冨山和彦のレビュー一覧

  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    日本の経済が冴えない要因とどう変わるべきかの指南が明快。企業にとってだけでなく個人としても課題発見、抽象化、パターン化を越境しながら考え行動することが大事だと腹落ちした。意外とこのやり口は、普段、広告会社のアイデア出しのパターンなのでは。
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    DXに関する骨太な本。本質をついた論旨展開。
    正しく外部環境理解しておくべく読書


    メモ
    ・探索のスピードをあげるには地図を持ち、少し遠目をみて運転すること。
    ・IX時代の経営ロジック、デジタル化ロジックを個人と組織の身体に刻み込む。それがDXの本質。
    ・ix時代の地図のようなものを描くこと
    ・自...続きを読む
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ
    経営分析の手法が素人にも分かりやすく書かれている。
    数字で判断することが大事だが、人間心理や事業の全体像をまず把握して仮説を立てることの必要性がよく分かる。
    事業が儲かるか儲からないかの判断をどのように行うか実践的に書かれている。コンサルの理論本という感じではないのが良い。

    とはいえ、数字で判断す...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    DX化は単なる既存の業務の置き換えではない。構造そのものの捉え方を変える必要がある。それがレイヤー、アーキテクチゃという発想なのだろう。

    そのために本質的な課題の探求、具体と抽象の行き来、特に抽象的に考えることが一層大切になる。

    世の中を見るための大きな白地図を提示してもらったように思う。自分の...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    表面的なDXではなく、その先のIX(Industory Transformation)を見据えたうえで、DXについての理解が深まる。
    「両利きの経営」を読んだばかりだったので、リンクする内容もあり、学びになった。
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    これはDXの本ではない。これからの個人、組織、社会が目指さざるを得ない思考の在り方を提示している。
    多少難解なところや、全てが紐づかないところもあるが、既存の考え方から脱却していく理由と方法の両方を描く。
    エルブジ、ルーハン、Netflix、ダイセルなど様々な事例を提示しながら、読者に腹落ちさせなが...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    新陳代謝の促進が必要という意見には大賛成!
    ただ、これまで搾取され続け、ようやくポジションを得た立場からすると微妙な気もするが…。
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ
    事業を理解するノウハウが詰まった本。具体例が分かりやすく書いてあり、理解しやすかった。今後の経営分析に生かせる内容をまとめる。

    〈財務〉
    分析=比較。売上と費用の構成と関係性を理解する。わかるは分ける。単品ごとの利益率を知る。財務諸表は良い悪いではなく、理由を知ることで事業モデルや儲かる仕組みがわ...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    そこらへんのDX本とは一線を画す本である。
    正直、DXに対する考え方を理解するにはこの本1冊でいい気がするが、内容は非常に難しい。

    1番面白いと思ったのは、企業がこれからやっていくべきことを「本棚に無い本を探すことである」と表現したことである。(意味がわからないと思うので詳しい内容は本を読んでくだ...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    グロービスでお世話になった田久保先生が「必読!2回!」とのことだったのでポチッと購読。

    要するに、業種や職種といった「タテ割り」はどんどんなくなり、GAFAに代表されるように全てがミルフィーユ状の「ヨコ割り」になっていく。その中でどの部分を外部に頼り、自分たちがどこで勝負するか、横並びになっている...続きを読む
  • 「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」
    現IGPIグループ会長の冨山和彦氏による、10年ほど前の著書。
    後書きにもあるように、氏の個人的な経験に基づいた"知恵"(考え方)について記載してあり、コンサル的なロジカルさよりも感情面に大きく寄せた本である。したがい、合う合わないは人により大きく出る本かもしれないが、そこは「フィットすること、ピン...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    本書で描かれるDXは「インダストリアルトランスフォーメーション」を前提としており、ハードウェアのゼロイチの世界から始まり、壮大な変革論に続いていく。実例や比喩表現も秀逸であり、何周も読み込みたい本であった。

    ・レイヤー構造でエコシステムが形成されている
    ・優良なグローバル企業の特徴として、①顧客の...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    表現は難しいが、DXの本質が分かりやすく説明されている。特にウォードリーマップは参考になった。
    ただ、実際に本棚を描くのが難しいんだよなぁ…。
  • 「不連続な変化の時代」を生き抜く リーダーの「挫折力」
    100年に一度と言われたアジア通貨危機、リーマンショック、東日本大地震、新型コロナなど、有事が平時となった時代のリーダートランスメーションについて、筆者の経験や時代観を踏まえながら説いた激熱書。生々しい実体験や筆者の厳しくも勇気の貰える歯切れの良い言葉の数々に背中を押されること間違いなしです。リーダ...続きを読む
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略
    元経産省の役人である西山氏による、骨太のDX解説本。
    本書のメインメッセージは、「デジタル化が今日の人類社会に対して持っている最も重要なインパクトは、それが産業構造全体を大きく変容させる力を持っていること、すなわちインダストリアル・トランスフォーメーション( Industrial Transform...続きを読む
  • ビッグチャンス 追い風の今、日本企業がやるべきこと
    この人の本は今までにも何冊か読んで感銘を受けた。本書もその一冊になった。グローバルで戦うには、あるいはローカル戦を選ぶのなら、という視点で、とにかく過去の成功体験に縛られずにどう戦うべきかを説いている。

    同じコンサルでも大前研一氏とは違う説得力を感じる。冨山氏が実際に経営者であり、数々の社外取締役...続きを読む
  • 選択と捨象 「会社の寿命10年」時代の企業進化論
    選択と集中ではなく、捨てることが大事というタイトルからしてすぱっと明確な本。冨山氏の本
    古くて大きな会社に対する処方箋として名著。
    企業再生実務の観点からも非常に示唆深い。
    昭和時代の遺産、歴史を学べる本とも言えそう。
    後段のGとLの世界の課題感も個人的には共感。


    メモ
    ・現代においてイノベーシ...続きを読む
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    LとRの思考に、コロナショックを加えた新刊。
    企業の大改革の必要性を迫っている。茹でガエル化した日本的企業には、コロナはヒートショック的な効果があり、まずは生き残ること、そして変わることを求めている。
    仰る通り。自身の勤務先にも活かしていきたい。
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画
     冨山さんが指し示す「意思決定×実行力」のない事が日本企業の弱点である事は明確です。
     分かっていてもそこを打破できない諦め半分のミドルたちは、どう考え方を変え、どこから手をつければ良いのか?
     永年染み付いてきた日本企業の文化を変えるのは相当なエネルギーを要するでしょう。
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える
    冨山さんの最新刊。前作のコロナ・サバイバルショックを読んで期待していたにも関わらず、それを上回る充実の内容だった。今後の会社経営のバイブルになること間違いなし!

    目指すべき会社のカタチ、持つべき組織能力として、新憲法草案を、人事組織管理、組織構造と運営、事業戦略経営、財務経営、コーポレートガバナン...続きを読む