冨山和彦のレビュー一覧

  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

    Posted by ブクログ

    最初の緊急事態宣言が出た2020年4月のわずか1か月後に発行されており、内容も経営者向けにまずはどうすべきか、ということを語っているため、1年後の現在に読んで役に立つかどうかはわからない。しかし、非常に現実的に書かれており、将来についても決して楽観的ではないため、「こんなこと言ってるけど今は違うよね」となっていないのは素直にすごいなと思う。
    自分は経営者ではないので、手持ちの資金がショートするという感覚は分からないが、危機にはひとまず資金を確保せよ、というのは覚えた。
    修羅場の経営の心得
    (1)想像力:最悪の想定を置き、最善の準備をせよ
    (2)透明性:Bad Newsをあらかさまにせよ、信用毀

    0
    2021年05月07日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

    Posted by ブクログ

    ウォードリーマップという整理が参考になった。
    プラットフォームは
    ①内製開発すべきもの→
    ②パッケージをカスタマイズして使うべきもの→
    ③外部調達すべきもの
    という段階に分かれており、徐々にSaaSとして調達可能となっていく。
    自社の競争優位性に繋がる領域は開発なりカスタマイズすべきという判断になり、優位性に繋がらないなら外部調達すべき。
    そして内製開発したものを外部にSaasとして販売することで新しいビジネスモデルが生まれたりもする(AWSやキーエンスのBIとか)


    データ=情報を解釈可能でアクションを促す情報(示唆やインサイト)に変換する仕組みをこの本ではコンポーネントと呼んでいる。

    0
    2021年04月25日
  • DXの思考法 日本経済復活への最強戦略

    Posted by ブクログ

    私の中での最近のキーワード「具体と抽象」にもつながる話 レイヤーは大切
    01が人に随分と近づいている
    アーキテクチャという目線がこんなところでも出てくるんですね

    0
    2021年04月16日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    日本の大企業のサラリーマンとしては身につまされる内容。しかしなかなか実践、行動には移せず歯痒く情けなさも感じる。

    0
    2021年04月01日
  • IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ

    Posted by ブクログ

    実例も踏まえて分析してるので面白い。最新の事例も欲しい。
    数字ありきではなく活動ありきでPLを仮定していく、という考え方は勉強になった。

    0
    2021年01月29日
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

    Posted by ブクログ

    修羅場のべからず集、非常に役に立つ。
    今の世の中では昔当たり前だったことが当たり前ではない。
    今の時代に通用すべき企業の条件が分かりやすく説明されている。

    0
    2021年01月26日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    昔ながらの経営の鉄則みたいなものがどんどん使えなくなり、新しい時代に合わせた在り方に適応しなければ会社として衰退していくのみ。
    分かりやすく具体的に今取らなければならないCXが書かれている。

    0
    2021年01月26日
  • 社長の条件

    Posted by ブクログ

    前半の中西さん冨山さん対談パートで、川村さん、中西さんという社長が育った日立製作所凄いなあと。

    後半の社長経験者のインタビューで、コニカミノルタの松崎さんの経営者としての迫力を感じ、松崎氏の書籍も追加購入。

    日本型経営の強みや、日本型コーポレートガバナンスというものがあるのか、最近の関心事。

    0
    2021年01月17日
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

    Posted by ブクログ

    著者が話している動画を見てから、気になる存在になりました。今回の著書は20年4月頃に書かれているが、すでに先を見越していると感じた。私は中小企業のカイシャ員なので、身近に感じる「経営の心得」が特に納得感があった。

    0
    2021年01月26日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    カイシャで働いているので、物凄く共感できるところが多かったです。今のカイシャでこの本の事を語らえる仲間がいたらいいなって思いました。

    0
    2021年01月26日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    日本型経営の限界とその理由、そしてCXを行うというのはどういう事かについて述べられていた。
    両利きの経営を行いながら、「新憲法」により組織能力を高めていく事が、これからの企業に求められる事だと理解した。

    0
    2020年11月20日
  • AI経営で会社は甦る

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「コロナショック・サバイバル」「コーポレート・トランスフォーメーション」に続けて休日を利用し一気読みしました。

    やばいなぁ...

    これが今の正直な気持ちです。

    何がやばいか、それは先に読み終えた2冊よりも圧倒的に本作の方が読みやすく、その分少しは血肉となった感覚があるからです。

    今から2年8ヶ月(約3年)前に出版された本書の内容は頭に入ってきやすいが、約半年前に出版された「コロナショック・サバイバル」「コーポレート・トランスフォーメーション」はなかなか頭に入ってこなかった。

    つまり、私の感覚と知識レベルは今の時代からすでに約3年も遅れているということだと思う。

    経営者ではないが、一

    0
    2021年01月02日
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    新型コロナの感染拡大が続き、まさに国内でも第3波に入ったといわれるタイミング。

    リーマンショックを今の会社で経験し、東日本大震災、そして新型コロナウイルスによる世界的パンデミック。

    サイクルで訪れる危機。

    終息が見えない世界的な危機に直面するなか、リーマンショックが起こった時には想像すら出来なかった速度で進むデジタル革命。

    DXをどう取り入れ、生き残っていくかを意識し始めたのを機に本書を手にしてみました。

    DXの前にCX。

    管理職とはいえ、会社の方向性を決定するポジションにはいない私に出来ること。

    少しでも進めたく、MAやRPAの導入に社内では最も早く取り組みを行ってはいるが、日

    0
    2020年11月12日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    感想
    ・集中力がある時に読めば、一気に流れで読める。
    ・途中途中にしっかりと参考図書を盛り込んでいて、広げ方と深め方を知ることできる
    ・両利きの経営の実用理解をするための本
    ・これから企業経営(特に人事関連)がどのように変化するべきかを述べてる

    評価
    入り口の本であり、ここからどう深めていくのか、自社に落とし込んでいくのか、仕事に活かしていくのかを理解しておくこと

    組織や会社に対する見立てを持つこと、これからの変化適応とは10年後のCXを想定しながらも常に変わり続けること

    内容
    ・日本のコーポレートを知り尽くしているからこそ、変わるべき。そのうえで、過去を紐解く
    ・かつてより日本の強みは

    0
    2021年08月10日
  • 地方消滅 創生戦略篇

    Posted by ブクログ

    特に東北における地方創生のビジョンが具体的で面白い。疑問点もあるけど、現代日本の東京地方における問題について細かく分析している。

    0
    2020年10月11日
  • 有名企業からの脱出 あなたの仕事人生が“手遅れ”になる前に

    Posted by ブクログ

    冨山和彦さんの本。「自分は超優秀なビジネスマンである」という確信がないと、ここまでの堂々たる語り口での生き方指南は出来ないだろうなあ。
    時節柄(半沢直樹最終回前)、JAL再生タスクフォースのサブリーダー時代のお話は面白かった。企業再生支援機構へのバトンタッチを『筋書き通り』と言ってみせるのが、本当の話なのかどうかはよく分からないが、稲盛さんを引っ張り出した手腕を含めて、結果が出ているだけに、凡百の経営者を圧していると思う。

    0
    2020年09月25日
  • コロナショック・サバイバル 日本経済復興計画

    Posted by ブクログ

    事情があって一気読み。110ページくらいなので、集中すれば一気に読めます。一気呵成に書き上げた本だそうなので、一気に勢いに乗って読んだ方がいいと思います。
    冨山和彦さんは、凄い人だと思いつつも、中小企業論に関して乗れない意見が多くて、避けてきた部分もあったのですが、ちょっと食わず嫌いだったかなあ。
    膝を叩きながら読んだところ、ハッとしてさせ垂れたところ、など、平時ではなく有事である今、読む本です。

    0
    2020年09月22日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    コーポレートトランスフォーメーションとは何か知るため、読みました。本書の内容を一言でいうと「本業の稼ぐ力の最大化、事業と機能のポートフォリオの新陳代謝力向上、組織能力の多様化・流動化」です。巻末の個人としてのトランスフォーメーションは、今後の指針になる力強いメッセージと感じました。

    0
    2020年09月21日
  • 有名企業からの脱出 あなたの仕事人生が“手遅れ”になる前に

    Posted by ブクログ

    自ら進んでタフな環境に身を置き、ストレス耐性を身につける
    自分が上下左右の関係者からどう見られているか、正しく認識できているか
    →自分に対するメタ認識
    ギフトを与えられた人間を見つけ積極的にタフな経験を積ませ、実力を発揮できる環境を作ることこそが大事。。
    →という感覚で本当のリーダは人を見て育てようとしている。
    現役を退いたOBが五月蠅すぎる会社は駄目

    会社に左右されない生き方
    人間はだんだんと選択肢が減っていく
    何を持って成功の尺度と考えるか。まだ心が柔らかな打ちから、自分は何なのか、自分にとって幸福感とは何なのか、考える力を養わないと行けない。
    どんなときに自分が嬉しいと思ったり、どんな

    0
    2020年09月21日
  • コーポレート・トランスフォーメーション 日本の会社をつくり変える

    Posted by ブクログ

    コロナを危機ではなくむしろ「機会」と捉え、バブル崩壊以降長きに亘って放置・温存されてきた「日本的経営モデル」の根本的な転換に向けた方策を提示する一冊。

    デジタル化の進展に伴う産業レベルでの構造転換の時代に必要な「両利きの経営」、すなわち既存事業の「深化」と新たな成長機会の「探索」の両立が不可欠となっている今日の経営環境において、連続的改良・改善を前提とした同質的・固定的な共同体としての日本型「カイシャモデル」は既に陳腐化しているにも関わらず、人事・組織・財務・ガバナンスといった複数要素の整合の上に確立された既存の経営システムから脱却できない日本企業には、本業の稼ぐ力の強化や事業ポートフォリオ

    0
    2020年08月23日