにも、本に登場する方々に質が近い人たちがいる。でもあえて思い出さないようにしよう。
    距離が平穏の鍵を握ることもあるのだ。

    0
    2012年04月24日
  • あの女(オンナ)

    Posted by ブクログ

    まさしくニュースになったあの方の占い師を彷彿とさせる話の数々…こんな女がたくさん世の中にいると思うとぞっとした。

    0
    2012年04月19日
  • 嘘つき王国の豚姫

    Posted by ブクログ

    救いようのない浅はかな女の物語。残酷で目を背けたくなる描写、多々あり。読み終えた後、「悪い夢だったんだ」と己に言い聞かせたくなる。読み返すことはもうないけれど、主人公・りかの呪縛からはずっと逃げられないんだろう。それくらい強烈な小説だった。

    0
    2012年02月29日
  • 夜啼きの森

    Posted by ブクログ

    八つ墓村のモデルとなった津山事件に興味を持ったので読んでみました。事件そのものについてはざっとしか書かれていませんが、犯人の生い立ちに触れた小説だと思います。事件の舞台となった閉鎖的な村・血の濃い村人達・村の風習など、全体的にジメ〜っと陰湿な様子が良く伝わってきました。

    0
    2012年02月15日
  • 現代百物語 嘘実

    Posted by ブクログ

    あなたのまわりにはなんでこんな人たちばっかりがいるんですかと
    問いかけずにはいられない99話。
    タダの嘘つきで済むならいいけど、みんな病的で怖い。
    それにくらべりゃ自分の置かれた環境なんてまだ全然マシ。

    0
    2011年05月18日
  • 夜啼きの森

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     津山三十人殺しを題材としたホラー。

     なんだけども「怖くするぞ」「怖くするぞ!」とずーっと脅す割りに、最後があまり怖くないので、肩透かしを喰らった感じ。
     序盤のおどろおどろしいままで居てくれればよかったのになぁ。
     元の事件が有名すぎるから、なのかもしれない。

    0
    2011年03月24日
  • 嘘つき王国の豚姫

    Posted by ブクログ

    多分、ギャグタッチにしたら西原理恵子っぽくなる。
    読んでて気分が悪くなってくるのだけど、
    つい読み進めてしまう。
    最終章はちょっと長かったけど、
    この結末の付け方は嫌いじゃない。

    0
    2010年12月01日
  • 嘘つき王国の豚姫

    Posted by ブクログ

    どうにも救いようのない暗い話が延々と続くだけ。好きか嫌いかと言われたら好きだ。岩井さんの書くものは、一旦読みはじめるとノンストップで最後まで読みたくなってしまう。ラストは怖くて、狂気そのもの。

    0
    2010年11月22日
  • 堕ちてゆく

    Posted by ブクログ

    評判はそんなにだけど
    私はこれで岩井志麻子を読み始めた。

    後半ちょっと飽きてきたけど
    醜い女の性が描かれております。

    0
    2010年11月17日
  • 黒焦げ美人

    Posted by ブクログ

    大正時代の人々の陰の特徴に焦点を当て、
    拡大して描写したらこういう小説になるんだろう。

    全ての人の内側に鬼でも入ってるんじゃないかと思わされる。

    0
    2010年11月05日
  • 黒焦げ美人

    Posted by ブクログ

    妾稼業で一家を支えてきた姉・珠江が惨殺されて、黒焦げ死体となって発見されて…という話。
    全編通してこれぞ岩井節!とでもいうような、じっとりとした薄暗さがあります。ほぼ全編通して妹・晴子の視点で進んでいくのですが、どうもこの晴子が第三者に対して内心抱いているはずの印象と、他の人が思っている印象との表現が全く同じだったりして(容貌とかじゃなく人の内面部分で)、そこがちょっと読んでて引っかかりました。
    また、確かに殺人事件の話ではあるのですが、犯人は誰が見てもすぐに判るし、謎解きとかミステリとしての面白さを期待して読むとがっかりするかも。殺人に至る経緯も、犯人の動機(というより自分語りか)も弱いし、

    0
    2010年06月22日
  • 夜啼きの森

    Posted by ブクログ

     岩井志麻子が「津山三十人殺し」を題材に物語を書くとこうなる。松本清張『闇に駆ける猟銃』もこれを題材に書かれているらしい。解説には「私の中では最高のホラー作家は松本清張なんですよ」と志麻子様がデビュー直後から公言してはばからない、とのこと。ん?宮部みゆき責任編集傑作短編コレクションでは感動が薄かったがここを読んで、なにやら胸騒ぎがしてきた。

     今回はこの一行に注目「・・土色の男に抱かれて土色の子を産み、土になって土に還るなぞまっぴらだ」そんな人生の流れに竿をさし、逆流に飲まれ深い暗闇へと落ちていくのなら、それもまた幸せ。深海2000だ。

    0
    2013年11月11日
  • 夜啼きの森

    Posted by ブクログ

    昭和13年5月、岡山県北部の寒村で起きた「三十三人殺傷事件」。おとなしく“利発でええ子”だったはずの青年糸井辰男はその夜、鬼と化して村を駆け抜けたのだった。彼を前代未聞の凶行に駆り立てたのは狂気か怨念か絶望か……彼を取り巻いた、あるいは関わった村人の視点から物語が綴られていく。

    本作があの「津山三十人殺し」を小説化したものであることは言うまでもない。この事件自体、横溝正史の「八つ墓村」や映画「丑三つの村」で有名だろう。だが単なるノンフィクション、あるいは実録小説風にはとどまらず、村に隣接する森と、そこに投影される村人達の不安な心象風景を描き出すことで、閉ざされた村の歪な家族関係、性と業といっ

    0
    2010年04月15日
  • 合意情死(がふいしんぢゆう)

    Posted by ブクログ

    主人公がすべて男性の短編集。
    男ゆえの哀しさと恐怖がわかりやすく表現されていた。
    読んでいるだけで、
    その時代の岡山に居るような気分になった。

    0
    2010年03月01日
  • 夜啼きの森

    Posted by ブクログ

    果たしてカテゴリはホラー小説でよいのかしら?と思うような出来のドキュメンタリーに近い小説です。あの津山三十人殺しの犯人が、岡山の閉鎖的などろどろした村社会の中で犯行に至るまで追い詰められていく心情を、淡々と語る岩井志麻子先生に今回もゾクリ。
    やはり一番怖いのは人間ですね。
    ホラー文庫に収録されてはいるのですが、ホラーというより人間のドキュメンタリ(それも悪い部分だけ)といった要素が多く、読み終わった後はちょっとイヤな感じが付きまといます。そのイヤな感じが「さすが!」の祝い志麻子先生らしさだとは思いますが。

    0
    2010年02月08日
  • 堕ちてゆく

    Posted by ブクログ

    ごく普通の女はちょっとした夢を見る。
    本当の私はもっと違うはず。。。
    平凡に生きてきた女たちの見る夢は幻想となり、その幻想を追い求め一気に転がり堕ちてゆく。
    ありそうで怖い。

    0
    2010年01月13日