高橋洋一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
この手の本を読むのは初めてだったので、今まであまり本を読んでこなかった私にはなかなか読みごたえがあった。
内容はアベノミクス肯定派の意見である。といっても、ただひいきにかかれているわけではない。著者も自身で述べているが、立ち位置云々ではなく、「論理的」にかつ丁寧に論述されている。
今までは私自身も、メディアの意見を鵜呑みにしてきてしまったが、この本を読んで、今回の政策がこれからの日本を変えていく上で、また、デフレから脱却するためにはいかに重要であるかを理解した。
私のような初心者でも、アベノミクスとそれに関する内容を学ぶには必ず頼りになる一冊であるのは間違いない。 -
Posted by ブクログ
元財務官僚の高橋洋一氏のアベノミクス解説本。
本書は3部に分かれており、1部はリフレの誤解を解くためのQ and Aで16答。2部は、本書の根幹になりそうな著者のアメリカでのリフレと政策の出会いと帰国してから政策提言の実情や説明、3部がアベノミクスの死角となっている。
高橋洋一氏の本は何冊か読んでいるが、数学科卒の人間からすると、文系の法学部出身が多い官僚は、ロジックよりもシンパシーを大切にする人間が多く見えるのだろうなと思った。個人的には、経済学は理論通りではなく、生ものの面があるとは思うが、著者の考えに沿えば、日本の狭いスタンダードに惑わされるのはよくないと思った。 -
Posted by ブクログ
借金1000兆円というが、その実体はどうなのか?
どういう対応が良いのか?
今巷で言われていること(国債が暴落する、日本が破綻するなど)の何処が問題なのか。
日銀の考え方
等々が書かれているが、この著者が言いたいことは次の二つだろうね。
第一には
「言いたいことがあるならデータを示せ!」
データ。つまり、過去の蓄積だ。
現在のシミュレーションも含むと言いたいが、シミュレーションなど過去の蓄積があるから出来ることで、これも過去の蓄積に含むと言うべきだろう。
著者は
「人間は忘れやすい生き物で、そのとき、その場で自分の都合のいいように考えてしまう。今まではそうだったか -
Posted by ブクログ
なかなか自分で考えるということは難しいもので、
考えているつもりになっているだけかもしれません。
読んでなるほどと思うことが
正しいことなのかわかりませんが、
なるほどがいっぱい詰まっている本です。
理系頭の私には
シンプルにコストベネフィット分析というフレーズは
とてもわかりやすい。
コストはいくらですか?
ベネフィットはいくらですか?
じゃぁ比較してやりましょう、
やらんときましょう。
基本的にただこれだけ、
これに反論する余地はないといえましょう。
2010年発行なので
民主党の政策にたいすツッコミなのですが、
だからといって考え方の中身は風化するものではありません。
年金問題 -
Posted by ブクログ
本書を読むと、一般国民は、マスメディアの報道を本当だと思いがちだが、産業界最大の既得権益者たちであるマスメディアの報道は、日本記者クラブの弊害もあって官僚たちの情報操作に活用されている面が多々あるということがわかる。
消費税増税問題、デフレ問題、TPP問題など、何が真実なのか、というよりも何が一番納得性が高いのか、高橋氏のような論者の本を読むのも、自分の思考の手助けになるので、お薦めしたい。
グラフによるプレゼンについては、個人的には、良くも悪くも、どちらにも情報操作に使えるわけだから、グラフを使ったからといって、より真っ当な主張になるとは思えない。 -
Posted by ブクログ
消費増税は必要ない!?新聞やTVしか見ていない人から見たならば、まったくの笑い話にしか聞こえないだろう。
元財務官僚であり小泉内閣時に政府の要職も歴任した高橋氏は財務省の裏側を知り尽くした、数少ない論客だ。
膨大なデータや数字、グラフ、で増税する必要性のなさを説明するその姿勢に、感情的な好き嫌いが入り込む余地はない。
その他、日本は破綻寸前との報道は間違いである、とか通貨供給量の少なさがデフレの原因である、と独自の視点から持論を展開する。
人が人を判断するとき、一面だけ見て判断する人はほとんどいないだろう。
しかしこと政治や経済の問題になると人はマスコミの一面的な報道を鵜呑みにする。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ今、日本はGDPの7%、35兆円にのぼるGDPギャップを抱え、高失業率とデフレに苛まれている。政府・日銀の財政・金融によるマクロ経済政策は一刻の猶予もない状況下にある。ところが、日銀はと言えば保身、プライド、つまらぬ内規に拘泥し金融緩和を怠りデフレを野放しにしている。官僚も国益そっちのけで省益の追求、天下り先の確保、権益の拡充に奔走するばかり。民主党政権にいたっては官僚の暴走を止めるどころか、右往左往し日に日に言い包められているような有様。さらには、前政権で進めた郵政改革さえ後退させ揺り戻し我田引水に暗躍する亀井静香など旧来型代議士の跋扈。危機感の欠片さえも持ち合わせていない我利我利亡者らに国