高橋洋一のレビュー一覧
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購入済み
経済入門の良書
経済的な思考が知りたくて、値引きされていたのを機に購入。素人の政治家に経済政策を理解させるという難しい実務に携わっていた人が書いているので、説明がこなれていて分かりやすい。
まだ完読してないけど、適正価格を見つけることが、ものを売り買いする上で重要だということが、いろんなケースをひいて説明されている。買って損なし。
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戦後日本の高度経済成長はその大部分が為替、金融政策のおかげであるということがよく分かった。一般的には「官僚たちの夏」や本田宗一郎伝説のような特定の人物達の努力が日本の成長に結びついたのだというような属人的な物語が受け入れられているが、その背景には金融政策が相当な追い風になっていた事を忘れてはならないのだと感じた。
巷の経済論議では産業政策的な官僚の知恵に根ざした政策や構造改革的なものがことさら大きく言わがちで、金融政策や財政政策は軽視されている。金融政策、財政政策、構造改革。バランスある議論と政策が日本では求められているはずだ。本書では金融政策と民間企業の活力の大切さがよく理解出来るだろう。 -
Posted by ブクログ
文系の観念論、バイアスのかかったイデオロギーの本は暑苦しい(笑)。
きちんと、データに基づき、100%ではないにしても、より精度の高い分析に基づく話には説得力がある。
今まで、悪賢い官僚の出す情報に、何ら疑いを入れることなく、プロパガンダ道具として利用されてきたマスゴミ・メディアの発する情報に辟易している者としては、痛快な本である。
内容は以下のとおり
プロローグ 経済の歩みを正しく知らねば、未来は見通せない
第1章「奇跡の成長」の出発点に見るウソの数々
第2章 高度経済成長はなぜ実現したのか?
第3章 奇跡の終焉と「狂乱物価」の正体
第4章 プラザ合意は、日本を貶める罠だったのか?
第5章「 -
Posted by ブクログ
はっきり言って『ため』になる!16の俗説を論破!!
著者の政策へのかかわりと、これまでの歩みについて丁寧にかかれています。
「著者が10年以上前から提言している金融政策を理解して押し進めている安倍総理にがんばってほしい。」
「アベノミクスをこのまま順調に実行し、デフレを解消してほしい。」と期待が高まりました。
安倍さんのほか、キーマンとなる人物の実名も登場し、政治的思惑が描写されてとても面白いです。
世界標準から乖離している日銀の実態と、財務省(旧大蔵省)との政治的な関係を知る事が出来て、これまで知らなかった事実に触れ、非常に興奮するとともに、何も知らなかった自分を反省。
本書に出会う事 -
Posted by ブクログ
好きな著者なので本を購入。維新の会にはかねてより注目しており、ここまでの影響力を国政レベルにまで及ぼすような人物や団体になるとはさすがに思っていなかった。
橋下徹と言えば、たかじんのそこまで言って委員会のパネラーで知った。2005年から見ている。タレント弁護士がどうしてここまでの政治家になったのか。まだまだ地方首長の一人に過ぎないが、次の選挙にて必ず一定の評価を得られる存在である。
その事がメディアにも分かっている。中央政界にも分かっている。だから、北海道に住んでいる私にもネットを通じずとも既存メディアで大阪維新の会の動向を知ることが出来るのである。
しかし、既存メディア、特にテレ -
Posted by ブクログ
■日本経済
1.日本の借金は1000兆円という捉え方は、そもそもが間違いだ。
国の保有する資産を一切考慮してないからだ。本来は、負債から資産を引いた差額をみなければならない。
普通の国は資産をあまり保有しておらず、借金しかないという事情がある。つまりグロスもネットもほぼ同額である。
ところが、日本国政府は飛びぬけて保有資産が大きい。だから差額で見ないと大きく間違えてしまう。
2.日本国際が暴落するかどうかはCDS保証料をチェックすることが一番正しい。
3.IMFには財務省出向職員がたくさんいて、日本の財政に対する勧告や評論を、まるでマッチポンプのように書いている。 -
Posted by ブクログ
著者の高橋洋一氏は、元財務官僚で経済学者、小泉政権時には竹中平蔵氏の元で郵政民営化に携わり、特別会計の「霞が関埋蔵金」を暴露して有名になった方です。
本書では、印象論で議論が行われがちな日本の政治経済について、データを使って、国家のバランスシートを示しながら、実際の仕組みを解説しています。例えば、
・霞が関埋蔵金はあるのか?どうやって作りだされているか?
・年金は破たんするのか?しないのか?
・年金の財源は税方式でよいのか?
などなど。分かりやすく、説得力があります。普段、メディアや首相を含む政治家たちがいかに定量的な根拠を持たずに、印象論で国家財政について語っているのが分かります。