高橋洋一のレビュー一覧

  • 勇敢な日本経済論

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    第1章「トランプはバカじゃないからこう付添え」
    第2章「円安が国益か、円高が国益か」
    第3章「財政再建はもう終わっている」
    第4章「アベニューミクスをどう評価するか」
    第5章「規制緩和はなぜ進まないか」
    第6章「地方活性化に何が必要か」
    第7章「少子高齢化はチャンスだ」

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    2017年10月03日
  • バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる

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    元大蔵官僚が書いた「財政」の本。仕事柄、勤務先の財務状況を見ることが多いため購入。 前半は国の財政をバランスシートで解説され、結構読み応えがあった。けど、後半は政治・国際問題に。あれ、バランスシートは……って感じ。

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    2017年09月07日
  • 数字・データ・統計的に正しい日本の針路

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    タイトル通り、やったら数字やデータに基づいて、経済や社会を論ずる。
    面白いのだが、その数字データの部分が面倒で全部ぶっ飛ばして検討も理解もしてないので、正否は全く判らない。

    この本だけでのことではないが、マスコミとか、官僚とか、ついでに言えば教育とかその辺の怖さは充分に感じる。
    意図的な言葉の選び方や誘導、民主主義だからこそ、誤った情報を効果的に根付かせれば、どうにでもなる怖さ。

    この人の主張が是なのか否なのか、ネットちょっと見ても色々あるのは承知しているが、色んなニュースに触れた時の感覚を納得させてくれるところも多いので、しばらく追いかけてみたいと思う。

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    2017年08月22日
  • 日本の大正解

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    10年程前に新聞の宅配サービスを辞めました、妻に提案されたときは驚きましたが、あまり紙ベースのニュースを家では読んでいないこと、新聞は会社で数種類置いてあるので、必要な時はそれを読めばよいと思ってそうしました。

    ところが今年4月に末娘が文系の大学に入学したのを機会に、日経新聞を宅配してもらい家に新聞がある生活になりました。毎朝少しの時間ですが、日経新聞を目に通すようになりました、そんな私ですが、この本のタイトルの一部にある「日経新聞には絶対に載らない」ネタが一杯の本、というコピーに惹かれてこの本を手に取りました。

    日本経済の現実について、55の質疑応答に応える形で、「埋蔵金発掘」で有名な高

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    2017年07月09日
  • 勇敢な日本経済論

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    過去のことは、何とでも言えるということはあると思うが、曖昧な議論をするよりは余程ためになるという印象を持った。

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    2017年06月10日
  • 日本はこの先どうなるのか

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    日本のマスコミは日本社会は景気低迷が続き、財政破綻の危機に曝されているとか、中国政府の発表する事を鵜呑みにするような論調で日本が世界から取り残されているようなニュアンスを与えたり、いろいろと心配させるような言葉を新聞紙上に振りまいているが、そのような不安を一掃してくれる内容の本です。

    以下文中からのエッセンスです。
    ○金融市場の関係者も、株価や為替相場の短期的な動きだけで政策の効果を論ずることがしばしばある。彼らには本来、政策を語る資格はない。市場の短期的な動きで政策効果を考えることは基本的に間違っている。
    経済政策の効果はGDPや雇用統計などで計られるべきで、各種統計を、第2次安倍内閣の発

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    2016年11月25日
  • 【図解】図25枚で世界基準の安保論がスッキリわかる本

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    焦点になるのは9条だとは思いますが、日本では憲法を修正することは難しいとされています。本当にどの程度難しいかは、それらに関連する法律を知らないのでわかりませんが、今から70年前の状況に即して決めた規則(憲法)は、その状況が変わればそれに応じた対応が必要なのではないでしょうか。

    そんな状況な中、昨年(2015)9月に、安保関連法が可決されたようで、多くの改正がなされたようです。最も話題になたのは、いわゆる「集団的自衛権の行使」ですが、この本の著者による高橋氏によれば、同法施行の3月29日からは、戦後日本の安全保障政策の転換点となるようです。

    この本では、それらのポイントを25枚の図解を通して

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    2016年10月10日
  • 「マイナス金利」の真相

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    今年(2016)1月に我が国でもマイナス金利が導入されました。日銀のとったこの措置に対しては世の中では様々な議論がなされている様ですね。

    この本を書かれた、元財務相官僚で「霞が関埋蔵金」を発掘したことで有名な、高橋氏によれば、新聞などで書かれている内容には正しくないモノもあるようです。この本は、世の中にはどのような俗論があって、それに対する「真論」が何かという解説からなっています。

    高橋氏は現在進行中の、新アベノミクスを支持しているようです。現在の日本に活気を与えるためには何かをしなければならないのは事実ですが、批判は楽ですが、今までとは違った方策を考えて、実行して成果を得ることは大変な事

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    2016年08月29日
  • 中国GDPの大嘘

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    今やアメリカを凌ぐ勢いの中国の実際のGDPは、三分の一とか。にわかに信じられないが、様々な統計と照らせ合わせるとそうかもしれない。

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    2016年06月24日
  • 戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点

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    今後の経済を見ていくために、歴史をしっかり振り返る必要がある。
    そのような視点で、これまで当たり前に思っていたような戦後の経済史の実態を著者の視点で解説していきます。

    本文では、いかについて、すべて間違っているとしています。
    ・高度成長は通産省の指導のおかげ
    ・1ドル=360円時代は為替に介入していない
    ・狂乱物価の原因は石油ショックだった
    ・「プラザ合意」以降、アメリカの圧力で円高誘導するようになった
    ・バブル期はものすごいインフレ状態だった

    一面的にみてしまうと、信じてしまいがちなことが、よくよく見てみると、異なっていた、そんな話はたくさんあるものです。
    報道もそういう面があるかもしれ

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    2016年06月04日
  • 中国GDPの大嘘

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    日本のGDPが中国に抜かれてからかなり経過しましたが、一部には中国のGDPは多目に発表されているという話もあります。この是非はともかく、私が明らかに記憶しているのは、あの崩壊したソ連も長らく、アメリカに次いでGDP(当時はGNP)が世界二位でした。

    それがロシア連邦になった後には何位になったのでしょうか。あのころのデータはインターネットを見る限りありません。この本の帯に書かれていますが、旧ソ連のGDPは発表値の半分程度だったそうです。

    中国の本当のGDPがどの程度か分かりませんが、発電量が伸びていないなか、経済成長がいまだに6%を超えているのは、本当なら驚きです。

    ただし、中国を実際に足

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    2016年05月05日
  • 経済政策の“ご意見番”がこっそり教える アベノミクスの逆襲

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    筆者はリフレ派の経済学者。アベノミクスの下の金融政策を評価する一方で、消費増税が景気浮揚を阻んだとして財務省や日銀の過去の施策を非難する。
    自分は現在の経済状況をかなり説明できていると感じた。一方で他の経済学者や官僚への批判が一方的すぎ、文章として気分のいいものではなかった。敬意が欠けていると思う。

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    2015年10月15日
  • リフレが正しい。FRB議長ベン・バーナンキの言葉

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    ネタバレ

    バーナンキ議長の声明を上手くまとめてる良書
    2:デフレーション
    ①デフレに強いアメリカ
    ②デフレの原因=総需要の崩壊
    ③デフレ予防=インフレ率の設定・経済資源の完全利用(完全雇用)
    ④ゼロ金利下での状況=
    3:インフレ目標
    ①インフレ目標=全世界でいま用いられている
    ②コミュニケーション戦略=政策の達成目標の明確化・政策の枠組み議論の公開・中央銀行の経済見通しを公開すること→中央銀行の透明性を高めること
    ③中央銀行は信頼されるべき
    4:中央銀行の独立性
    短期的な政治的な視点から影響されるのを防ぐため

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    2015年02月03日
  • バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる

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    バランスシートによる客観的なものの見方を教われました。私生活にも役立つと思います。ただ最後の国際政治は、当時読んでおけばよかったと。旬の本を読むべきですね。

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    2014年08月18日
  • こうすれば日本はもの凄い経済大国になる 安倍内閣と黒田日銀への期待と不安(小学館101新書)

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    インフレ率=-2.1+0.62✕2年前のマネーストック増加率
    この相関係数は0.89

    物価連動債でマインドを可視化できる。
    2年位のタイムラグがある。

    ハイパーインフレは、お金の量に関係なく、財不足、生産能力不足でおこる。
    オイルショックのときは、為替介入を不胎化しなかったため狂乱物価になった。

    デフレ時は、マイナスのインフレ率より賃金の下落時が大きい。80年代のインフレ時は逆であった。

    BFI(ブレークイーブンインフレ率)

    デフレは賃金が決める。は因果関係が逆。
    日本のCDSは上がっていない。10年国際利回りは上昇していない。

    マネタリーベースの増減で、マネーストックのコントロー

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    2014年08月13日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    内容としては悪くないのだが、客観的事実と個人的見解がごちゃまぜに書かれているため、読んでいてだいぶ疲れた。もっと客観的事実と個人的見解を明確に分けた構成にすれば良書になるのだと思う。

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    2014年07月03日
  • 大阪維新の真相

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    今読んでみると、衆院選のときにこれらの政策が打ち出せていたのか思い出せない。目指している方向がこれならもっと支持されたのではないか?

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    2013年07月20日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    ネタバレ

    統計と確率についての基礎知識を身に付けたくて、手に取った本。

    統計と確率の解説については、専門的な内容であり、初心者には難しいように思う。
    初歩の初歩から分かりやすく説明している本ではない。

    ただし、政治家や官僚の嘘を暴いている本という意味では、非常に面白い本である。
    数字は意図して低くみせることも、高くみせることもできるので、その定義と根拠を意識する必要がある。
    新聞の読み方、資料の読み方には非常に役立つ内容であった。

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    2013年04月11日
  • 賢人の簿記・会計術

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    5人の著者が簿記・会計の基礎から日本政府の財政まで書いている。
    自分のレベルでは山田氏の基礎がスッキリ頭に入ってくる。

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    2013年04月05日
  • 日本の大問題が面白いほど解ける本~シンプル・ロジカルに考える~

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    元官僚の著者が文字通り、日本の政治上の主に財政赤字の問題についてシンプルに記述した一冊。
    ただ、震災前なので震災についての記述は一切なく。

    著者の言う通りにすれば全てうまくいくかは別として、政治・経済に疎い人間でもわかりやすく書いてあるので、お勧めの一冊。

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    2013年03月18日