冨山和彦のレビュー一覧

  • 地方消滅 創生戦略篇

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    ネタバレ

    少子高齢化による人口減は続く。それをどのレベルで収めるかも重要だが、人で不足が恒常化する中で地方と東京の役割をどう分担するか。
    冨山氏との対談の形で書かれている。冨山氏は大学も地方(L型)とグローバル人材養成を主眼にするG型大学に役割を分担する提言をして注目されたが、大学(教育)のみならず、移民などいろいろなトピックスについて地方の役割を語る。
    イノベーションは地方から、と。

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    2015年09月12日
  • ビッグチャンス 追い風の今、日本企業がやるべきこと

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    グローバル競争の中で日本企業がどのように戦って行くかの処方箋。今、世界がどんな風に変化しているかを網羅的に学ぶことができる。

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    2015年07月23日
  • なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略

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    セントラル(グローバル)とローカルの切り口で、整理して成長戦略を二つに分けて立てると上手くいくのではという主張の本。ローカル経済の方は、先進国、発展途上国関係なく地域に根ざした経済があって、その経済に向けた政治や企業活動をすべきというのは、非常に説得力がある。マスコミ含め、ついつい眼が行きがちなグローバルの視点ばかりで成長戦略や企業経営を何でもかんでも当てはめめてしまうとおかしくなるとうのはまさにその通り。著者は実際に双方を経営支援している中で生まれてきた発想である点、現実に根ざした内容になっており、なるほどそういうことか?と思える内容も多い。一読すべき本です。

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    2015年07月15日
  • なぜローカル経済から日本は甦るのか GとLの経済成長戦略

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    プロローグを読んだときは、「??」と思うところが所々にあったが、具体的な処方箋に入ると、非常に説得力があり、かつ実践的。
    Lの世界では緩やかな退出を促す政策、事業をたたむときに個人の人生が壊滅的な状態にならないような政策が必要。
    大企業・中小企業、上場一部、二部ではなくGとLで区分する(求められる情報開示やCGが異なる)。
    大部分では、スティーブジョブスが必要なのではなく、県大会で勝負できる起業家が必要

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    2015年06月09日
  • 会社は頭から腐る

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    著者の作品は「結果を出すリーダーはみな非情である」(2012年の作品)を先に読んでいました。本作品はこれより5年前のものとなりますが、基本的な著者の考え方やスタンスが、この間に変わっていないことがわかります。

    東大法学部卒、司法試験合格、MBAホルダーと、超エリートの著者ですが、基本的に勉強ができるだけの人間に対しては厳しいスタンスをとっており、もっと泥臭い現場力や人間力が必要であると訴えています。超エリートの著者だからこそ、説得力があり心に響きました。

    本作品は経営者目線で書かれてありますが、サラリーマンである私にとってもその考え方は十分参考になりました。しかし、前述の「結果を・・・」の

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    2015年05月31日
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

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    「仮説と検証が大事」と聞いて疑う人は誰もいないと思う。
    ただ仮説の立て方について、何から始めればいいのか、何を考えなければいけないのか、日頃からどんな準備、心構えが必要なのかを教えてくれる本。

    業界特性、事業エコノミクス、PL/BS/CFから見えてくるもの、これらを間を右往左往するのではなく、仮説と検証を繰り返すことで、分析の精度、アウトプットの質がグッと上がる気がした。

    自分自信の置かれている業界だからこそ、近視眼的で見えていないものがあるはず。本書を再度読み返して、分析結果の質を底上げしたい。

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    2015年05月12日
  • 会社は頭から腐る

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    日本経済や経営戦略、筆者の事業再生の現場体験など話題は多岐に渡り、かつ濃密。筆者の熱い気持ちが伝わってくる良書。

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    2015年03月08日
  • 挫折力 一流になれる50の思考・行動術

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    東京大学法学部を卒業し、司法試験も受かった著者が歩いたいばらの道。祖父、父のという身近な存在の生き方も壮絶だ。そんな著者の挫折をものともせず、楽しめという箴言。
    彼の経歴が言わしめる迫力。正しいか正しくないか、それは読者が信じるか信じないかだ。
    冒頭、内村鑑三氏の「最大遺物」が紹介された。
    志ある若者が、この本を読み、わが人生を「最大遺物」する可能性を高めることを望んで止まない。

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    2015年02月08日
  • 結果を出すリーダーはみな非情である

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    自分が決してトップマネージメントを担うことにならなくとも、経営者のような視点で判断するつもりで仕事をしたいと思う。
    特に、気に入ったフレーズは、「引き算」の戦略思考。
    「あれもこれも」と何をするでも、付加しがち。これが反対派を納得させるキーワードになっている。「あれかこれか」、「まず、第一に」というのは、わかりやすい。まず、このフレーズから実践してみよう。

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    2014年08月10日
  • 結果を出すリーダーはみな非情である

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    著者の本は初めてです。
    今まで読んだビジネス本の中でも、最も参考になると感じたうちの一つでした。

    私にとってこの本の中で特に重要だと感じた点は以下です。
    (原文ではなく、自分の言葉で書き換えています)

    ⑴論理的な思考が重要。しかし、人を論理だけで動かすことは不可。情理を理解することが同じくらい重要。

    ⑵組織を動かすには粘り強さが必要。粘り強く働きかけていれば、ある時シーソーのように一気に傾くことがある。

    ⑶情に流された結果、多くの犠牲を出した例は枚挙に暇がない。決断には冷静さと客観性が必要。

    ⑷常に与党のつもりでいること。野党のように外野から好き勝手言っているだけでは、実際に行動を起

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    2014年03月19日
  • IGPI流 セルフマネジメントのリアル・ノウハウ

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    富山さんの言葉には、不思議な引力があります。今自分は何をすべきか、に知らずと思考を持って行かれるinspire力が、心に火を灯してくれるのです(^ν^)

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    2013年10月15日
  • 会社は頭から腐る

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    知識だけはなく現場の人間の起こす行動まで踏み込んで記載されている。
    インセンティブと性格の奴隷や戦略は仮説でありPDCAの道具は机上ではなく現場でとても重要になる要素を実体験を元に書かれており単なる経営論で終わっていない。
    人に焦点を当てた経営について書かれている。

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    2013年06月27日
  • 挫折力 一流になれる50の思考・行動術

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    ■名前の通り、挫折を経験することで力を得ることの大切さを説いている。
    ■挫折を挫折だけにせず、今後の糧にするにはどう考えたらよいか。どう行動したらよいか。そのヒントが満載されている。
    ■経験をベースとしたエピソードが沢山盛り込まれているため、内容に迫力がある。

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    2013年06月03日
  • 結果を出すリーダーはみな非情である

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    企業再生のプロ冨山和彦氏による「ミドルリーダー」向けの著書。修羅場をくぐり抜けてきた著者ならではのリアルな言葉が身に染みました。日本企業の成長のためのヒントが散りばめられていたと思います。リーダーを志す30代必読。

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    2013年05月26日
  • 日本経済・今度こそオオカミはやってくる 負けないビジネスモデルを打ちたてよ

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    冨山さん、私と認識がぴったんこ!!
    これにはビックリだわ~(^^)
    人の命が関わる現場を想定するということをよくわかっている人o(^o^)o!!

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    2013年04月16日
  • 挫折力 一流になれる50の思考・行動術

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    ネタバレ

    何等かの問題に対処するとき、私は自分の信念に従えば、必ず自分自身に対してはいつも清廉潔白でいられると思っていた。しかし、世の中には、どちらも同じくらい大切なのに無理矢理に秤にかけて、血を吐く思いでどちらかを選ばなければならない状況も存在するらしい。そのようなことが起こり得るのだ、というのが、これまでも分かってはいたつもりだったが、今回はそれがとても生々しく感じられショッキングだった。
    そのとき、どうするか。
    著者は、逃げずに向き合い、必死になって解決の努力をするしか方法はないと言った。
    非常に重みのある、現実味のある内容であった。その点で、良書であったと感じる。

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    2013年03月30日
  • IGPI流 セルフマネジメントのリアル・ノウハウ

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    M&Aやきっついリストラを経験し、それをかいくぐった人なら当たり前に思う話も多いのだが、一人のビジネスパーソンとして価値をあげる、競争力を保ち続けるということを考えるのに指針になる一冊。

    そんなの自分には関係ない、うちの会社は安泰、自分だけは大丈夫という人ほど読んで、なにかしらでも行動しはじめた方がいいと思う。

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    2013年01月26日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    コンサルタントを目指す人が、というよりもビジネスマンが読むべき本。
    とても面白い。

    ただ内容は覚えてない。。。

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    2013年01月04日
  • 「決断できないリーダー」が会社を潰す

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    何ともいえない心苦しさが残る。
    自分自身が、筆者の言う”決断できない”人間だからだろうか、言葉が突き刺さる。
    感じるところがあるなら行動すれば良いのだが、そこを変えられないところが困ったところ。

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    2012年12月17日
  • 30代が覇権を握る! 日本経済

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    題名に惹かれてかってしまった。一読はしたほうがいいかな~

    PHP公式より以下抜粋。
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    『下山の思想』(五木寛之、幻冬社)がベストセラーになり、日本は下り坂に入り、もはや成長はのぞめない、という論調が強くなってきています。

    しかし、こうした風潮に対して、著者ははっきりと、こう言い切ります。

      「下山するなら自力で下りろ!若い世代に負担を掛けるな!」

      「30代よ、立ち上がれ! 団塊

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    2012年11月26日