冨山和彦のレビュー一覧
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尊敬する2人の対談が希少。
中西さんの下記の言葉で、頑張って仕事をやっていくことにした。
・守りの経営が通用するのはせいぜい2 、3年。
・守りの後は、次の成長路線を作らないといけない。次の成長路線を作るといってもなかなか出てこない。改革によって利益が出るようになる。でもノーグロス。成長が見えない。それができないリーダーシップはボトルネックになってしまう。
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Society5.0
●守り
・今年最高益になったと言うのは、実はその事業は危なかったりする
・オペレーションにたけた人材と言うのは攻めに向かない
・守り=引き算の経営
・会社にも葬式代がかかる
✖️構造的にどんど -
Posted by ブクログ
タイトルのインパクトと著者で手に取った本。学生時代に司法試験に合格しているめちゃめちゃ賢い富山さんが、ホワイトカラーを中心とした労働市場でこれから起きることを、警句と叱咤をもって書いている。曰く、これからのホワイトカラーはグローバル企業でも経営を担えるような人材と、ローカルエリアでエッセンシャルワーカーとして働く人材に二分され、特に後者を低く見ることなく高付加価値・高生産性を追求していく事が肝要、という主張の理解。身近でも薄々起きていると感じていることなだけに腹落ちしやすく、また文章も、良い意味で何度も同じ主張を書いていることもあり読みやすい。さらに、関心のある「分厚い中間層」や「外国人労働者
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著者の冨山和彦さん、割と最近知って、講演も聴いたのだが、結構はまる。いいことおっしゃる。
1960年生まれはほぼ同世代。
「両利きの経営」「DXの思考法」で解説は読んでいたが、著作は初めて読むこととなった。
読後感は極めて明快、筋が通っていて、わかりやすい、というもの。
著者への評価がますます高まる。
まとめると、、、
中高一貫校から東大や有名私立を経てホワイトカラーになり今に至る人たち。
人口減少社会、DX社会においてホワイトカラーの必要性はどんどん下がる。
世の中に必要なのはエッセンシャル人材、ローカル人材だ。
ホワイトカラーはアドバンスド現場ワーカーか、ローカル経営人材に転身すること -
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「ローカル企業復活のノウハウ」 富山和彦著
【本書の概要】
本書は、元産業再生機構のメンバーらが設立した「経営共創基盤」の事業と実践内容について紹介しています。経営共創基盤は、大企業ではなく、各都道府県で事業を営む中小企業を支援しています。中小企業の競争力と利益力を高めるための具体的な考え方と実践論が記述されています。
【本書のターゲット】
本書は、中小企業で働いている方や、クライアントに中小企業がいらっしゃる方にお勧めです。中小企業の経営課題や改善策に関心がある方にも参考になると思います。
【本書のポイント】
本書のポイントは、経営共創基盤が経営分析する際の4つの視点と、情報を集計、 -
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組織課題はすでに見えており、合理的な意思決定に基づいて変革しようとしても、組織内や関係者の情理に阻まれなかなか実行に移せない、という場面は多いかと思います。
そういった悩みを抱えているリーダーに対しヒントを与えてくれる良書です。
また、本書は主に中間管理職向けに書かれた行動指南書ともなっています。論理的・合理的に導いた結論に基いて行動するのは当然として、他にも「とにかく逃げない」「他責行動はとらない」といった心構えや「サンクコストよりサンクタイムの方がハードルとなる」「情理で阻む人に対してはとにかくしつこくコミュニケーションをとる」といった、組織変革の実践から導き出した示唆もあり、説得力が -
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DXについて深く広く知りたくて、
色々と調べる中で、本書にたどり着きました。
第一章を読み進めていくうちに、
ドンドン引き込まれていきました。
一旦、通読後、巻末にある
冨山氏の解説を読んでから、
気になるところを、再読すると、
さらに理解が深まりました。
この本に限らず、難解な内容は、
複数回、読み込むことにより、
著者の考えや思いを汲み取ることができます。
ネットフリックスやダイセルに関する内容は、
事実によるもののため、説得力がありました。
ダイセルについては、もう少し詳しく記載があれば、
さらによいと思いました。
ネットフリックスは、
この手の話題で、よく聞く企業なので、
と