高橋洋一のレビュー一覧
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為替や金融政策の重要性を認識しました。
・どの国でも戦争に負けたあとの経済は必ずインフレ。
・戦後の日本企業は通産省の指導などまったく関係なく成長を遂げている。
・どの国でも戦後のインフレは必ず終息している。
・工場を再整備して、物をつくるようになれば物価は下がる。
・日本のように戦前から一定の産業基盤のできている国では政府が民間の指導をするより民間に任せたほうが経済は成長する。
・「1ドル=360円」という有利な為替レートが戦後の高度経済成長の最大の要因。
・TPPのことを過度に心配するよりも日本に不利な為替レートにならない政策を政府に求めることのほうがはるかに大事。 -
Posted by ブクログ
反日が暴走する「嘘つき」国家。
日本がこれまでのようにただ頭を下げるだけで無くなってきたので、その嘘が世界中に暴露され、より発狂中。
その代償として、国際社会から相手にされなくなってきている。
そんなところか。
同様の論を展開する本は沢山あるし、実感としてそうだと思うが、高橋先生の数字を基にした理路整然とした論は一味違う。逆に怖い。
一方で一章を割いて、韓国と断交すべきとかの俗論を、はやり冷静に批判する。
この人を、ネトウヨとかファシストとかいう人がいるってのも信じられないが。
結論は非韓三原則、「助けない、教えない、関わらない」で締める。 -
Posted by ブクログ
【説明不要、数字が語る】
何事もそうですが、まずは感情的なものを入れずに数字で捉える必要があります。
捉え方もいろいろありますが、一番目は絶対値です。そのあと相対的に比較できるパーセンテージになります。あとは見せ方の問題かもしれませんが、平均値、偏差値などになります。
数字で捉えると感覚的には少ないなと思っていたことが意外と多かったり、またその逆であったりします。人の感覚は印象に残ることに引っ張られてしまうので、数字で把握することは正しく判断するうえで重要となります。
また、数値で説明しない限り説得力のある説明にはなりません。(←偉そうにいってますができてません・・・) -
購入済み
内容はわかりやすい
経済学部への入学が決定した際に購入したものですが、内容がシンプルで分かりやすく高校で経済の授業を取っていなかった私でも理解できました。ただスマホ版だと図がわかりにくいです…
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ネタバレ 購入済み
老後に備えて
一部ご紹介します。
・適切な金融政策で、非労働人口が労働人口に変わる。むしろ、人口減少時代の方が、人手不足故に、効率化を図るための技術革新を起こすインセンティブが働くため、生産性向上が実現する。
・全体の物価は、個々の価格とは関係なく動いていく。
・人口減少でも良質な製品であれば売れることもある。だが、人口増加でも、良質な製品でないと売れない。
・年金は保険である。40年払った保険料=20年間で受けとる年金。
・「ねんきん定期便」は、国からのレシート。
・民間保険は手数料を保険外交員に貢ぐだけ。
・最低一つは、日本語以外の言語をマスターした方がいい。英語も数学も、プログラミングも、会計などもりっぱな言語の一つ。
・歴史を振り返れば、人口減少より、人口増加の方が問題だった。多くなった人口を養うのに、使えるリソースは有限だったからだ。
・人手不足は、外国人労働力ではなく、AIやロボットで補うべき。
・外国人が留学生として、日本に入国し、日本の高額医療を受けて、彼らの母国に帰ってしまう。つまり、国民保険に不正加入されているために、日本の医療費が食い物にされている。
・老後に備えてお金を貯めるべし。
・金融商品を選ぶ時のポイントは、「税制の恩典」と「手数料」だ。
・自分の才能を信じ、スキルを身につけ、組織に属さなくても、自分の力で食べていけるだけの武器を身につけるべし。「好きこそものの上手なれ」。自分が好きなことは、他人よりも自分のアドバンテージになりやすい。
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Posted by ブクログ
旧大蔵省に入省し、内閣の参事官等を経験した高橋洋一氏が第一線でしか知ることのできない昭和終盤から平成にかけての経済政策の裏側や実情について赤裸々に書いた一冊。
バブル崩壊から消費税導入、金融ビッグバンにリーマンショックなど激動の時代であった昭和から平成にかけての経済の出来事を第一線で活躍された著者だからこそ書ける真実や真意が多くあり、刺激を受けました。
また著者が所属していた役所の真実も知ることができました。
そして、バブルや郵政民営化の真実を本書で知ることができるだけでなく、政策や出来事の本質を知ることで見方が大きく変わりました。
そんな本書の中でもGDPやNAIRUを基にした消費税の増税タイミングや金融緩和のタイミングについて非常に勉強になりました。
本書で著者の知識量には舌を巻くだけでなく、経済史の流れを確認するとともに結果に陥った理由も多く知ることも出来ました。そして、省庁の内情で政策や国の動向も大きく変わるということを感じた一冊でした。 -
Posted by ブクログ
数年前まで韓国担当もやっていたので、首都ソウルのみですが、韓国へは何度か行っていました。私の子供の頃、韓国には朴大統領がいるのを知っていましたが、その娘さんが大統領を辞めることになり、次の大統領になってから、韓国経済の調子がおかしくなってきたような気がします。
つい10年前までは、韓国企業は決断も早く投資を積極的にやって日本企業を脅かして、韓国企業の礼賛本も何冊か出ていたように思います。
そんな私にとって、このタイトルには驚きました。著者が私が何冊も読んでいる高橋氏でなければ素通りしていた可能性もありますが、本屋で見つけたので手に取ってみることにしました。
遠交近攻という格言がありますが、近くの国と仲良くすることは難しいようですね。
以下は気になったポイントです。
・日本大使館前に慰安婦像を置く(2016年末釜山)のは明かにウィーン条約違反である、2015年12月の日韓合意にも反する(p26)
・日本政府は2019年8月2日の閣議において、信頼できる輸出先国として指定する「ホワイト国」から韓国を外す政令改正を決めた、また名称を「グループA」と変更すると発表した、非ホワイト国としては、イラン・シリア・中国・ロシア・ウクライナ・トルコなどがある(p38)
・徴用工と表現することはおかしい、国家総動員法にもとづき、1)1939-41年は民間機業による「募集」、2)1942-44.9までは朝鮮総督府による「官斡旋」、3)それ以降の終戦までは、国民徴用令による「徴用」である(p45)
・徴用工問題における韓国側の措置は国際協定に明確に反している、請求権問題は一企業ではなく、韓国政府でなければならない(p46)
・日本は貿易立国ではなく国内経済が中心の内需型(輸出13、輸入12%GDP比)である、中国(19,14)、韓国(38,31)と比較して小さい、米国は輸出8、輸入12%である(p76)
・世界各国で輸入の伸び率とGDP成長率には安定的な相関関係がある、輸入伸び率からGDP成長率を推計できる。これから中国経済が低迷しているのは間違いない(p81)
・スワップ協定は何か経済危機が起きた時にお互いに助け合う制度、米国、EU、英国、スイス、カナダ、オーストラリアなどと、無期限無制限の協定を結んでいる(p106)
・東京都の貿易収支は大赤字だろう、人が多くて製造は少ないけれど仕入れが多くてたくさん消費しているから経済としては全く問題ない、貿易収支が赤字の国は先進国ではたくさんある(p116)
・米国は日米FTAの交渉で車の話はしてこない、現地生産という奥の手があるから(p123)
・TPPは実質的に資本主義国でない国が嫌がる協定である、話をモノの貿易だけにとどめたいから、なので中国は絶対にTPPに入らない。国有企業の問題や資本の自由化が議題にのぼるから(p124)
・過去の戦争のデータから実証分析すると、同盟の強化は戦争の確率は戦争の確率を減少させている。とくに世界最強の米国との同盟関係は日本への攻撃を多いとどまらせる抑止力としての効果の方が大きい(p185)
・イージスアショアの道入の閣議決定(山口県と秋田県に2基配備)は、海上自衛隊のイージス艦、航空自衛隊のPAC-3に続いて、陸上自衛隊が初めての運用を担う(p189)
2020年4月29日作成 -
Posted by ブクログ
「日本は1,000兆円以上の借金を抱えていて財政が破綻する。財政再建のために、消費税を増税するしかない」これは明らかなウソ。日本政府は負債も多いが資産も多い。バランスシートで見れば、債務超過は他国と比べてもさほど大きくないのだ。
消費税はそもそも脱税しにくく、景気に左右されず、応益原則にかなった優れた税制だという。だが、消費増税は消費を落ち込ませるから、景気の悪い今じゃない。まずは預貯金口座付番等を徹底して、税の取りっぱぐれをなくすのが先決だ。
このように筆者は主張しているが、これだけ収支のマイナスを続けていて「将来国の借金を返せる」ことの信用をほんとうに得られるのかは疑問だ。みんなの信用がなくなった時点で通貨は暴落する。信用があるうちになんとかしないと遅いのではないか。
また、政府の資産把握の強化は、国家権力の増大により個人は危うくならないか。国家権力への牽制機能もあわせて考える必要があるのではないか。