高橋洋一のレビュー一覧
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今後の経済を見ていくために、歴史をしっかり振り返る必要がある。
そのような視点で、これまで当たり前に思っていたような戦後の経済史の実態を著者の視点で解説していきます。
本文では、いかについて、すべて間違っているとしています。
・高度成長は通産省の指導のおかげ
・1ドル=360円時代は為替に介入していない
・狂乱物価の原因は石油ショックだった
・「プラザ合意」以降、アメリカの圧力で円高誘導するようになった
・バブル期はものすごいインフレ状態だった
一面的にみてしまうと、信じてしまいがちなことが、よくよく見てみると、異なっていた、そんな話はたくさんあるものです。
報道もそういう面があるかもしれ -
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日本のGDPが中国に抜かれてからかなり経過しましたが、一部には中国のGDPは多目に発表されているという話もあります。この是非はともかく、私が明らかに記憶しているのは、あの崩壊したソ連も長らく、アメリカに次いでGDP(当時はGNP)が世界二位でした。
それがロシア連邦になった後には何位になったのでしょうか。あのころのデータはインターネットを見る限りありません。この本の帯に書かれていますが、旧ソ連のGDPは発表値の半分程度だったそうです。
中国の本当のGDPがどの程度か分かりませんが、発電量が伸びていないなか、経済成長がいまだに6%を超えているのは、本当なら驚きです。
ただし、中国を実際に足 -
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インフレ率=-2.1+0.62✕2年前のマネーストック増加率
この相関係数は0.89
物価連動債でマインドを可視化できる。
2年位のタイムラグがある。
ハイパーインフレは、お金の量に関係なく、財不足、生産能力不足でおこる。
オイルショックのときは、為替介入を不胎化しなかったため狂乱物価になった。
デフレ時は、マイナスのインフレ率より賃金の下落時が大きい。80年代のインフレ時は逆であった。
BFI(ブレークイーブンインフレ率)
デフレは賃金が決める。は因果関係が逆。
日本のCDSは上がっていない。10年国際利回りは上昇していない。
マネタリーベースの増減で、マネーストックのコントロー -
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大阪府知事だった橋下氏が、大阪市を改革するために現職の大阪市長を破って現在に至っているのは事実ですが、大阪市議会議員の協力無しに、大阪市民の支援を受けて大阪市長になったことは凄いことだと思います。
但し最近電車のつり革広告で、橋下氏を批判しているような記事を見かけることがあります。彼がやろうとしている改革を阻止(骨抜き)するために、背後で動いている人がいるのでしょうか。
この本では元財務省の官僚で、彼らのやり口を十分に理解している高橋氏が、橋下氏のやろうとしている改革について解説してくれています。
日本はもう20年以上も停滞を続けてきていて、特に大阪ではかなり厳しい状況になっているようで -
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小泉政権下で竹中平蔵のブレーンとして知られた高橋洋一氏が、確率・統計的な思考について解説する。
本の構成としては、前半が統計と確率についての基本的な考え方の解説。後半が東電問題や復興政策についての話。
読んだ感想を一言で表すと「前半部分を掘り下げたほうが面白いのでは?」というものだ。
特にベイズ確率やモンティ・ホール問題の話などは、日常的に生活していて「八割がた大丈夫」みたいな言葉の理論化という意味でとても興味が湧いた。今、日本で確率や統計について、一般の人々にも皮膚感覚で分かりやすく解説できる希有な存在だと思う。
一方、おそらく著者の主眼であると思われる後半については、著者がいろ