高橋洋一のレビュー一覧

  • 勇敢な日本経済論

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    ネタバレ

    経済学者で政界とも繋がりの深い高橋洋一氏と金融に精通するぐっちーさんの2人が今の世の中で起きていることについての対談をまとめた一冊。

    政治・経済の第一線で活躍されていたお二人だからこそ語れる経験や本質的な考えを本書で知ることができ、非常に勉強になりました。
    またおふたりの深い知識からくる理論には舌を巻く場面がたくさんありました。
    また、世の中で言われているトランプ氏の印象や増税についての内容が誤解であることもお二人の指摘から知り衝撃を受けました。

    郵政民営化やアベノミクスなど高橋氏が関わりの深い政策やぐっちーさんの関わっている地方創生などは経験から肌で感じたことが語られているのでストレート

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    2018年01月23日
  • 日本の大正解

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    正直、この著者にはいい印象を持っていなかったが、この本はふむふむなるほどと頷けるものだった。
    ・人口と経済成長には相関関係にはない。
    ・東芝破綻の最大の原因はWH買収。買収には西村泰三氏が深く関与。
    ・原発は維持コストが猛烈にかかりビジネスとしての将来など何もない。
    ・年金破綻はウソ。
    ・慶應大学教授のD氏は財政討論で逃げたチキン。
    土居教授のことかな?
    などなど。

    ただ私にはこの人が正しい意見なのかどうか経済学の素養がないので分からない。
    反対意見の人の本も読んで考えたい。

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    2017年12月30日
  • 【図解】図25枚で世界基準の安保論がスッキリわかる本

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    安保論がいまいち分からなくて、購入した。

    分かりやすくはあるし、戦争というものが身近にあることもよく分かる。日本人が見ていないだけでそれはすぐ隣にいるのだ。
    でもなんでだろう、この手の本によくある…というか、私が感じてしまうのは、「ほかのデータは?」というもの。一面しか取り出していないのに、ほら!っていうこの押し付けられている感じ…反対派にも賛成派にも多くて、やっぱりどっちも微妙に飲み込めないのだった…この本も、後半極端な気がして…。急に雑な理想論になったりとかね。

    こういう本は取っ掛かりにすぎないということを再度認識。ニュースで省かれているものを、その輪郭をまず捉え、そこから学んでいくも

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    2017年12月29日
  • ついにあなたの賃金上昇が始まる!

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    国の借金が1,000兆円を突破、このままどんどん膨れ上がっていく。

    良く聞く話であるが、何故とっくに破綻しても良さそうなのに、破綻しないのだろう。この問に答えようとしている本を気に掛けていたのだが、ついに購入して読破した。と言うか、あっという間に読み切ってしまい、少し拍子抜けしてしまった。

    国の借金、この場合は国債を資本金と考えた場合は、通常の会社と同じ事になる。そう考えると、日本は現時点ではひどい状態では決してない。

    なるほど、その通り。

    その他、パチンコと、カジノについての考え方も、なるほどと思える内容であり、賛同できる。

    しかし、気になるのは、最終的に増え続ける資産、負債という

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    2017年11月06日
  • 「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識

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    年金とは何ぞや?
    年金の問題とは?
    が よく分かる良書、読んでよかった

    平易に分かり易くファクトに基づいて書かれた本書によって 年金に対する 無知であったり、
    誤解していたことが たくさんあったことに気づかされた

    年金って保険なんだよね!!

    社会福祉じゃなくて、社会保険であること、
    これを捉え誤ると、大手メディアの発信情報にそのまま流されることに

    年金の問題とは、
    その制度の問題じゃなくて、
    経済政策の問題である! これが本書のキーメッセージ

    保険数理によって現役世代人数減少も織り込み済み、
    給付額に応じて保険料を上げるだけ、
    そのために欠かせないのが経済成長、
    増税じゃなくて経済成

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    2017年10月30日
  • 「年金問題」は嘘ばかり ダマされて損をしないための必須知識

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    「40年納めた保険料の総額」=「20年で受け取る年金の総額」であって「毎月の年金額」=「月給の約4割」が目安。なるほど基本だね。「人口が減少しても、所得が伸びていれば問題なし」う~ん、分かったような分からんような、っつうか人口減は消費減に通じるから、経済成長が期待できないとなると、所得は伸びんのじゃなかろうか。現実、長期のデフレだし。ただ、年金は保険料でまかなうものであり、税金、とりわけ消費税でまかなうものではない。さらに、年金は国からもらえるものであり、年金は福祉だというのが最も陥りやすい誤り。この理屈が分かったのが最大の成果なり。

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    2019年03月12日
  • 大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実

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     著者の立ち位置を先に言っておくと、森友・加計問題に安倍総理の関与はたぶんなく、手続きに関わった官僚が自らの不手際を隠すため、また文科省の権益を守るために、実際にはなかった首相の関与を匂わせた、と言ったところだ。

     森友学園の8億円にもなる大幅な値下げは、取得予定地の周囲の土地にゴミが埋まっていることがすでにわかっており、当然その予定地にもゴミがある可能性は予見できたにも関わらず、官僚側がそのことを森友学園側に知らせずに契約を進めたことがもともとの間違い。故意に知らせなかったのか、担当者が変わったことによって引継ぎがされなかったのか、どちらにしろ当初は適正な地価(ゴミがあることを想定していな

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    2017年10月16日
  • 大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実

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    森友加計問題を枕に、官僚というものを描き出す。
    わかりやすい。
    某阿部ちゃんが追求をかわすための解散だとか言われてるけども、そもそもの理論立てが胡散臭いと感じていたのが、少なくとも著者の立ち場で眺めれば、余計はっきりする。
    いろいろ批判もある人だが、理論展開は単純で判りやすいと思うんだけど。

    この先どうなるのかな。

    なんだかんだ言っても、日本は有能で姑息な官僚たちなくては成り立ってないわけで。

    マスコミのクソ度はどこまで行っても変わらないが。

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    2017年10月09日
  • 99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」

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    数年前に住宅ローンを払い終えたのですが、その時、肩の荷が下りた気がしました。借金はできればしたくないものですが、住宅などを購入する場合には避けては通れません。これと同様に、日本政府も必要な予算を組んで足りない資金については国債という形で借金しなければならない状況も分かっているつもりです。

    しかし私が社会人になったころから騒がれていた、累積国債の量はとうとう1000兆円を超えたとか言われています。国債の利子も払えなくなり国家破産に至ると言っている人もいれば、この本の著者の高橋氏のように、問題ないという主張をされる方もいます。

    国債についてずっと観察していて言えることは、この5年間でそれまで国

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    2017年10月09日
  • 勇敢な日本経済論

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    思いの外面白かった(*´∇`*)

    2人はもちろん別々の経験を積んできているんだけど、同じ視点で捉えているからかな、お互いに興味をもって話をしている風で、こちらとしても「それ、知りたかった!」を自然と引き出している感じだし、読みやすかった。

    実際に働いていた時の事や、その当時から日々考えている事など、特に人間関係は関わった人ならでわのリアルな話が興味深かった。
    どんなバックグラウンドを持つ人かによって経済に与える影響は大きいなあ、と改めて重要性を感じた所だ。

    高橋さんは学者視点で、グッチーさんはビジネスマン視点なんだろうけど、高橋さんもビジネスマンよりなのかな。良いか悪いか、損か得か、数字

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    2017年08月13日
  • 勇敢な日本経済論

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    これオモシロイ。
    ただここで展開されていることがホントかどうかは分からない。普段新聞をはじめとするマスコミで伝えられていることとは異なった主張だ。たぶんお金を中心に据えた合理的判断なのだろう。賛成はできないけど。
    高橋さんの「マル経の人の言うことは理解できない」が今の経済論の主流なんだろうけど、だから経済は学問じゃなくて道具なんだと、あらためて思う。

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    2017年08月09日
  • 日本の大正解

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    日本の問題点について一問一答でズバズバ答えてくれているのが良い。並べてみると日本の問題点はけっこうある。

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    2017年08月06日
  • 99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」

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    「まえがき 」に記された3問!
    一つでもyesと思うなら
    あなたは一国の経済を間違って理解している〜
    という強烈な先制パンチが冒頭からやってくる

    はい!私は間違っている 該当者、自己認識しながら読み進めたら 、ストンと腹落ちして認識を改めて修正できた

    「今は、国債が最強の金融商品」という一節が本質的

    それがバレたくない金融村の人々、
    セコい動機の財務官僚、
    正に当事者だった高橋さんが 憚ること無くズバッと記していて痛快な国債解説でした

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    2017年08月01日
  • 大手新聞・テレビが報道できない「官僚」の真実

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    官僚の仕組みと森友・加計学園問題がわかりやすく説明!
    基本的には財務省についてしか書かれてなかったので、他の中央省庁についても、是非、教授してほしい!

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    2017年07月12日
  • 勇敢な日本経済論

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    高橋洋一さんとぐっちーさんの対話。メディアに騙されないためにはどうあるべきか。

    アメリカのドナルド・トランプや日本の安倍さんに対する評価が高い。トランプさんは過去に4回会社を倒産させたことが彼のハングリー精神を強くしていると高い評価。安倍さんに対しては野党時代に意気投合して、当時の民主党には金融政策をけちょんけちょんに駄目出しされたけど、唯一安倍さんだけが面白がってくれたみたいな。

    勢いのある時って色々なひとが寄ってくるけど、そうでなくなった時ひとは去っていくと言うのは良くある話。損得よりも面白いか面白くないかで

    結局エコノミストでもメディアでも、どこに依っているかで見方や発言が変わる。

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    2017年07月11日
  • なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか

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    タイトル通りの内容ではない。現在、日本が抱える問題点について、筆者のロジックで解説したもの。問題点を読み解く一つの視点を与えてもらった

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    2017年07月01日
  • なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか

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    ニッポン放送 ザ ボイス で解説されていた内容と ほぼ主旨は重なるが、
    本書は より明示的に、より詳細に
    外交 安全保障 マクロ経済 社会保障 等々の イシューにおける課題解決の論理を知ることができる

    戦争リスクの下り、
    〜集団的自衛権の行使によって日本の戦争リスクは最大40%下がる〜
    という防衛大教授書籍からの引用には 、
    ハッとさせられる

    あとがき に記された

    〜データとロジックがあれば、安倍首相に媚びることも、王様を恐れることもない。「それは違ってます。これが正しいてす」とはっきりいえるからである〜

    これぞ高橋節 炸裂である

    経済数量学者である
    高橋さんならではのメッセー

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    2017年06月28日
  • なぜ日本だけがこの理不尽な世界で勝者になれるのか

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    元財務省の役人であったころに、日本の財務諸表を最初に作成した方で、今まで執筆された本も多く読んでいますが、その高橋氏が今年(2017)GW頃に出版した本です。

    日本経済は瀕死である、素晴らしく世界で勝者になる、と世の中には両極端の意見が溢れています。半世紀以上も日本で暮らしてきて、外資系会社に入って、時々海外へ出張に行くこともありますが、個人的には日本へ帰ってくると、ほっとすることが多いです。

    ところが事実として、平成の時代になってから、数字の上での成長は微々たるもので、中国にGDPを抜かれたと思ったら、今では大きな差がついていて驚くばかりです。

    そんな中、この高橋氏は、実際に手に入るデ

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    2017年07月02日
  • 勇敢な日本経済論

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    AIの登場で無くなる職業についてはやっぱりの感あり。◯◯士の職業が軒並みダメになった世界を見てみたくなった。よく読む経済評とは異なる見解で読み応えあり

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    2017年05月13日
  • 日本経済のウソ

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    現実の経済事象が理論を基に分かりやすく解説されていて面白い。この本は2010年のものだが、安倍政権になり、著者の主張が取り入れられた政策がとられた。しかし、この本でその効用が想定された通りにはなっていないのも事実。

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    2017年05月05日