冨山和彦のレビュー一覧

  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

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    ニッポンのカイシャがこのVUCAの時代に生き残るために、再生のプロである著者が状況認識、叱咤激励およびアクションプランを提言した一冊。難しい理論を用いず、わかりやすい語り口。
    表紙には「JAPAN: CX for DX」とあり、DXによる変化を意識したCXとも読める。
    キーワードは「両利きの経営」、つまり既存事業の深化によりキャッシュを生み出し、それを新規事業の探索に投資することで、サステナブル経営を実現しようというもの。カイシャの仕組みや慣習を憲法に見立てて、それを改憲せよと、具体的項目を列挙している。
    大企業向けだけでなく中小企業向けもあり、ニッポンのカイシャ変革への熱い想いがよく伝わって

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    2023年02月23日
  • プロフェッショナルコンサルティング

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    現場に出るだとか、圧倒的にインプットするだとか、リアリティのあるコンサルティングが自分にできているのか、問い続けないといけないのだなと。あとは、仮設思考は重要だけど、勘所掴むまでは数を打つのも経験だと言う話は面白かった。

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    2023年02月17日
  • 新L型経済 コロナ後の日本を立て直す

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    世界観10/10点(経済は大事!しかもコロナ後の日本の新しい可能性[世界観]田原さん冨山さんが描いてくれている!)
    惹き込まれ10/10点(私は福岡に住んでいるがL型経済。ローカルから日本は立ち直ってほしい!)
    キャラクター10/10点(熱意の力か!田原さんの本は私は好き。)
    読みやすさ9/10点(私は頭が悪いので理解力がないが、また読みたくなる内容だ。)

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    2023年01月09日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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     いや面白かった、すごかった、文句なしの★5つです。

     昨年に読んでいたのですが、読書レビューもしたく再読したのですが、よかったです。すごく理解が深まりました。実際に自分で何か行動に移せる(アウトプット出来る)かは不明ですが、読み終えての達成感がありました。 あとは、この本が読めるまでにいろいろと個人的に勉強してきてよかったな、いきなりこの本を読むのは相当難しいんだろうな、とも感じたのが印象です。

     私が営業で担当している企業様より「この本を軸に考えたい」と紹介をいただいたことがきっかけで読んだ本なのですが、改めてこの本に出会えてよかったと思いました。紹介してくださったご担当者様に感謝です

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    2023年01月07日
  • 地方消滅 創生戦略篇

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    「地方消滅」のスピンオフ。
    すべての自治体がグローバル社会で戦う必要はない。ローカルにはローカルのサイズ感と稼ぎ方がある、という切り口。

    ローカルに差別的、との評価もあるようだが、地域それぞれでいいじゃん、というのは実はこの数年のバズワードである多様性の議論でもあるんだよなあ。

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    2022年09月23日
  • 両利きの経営(増補改訂版)―「二兎を追う」戦略が未来を切り拓く

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    アップデートした文化の章が刺さりました。
    組織文化を体現できるリーダーにならないと新入社員にはついてこない。、

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    2022年07月17日
  • 2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う

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    かなり強引な部分もあるが、退職金への課税強化、2回の転職など完全合意。
    会社にしがみつく悪しき従業員の目を覚まさせた方が良い。

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    2022年06月09日
  • 2025年日本経済再生戦略 国にも組織にも頼らない力が日本を救う

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    このまま行くと日本は消滅する、と悲観的な観測がある中で、具体的にどこがヤバいのか、どうすればプラスの方向に向かうのか、個人としてどう生きていくべきか、大局的な視点から方向性を述べられている。

    結論、国家や会社に頼らずに(縛られずに)自由に生きよう、というメッセージ。

    お二人のような強者ではないため、現実的にはなかなか自由にならない点も多くあるだろうが、自身&家族単位で「こうありたい」という将来像を自由に考えた上で、そこを目指して日々の言動を意識したいと思う。

    また、普段からFacebook等でお二人の言説に触れているが、本書を通じて根底にある思考・考えが垣間見得たので、今後の言説理解にも

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    2022年05月12日
  • 結果を出すリーダーはみな非情である

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    あとがきにて著者が語るように、リアルな経営現場でのリーダーシップのレッスンだ。
    本書刊行からもう10年経つが、日本企業の悩みは同じと言わざるを得ない為、とても興味深い内容。
    根気を求められていることを胸に留めて、諦めずに行動を続けたい。

    至近で高知に行き、坂本龍馬の事を考えていたのでタイムリーに笑った。

    以下、気になったポイントを備忘として:

    ・情緒に流されれば、人の死を招くほどの惨事に繋がる。
    ・リアリズムと合理性を、とことんまで突き詰めて考えよ。
    ・サンクタイムに目を奪われるな。


    ・議論するには頭を使う。逆に人と協調するというのは、非常に楽だ。

    ・リーダーのコミュニケーションに

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    2022年01月04日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    DXはサッカー、これまでは野球
    エルブジと夏目漱石
    本屋にない本を作る 本屋にある本は使う
    DXは遷都

    インディアスタック サンドイッチ構造

    1.課題から考える。解決策からでない。
    2.抽象化する。具体のややこしさから離れる。
    3.パターンを探す。特定分野から、複数分野視点。

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    2022年01月16日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

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    両利き経営をする為のCX。会社の組織、機能、ガバナンスもさることながら、それを担う人の重要性について改めて認識できた。

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    2021年10月10日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    日本の経済が冴えない要因とどう変わるべきかの指南が明快。企業にとってだけでなく個人としても課題発見、抽象化、パターン化を越境しながら考え行動することが大事だと腹落ちした。意外とこのやり口は、普段、広告会社のアイデア出しのパターンなのでは。

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    2021年09月02日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    ネタバレ

    DXに関する骨太な本。本質をついた論旨展開。
    正しく外部環境理解しておくべく読書


    メモ
    ・探索のスピードをあげるには地図を持ち、少し遠目をみて運転すること。
    ・IX時代の経営ロジック、デジタル化ロジックを個人と組織の身体に刻み込む。それがDXの本質。
    ・ix時代の地図のようなものを描くこと
    ・自分が中心ではなく相対性理論のように関係性の中に自社がある世界観認識をするべき。
    ・縦型、ピラミッド型ではなく、レイヤー型になることで、できることは広がり、イノベーションも起こりやすくなる。
    ・各社が独自のシステムをまず作り、その一部を共有化するという発想から、共通のレイヤー構造を提供する仕組みが産業

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    2021年08月29日
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

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    経営分析の手法が素人にも分かりやすく書かれている。
    数字で判断することが大事だが、人間心理や事業の全体像をまず把握して仮説を立てることの必要性がよく分かる。
    事業が儲かるか儲からないかの判断をどのように行うか実践的に書かれている。コンサルの理論本という感じではないのが良い。

    とはいえ、数字で判断するための簿記の知識は社会人として身につけて(勉強して)おくべきだとは感じた。

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    2021年08月16日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    DX化は単なる既存の業務の置き換えではない。構造そのものの捉え方を変える必要がある。それがレイヤー、アーキテクチゃという発想なのだろう。

    そのために本質的な課題の探求、具体と抽象の行き来、特に抽象的に考えることが一層大切になる。

    世の中を見るための大きな白地図を提示してもらったように思う。自分の中で意味を繋げて統合しなければならないように思う。

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    2021年08月13日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    表面的なDXではなく、その先のIX(Industory Transformation)を見据えたうえで、DXについての理解が深まる。
    「両利きの経営」を読んだばかりだったので、リンクする内容もあり、学びになった。

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    2021年07月18日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    これはDXの本ではない。これからの個人、組織、社会が目指さざるを得ない思考の在り方を提示している。
    多少難解なところや、全てが紐づかないところもあるが、既存の考え方から脱却していく理由と方法の両方を描く。
    エルブジ、ルーハン、Netflix、ダイセルなど様々な事例を提示しながら、読者に腹落ちさせながら論を展開。
    「本棚の前に立ち、自らが、今の本棚のどこに何が置いてあるのかをスタディし、そのスタディを通して、世の中に無い本を探す。そして、それこそが取り組むべきDXである」と論じる。
    DXの本質を問われた時に、唯一推薦したい本だ。

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    2021年07月12日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

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    新陳代謝の促進が必要という意見には大賛成!
    ただ、これまで搾取され続け、ようやくポジションを得た立場からすると微妙な気もするが…。

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    2021年07月04日
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

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    事業を理解するノウハウが詰まった本。具体例が分かりやすく書いてあり、理解しやすかった。今後の経営分析に生かせる内容をまとめる。

    〈財務〉
    分析=比較。売上と費用の構成と関係性を理解する。わかるは分ける。単品ごとの利益率を知る。財務諸表は良い悪いではなく、理由を知ることで事業モデルや儲かる仕組みがわかる。
    事業モデルからP/L、B/Sを予想する。どれくらいの売上?資産は何が必要?

    〈事業〉
    ・経済性の理解
    規模/範囲/密度(ドミナント戦略)/ネットワークの外部性
    顧客のスイッチングコスト
    バリューチェーン内の立ち位置。垂直統合型か、水平分業型か
    機会事業か障壁事業か

    ・儲かる仕組みを知る

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    2021年07月01日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

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    そこらへんのDX本とは一線を画す本である。
    正直、DXに対する考え方を理解するにはこの本1冊でいい気がするが、内容は非常に難しい。

    1番面白いと思ったのは、企業がこれからやっていくべきことを「本棚に無い本を探すことである」と表現したことである。(意味がわからないと思うので詳しい内容は本を読んでください。非常に斬新な考え方です。)

    ここで言いたいことは、DXという曖昧な言葉に対して、企業は結局これから何をしていけばいいか!?を論理的に提示したことである。さらに各個人の行動指針も示しており、ここまで深く考察しているのは凄いとしか言いようがない。

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    2021年06月06日