高橋洋一のレビュー一覧

  • バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる

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    ・日本の借金は確かに1000兆円。日本人一人当たり800万円で、GDP比200%が世界一なのも確か。しかし資産が700兆円あり、そのGDP比は140%でこちらも世界一。金融資産だけで見ても500兆円くらいある。

    ・バランスシートで見ると100兆円の借金をして130兆円分のアメリカ国債を買っている。外貨準備の項目だが、見方を変えれば金利の安い円で借金をして外国債を買う、円キャリー取引とやっている事は変わらない。

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    2013年01月07日
  • 大阪維新の真相

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    大阪府知事だった橋下氏が、大阪市を改革するために現職の大阪市長を破って現在に至っているのは事実ですが、大阪市議会議員の協力無しに、大阪市民の支援を受けて大阪市長になったことは凄いことだと思います。

    但し最近電車のつり革広告で、橋下氏を批判しているような記事を見かけることがあります。彼がやろうとしている改革を阻止(骨抜き)するために、背後で動いている人がいるのでしょうか。

    この本では元財務省の官僚で、彼らのやり口を十分に理解している高橋氏が、橋下氏のやろうとしている改革について解説してくれています。

    日本はもう20年以上も停滞を続けてきていて、特に大阪ではかなり厳しい状況になっているようで

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    2012年10月21日
  • この金融政策が日本経済を救う

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    初めて読んだ高橋洋一氏の著書。
    最初読んだ時は、理解しやすく、経済の講義で学んだ内容が出てくるので、素直に読みとってしまった。

    日銀の引き締めと同時に景気が後退したとか、図だけで説明されても…海外環境とか考慮しないといけないのでは?
    マンデルフレミングモデルとか、何年前の理論?
    コアコアCPIだっけ、上方バイアスを含むらしいが、IT革命によって、1%未満になったのでは?

    だいぶ前に読んだので、他は忘れた。
    高橋洋一氏の書いた内容を教授に話したら、思いっきり批判されたので、あまり信用しないようにしている。

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    2012年09月13日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    こういうものを理解できるようになりたくて、時々読むのだけど多分理解できていない。本を読むにあたってはそのからくり?を楽しめるのだけど、統計を理解する頭までは持っていない。一度、ちゃんと理解できるように簡単な本をじっくり読みこんだ方がよさそうだ。

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    2012年09月07日
  • 「借金1000兆円」に騙されるな!暴落しない国債、不要な増税(小学館101新書)

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    現下メディアで騒がれているような国債についての議論がいかに不毛かよくわかるが、この本で主張されている内容を批評できるほどの勉強が不足しているのでこれと真っ向から反対する意見の本を読んでみたいと思う。

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    2012年08月23日
  • 日本経済のウソ

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    日銀が権限持ちすぎているのが大きな問題だ、というようのはよく分かった。結論はよく分かるのだけど、裏付けの話が難しすぎる。ラジオで聞いててもそうだったのだけど、説明が直接的すぎて経済に強くない一般人が理解するのは難しいな。

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    2012年05月28日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    小泉政権下で竹中平蔵のブレーンとして知られた高橋洋一氏が、確率・統計的な思考について解説する。

    本の構成としては、前半が統計と確率についての基本的な考え方の解説。後半が東電問題や復興政策についての話。

    読んだ感想を一言で表すと「前半部分を掘り下げたほうが面白いのでは?」というものだ。

    特にベイズ確率やモンティ・ホール問題の話などは、日常的に生活していて「八割がた大丈夫」みたいな言葉の理論化という意味でとても興味が湧いた。今、日本で確率や統計について、一般の人々にも皮膚感覚で分かりやすく解説できる希有な存在だと思う。

    一方、おそらく著者の主眼であると思われる後半については、著者がいろ

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    2012年05月12日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    内容に取り立てて新しいものはないが、確率統計、東電問題、マクロ経済の復習として斜め読みするにはよかった。

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    2012年01月03日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    ほんとに初めて統計に触れるって人にはわかりやすくておすすめ。
    数字から正しく情報を読み取る事の大切さ難しさがわかる。
    ただ、確率・統計の話は最初の方だけ。
    残りは震災後の政治批判などに終止している。
    これはこれで面白いのだけれど、統計の理解を深めようと思って読んだだけに少し残念。
    自著の宣伝多すぎ(笑)

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    2011年11月29日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    第1章で、確率・統計の基本的な考え方をベイズ理論をメインに説明している。
    ただ、本のタイトルのうち、前半部分とマッチするのはこの章だけ。

    ベイズ理論は主観確率をその中心におくが、伝統的な統計学に馴染んでいるとやや頭の中を整理するのにワンテンポ必要かもしれない。

    第2章以降は東電問題や復興財源の話など、どちらかというと政策論に近く、タイトルの後半部分に相当するのだろう。
    ただ、第1章と第2章以降のつながりが見えにくいのは残念に思う。

    政策論のことは、著者が従来より主張してる内容をより一般向けにしたものといえる。
    多くの部分で賛同できるところもあるのだが、自身の他の著書を参考にすべしというよ

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    2011年11月13日
  • 日本の大問題が面白いほど解ける本~シンプル・ロジカルに考える~

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    最近テレビや新聞のニュースを見る機会が減ってきている私にとって、「日本の大問題」は何なのか、また、その「解決策」が何なのかがあまり認識できていません。この本の著者は以前に「さらば財務省」という本も書かれた財政通でもあり、難しい問題を分かりやすく解説しています。

    難しい問題を難しく書くのは多くの人がやっていますが、易しく解説するには本質が分かっていなければできないと思います。この本は普段、新聞だけを読んでいては認識することのできない視点で書かれていて、私にとってはためになる本でした。特に、日本政府がドル買いをするという具体的な内容(=短期国債を発行)は初めて知ったこと(p79)でした。

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    2011年11月10日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    本書のタイトル通りなら1章だけでいいかと…

    1章に書かれている事はわかっていても忘れてしまう、つい勘違いしてしまうようなこともある。例えば統計の取り方、質問の仕方で結果が変わっちゃうとか。
    うっかりどんな質問をしてその集計結果が出たのかまで頭が回らずに、結果だけ見てその解説を読んで「そうなのかー」って思いこんじゃうことはありがち。
    「増税に賛成ですか?」と「復興のための増税に賛成ですか?」では集計結果が異なるだろう。でもどちらも「増税に賛成か?」なんだからグラフタイトルはそうなっちゃうとか。
    「可能性は極めて低いが0ではない」が「ないとは言えない」と結論付けられたり。
    1章はベイズ統計以降も

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    2011年10月27日
  • 統計・確率思考で世の中のカラクリが分かる

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    放射線散布におけるシミュレーションデータの重要性、主観を考慮に入れた「ベイズ確率」の意義、政府、日銀や財務省の発言のカラクリなどを実例を交えつつ解説。

    お上が述べる理屈の根拠になってる数字が、何を基準にして何を対象にしてるかを確かめろ、というのはよく分かった。
    景気の伸び率や、対GDP比でカネがいくらか、などと言った話しはその典型例。

    一方で、後半半分は確率云々の話と言うより、日本の財政や政策の話に終始してた。
    4%成長の必要性、日銀直接引き受けの話、各種埋蔵金の活用など、話自体はとても面白かったが、それは本を改めて語って欲しい。
    統計・確率のもっと突っ込んだ実例や、扱い方を知りたかった。

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    2011年10月21日
  • 日本の大問題が面白いほど解ける本~シンプル・ロジカルに考える~

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    政治のカラクリを著者の面からの一回答として紐解いてくれた本。序盤が非常に面白かったが、後半は専門用語が多くちとついていけませんでした。ただ、メディアに踊らされる俗人としては、色々気づく点も多く、次回作も期待です。

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    2011年10月20日
  • 日本の大問題が面白いほど解ける本~シンプル・ロジカルに考える~

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    正直、経済には疎い。
    だが、日本が抱えている問題が非常に大きいことは肌で感じている。
    でも、どこがどう問題なのかがつかみきれない。

    そんな隔靴掻痒とした感覚を、本書は気持ちよく喝破してくれる。

    中央官庁の様々な悪癖、メディアというものがいかに信じられないかという証拠、遅々として進まない金融政策のカラクリなど、本当にタイトルの通りだ。

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    2011年07月26日
  • バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる

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    国の借金に目を向けつのであれば、資産にも注目すれ、ということか。
    バランスシートの見方を身につけることは、国が出してくる情報にどんな意思が埋め込まれているかを探る取っ掛かりに最低限必要なのですな。
    数字嫌いな自分には、ちと憂鬱な話ではある。

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    2011年07月08日
  • 日本の大問題が面白いほど解ける本~シンプル・ロジカルに考える~

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     日本の政治・経済の問題の解決を意図した本。扱う内容は題名通りシンプルだが、広く浅くといった感じである。

     国債発行残高、国債依存度という日本ぐらいでしか使っていない指標で1000兆円という国債発行額が独り歩きしていること、財政破綻や国債暴落の定義があいまいであること、名目経済成長率4%でプライマリーバランスを改善してからの財政再建する必要がある、といった記述は参考になった。

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    2011年06月18日
  • この金融政策が日本経済を救う

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     元大蔵官僚で竹中平蔵氏のブレーンであった著者による金融政策の有効性を解説した本。全体的にインフレ目標を掲げず、金融政策を軽視する政府、金利引き上げなど金融の引き締めに走る日銀への批判が多めになっている。

     マンデル・フレミング理論に基づく変動相場制における財政政策(公共投資)の無効性、世界恐慌時のニューディール政策も、公共事業の前に金融操作を行ったために効果があったことなどがわかった。

     今のデフレ状況の下でも、単なるお金や公共事業のばら撒きに終始することなく、金融政策も視野に入れた方針が求められる。今も昔も、政官財界の複雑すぎる利害に雁字搦めにされている政府には期待を持てないところ

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    2011年06月18日
  • 日本の大問題が面白いほど解ける本~シンプル・ロジカルに考える~

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    日本の問題を元官僚の立場から非常に鋭く議論を展開している。

    なぜ高速道路の無料化にETCが必須だったのか?など非常に興味深いものがあった。

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    2011年05月15日
  • バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる

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     新しい発見があるかと言われればそうではない。バランスシートの発想を持ちましょうよってことですね。自分の意見を押し付ける感じであまり好きではなかった。

     こーゆー本を読んで思うのは鵜呑みは良くないということ。自分で状況判断できるように経済学や簿記などの知識を学んでいきたいと思った。

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    2011年05月06日