高橋洋一のレビュー一覧

  • 給料低いのぜーんぶ日銀のせい

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    バブル崩壊以降のデフレ、賃金の上がらなさは
    日銀の政策が原因にあるという主張。
    簡易な説明でわかりやすい。
    「こんなこともわからないなんて」という姿勢はやや引っかかるけども。

    黒田氏に変わってからの方針を評価していて、
    岩田規久男氏と主張方向は近いのだろうと考えた。

    「こんな簡単なこと」と繰り返しいうのなら、
    どうしてそれがなされないのか、
    どうしたらそうできる方向に動けるのか、
    そこまで切り込んでくれたら尚よかった。

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    2021年10月09日
  • 数字を読めない「文系バカ」が日本をダメにする コロナ騒動で分かった!

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    本書は、2018年5月に刊行された『「文系バカ」が日本をダメにする』に加筆して発行した改訂版です。コロナに関する著述を期待していたのですが、序章と第5章にわずかにあっただけでした。僕は、2018年に刊行された改定前の本を読んでいなかったので、ある程度は楽しんで勉強することは出来ました。

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    2021年09月29日
  • 国家の怠慢(新潮新書)

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    高橋洋一さんと原さんの背景がわかってよかった。

    財務省のバランスシートを作ったら膨大な天下り先法人が出てきて、構造がよくわかった。
    天下り規制法案として、斡旋が明確にある場合を規制する法案を原さんが作った。
    今でもOBという形で自由就職的天下りは無くなっていないが。

    民営化は天下り先を無くすことになる。規制が特権、規制改革を役人は嫌がる。

    役所業界団体 マスコミ 野党が一体となって既得権益を守る新たな構造。
    森友問題ら典型で、手続きにたしかに問題はあったが、国会マスコミ報道のサイクルで大フィーバー、しかし首相が関わったなどといつ事実は全く無かった。
    原さんは規制改革をやっているときに、事

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    2021年09月11日
  • 国民のための経済と財政の基礎知識

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    言いたいことはよくわかるし平易な文体で読みやすいが、著者の上から目線な感じも気にかかる。
    中央にいる人は、いわゆる愚民理論などの考えがあるのだろうか。
    また、中央寄りの立場の人は、大枠を定めることに長けていると思うが、そこからこぼれ落ちる人たちへの想像力はあるのだろうかと疑問に思った。
    インフレになれば数年後には雇用は安定、など、今日のいま困窮している人への想像力だけでも巡らせてほしいと思った。

    自分の頭でしっかり考えろという姿勢は、賛同した。

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    2021年09月07日
  • 国民はこうして騙される Fakeが「FACT」に化けるカラクリ

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    「日本のコロナはさざ波」発言で5月に内閣官房参与を辞職した高橋洋一さんの一冊。2020年末の出版。大蔵省・財務省出身主だけに、日本の政治・財政・経済について事実に基づいて本人の考える正しいことを主張されているという内容。コロナ禍の発生に伴う対応についても、理系出身らしく論理的な主張を述べている。
    基本的には安倍→菅内閣に重用されている人なので、その功績を称える内容が多くなっていて、マスコミや一部の識者が事実(ファクト)に基づかずに嘘(フェイク)を垂れ流していること攻撃している。本人はとても賢い人なのだとは思うし、その主張の多くはその通りだと思う。が、それが分からない人をバカにしている感じがプン

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    2021年09月02日
  • 嘘と感情論で封殺された5つの日本の真実

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    この本の著者である高橋氏には様々な肩書きがあると思いますが、私にとっては「日本国の財務諸表を初めて作って公開した人」となります。

    その財務諸表を見て、少なくともコロナ前の日本は安全なんだなと思いました。そして増田氏が内閣官房参与となり、日本を良い方向へ導いてくれると思っていた矢先、突然辞職されることを聞いて驚きました。そして必ずそれを説明した本が出されると心待ちにしておりました、この本がそうです。

    この本に書かれていたことは、色々と考えさせられるものがありました、以下は気になったポイントです。

    ・日本のワクチン接種率は確かに世界中でもまだ低いが、それは日本の感染率が低いから、感染度合いを

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    2021年08月15日
  • 国民のための経済と財政の基礎知識

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    私はサラリーマンですが、株の配当などがあるため、毎年確定申告しています。
    そのため、ふるさと納税の分も確定申告しています。
    著者の言う通り、日本人はマネーリテラシーが高くなく、自分の納税額を知らない人が多いと思います。

    その一端は、財務省の手先に成り下がっているマスコミにあり、新聞は無駄金と断じている。

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    2021年08月10日
  • FACTを基に日本を正しく読み解く方法

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    FACTを基礎にしなければ、なにも、議論はできない。
    「川を上り海を渡る」ことが、時間的な事例と、空間的な事例を収集して分析することで、大概のことは予測はつく。

    当たり前っつっちゃ当たり前だが、毎日の生活の中でそれがいかに難しいことか。

    誰もが高橋先生のように明晰に考えられるわけではない。だから、たまにはこういう本を読む必要もある。
    もちろん、先生と違う考え方をする人もあって、読んでムカつかなければ、そっちも読むべき。んで、自分で考える、自分で一次資料を確認する癖をつけるのだ。

    ろうね。

    少子化の話とか、NHK問題に民放が触れない話とか、法人税の話とか。

    こないださざ波発言でえらい叩

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    2021年07月09日
  • 明解 経済理論入門

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    最近では「さざ波の人」である著者の経済入門書。
    とは言え、体系的に学べる内容ではなく、薄い。youtubeなら5分動画3,4本程度の内容。その点では残念。
    元財務省官僚の人だけあって、政府側のマクロ経済に偏る。日経ビジネスの経済教科書あたりと比較すると鮮明。説明が分かりやすい点はgood。

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    2021年06月29日
  • 韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択

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    単純にニュースを見たり聞いたりしても見えない部分をこの本では説明してくれている。
    それだけ世界情勢については、例え隣国と言えども背景を知らないと正しい理解につながらないのだ。
    もちろん本書を読んだだけでは足りないだろうし、反対意見も咀嚼して、総合的に自分の頭で解釈するしかない。
    そういう意味ではまずは情報を取得し、知識を増やすことは最低限必要なスキルなのだろう。
    「日本人は隣国のことをよく理解していない」というのは自分自身への反省だ。
    これは韓国に留まらず、中国・台湾・ロシア・北朝鮮に対してだって同様だ。
    アンテナを張り、考える力を養わなければと、今の年齢になっても感じてしまう。
    (そもそもあ

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    2021年06月13日
  • 日本郵政という大罪

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    ネタバレ

    内閣府参謀官として、財投改革、小泉内閣の郵政民営化、ふるさと納税、ねんきん定期便に携わった著者。
    日本でもっとも大きな既得権益を持っていた郵政を民営化出来た事は奇跡だと述べている。小泉総理、竹中大臣がいないと成し遂げられなかった。
    ・造反議員の選挙区には、刺客迄立てた。シングルイシューの政治家。
    ・省庁の役人が人選した有識者は、使い物にならない。意のままに扱える人間をチョイスする。
    ・URも豪華な作りですでに役目を終えたが、ゾンビの様に生き残っている。
     多大な税金の使い道として適切なのか?低所得者向けには、都営住宅、県営住宅が有る。
    ・官僚組織は、超過勤務が常態化しているが労働基準局が査察に

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    2021年05月12日
  • 99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」

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    民間の当座預金が無利子なのは、終戦後に制定された臨時金利調整法に基づく告示によるもの。
    政府の金融資産は、天下り先への出資金、貸付金が多い。資産の処分をするには、これらを解体・廃止することになる。
    災害復興には、長期の国債発行が効果的。増税ではさらに消費が冷え込む。
    教育国債で、教育水準を高めて、将来の所得税を多くする。
    今の財政法では、有形資産に対してしか国債発行を認めていない。
    国債は金融商品の「プレーンバニラ」=基本的な商品ということ。

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    2021年04月26日
  • 「NHKと新聞」は嘘ばかり

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    タイトル通り。

    んで、そのNHKと新聞が報じない、世で言われているのってっ違うよねという解説。
    高橋先生はいつも、数字と証拠で詰めてくるので身も蓋もなくて。

    結局日本をダメにしてるのは、利権と既得権なのか。
    国士、という言葉は死んだんだろうな。

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    2021年04月21日
  • 戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点

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    歴史で学んだ経済史とは少し異なる経済史だった。
    マクロの視点を身に付けてニュースを見ることが出来るようになりたい。

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    2021年04月10日
  • 国民はこうして騙される Fakeが「FACT」に化けるカラクリ

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    今までは元官僚という肩書きだったと思いますが、この本から察するには、安倍氏を引き継いだ菅政権において、内閣官房参与という肩書きを得て活躍されているようです。政権内にいることもあり、菅政権が取り組んでいる内容についての解説は納得感があります。

    現在(2021.2)は二回目の緊急事態宣言が出されている中で、日本全体がコロナ対策で手一杯のようですが、これが収まるのが今年か来年かは不明ですが、コロナが落ち着いた頃には、日本人の生活・仕事のスタイルが完全に変わっていると感じます。それについてもこの本では触れられています。3年後に還暦を迎える私にとっては、この数年の生き方がとても重要になるなと感じさせら

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    2021年02月13日
  • 「NHKと新聞」は嘘ばかり

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    民営化も種類がある。施設所有権が官か民か。経営権が官か民か。
    ここをしっかり見ないといけない。
    ①直轄公営②公営委託③民営委託④民間会社に区分できる。

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    2020年12月31日
  • 戦後経済史は嘘ばかり 日本の未来を読み解く正しい視点

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    為替や金融政策の重要性を認識しました。
    ・どの国でも戦争に負けたあとの経済は必ずインフレ。
    ・戦後の日本企業は通産省の指導などまったく関係なく成長を遂げている。
    ・どの国でも戦後のインフレは必ず終息している。
    ・工場を再整備して、物をつくるようになれば物価は下がる。
    ・日本のように戦前から一定の産業基盤のできている国では政府が民間の指導をするより民間に任せたほうが経済は成長する。
    ・「1ドル=360円」という有利な為替レートが戦後の高度経済成長の最大の要因。
    ・TPPのことを過度に心配するよりも日本に不利な為替レートにならない政策を政府に求めることのほうがはるかに大事。

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    2020年11月16日
  • 韓国、ウソの代償 沈みゆく隣人と日本の選択

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    反日が暴走する「嘘つき」国家。

    日本がこれまでのようにただ頭を下げるだけで無くなってきたので、その嘘が世界中に暴露され、より発狂中。

    その代償として、国際社会から相手にされなくなってきている。

    そんなところか。

    同様の論を展開する本は沢山あるし、実感としてそうだと思うが、高橋先生の数字を基にした理路整然とした論は一味違う。逆に怖い。

    一方で一章を割いて、韓国と断交すべきとかの俗論を、はやり冷静に批判する。

    この人を、ネトウヨとかファシストとかいう人がいるってのも信じられないが。

    結論は非韓三原則、「助けない、教えない、関わらない」で締める。

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    2020年09月12日
  • 99%の日本人がわかっていない国債の真実 ―――国債から見えてくる日本経済「本当の実力」

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    財務省出身の著者が財務省に牙を剥いていた。財務省は増税したい(天下り先確保のため)思惑があるため国債=悪と国民に刷り込みをしていると。国債発行が減り一番困るのは金融機関で景気に良くないとのこと。
    天下りがまだ行われているのか調べてみる必要があると思った。

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    2020年06月12日
  • 日本はこの先どうなるのか

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    2017年時点での世界や日本の現状と問題点を解説してくれるという面で良い本だった。
    この人の本は古本を読むのではなく、現状理解の一環として今の本を読むべき人ではあるが、意見をうのみにするのではなく自身で検証するべきでもあると感じた

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    2020年05月24日