冨山和彦のレビュー一覧
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【メモ】
・挫折とは、自分の能力以上のことに挑戦した証拠である
→人を最も成長させるのは挫折
・挫折は改革を志す者にリアルな生命力、闘争力を与える
・有事に立ち向かえるのは、覚悟とマキャベリズムを備えている人間
・弱小、内紛まみれのダメ組織の中で育った人間ほど、権力を操るマキャベリズムと、権力に人生を破壊
されないアートを身につけられる
・弱小集団の将あるいは中間管理職としてさまざまな悲哀を味わうことで権力、責任そして人間社会の本質が見えてくる
・組織を変えたい、そのために軋轢が生まれそうなときは味方づくりに励む
・抵抗勢力の大将首は無理に狙わない
→人や組織と戦う際は、敵を分断し、でき -
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【メモ】
・課長がキーパーソンになり得る理由
①重臣よりも身軽で動きやすいこと
②現場であるフロントラインと役員などの上層部の両方から一次情報がとれて、あらゆることの実態をつかみやすいこと
・ミドルリーダーこそ日本改革のエンジン
・体を張って挑戦しない人、挫折を味わったことがない人は、リアルな権力闘争の場や深刻な利害衝突がある状況で、組織を舵取りできない
・現場主義は正しい、現場の力を引き出すことも正しい、現場の情報を吸い上げることも正しいのだが、現場が権力を握ったら、会社はつぶれる。
・能力を発揮できるかどうかは、ストレス耐性に大きく左右される。自分をストレスフルな立場に置いてみるく -
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ネタバレ■プロンプトカ=問う力、対話力が武器になる、しかも
AX時代において、意思決定プロセス上の最も重要な能力は、「プロンプト力」である。ブロンプトとは、AIに与える“指令文”だが、これは単なる命令ではなく、問いの構造設計そのものである。
・どんな切り口で情報を整理させるか?
・何を前提に答えさせるか?
・どのレベルの抽象度で出力させるか?
これらは単なるスキルではない。思考能力と構造化力の複合体だ。つまり、「良いブロンプトが書ける人材」とは、「本質的な問いを定義できる人間」であり、経営であれば「経営の設計図を描ける人間」である。
一時期、もっとユーザーサイドのテクニック的な意味でプロンプトエン -
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ビジネスの巨匠 冨山氏、テクノロジーの巨匠 松尾氏がタッグを組んだ、最強の「AI時代のビジネス書」。産業革命に匹敵するAXの破壊力、それがビジネス、人材市場に与える影響を、まざまざと見せつけられる。
AIによって二次情報はコモディティ化され、いかに一次情報を収集・分析し、トップがいかに判断・決断を下すか。この川上・川下の両極端が価値を持ち(スマイルカーブ)、いかに意識・スキル・ワークをシフトできるかが、今後の労働者の戦略上の論点となる。
AX時代に「日本的すり合わせ文化」が相対的に有利となること、さらにホワイトカラーを多く抱えた大企業より「中堅中小・ローカル」に勝ち目があることも、主張として面 -
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尊敬する2人の対談が希少。
中西さんの下記の言葉で、頑張って仕事をやっていくことにした。
・守りの経営が通用するのはせいぜい2 、3年。
・守りの後は、次の成長路線を作らないといけない。次の成長路線を作るといってもなかなか出てこない。改革によって利益が出るようになる。でもノーグロス。成長が見えない。それができないリーダーシップはボトルネックになってしまう。
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Society5.0
●守り
・今年最高益になったと言うのは、実はその事業は危なかったりする
・オペレーションにたけた人材と言うのは攻めに向かない
・守り=引き算の経営
・会社にも葬式代がかかる
✖️構造的にどんど -
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タイトルのインパクトと著者で手に取った本。学生時代に司法試験に合格しているめちゃめちゃ賢い富山さんが、ホワイトカラーを中心とした労働市場でこれから起きることを、警句と叱咤をもって書いている。曰く、これからのホワイトカラーはグローバル企業でも経営を担えるような人材と、ローカルエリアでエッセンシャルワーカーとして働く人材に二分され、特に後者を低く見ることなく高付加価値・高生産性を追求していく事が肝要、という主張の理解。身近でも薄々起きていると感じていることなだけに腹落ちしやすく、また文章も、良い意味で何度も同じ主張を書いていることもあり読みやすい。さらに、関心のある「分厚い中間層」や「外国人労働者
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「ローカル企業復活のノウハウ」 富山和彦著
【本書の概要】
本書は、元産業再生機構のメンバーらが設立した「経営共創基盤」の事業と実践内容について紹介しています。経営共創基盤は、大企業ではなく、各都道府県で事業を営む中小企業を支援しています。中小企業の競争力と利益力を高めるための具体的な考え方と実践論が記述されています。
【本書のターゲット】
本書は、中小企業で働いている方や、クライアントに中小企業がいらっしゃる方にお勧めです。中小企業の経営課題や改善策に関心がある方にも参考になると思います。
【本書のポイント】
本書のポイントは、経営共創基盤が経営分析する際の4つの視点と、情報を集計、 -
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組織課題はすでに見えており、合理的な意思決定に基づいて変革しようとしても、組織内や関係者の情理に阻まれなかなか実行に移せない、という場面は多いかと思います。
そういった悩みを抱えているリーダーに対しヒントを与えてくれる良書です。
また、本書は主に中間管理職向けに書かれた行動指南書ともなっています。論理的・合理的に導いた結論に基いて行動するのは当然として、他にも「とにかく逃げない」「他責行動はとらない」といった心構えや「サンクコストよりサンクタイムの方がハードルとなる」「情理で阻む人に対してはとにかくしつこくコミュニケーションをとる」といった、組織変革の実践から導き出した示唆もあり、説得力が