高橋洋一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
本書は経済や金融を易しい言葉で解説をしてくれており、ほんの少し学生時代に触れたことがある程度の知識でも十分に内容を把握できる。
著者の髙橋氏は、本で知識を得たら、後は一次資料を使い自身の頭で考えることが本当の勉強であると主張する。そのためには先例を調べ、海外のケースと比較することが必要だとも述べられているが、まさにインプットだけでなくアウトプットが強く求められる昨今においては分野を越えて読まれるべき著作であると感じた。
所々に苛烈というべきか、力が入っているような発言も見られるが、氏がこれまでの辛酸をぶつけている、そんな本気が伝わってきた。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ日本の金融市場の歴史を理解する上で、非常に興味深い
・日露戦争の勝利の要因は、高橋是清の金集め。欧米の金融機関を回った。
・減債基金を毎年10兆円 積まなければ10兆円/年少ない
埋蔵金をこれだけ積み上げてどうするのか?地方も同じ構造
・貸借対照表で比較すると、資産が650兆円有り 借金は差し引きすると350兆円しかない。会計基準が世界と違う
・海外大手格付け会社の評価は当てにならない 発行を取りやめた国債に格付けを付けた前例も有り
説明を求めても、日本のシステムを理解していない
評価基準もオープンになっていない サブプライム問題の時 破綻した銀行に高い格付けを付けていた
・増税の時に、 -
ネタバレ 購入済み
60歳未満も知っておきたい
タイトルが60歳からの~となっていますが60歳未満も知っておきたい内容。
60歳からのとしているのは、テレビ・新聞を主な情報源とする人達に対してファクトを発信したいからでしょうか?
それとも活字を読むマス層だから?
経済・財政・税金・社会保障、保険に投資まで幅広く数字に基づいた考え方を分かりやすく展開されています。
マクロ経済学を学び大局観を持って社会情勢を見ることの大切さがよく分かる。新聞やテレビは日々のニュースを流すのでどうしても近視眼的な出来事にだけフォーカスされやすいが、それが長期的に見て歴史上どうなのか、世界の主要国などと比較してどうなのかという視点を意識したい。
優秀なキャリア官僚 -
Posted by ブクログ
先日読んだ森永卓郎さんの『官僚生態図鑑』の中で、「日本財政には莫大な「埋蔵金」があり、日本の財政状況が先進国でトップクラスの健全性を確保している」との記載の意味が分からず、併せて紹介されていた高橋洋一さんの論理が知りたくて購読。
過激なタイトルではあるが、経済や財政の基本を分かりやすく解説してくれていてとても勉強になる。
…が、やっぱりタイトルの通り、財務省への批判は痛烈。財務省が天下りのことしか考えていないのが事実だったとしても、財務省の人みんながみんなそうなのだろうか。。
疑問として、自分の理解が追いついていないかもしれないが、この本を読む限り、とにかくお金の量を増やせばいいということ -
Posted by ブクログ
ネタバレこれで35冊目、高橋洋一氏の昨年末(2024)に発刊された最新本です。ニュースで報道されることとは真逆のことを言われているので以前は、その内容に驚いていましたが、彼は会計知識をベースに理詰めで説明してくれるので理解ができるようになりました。
多くの方に理解をしてもらうために、数式を極力使わずに説明していますが、個人的にはもう少し数式があると嬉しいなと思います。売れる本を書くためには仕方ないのかもしれませんが。
以下は気になったポイントです。
・どのような利益のために、財政破綻や国債暴落を主張しているのか、一つは財務省だ、ただしこれは表では絶対言わない、こっそりと裏でいう、増税すると財務省