高橋洋一のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
来週に参議院選挙があります、ここで自民党が大敗しない限り、消費税はついに10%となります。消費税を上げると不景気になるのがわかっているのに、そして来年の東京五輪が終わったら、不景気になるのが歴史的に起きているにもかかわらず、日本はそちらの方向へ流れていくことになりそうです。
消費税はなぜ上げなければならないのか、私はいまだに分かりません。説明としては、財戦破綻を防ぐとか、年金が破綻するのを破綻するのを防ぐため、があるようですが、日本は果たして、そんな国なのでしょうか。
私が知っている限りで、日本はそう簡単には破綻しない!と断言してくれた上で、私が理解的ルデータ、考え方で説明してくれるのが、 -
Posted by ブクログ
非情にわかりやすい。
財務に関わる仕事をしている側からいえば初歩的すぎるかも。
でも最低限おさえておくべきことは何かがしっかりと書かれているのでわかりやすく復習できる。
しかし、世の中には会計のわからない人が実は山ほどいる気がする。
なんなら経営者や財務・経理にかかわっている人でもわかっていない人はいるのではないかと思う。
この本に書かれていることぐらいはわかっておいた方がいい。
社会人のリテラシーとして。
会計というのは基本B/SとP/Lがわかればよい。
実はP/Lは簡単。簡単といっても用語とか知らなければわからない人はわからない。
むずかしいのはB/S。
むずかしいといっても一旦わかっ -
Posted by ブクログ
ネタバレ経済学者で政界とも繋がりの深い高橋洋一氏と金融に精通するぐっちーさんの2人が今の世の中で起きていることについての対談をまとめた一冊。
政治・経済の第一線で活躍されていたお二人だからこそ語れる経験や本質的な考えを本書で知ることができ、非常に勉強になりました。
またおふたりの深い知識からくる理論には舌を巻く場面がたくさんありました。
また、世の中で言われているトランプ氏の印象や増税についての内容が誤解であることもお二人の指摘から知り衝撃を受けました。
郵政民営化やアベノミクスなど高橋氏が関わりの深い政策やぐっちーさんの関わっている地方創生などは経験から肌で感じたことが語られているのでストレート -
Posted by ブクログ
安保論がいまいち分からなくて、購入した。
分かりやすくはあるし、戦争というものが身近にあることもよく分かる。日本人が見ていないだけでそれはすぐ隣にいるのだ。
でもなんでだろう、この手の本によくある…というか、私が感じてしまうのは、「ほかのデータは?」というもの。一面しか取り出していないのに、ほら!っていうこの押し付けられている感じ…反対派にも賛成派にも多くて、やっぱりどっちも微妙に飲み込めないのだった…この本も、後半極端な気がして…。急に雑な理想論になったりとかね。
こういう本は取っ掛かりにすぎないということを再度認識。ニュースで省かれているものを、その輪郭をまず捉え、そこから学んでいくも -
Posted by ブクログ
国の借金が1,000兆円を突破、このままどんどん膨れ上がっていく。
良く聞く話であるが、何故とっくに破綻しても良さそうなのに、破綻しないのだろう。この問に答えようとしている本を気に掛けていたのだが、ついに購入して読破した。と言うか、あっという間に読み切ってしまい、少し拍子抜けしてしまった。
国の借金、この場合は国債を資本金と考えた場合は、通常の会社と同じ事になる。そう考えると、日本は現時点ではひどい状態では決してない。
なるほど、その通り。
その他、パチンコと、カジノについての考え方も、なるほどと思える内容であり、賛同できる。
しかし、気になるのは、最終的に増え続ける資産、負債という -
Posted by ブクログ
年金とは何ぞや?
年金の問題とは?
が よく分かる良書、読んでよかった
平易に分かり易くファクトに基づいて書かれた本書によって 年金に対する 無知であったり、
誤解していたことが たくさんあったことに気づかされた
年金って保険なんだよね!!
社会福祉じゃなくて、社会保険であること、
これを捉え誤ると、大手メディアの発信情報にそのまま流されることに
年金の問題とは、
その制度の問題じゃなくて、
経済政策の問題である! これが本書のキーメッセージ
保険数理によって現役世代人数減少も織り込み済み、
給付額に応じて保険料を上げるだけ、
そのために欠かせないのが経済成長、
増税じゃなくて経済成 -
Posted by ブクログ
著者の立ち位置を先に言っておくと、森友・加計問題に安倍総理の関与はたぶんなく、手続きに関わった官僚が自らの不手際を隠すため、また文科省の権益を守るために、実際にはなかった首相の関与を匂わせた、と言ったところだ。
森友学園の8億円にもなる大幅な値下げは、取得予定地の周囲の土地にゴミが埋まっていることがすでにわかっており、当然その予定地にもゴミがある可能性は予見できたにも関わらず、官僚側がそのことを森友学園側に知らせずに契約を進めたことがもともとの間違い。故意に知らせなかったのか、担当者が変わったことによって引継ぎがされなかったのか、どちらにしろ当初は適正な地価(ゴミがあることを想定していな -
Posted by ブクログ
数年前に住宅ローンを払い終えたのですが、その時、肩の荷が下りた気がしました。借金はできればしたくないものですが、住宅などを購入する場合には避けては通れません。これと同様に、日本政府も必要な予算を組んで足りない資金については国債という形で借金しなければならない状況も分かっているつもりです。
しかし私が社会人になったころから騒がれていた、累積国債の量はとうとう1000兆円を超えたとか言われています。国債の利子も払えなくなり国家破産に至ると言っている人もいれば、この本の著者の高橋氏のように、問題ないという主張をされる方もいます。
国債についてずっと観察していて言えることは、この5年間でそれまで国